◎ロブチェン
1人気- 通過
- 1→1 逃
- 上り3F
- 34.2 9位
- 詰め幅
- +0.0
- 前走
- 共同通信G3 3着 中9週
1番人気。過去7年で唯一の逃げ切りで二冠目
松山弘平、1番人気。共同通信杯3着から中9週。2F目10.5の速い入りから12.2-12.1で息を入れ、4角先頭のまま押し切った。ホープフルステークスは7番手からの差し切りで、まったく逆の形で2つ目のG1。脚質に幅があり、展開に左右されにくい。
Race Review — 2026年4月19日
1番人気ロブチェンが4角先頭のまま押し切り、過去7年で唯一の逃げ切り。勝ち時計1:56.5は同じ7年で最速だった。ホープフルステークスでは7番手から差し切っており、まったく違う形で2つ目のG1を獲っている。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | ロブチェン牡3・57kg | 松山弘平 | 1 | 1:56.5 | ― | 1→1逃 | 34.29 | +0.0 | 520+2 |
| 2 | 15 | リアライズシリウス牡3・57kg | 津村明秀 | 4 | 1:56.7 | 0.2 | 2→2先 | 34.412 | -0.2 | 528-2 |
| 3 | 9 | ライヒスアドラー牡3・57kg | 佐々木大 | 9 | 1:56.8 | 0.3 | 9→8差 | 33.84 | +0.4 | 510-2 |
| 4 | 5 | アスクエジンバラ牡3・57kg | 岩田康誠 | 12 | 1:56.8 | 0.3 | 3→3先 | 34.29 | +0.0 | 458+0 |
| 5 | 6 | フォルテアンジェロ牡3・57kg | 荻野極 | 10 | 1:57.0 | 0.5 | 15→13追 | 33.41 | +0.8 | 450+0 |
| 6 | 2 | サウンドムーブ牡3・57kg | 団野大成 | 17 | 1:57.0 | 0.5 | 7→6差 | 34.18 | +0.1 | 446-8 |
| 7 | 12 | グリーンエナジー牡3・57kg | 戸崎圭太 | 2 | 1:57.0 | 0.5 | 13→10差 | 33.62 | +0.6 | 490+0 |
| 8 | 10 | ラージアンサンブル牡3・57kg | 高杉吏麒 | 18 | 1:57.1 | 0.6 | 7→8差 | 34.29 | +0.0 | 470-2 |
| 9 | 3 | サノノグレーター牡3・57kg | 田辺裕信 | 14 | 1:57.3 | 0.8 | 13→10差 | 33.96 | +0.3 | 458+2 |
| 10 | 8 | マテンロウゲイル牡3・57kg | 横山和生 | 5 | 1:57.5 | 1.0 | 17→13追 | 33.84 | +0.4 | 494-8 |
| 11 | 18 | バステール牡3・57kg | 川田将雅 | 6 | 1:57.5 | 1.0 | 18→17追 | 33.62 | +0.6 | 460+4 |
| 12 | 14 | ゾロアストロ牡3・57kg | 岩田望来 | 11 | 1:57.5 | 1.0 | 15→15追 | 34.07 | +0.2 | 468+0 |
| 13 | 1 | カヴァレリッツォ牡3・57kg | レーン | 3 | 1:57.6 | 1.1 | 3→3先 | 35.015 | -0.8 | 482+0 |
| 14 | 11 | パントルナイーフ牡3・57kg | ルメール | 8 | 1:57.8 | 1.3 | 11→17追 | 34.513 | -0.3 | 510-2 |
| 15 | 17 | アドマイヤクワッズ牡3・57kg | 坂井瑠星 | 7 | 1:57.9 | 1.4 | 3→3先 | 35.417 | -1.2 | 482+2 |
| 16 | 13 | アクロフェイズ牡3・57kg | 西村淳也 | 16 | 1:58.0 | 1.5 | 6→6差 | 35.216 | -1.0 | 476+0 |
| 17 | 7 | ロードフィレール牡3・57kg | 武豊 | 15 | 1:58.0 | 1.5 | 11→10差 | 34.814 | -0.6 | 524+0 |
| 18 | 16 | アルトラムス牡3・57kg | 横山武史 | 13 | 1:58.8 | 2.3 | 9→15追 | 35.818 | -1.6 | 468-6 |
単勝 400 / 複勝 170・250・500 / 枠連 1,160 / 馬連 1,350 / 馬単 2,310 / 3連複 10,420 / 3連単 40,110
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.1 | 36.36 | -1.3 |
| 後半3F | 34.2 | 35.46 | -1.3 |
| RPCI | 53.1 | 53.4 | -0.3 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(208走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 中山 | 34.2 | 35.6 | 1:57.9 | 10 | 13 | 差 |
| 2017 | 中山 | 35.1 | 34.5 | 1:57.8 | 5 | 5 | 差 |
| 2018 | 中山稍 | 35.5 | 37.3 | 2:00.8 | 4 | 5 | 先 |
| 2019 | 中山 | 34.8 | 34.7 | 1:58.1 | 7 | 4 | 差 |
| 2020 | 中山稍 | 35.6 | 35.8 | 2:00.7 | 7 | 4 | 差 |
| 2021 | 中山稍 | 36.3 | 37.0 | 2:00.6 | 4 | 1 | 先 |
| 2022 | 中山 | 35.2 | 34.9 | 1:59.7 | 3 | 3 | 先 |
| 2023 | 中山重 | 35.1 | 37.2 | 2:00.6 | 17 | 4 | 追 |
| 2024 | 中山 | 34.2 | 35.8 | 1:57.1 | 4 | 8 | 先 |
| 2025 | 中山 | 34.5 | 34.8 | 1:57.0 | 10 | 2 | 差 |
| 2026 | 中山 | 35.1 | 34.2 | 1:56.5 | 1 | 2 | 逃 |
クッション値9.8+0.5硬め芝含水率10.3%-2.4かなり乾燥数値の傾き 前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.252 | 27 | |
| 2023 | 0.340 | 25 | |
| 2024 | 0.227 | 22 | |
| 2025 | 0.241 | 26 | |
| 2026 | 0.241 | 23 | |
| 基準 | 0.251 | 15,047 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4/18 | 5R | 1600m 未勝利良 | 1:34.2 | n=63 | |
| 4/18 | 6R | 1800m 1勝良 | 1:49.4 | n=25 | |
| 4/18 | 7R | 2000m 1勝良 | 1:58.1 | n=36 | |
| 4/18 | 9R | 1200m 2勝良 | 1:07.1 | n=32 | |
| 4/19 | 4R | 2000m 未勝利良 | 2:00.4 | n=63 | |
| 4/19 | 5R | 1600m 1勝良 | 1:33.0 | n=54 | |
| 4/19 | 9R | 2000m 2勝良 | 1:57.4 | n=24 | |
| 4/19 | 11R | 2000m G1良 | 1:56.5 | n=8 | |
| 4/19 | 12R | 2200m 3勝良 | 2:10.7 | n=9 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.5-12.2-12.1-11.7-11.6-11.8-11.4-11.1-11.7。2F目10.5で入ったあと12.2-12.1で息を入れ、残り4Fを11.8-11.4-11.1-11.7でまとめている。前半3F 35.1・後半3F 34.2とむしろ後傾で、RPCI 53.1は中山芝2000m良の基準53.4とほぼ同じ。数字の上では標準的な流れ。
この日の中山芝のバイアスは位置差 -0.012・先行馬の複勝圏率が基準の0.87倍でフラット。馬場も脚質に偏っていない。芝含水率10.3%は平年より2.4ポイント低く、クッション値も0.5高い。乾いて硬い高速馬場で、勝ち時計1:56.5は過去7年で最速。それまでの最速は2025年の1:57.0だった。
決着を分けたのは2F目10.5のあとの12.2-12.1。ここで逃げたロブチェンが完全に息を入れられた。上がりは34.2のメンバー9位で決め手で勝ったわけではなく、速い入りから自分のペースに持ち込んだのが勝因と読める。2着リアライズシリウスも4角2番手で、1〜2着が前の2頭という形になった。
一方で上がり上位は後ろに集まっている。最速33.4のフォルテアンジェロ(10番人気)が4角13番手で5着、2位33.6のグリーンエナジー(2番人気)が10番手で7着、同じく33.6のバステール(6番人気)が17番手で11着。1着から11着までが1.0秒差という大接戦で、着順の差はほとんど位置の差でしかない。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 7・4・3・17・4・10・1番手。逃げ切りは7年で初めて。しかもロブチェンはホープフルステークスを4角7番手から差し切っている馬で、同じ馬が逃げと差しの両方でG1を勝ったことになる。脚質に幅があるという点で、次走以降も読みづらい存在。
1番人気。過去7年で唯一の逃げ切りで二冠目
松山弘平、1番人気。共同通信杯3着から中9週。2F目10.5の速い入りから12.2-12.1で息を入れ、4角先頭のまま押し切った。ホープフルステークスは7番手からの差し切りで、まったく逆の形で2つ目のG1。脚質に幅があり、展開に左右されにくい。
4番人気2着。2番手から粘って0.2秒差
津村明秀、4番人気。共同通信杯1着から中9週。4角2番手から詰め幅 -0.2で0.2秒差の2着。勝ち馬とほぼ同じ位置で、力関係は僅差。
9番人気3着。8番手から上がり4位
佐々木大輔、9番人気。弥生賞2着から中7週。4角8番手から上がり33.8(4位)で0.4秒詰めての3着。位置も脚も上位で、人気薄での好走。
4角3番手(先)から上がり34.2(メンバー9位)。直線で変わらず。458kg(+0)、前走はスプリンG2 2着(中5週)。
10番人気5着。13番手からメンバー最速33.4
荻野極、10番人気。ホープフルステークス2着から中16週。4角13番手からメンバー最速33.4で0.8秒詰め、0.5秒差の5着。詰め幅はメンバー最大。前の2頭が止まらない展開で後方13番手では届かない。着順ほど負けていない。
4角6番手(差)から上がり34.1(メンバー8位)。直線で0.1秒詰めた。446kg(-8)、前走はスプリンG2 4着(中5週)。
2番人気7着。10番手から上がり2位33.6
戸崎圭太、2番人気。京成杯1着から中13週。4角10番手から上がり33.6(2位)で0.6秒詰めての0.5秒差7着。1〜11着が1.0秒差の中で、位置の差だけが出た。
4角8番手(差)から上がり34.2(メンバー9位)。直線で変わらず。470kg(-2)、前走はすみれS(L) 1着(中8週)。
4角10番手(差)から上がり33.9(メンバー6位)。直線で0.3秒詰めた。458kg(+2)、前走はスプリンG2 5着(中5週)。
4角13番手(追)から上がり33.8(メンバー4位)。直線で0.4秒詰めた。494kg(-8)、前走は若葉S(L) 1着(中4週)。
6番人気11着。17番手から上がり2位タイ
川田将雅、6番人気。弥生賞1着から中7週。4角17番手から33.6(2位タイ)で0.6秒詰めての1.0秒差11着。重賞勝ち馬が最後方近くからで、着順は参考外でよい。
4角15番手(追)から上がり34.0(メンバー7位)。直線で0.2秒詰めた。468kg(+0)、前走はきさらぎG3 1着(中10週)。
4角3番手(先)から上がり35.0(メンバー15位)。直線で0.8秒失った。482kg(+0)、前走はフューチG1 1着(中17週)。
4角17番手(追)から上がり34.5(メンバー13位)。直線で0.3秒失った。510kg(-2)、前走は東京スポG2 1着(中21週)。
4角3番手(先)から上がり35.4(メンバー17位)。直線で1.2秒失った。482kg(+2)、前走は弥生賞G2 3着(中6週)。
4角6番手(差)から上がり35.2(メンバー16位)。直線で1.0秒失った。476kg(+0)、前走はスプリンG2 3着(中5週)。
4角10番手(差)から上がり34.8(メンバー14位)。直線で0.6秒失った。524kg(+0)、前走は若葉S(L) 2着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり35.8(メンバー18位)。直線で1.6秒失った。468kg(-6)、前走は毎日杯G3 1着(中3週)。
2F目10.5のあと12.2-12.1で息が入り、前の2頭が残った。1〜11着は1.0秒差。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ロブチェン | 上げ | 逃げと差しの両方でG1。脚質に幅があり展開に左右されにくい |
| フォルテアンジェロ | 上げ | 13番手からメンバー最速、詰め幅最大。前残りでは届かない位置 |
| グリーンエナジー | 上げ | 10番手から上がり2位。1.0秒に11頭の接戦で位置の差 |
| バステール | 上げ | 重賞勝ち馬が17番手から上がり2位タイ。着順は参考外 |