◎カヴァレリッツォ
2人気- 通過
- 7→8 差
- 上り3F
- 34.3 1位
- 詰め幅
- +0.7
- 前走
- デイリーG2 2着 中5週
2番人気。8番手からメンバー最速34.3で差し切り
C.デムーロ、2番人気。デイリー杯2歳ステークス2着から中5週。重馬場の前傾を4角8番手で運び、メンバー最速34.3で0.7秒詰めて差し切った。位置も脚も最上位で、道悪への適性も示している。
Race Review — 2025年12月21日
重馬場の2歳マイル戦。14頭立てで1着から10着までが1.2秒差という接戦になり、2番人気カヴァレリッツォが4角8番手からメンバー最速34.3で差し切った。1番人気アドマイヤクワッズは同じ8番手から3着。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | カヴァレリッツォ牡2・56kg | C.デム | 2 | 1:33.2 | ― | 7→8差 | 34.31 | +0.7 | 482+4 |
| 2 | 10 | ダイヤモンドノット牡2・56kg | ルメール | 5 | 1:33.3 | 0.1 | 1→1逃 | 35.17 | -0.1 | 472+4 |
| 3 | 12 | アドマイヤクワッズ牡2・56kg | 坂井瑠星 | 1 | 1:33.5 | 0.3 | 11→8差 | 34.63 | +0.4 | 478+0 |
| 4 | 3 | エコロアルバ牡2・56kg | 松山弘平 | 3 | 1:33.5 | 0.3 | 7→8差 | 34.74 | +0.3 | 474+2 |
| 5 | 13 | リアライズシリウス牡2・56kg | 津村明秀 | 4 | 1:34.0 | 0.8 | 4→4先 | 35.48 | -0.4 | 530+12 |
| 6 | 1 | グッドピース牡2・56kg | 西村淳也 | 10 | 1:34.2 | 1.0 | 4→4先 | 35.59 | -0.5 | 458-8 |
| 7 | 2 | ホワイトオーキッド牝2・55kg | 北村友一 | 11 | 1:34.2 | 1.0 | 12→12追 | 35.06 | +0.0 | 428+6 |
| 8 | 6 | タガノアラリア牡2・56kg | ジェルー | 8 | 1:34.2 | 1.0 | 2→2先 | 35.710 | -0.7 | 452+8 |
| 9 | 5 | ストームサンダー牡2・56kg | 岩田康誠 | 14 | 1:34.4 | 1.2 | 14→14追 | 34.52 | +0.5 | 460+2 |
| 10 | 4 | コスモレッド牝2・55kg | 藤岡佑介 | 13 | 1:34.4 | 1.2 | 13→13追 | 34.85 | +0.2 | 444-8 |
| 11 | 7 | コルテオソレイユ牡2・56kg | 川田将雅 | 6 | 1:34.6 | 1.4 | 4→4先 | 36.011 | -1.0 | 458+2 |
| 12 | 11 | カクウチ牡2・56kg | 岩田望来 | 9 | 1:34.8 | 1.6 | 2→2先 | 36.414 | -1.4 | 452+4 |
| 13 | 14 | レッドリガーレ牡2・56kg | 吉村誠之 | 12 | 1:34.9 | 1.7 | 7→4先 | 36.213 | -1.2 | 462-8 |
| 14 | 9 | スペルーチェ牡2・56kg | 三浦皇成 | 7 | 1:34.9 | 1.7 | 7→8差 | 36.112 | -1.1 | 456-4 |
単勝 360 / 複勝 140・210・130 / 枠連 900 / 馬連 1,390 / 馬単 2,280 / 3連複 1,290 / 3連単 7,510
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 34.6 | 35.61 | -1.0 |
| 後半3F | 35.0 | 35.57 | -0.6 |
| RPCI | 49.8 | 51.2 | -1.4 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(23走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 阪神 | 35.6 | 34.8 | 1:35.4 | 12 | 14 | 差 |
| 2017 | 阪神 | 35.2 | 34.0 | 1:33.3 | 4 | 10 | 先 |
| 2018 | 阪神 | 35.3 | 34.4 | 1:33.9 | 3 | 4 | 先 |
| 2019 | 阪神 | 33.8 | 35.8 | 1:33.0 | 3 | 8 | 先 |
| 2020 | 阪神 | 33.7 | 35.4 | 1:32.3 | 2 | 9 | 先 |
| 2021 | 阪神 | 34.3 | 35.2 | 1:33.5 | 7 | 5 | 差 |
| 2022 | 阪神 | 34.1 | 36.1 | 1:33.9 | 3 | 11 | 先 |
| 2023 | 阪神 | 34.1 | 35.4 | 1:33.8 | 4 | 17 | 先 |
| 2024 | 京都 | 35.4 | 33.7 | 1:34.1 | 2 | 4 | 先 |
| 2025 | 阪神重 | 34.6 | 35.0 | 1:33.2 | 8 | 1 | 差 |
クッション値9.0-0.2平年並み芝含水率13.6%+1.4湿潤数値の傾き やや差し寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.427 | 28 | |
| 2022 | 0.406 | 27 | |
| 2023 | 0.374 | 26 | |
| 2025 | 0.311 | 28 | |
| 基準 | 0.321 | 13,840 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 12/20 | 2R | 2000m 未勝利良 | 2:00.7 | n=54 | |
| 12/20 | 3R | 1600m 未勝利良 | 1:33.6 | n=60 | |
| 12/20 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:35.5 | n=35 | |
| 12/20 | 10R | 2400m 2勝良 | 2:26.7 | n=13 | |
| 12/20 | 12R | 1200m 2勝良 | 1:08.2 | n=22 | |
| 12/21 | 3R | 1800m 未勝利稍 | 1:47.5 | n=13 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.8-11.4-11.7-11.9-11.6-11.2-12.2。2F目10.8で入ったあと中盤で緩み、残り2Fが11.2-12.2。RPCI 49.8は阪神芝1600m重の基準51.2を1.4下回る前傾だが、同じ条件の阪神ジュベナイルフィリーズ(1週前・基準比 -6.9)に比べればはるかに穏やか。前半3F 34.6・後半3F 35.0で、落差は0.4秒しかない。
この日の阪神芝のバイアスは位置差 -0.012・先行馬の複勝圏率が基準の1.11倍でフラット判定。馬場状態は重で、芝含水率13.6%は平年より1.4ポイント高い。時計のかかる馬場だが、脚質的な偏りは出ていない。
決着は中団から。1着カヴァレリッツォ(4角8番手)、3着アドマイヤクワッズ(8番手)、4着エコロアルバ(8番手)と、4角8番手の3頭が上位を占めた。一方で2着ダイヤモンドノットは4角1番手から詰め幅 -0.1で粘っており、前も後ろも極端には不利でなかったことが分かる。
上がり上位は 34.3(8番手)・34.5(14番手)・34.6(8番手)・34.7(8番手)。最速のカヴァレリッツォが勝ち、2位のストームサンダー(14番人気)は4角14番手からで0.5秒詰めの9着。この馬だけが位置の不利を背負っており、着順以上の中身がある。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 3・2・7・3・4・2・8番手。朝日杯は前めが残りやすいレースで、8番手からの勝利は2021年以来2度目。重馬場で時計がかかったぶん、位置より決め手が問われたと読める。
2番人気。8番手からメンバー最速34.3で差し切り
C.デムーロ、2番人気。デイリー杯2歳ステークス2着から中5週。重馬場の前傾を4角8番手で運び、メンバー最速34.3で0.7秒詰めて差し切った。位置も脚も最上位で、道悪への適性も示している。
5番人気2着。逃げて0.1秒差に粘った
ルメール、5番人気。京王杯2歳ステークス1着から中6週。4角1番手から上がり35.1(7位)、詰め幅 -0.1で0.1秒差の2着。重馬場で逃げて最後まで止まらなかったのは評価できる。
1番人気3着。8番手から上がり3位
坂井瑠星、1番人気。デイリー杯2歳ステークス1着から中5週。勝ち馬と同じ4角8番手から上がり34.6(3位)で0.3秒差の3着。位置は互角で、決め手の差がそのまま出た。
3番人気4着。8番手から上がり4位
松山弘平、3番人気。サウジアラビアロイヤルカップ1着から中10週。4角8番手から0.3秒差の4着。上位3頭と同じ位置・同じような脚で、力関係は紙一重。
4角4番手(先)から上がり35.4(メンバー8位)。直線で0.4秒失った。530kg(+12)、前走は新潟2歳G3 1着(中17週)。
4角4番手(先)から上がり35.5(メンバー9位)。直線で0.5秒失った。458kg(-8)、前走はデイリーG2 6着(中5週)。
4角12番手(追)から上がり35.0(メンバー6位)。直線で変わらず。428kg(+6)、前走は新馬・牝 1着(中12週)。
4角2番手(先)から上がり35.7(メンバー10位)。直線で0.7秒失った。452kg(+8)、前走は秋明菊賞・1勝 1着(中4週)。
14番人気。4角14番手から上がり2位34.5
岩田康誠、14番人気。東京スポーツ杯2歳ステークス12着から中4週。4角14番手=最後方から上がり34.5(2位)で0.5秒詰めての9着。1.2秒に10頭が収まる接戦で、位置の不利だけで着順が決まっている。前走の大敗も含めて見直したい。
4角13番手(追)から上がり34.8(メンバー5位)。直線で0.2秒詰めた。444kg(-8)、前走は新馬 1着(中6週)。
4角4番手(先)から上がり36.0(メンバー11位)。直線で1.0秒失った。458kg(+2)、前走はベゴニア・1勝 2着(中3週)。
4角2番手(先)から上がり36.4(メンバー14位)。直線で1.4秒失った。452kg(+4)、前走は未勝利* 1着(中15週)。
4角4番手(先)から上がり36.2(メンバー13位)。直線で1.2秒失った。462kg(-8)、前走は新馬 1着(中3週)。
4角8番手(差)から上がり36.1(メンバー12位)。直線で1.1秒失った。456kg(-4)、前走は未勝利* 1着(中5週)。
重馬場の接戦。1〜10着が1.2秒差で、4角8番手の3頭が上位を占めた。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ストームサンダー | 上げ | 14番人気で最後方から上がり2位。接戦の中で位置の不利だけを背負った |
| カヴァレリッツォ | 上げ | 8番手から最速上がり。道悪適性も示した |
| ダイヤモンドノット | 上げ | 重馬場で逃げて0.1秒差。止まらなかった点を評価 |