◎コスタノヴァ
2人気- 通過
- 10→12 追
- 上り3F
- 35.2 1位
- 詰め幅
- +1.0
- 前走
- 武蔵野SG3 2着 中14週
4角12番手からメンバー最速35.2。詰め幅1.0でG1制覇
ルメール、2番人気。武蔵野ステークス2着から中13週。先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍という差し有利の日に、16頭立ての4角12番手からメンバー最速35.2で1.0秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。過去7年で最も後ろからの勝利でもある。
Race Review — 2026年2月22日
先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍という差し有利の中、2番人気コスタノヴァが4角12番手からメンバー最速35.2で差し切った。過去7年で勝ち馬が10番手より後ろだったのはこの年だけ。逃げたシックスペンスは詰め幅 -1.0で9着。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | コスタノヴァ牡6・58kg | ルメール | 2 | 1:35.4 | ― | 10→12追 | 35.21 | +1.0 | 488-4 |
| 2 | 14 | ウィルソンテソーロ牡7・58kg | 川田将雅 | 3 | 1:35.5 | 0.1 | 7→7差 | 35.73 | +0.5 | 486+2 |
| 3 | 9 | ダブルハートボンド牝5・56kg | 坂井瑠星 | 1 | 1:35.6 | 0.2 | 6→5差 | 36.06 | +0.2 | 476+2 |
| 4 | 3 | ブライアンセンス牡6・58kg | 岩田望来 | 10 | 1:35.7 | 0.3 | 10→9差 | 35.62 | +0.6 | 524+0 |
| 5 | 1 | オメガギネス牡6・58kg | 岩田康誠 | 8 | 1:36.2 | 0.8 | 4→4先 | 36.78 | -0.5 | 498-2 |
| 6 | 15 | ペプチドナイル牡8・58kg | 富田暁 | 11 | 1:36.2 | 0.8 | 3→2先 | 36.910 | -0.7 | 532+6 |
| 7 | 13 | ナチュラルライズ牡4・58kg | 横山武史 | 7 | 1:36.2 | 0.8 | 13→13追 | 35.73 | +0.5 | 506+5 |
| 8 | 6 | ラムジェット牡5・58kg | 三浦皇成 | 4 | 1:36.3 | 0.9 | 15→15追 | 35.73 | +0.5 | 530+14 |
| 9 | 5 | シックスペンス牡5・58kg | 戸崎圭太 | 6 | 1:36.4 | 1.0 | 1→1逃 | 37.211 | -1.0 | 514+12 |
| 10 | 4 | ペリエール牡6・58kg | 佐々木大 | 9 | 1:36.6 | 1.2 | 7→7差 | 36.89 | -0.6 | 492+8 |
| 11 | 10 | ロードクロンヌ牡5・58kg | 横山和生 | 5 | 1:36.7 | 1.3 | 2→2先 | 37.513 | -1.3 | 500+0 |
| 12 | 11 | サンライズホークセ7・58kg | 松岡正海 | 16 | 1:37.2 | 1.8 | 15→15追 | 36.57 | -0.3 | 512-6 |
| 13 | 8 | サクラトゥジュールセ9・58kg | キング | 13 | 1:37.7 | 2.3 | 10→9差 | 37.614 | -1.4 | 510-4 |
| 14 | 7 | ロングランセ8・58kg | 荻野極 | 15 | 1:37.8 | 2.4 | 13→13追 | 37.412 | -1.2 | 482+4 |
| 15 | 16 | サイモンザナドゥ牡6・58kg | 池添謙一 | 12 | 1:37.8 | 2.4 | 7→9差 | 37.815 | -1.6 | 470-8 |
| 16 | 2 | ハッピーマン牡4・58kg | 高杉吏麒 | 14 | 1:39.1 | 3.7 | 4→5差 | 39.516 | -3.3 | 470-4 |
単勝 340 / 複勝 130・160・130 / 枠連 820 / 馬連 890 / 馬単 1,560 / 3連複 1,080 / 3連単 5,080
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.1 | 35.59 | -0.5 |
| 後半3F | 36.2 | 37.31 | -1.1 |
| RPCI | 48.1 | 47.7 | +0.4 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(703走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 東京重 | 34.1 | 35.6 | 1:34.0 | 4 | 12 | 先 |
| 2017 | 東京 | 34.0 | 36.1 | 1:35.1 | 8 | 6 | 差 |
| 2018 | 東京 | 34.1 | 37.7 | 1:36.0 | 13 | 8 | 追 |
| 2019 | 東京 | 35.8 | 35.4 | 1:35.6 | 1 | 6 | 逃 |
| 2020 | 東京 | 34.6 | 36.5 | 1:35.2 | 8 | 9 | 差 |
| 2021 | 東京 | 34.7 | 35.9 | 1:34.4 | 3 | 9 | 先 |
| 2022 | 東京重 | 34.5 | 34.6 | 1:33.8 | 3 | 1 | 先 |
| 2023 | 東京 | 34.6 | 36.5 | 1:35.6 | 4 | 14 | 先 |
| 2024 | 東京 | 33.9 | 37.8 | 1:35.7 | 4 | 8 | 先 |
| 2025 | 東京 | 35.0 | 36.1 | 1:35.5 | 5 | 12 | 差 |
| 2026 | 東京 | 35.1 | 36.2 | 1:35.4 | 12 | 7 | 追 |
クッション値9.7+0.2硬めダ含水率1.0%-2.7かなり乾燥数値の傾き 差し寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.209 | 34 | |
| 2023 | 0.367 | 31 | |
| 2024 | 0.353 | 32 | |
| 2025 | 0.321 | 33 | |
| 2026 | 0.311 | 31 | |
| 基準 | 0.294 | 20,388 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2/21 | 1R | 1400m 未勝利良 | 1:26.4 | n=96 | |
| 2/21 | 2R | 1400m 1勝良 | 1:25.3 | n=80 | |
| 2/21 | 3R | 1600m 未勝利良 | 1:38.8 | n=124 | |
| 2/21 | 4R | 1600m 新馬良 | 1:39.1 | n=32 | |
| 2/21 | 7R | 1400m 1勝良 | 1:23.5 | n=80 | |
| 2/21 | 10R | 2100m 3勝良 | 2:10.7 | n=14 | |
| 2/21 | 12R | 1600m 1勝良 | 1:37.2 | n=107 | |
| 2/22 | 1R | 1400m 未勝利良 | 1:26.2 | n=96 | |
| 2/22 | 2R | 2100m 未勝利良 | 2:14.0 | n=36 | |
| 2/22 | 3R | 1400m 新馬良 | 1:27.6 | n=23 | |
| 2/22 | 7R | 2100m 2勝良 | 2:11.9 | n=23 | |
| 2/22 | 9R | 1600m OP(L)良 | 1:36.7 | n=7 | |
| 2/22 | 12R | 1400m 2勝良 | 1:24.2 | n=50 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.7-10.9-11.5-12.0-12.1-11.9-12.0-12.3。2F目10.9で入って最後は12.3まで落ちる、ダートマイルらしい前傾。前半3F 35.1・後半3F 36.2で1.1秒の落差があり、RPCI 48.1は東京ダ1600m良の基準47.7とほぼ同じ。ペース自体に特殊なところはない。
違いが出たのは馬場のほう。この日の東京ダートは位置差 +0.018・先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍で「差し有利・やや」。4角1番手のシックスペンスが上がり37.2(11位)・詰め幅 -1.0で9着、2番手のペプチドナイルが -0.7で6着、同じく2番手のロードクロンヌが -1.3で11着。4角2番手以内の3頭がすべて6着以下という、はっきりした前崩れになっている。
勝ったコスタノヴァは4角12番手からメンバー最速35.2で1.0秒詰め。詰め幅はメンバー最大で、位置も脚も最上位。2着ウィルソンテソーロ(7番手・上がり3位)、3着ダブルハートボンド(5番手・上がり6位)と、上位3頭は後ろから順に並んでいる形になる。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 8・3・3・4・4・5・12番手。フェブラリーステークスは前めが残るレースで、12番手からの勝利は過去7年で初めて。この年の差し有利がどれだけ効いたかが分かる。
注目したいのは3着ダブルハートボンドと2着ウィルソンテソーロ。2頭ともチャンピオンズカップ(12月・中京)で1着・2着だった組み合わせで、そこでも差し有利の馬場だった。ダブルハートボンドは中京で4角3番手から押し切り、ここでは5番手から3着。どちらも差し有利の条件で前めから好走しており、この馬の持ち味は位置取りの確かさと読める。
4角12番手からメンバー最速35.2。詰め幅1.0でG1制覇
ルメール、2番人気。武蔵野ステークス2着から中13週。先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍という差し有利の日に、16頭立ての4角12番手からメンバー最速35.2で1.0秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。過去7年で最も後ろからの勝利でもある。
3番人気2着。7番手から上がり3位
川田将雅、3番人気。チャンピオンズカップ2着から中11週。4角7番手から上がり35.7(3位)で0.5秒詰めての2着。ダートG1で連続2着と、安定感は抜けている。
1番人気3着。5番手から0.2秒差
坂井瑠星、1番人気。チャンピオンズカップ1着から中11週。4角5番手から上がり36.0(6位)で0.2秒差の3着。差し有利の馬場で前めから崩れないのがこの馬の持ち味で、チャンピオンズカップと同じ形の好走になる。
10番人気4着。9番手から上がり2位35.6
岩田望来、10番人気。プロキオンステークス4着から中30週。4角9番手から上がり35.6(2位)で0.6秒詰めての0.3秒差4着。人気薄で位置も脚も上位という、評価しやすい形の好走。
4角4番手(先)から上がり36.7(メンバー8位)。直線で0.5秒失った。498kg(-2)、前走は根岸SG3 4着(中3週)。
4角2番手(先)から上がり36.9(メンバー10位)。直線で0.7秒失った。532kg(+6)、前走はチャンピG1 12着(中11週)。
4角13番手(追)から上がり35.7(メンバー3位)。直線で0.5秒詰めた。506kg(+5)、前走は東京大G1 11着(中8週)。
4番人気8着。4角15番手から上がり3位タイ
三浦皇成、4番人気。チャンピオンズカップ3着から中11週。4角15番手から35.7(3位タイ)で0.5秒詰めての0.9秒差8着。後方からでは届かず、着順ほど負けていない。
6番人気9着。差し有利の日に逃げて詰め幅 -1.0
戸崎圭太、6番人気。チャンピオンズカップ11着から中11週。4角1番手から上がり37.2(11位)で1.0秒差の9着。先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍という日に逃げた結果なので、前が残る条件で見直したい。
4角7番手(差)から上がり36.8(メンバー9位)。直線で0.6秒失った。492kg(+8)、前走はチャンピG1 10着(中11週)。
4角2番手(先)から上がり37.5(メンバー13位)。直線で1.3秒失った。500kg(+0)、前走はプロキオG2 1着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり36.5(メンバー7位)。直線で0.3秒失った。512kg(-6)、前走はバレンタH 13着(中1週)。
4角9番手(差)から上がり37.6(メンバー14位)。直線で1.4秒失った。510kg(-4)、前走は東京新聞G3 9着(中2週)。
4角13番手(追)から上がり37.4(メンバー12位)。直線で1.2秒失った。482kg(+4)、前走はマイルチG1 15着(中13週)。
4角9番手(差)から上がり37.8(メンバー15位)。直線で1.6秒失った。470kg(-8)、前走はプロキオG2 9着(中4週)。
4角5番手(差)から上がり39.5(メンバー16位)。直線で3.3秒失った。470kg(-4)、前走は兵庫ゴG3 1着(中8週)。
先行馬の複勝圏率が基準の0.75倍。4角2番手以内の3頭がすべて6着以下に沈んだ。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| コスタノヴァ | 上げ | 12番手から最速上がり、詰め幅メンバー最大。過去7年で最も後ろからの勝利 |
| ブライアンセンス | 上げ | 10番人気で9番手から上がり2位。人気薄のうちに |
| ダブルハートボンド | 上げ | 差し有利の日に前めから3着。チャンピオンズCと同じ形 |
| シックスペンス | 条件替わり | 差し有利の日に逃げての9着。前残りの条件で見直す |