◎サトノレーヴ
1人気- 通過
- 10→10 差
- 上り3F
- 32.4 1位
- 詰め幅
- +1.4
- 前走
- 香港SG1 9着 中15週
1番人気。10番手からメンバー最速32.4、詰め幅1.4
ルメール、1番人気。香港スプリント9着から中15週。2F目9.8という異常な流れを4角10番手で見て、メンバー最速32.4で1.4秒詰めて0.3秒差をつけた。前有利の馬場に逆らっての完勝で、詰め幅はメンバー最大。内容に文句のつけようがない。
Race Review — 2026年3月29日
2F目に9.8が入る異常な立ち上がり。前半3F 32.5は中京芝1200mの常識を超えており、勝ち時計1:06.3は過去7年で1.6秒も速い。前有利の判定が出ていた馬場で、4角10番手のサトノレーヴと11番手のレッドモンレーヴが1・2着に飛び込んだ。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9 | サトノレーヴ牡7・58kg | ルメール | 1 | 1:06.3 | ― | 10→10差 | 32.41 | +1.4 | 530-2 |
| 2 | 6 | レッドモンレーヴ牡7・58kg | 酒井学 | 15 | 1:06.6 | 0.3 | 13→11差 | 32.52 | +1.3 | 500-18 |
| 3 | 8 | ウインカーネリアン牡9・58kg | 三浦皇成 | 7 | 1:06.6 | 0.3 | 4→4先 | 33.26 | +0.6 | 516+3 |
| 4 | 1 | パンジャタワー牡4・58kg | 松山弘平 | 3 | 1:06.7 | 0.4 | 4→4先 | 33.26 | +0.6 | ― |
| 5 | 14 | レイピア牡4・58kg | 丸山元気 | 8 | 1:07.0 | 0.7 | 7→7差 | 33.410 | +0.4 | 516+6 |
| 6 | 13 | ナムラクレア牝7・56kg | 浜中俊 | 2 | 1:07.1 | 0.8 | 14→15追 | 32.73 | +1.1 | 476-8 |
| 7 | 4 | ダノンマッキンリー牡5・58kg | 高杉吏麒 | 14 | 1:07.2 | 0.9 | 14→13追 | 33.05 | +0.8 | 472+0 |
| 8 | 3 | エーティーマクフィ牡7・58kg | 富田暁 | 5 | 1:07.2 | 0.9 | 8→8差 | 33.511 | +0.3 | 476-6 |
| 9 | 10 | ママコチャ牝7・56kg | 川田将雅 | 4 | 1:07.3 | 1.0 | 16→16追 | 32.84 | +1.0 | 492-2 |
| 10 | 17 | ペアポルックス牡5・58kg | 岩田康誠 | 11 | 1:07.4 | 1.1 | 12→13追 | 33.26 | +0.6 | 478+4 |
| 11 | 2 | ビッグシーザー牡6・58kg | 西村淳也 | 10 | 1:07.4 | 1.1 | 10→8差 | 33.713 | +0.1 | 520+0 |
| 12 | 7 | ヨシノイースター牡8・58kg | 田辺裕信 | 16 | 1:07.4 | 1.1 | 4→4先 | 33.914 | -0.1 | 492+6 |
| 13 | 12 | ピューロマジック牝5・56kg | 北村友一 | 17 | 1:07.7 | 1.4 | 2→2先 | 34.515 | -0.7 | 456-2 |
| 14 | 5 | ヤマニンアルリフラ牡5・58kg | 団野大成 | 12 | 1:07.7 | 1.4 | 16→16追 | 33.26 | +0.6 | 494-8 |
| 15 | 15 | インビンシブルパパ牡5・58kg | 佐々木大 | 9 | 1:07.9 | 1.6 | 1→1逃 | 35.417 | -1.6 | 522+8 |
| 16 | 11 | ララマセラシオン牡5・58kg | 丸田恭介 | 13 | 1:08.2 | 1.9 | 18→18追 | 33.511 | +0.3 | 530+4 |
| 17 | 18 | ジューンブレア牝5・56kg | 武豊 | 6 | 1:08.6 | 2.3 | 2→2先 | 35.417 | -1.6 | 484-4 |
| 18 | 16 | フィオライア牝5・56kg | 太宰啓介 | 18 | 1:08.9 | 2.6 | 8→11差 | 34.816 | -1.0 | 464-4 |
単勝 350 / 複勝 190・1,180・570 / 枠連 2,890 / 馬連 11,220 / 馬単 15,510 / 3連複 56,010 / 3連単 245,730
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 32.5 | 33.93 | -1.4 |
| 後半3F | 33.8 | 34.35 | -0.6 |
| RPCI | 46.2 | 48.8 | -2.6 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(110走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 中京 | 32.7 | 34.0 | 1:06.7 | 4 | 3 | 先 |
| 2017 | 中京稍 | 33.8 | 34.9 | 1:08.7 | 4 | 12 | 先 |
| 2018 | 中京 | 33.3 | 35.2 | 1:08.5 | 6 | 6 | 差 |
| 2019 | 中京 | 33.2 | 34.1 | 1:07.3 | 5 | 2 | 差 |
| 2020 | 中京重 | 34.2 | 34.5 | 1:08.7 | 3 | 1 | 先 |
| 2021 | 中京重 | 34.1 | 35.1 | 1:09.2 | 9 | 7 | 差 |
| 2022 | 中京重 | 33.4 | 34.9 | 1:08.3 | 14 | 8 | 追 |
| 2023 | 中京不 | 35.6 | 35.9 | 1:11.5 | 5 | 9 | 差 |
| 2024 | 中京重 | 34.9 | 34.0 | 1:08.9 | 3 | 10 | 先 |
| 2025 | 中京 | 33.8 | 34.1 | 1:07.9 | 9 | 13 | 差 |
| 2026 | 中京 | 32.5 | 33.8 | 1:06.3 | 10 | 11 | 差 |
クッション値10.4+1.1かなり硬め芝含水率12.3%-0.5平年並み数値の傾き 前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.328 | 25 | |
| 2023 | 0.335 | 21 | |
| 2024 | 0.263 | 30 | |
| 2025 | 0.366 | 19 | |
| 2026 | 0.237 | 29 | |
| 基準 | 0.313 | 11,839 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3/28 | 3R | 1600m 未勝利良 | 1:34.4 | n=58 | |
| 3/28 | 5R | 2200m 未勝利良 | 2:13.2 | n=22 | |
| 3/28 | 7R | 1600m 1勝良 | 1:34.4 | n=61 | |
| 3/28 | 8R | 2000m 1勝良 | 2:01.4 | n=55 | |
| 3/28 | 10R | 2200m 2勝良 | 2:15.3 | n=15 | |
| 3/28 | 11R | 1600m 3勝良 | 1:32.2 | n=8 | |
| 3/28 | 12R | 1400m 2勝良 | 1:21.0 | n=20 | |
| 3/29 | 4R | 1200m 未勝利良 | 1:08.8 | n=17 | |
| 3/29 | 5R | 2000m 未勝利良 | 2:02.4 | n=71 | |
| 3/29 | 6R | 2200m 1勝良 | 2:11.6 | n=32 | |
| 3/29 | 8R | 2200m 1勝良 | 2:14.1 | n=32 | |
| 3/29 | 9R | 1600m 1勝良 | 1:33.7 | n=61 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.1-9.8-10.6-11.1-11.6-11.1。2F目9.8は、この1年のG124戦で唯一の9秒台。前半3F 32.5に対して後半3F 33.8で1.3秒の落差。RPCI 46.2は中京芝1200m良の基準48.8を2.6下回る。
この日の中京芝のバイアスは位置差 -0.076・先行馬の複勝圏率が基準の1.17倍で「前有利・明確」。位置差 -0.076はこの1年のG1で2番目に前寄りの数字だった。クッション値10.4は平年より1.1高く、硬い馬場。条件だけ見れば前が残ってもおかしくなかった。
ところが結果は差し決着。1着サトノレーヴが4角10番手でメンバー最速32.4・詰め幅1.4、2着レッドモンレーヴ(15番人気)が11番手で32.5(2位)・詰め幅1.3。前有利の馬場をラップが完全に打ち消した。2F目9.8という入りは、前にいた馬の脚を確実に削る。
上がり上位6頭の4角位置は 10・11・15・16・13・4番手。6位のウインカーネリアン(4番手・3着)だけが前から残っている。詰め幅で見ると 1.4・1.3・1.1・1.0・0.8 と上位が並び、6着ナムラクレア(2番人気・15番手・詰め幅1.1)、9着ママコチャ(4番人気・16番手・詰め幅1.0)も位置の不利を背負っただけで内容は悪くない。
勝ち時計1:06.3は過去7年で最速。それまでの最速は2025年の1:07.9で、1.6秒も更新している。硬い馬場に9.8のラップが重なった結果で、この時計を他場・他開催の物差しに使うことはできない。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 3・9・14・5・3・9・10番手。高松宮記念はもともと差しが決まるレースで、10番手は例年の範囲に収まる。
1番人気。10番手からメンバー最速32.4、詰め幅1.4
ルメール、1番人気。香港スプリント9着から中15週。2F目9.8という異常な流れを4角10番手で見て、メンバー最速32.4で1.4秒詰めて0.3秒差をつけた。前有利の馬場に逆らっての完勝で、詰め幅はメンバー最大。内容に文句のつけようがない。
15番人気2着。11番手から上がり2位32.5
酒井学、15番人気。東京新聞杯8着から中7週。4角11番手から上がり32.5(2位)で1.3秒詰めての2着。人気薄で勝ち馬とほぼ同じ競馬をしている。激流が向いた面はあるが、この脚は本物。
7番人気3着。前有利を生かして4番手から
三浦皇成、7番人気。香港スプリント11着から中15週。4角4番手から上がり33.2(6位)で0.6秒詰めての3着。差し決着の中で前から唯一掲示板に乗った馬で、9.8のラップを前めで受けて残したのは価値がある。
4角4番手(先)から上がり33.2(メンバー6位)。直線で0.6秒詰めた。前走は135G2 5着(中6週)。
4角7番手(差)から上がり33.4(メンバー10位)。直線で0.4秒詰めた。516kg(+6)、前走はオーシャG3 2着(中4週)。
2番人気6着。15番手から上がり3位32.7
浜中俊、2番人気。阪神カップ2着から中14週。4角15番手から上がり32.7(3位)で1.1秒詰めての0.8秒差6着。前有利の馬場で15番手では、この激流でも届ききらない。着順ほど負けていない。
4角13番手(追)から上がり33.0(メンバー5位)。直線で0.8秒詰めた。472kg(+0)、前走はシルクロHG3 15着(中8週)。
4角8番手(差)から上がり33.5(メンバー11位)。直線で0.3秒詰めた。476kg(-6)、前走はシルクロHG3 8着(中8週)。
4番人気9着。4角16番手から上がり4位32.8
川田将雅、4番人気。オーシャンステークス4着から中3週。4角16番手から32.8(4位)で1.0秒詰めての1.0秒差9着。こちらも位置の不利をそのまま背負った。
4角13番手(追)から上がり33.2(メンバー6位)。直線で0.6秒詰めた。478kg(+4)、前走はオーシャG3 1着(中4週)。
4角8番手(差)から上がり33.7(メンバー13位)。直線で0.1秒詰めた。520kg(+0)、前走はオーシャG3 9着(中4週)。
4角4番手(先)から上がり33.9(メンバー14位)。直線で0.1秒失った。492kg(+6)、前走はオーシャG3 5着(中4週)。
4角2番手(先)から上がり34.5(メンバー15位)。直線で0.7秒失った。456kg(-2)、前走はオーシャG3 16着(中4週)。
4角16番手(追)から上がり33.2(メンバー6位)。直線で0.6秒詰めた。494kg(-8)、前走はシルクロHG3 3着(中8週)。
4角1番手(逃)から上がり35.4(メンバー17位)。直線で1.6秒失った。522kg(+8)、前走はオーシャG3 15着(中4週)。
4角18番手(追)から上がり33.5(メンバー11位)。直線で0.3秒詰めた。530kg(+4)、前走は阪急杯G3 2着(中5週)。
4角2番手(先)から上がり35.4(メンバー17位)。直線で1.6秒失った。484kg(-4)、前走は阪神カッG2 11着(中13週)。
4角11番手(差)から上がり34.8(メンバー16位)。直線で1.0秒失った。464kg(-4)、前走はオーシャG3 10着(中4週)。
2F目9.8はこの1年のG1で唯一の9秒台。前有利の馬場をラップが打ち消した。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| サトノレーヴ | 上げ | 前有利の馬場に逆らって10番手から最速上がり、詰め幅1.4 |
| レッドモンレーヴ | 上げ | 15番人気で勝ち馬とほぼ同じ競馬。詰め幅1.3 |
| ナムラクレア | 上げ | 15番手から上がり3位。前有利の馬場では届かない位置 |
| ウインカーネリアン | 上げ | 差し決着の中で前から唯一の掲示板。9.8を受けて残した |