◎スターアニス
2人気- 通過
- 8→7 差
- 上り3F
- 34.5 2位
- 詰め幅
- +0.8
- 前走
- 中京2歳G3 2着 中15週
基準比 -6.9の激流を7番手から差し切り
松山弘平、2番人気。中京2歳ステークス2着から中3週。この1年のG1で最も前傾の流れを4角7番手で運び、上がり34.5(2位)で0.8秒詰めて差し切った。位置も脚も最上位で、激流を捌く操縦性も示している。
Race Review — 2025年12月14日
前半3F 33.7・後半3F 35.3。1.6秒も落ちる2歳牝馬戦としては異例の激流で、RPCI 47.4は基準54.3を6.9下回る。2番人気スターアニスが4角7番手から差し切り、2着には13番手のギャラボーグが突っ込んだ。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9 | スターアニス牝2・55kg | 松山弘平 | 2 | 1:32.6 | ― | 8→7差 | 34.52 | +0.8 | 478+0 |
| 2 | 5 | ギャラボーグ牝2・55kg | 川田将雅 | 4 | 1:32.8 | 0.2 | 12→13追 | 34.31 | +1.0 | 500+0 |
| 3 | 17 | タイセイボーグ牝2・55kg | 西村淳也 | 6 | 1:32.9 | 0.3 | 6→6差 | 35.07 | +0.3 | 486+16 |
| 4 | 11 | スウィートハピネス牝2・55kg | 高杉吏麒 | 9 | 1:32.9 | 0.3 | 11→9差 | 34.52 | +0.8 | 440-2 |
| 5 | 4 | アランカール牝2・55kg | 北村友一 | 1 | 1:33.1 | 0.5 | 18→9差 | 34.76 | +0.6 | 438+0 |
| 6 | 6 | アルバンヌ牝2・55kg | 坂井瑠星 | 3 | 1:33.3 | 0.7 | 14→15追 | 34.64 | +0.7 | 464-16 |
| 7 | 18 | ショウナンカリス牝2・55kg | 池添謙一 | 11 | 1:33.5 | 0.9 | 10→9差 | 35.29 | +0.1 | 418+0 |
| 8 | 7 | マーゴットラヴミー牝2・55kg | 武豊 | 5 | 1:33.5 | 0.9 | 4→4先 | 35.813 | -0.5 | 428-6 |
| 9 | 2 | レディーゴール牝2・55kg | 松若風馬 | 18 | 1:33.5 | 0.9 | 16→17追 | 34.64 | +0.7 | 450-6 |
| 10 | 10 | イヌボウノウタゴエ牝2・55kg | 酒井学 | 12 | 1:33.7 | 1.1 | 13→13追 | 35.29 | +0.1 | 474-4 |
| 11 | 14 | スタニングレディ牝2・55kg | 和田竜二 | 10 | 1:33.8 | 1.2 | 16→15追 | 35.18 | +0.2 | 456+0 |
| 12 | 3 | ミツカネベネラ牝2・55kg | 津村明秀 | 8 | 1:33.8 | 1.2 | 8→9差 | 35.511 | -0.2 | 444+0 |
| 13 | 16 | ローズカリス牝2・55kg | 田口貫太 | 17 | 1:34.0 | 1.4 | 3→3先 | 36.415 | -1.1 | 430-3 |
| 14 | 12 | メイプルハッピー牝2・55kg | 岩田康誠 | 15 | 1:34.2 | 1.6 | 6→7差 | 36.114 | -0.8 | 476-12 |
| 15 | 8 | ヒズマスターピース牝2・55kg | 藤岡佑介 | 7 | 1:34.2 | 1.6 | 1→1逃 | 36.917 | -1.6 | 488-8 |
| 16 | 15 | ラスティングスノー牝2・55kg | 菱田裕二 | 13 | 1:34.4 | 1.8 | 4→4先 | 36.716 | -1.4 | 470+6 |
| 17 | 13 | フロムレイブン牝2・55kg | 吉村誠之 | 14 | 1:35.0 | 2.4 | 2→2先 | 37.618 | -2.3 | 470-2 |
| 18 | 1 | アンヘリータス牝2・55kg | ジェルー | 16 | 1:35.1 | 2.5 | 14→18追 | 35.511 | -0.2 | 422-6 |
単勝 500 / 複勝 200・230・260 / 枠連 990 / 馬連 2,020 / 馬単 3,710 / 3連複 6,470 / 3連単 30,180
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 33.7 | 35.6 | -1.9 |
| 後半3F | 35.3 | 34.34 | +1.0 |
| RPCI | 47.4 | 54.3 | -6.9 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(261走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 阪神 | 34.7 | 35.2 | 1:34.0 | 4 | 13 | 先 |
| 2017 | 阪神 | 35.3 | 34.4 | 1:34.3 | 8 | 5 | 差 |
| 2018 | 阪神 | 34.8 | 35.0 | 1:34.1 | 16 | 17 | 追 |
| 2019 | 阪神 | 33.7 | 35.2 | 1:32.7 | 1 | 2 | 逃 |
| 2020 | 阪神 | 34.9 | 34.4 | 1:33.1 | 4 | 8 | 先 |
| 2021 | 阪神 | 34.1 | 34.8 | 1:33.8 | 10 | 6 | 差 |
| 2022 | 阪神 | 33.7 | 36.1 | 1:33.1 | 8 | 8 | 差 |
| 2023 | 阪神 | 34.4 | 34.4 | 1:32.6 | 8 | 10 | 差 |
| 2024 | 京都 | 34.2 | 34.9 | 1:33.4 | 9 | 9 | 差 |
| 2025 | 阪神 | 33.7 | 35.3 | 1:32.6 | 7 | 13 | 差 |
クッション値8.3-1.0かなり軟らかめ芝含水率15.2%+3.5かなり湿潤数値の傾き 差し寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.349 | 26 | |
| 2022 | 0.303 | 33 | |
| 2023 | 0.278 | 30 | |
| 2025 | 0.344 | 31 | |
| 基準 | 0.321 | 13,887 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 12/13 | 3R | 1200m 未勝利良 | 1:09.1 | n=16 | |
| 12/13 | 5R | 1800m 新馬良 | 1:48.9 | n=21 | |
| 12/13 | 7R | 2000m 未勝利良 | 2:00.9 | n=54 | |
| 12/13 | 9R | 2000m 1勝良 | 2:01.9 | n=29 | |
| 12/13 | 11R | 1600m OP(L)良 | 1:31.8 | n=10 | |
| 12/13 | 12R | 1800m 2勝良 | 1:44.5 | n=18 | |
| 12/14 | 3R | 1800m 未勝利稍 | 1:46.4 | n=13 | |
| 12/14 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:03.8 | n=23 | |
| 12/14 | 9R | 2200m 3勝良 | 2:11.6 | n=7 | |
| 12/14 | 11R | 1600m G1良 | 1:32.6 | n=12 | |
| 12/14 | 12R | 1600m 2勝良 | 1:34.4 | n=24 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.5-10.8-11.6-12.0-12.0-11.4-11.9。2F目10.5・3F目10.8は2歳牝馬のマイル戦の数字ではない。前半3F 33.7に対して後半3F 35.3で1.6秒の落差。RPCI 47.4は阪神芝1600m良の基準54.3を6.9下回り、この1年のG124戦で最も前傾の度合いが大きい。
この日の阪神芝のバイアスは位置差 +0.021・先行馬の複勝圏率が基準の1.00倍でフラット。馬場は中立だったので、前が苦しくなったのは完全にラップの責任。芝含水率15.2%は平年より3.5ポイント高く、クッション値8.3も1.0低い。湿って軟らかい馬場で、時計もかかりやすい状態だった。
決着は差し優勢。1着スターアニスが4角7番手で上がり34.5(2位)、2着ギャラボーグが13番手で上がり最速34.3、詰め幅1.0。4着スウィートハピネスも9番手から34.5(2位タイ)で0.8秒詰め、6着アルバンヌは15番手から34.6(4位)。掲示板5頭のうち4頭が6番手以降で、前にいた組では8着マーゴットラヴミー(4番手・詰め幅 -0.5)が最先着だった。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 1・4・10・8・8・9・7番手。阪神ジュベナイルフィリーズは中団からの差しが決まるレースで、7番手という位置は例年どおり。ただし今年は前半3Fが33.7まで速くなっており、位置の優劣が例年以上にはっきり出たと見るべき。
注意したいのは、9着レディーゴール(18番人気)が4角17番手から上がり34.6(4位タイ)で0.7秒詰めていること。最低人気で最後方からこの脚なら、次走以降で人気が落ちた時に拾う価値がある。
基準比 -6.9の激流を7番手から差し切り
松山弘平、2番人気。中京2歳ステークス2着から中3週。この1年のG1で最も前傾の流れを4角7番手で運び、上がり34.5(2位)で0.8秒詰めて差し切った。位置も脚も最上位で、激流を捌く操縦性も示している。
4角13番手からメンバー最速34.3。詰め幅1.0で2着
川田将雅、4番人気。未勝利勝ちからの臨戦で中5週。18頭立ての4角13番手からメンバー最速34.3で1.0秒詰め、0.2秒差の2着。キャリアの浅さを考えると、この脚は相当。次走以降も注目。
4角6番手(差)から上がり35.0(メンバー7位)。直線で0.3秒詰めた。486kg(+16)、前走はアルテミG3 3着(中7週)。
9番人気4着。9番手から上がり2位タイ34.5
高杉吏麒、9番人気。白菊賞2着から中4週。4角9番手から34.5(2位タイ)で0.8秒詰めての0.3秒差4着。人気薄で位置も脚も上位という、評価しやすい形の好走。
1番人気5着。9番手から上がり6位
北村友一、1番人気。野路菊ステークス1着から中9週。4角9番手から上がり34.7(6位)で0.5秒差の5着。大きくは負けていないが、上位2頭に対して決め手が一歩足りなかった。
4角15番手(追)から上がり34.6(メンバー4位)。直線で0.7秒詰めた。464kg(-16)、前走はサフラン・1勝 1着(中11週)。
4角9番手(差)から上がり35.2(メンバー9位)。直線で0.1秒詰めた。418kg(+0)、前走はファンタG3 2着(中6週)。
4角4番手(先)から上がり35.8(メンバー13位)。直線で0.5秒失った。428kg(-6)、前走は白菊賞・1勝* 1着(中2週)。
18番人気。4角17番手から上がり4位タイ34.6
松若風馬、18番人気。白菊賞6着から中4週。最低人気で4角17番手から34.6(4位タイ)、0.7秒詰めての9着。着順は9着でも、位置と脚を見れば掲示板級の中身。人気がないうちに押さえたい。
4角13番手(追)から上がり35.2(メンバー9位)。直線で0.1秒詰めた。474kg(-4)、前走は未勝利・牝* 1着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり35.1(メンバー8位)。直線で0.2秒詰めた。456kg(+0)、前走は新馬 1着(中9週)。
4角9番手(差)から上がり35.5(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。444kg(+0)、前走はアルテミG3 2着(中7週)。
4角3番手(先)から上がり36.4(メンバー15位)。直線で1.1秒失った。430kg(-3)、前走は兵庫ジG2 5着(中2週)。
4角7番手(差)から上がり36.1(メンバー14位)。直線で0.8秒失った。476kg(-12)、前走はファンタG3 7着(中6週)。
4角1番手(逃)から上がり36.9(メンバー17位)。直線で1.6秒失った。488kg(-8)、前走は赤松賞・1勝* 1着(中3週)。
4角4番手(先)から上がり36.7(メンバー16位)。直線で1.4秒失った。470kg(+6)、前走はりんどう・1勝 1着(中10週)。
4角2番手(先)から上がり37.6(メンバー18位)。直線で2.3秒失った。470kg(-2)、前走は未勝利・牝* 1着(中7週)。
4角18番手(追)から上がり35.5(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。422kg(-6)、前走はファンタG3 12着(中6週)。
前半33.7・後半35.3。この1年のG1で最も前傾(基準比 -6.9)の流れだった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ギャラボーグ | 上げ | 13番手からメンバー最速、詰め幅1.0。キャリアの浅さを考えれば破格 |
| スターアニス | 上げ | 激流を7番手で捌いて差し切り。位置も脚も最上位 |
| レディーゴール | 上げ | 18番人気で17番手から上がり4位タイ。着順は位置の差 |
| スウィートハピネス | 上げ | 9番人気で位置も脚も上位 |