◎クロワデュノール
1人気- 通過
- 5→3 先
- 上り3F
- 34.9 3位
- 詰め幅
- +0.5
- 前走
- 大阪杯G1 1着 中4週
1番人気。前有利の馬場を3番手から押し切り、大阪杯に続くG1連勝
北村友一、1番人気。大阪杯1着から中4週。中盤で13秒台まで緩む3200mを4角3番手で運び、上がり34.9(3位)で押し切った。大阪杯は基準比 -4.8の前傾を4番手から、ここは緩い流れを3番手から。流れを問わず好位から勝ち切れるのが最大の強み。
Race Review — 2026年5月3日
先行馬の複勝圏率が基準の1.35倍という強い前有利。1番人気クロワデュノールが4角3番手から押し切り、大阪杯に続くG1連勝。勝ち時計3:13.7は過去7年で最速だった。2着には4角12番手のヴェルテンベルク(12番人気)がハナ差まで迫っている。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | クロワデュノール牡4・58kg | 北村友一 | 1 | 3:13.7 | ― | 5→3先 | 34.93 | +0.5 | 514-8 |
| 2 | 15 | ヴェルテンベルク牡6・58kg | 松若風馬 | 12 | 3:13.7 | 0.0 | 15→12追 | 34.31 | +1.1 | 492+6 |
| 3 | 3 | アドマイヤテラ牡5・58kg | 武豊 | 2 | 3:13.8 | 0.1 | 11→10差 | 34.72 | +0.7 | 500-4 |
| 4 | 4 | アクアヴァーナル牝5・56kg | 松山弘平 | 4 | 3:13.9 | 0.2 | 7→6差 | 35.04 | +0.4 | 478+0 |
| 5 | 12 | ヘデントール牡5・58kg | ルメール | 3 | 3:14.1 | 0.4 | 9→8差 | 35.15 | +0.3 | 482+0 |
| 6 | 11 | タガノデュード牡5・58kg | レーン | 5 | 3:14.5 | 0.8 | 13→12追 | 35.26 | +0.2 | 502+2 |
| 7 | 8 | シンエンペラー牡5・58kg | 岩田望来 | 6 | 3:14.6 | 0.9 | 9→10差 | 35.57 | -0.1 | ― |
| 8 | 13 | ミステリーウェイセ8・58kg | 松本大輝 | 8 | 3:14.8 | 1.1 | 1→2先 | 36.510 | -1.1 | 506+6 |
| 9 | 1 | ヴェルミセル牝6・56kg | 鮫島克駿 | 9 | 3:15.0 | 1.3 | 7→6差 | 36.18 | -0.7 | ― |
| 10 | 10 | マイネルカンパーナ牡6・58kg | 津村明秀 | 10 | 3:15.3 | 1.6 | 3→3先 | 36.611 | -1.2 | 418-4 |
| 11 | 2 | サンライズソレイユ牡5・58kg | 池添謙一 | 13 | 3:15.6 | 1.9 | 2→1逃 | 37.313 | -1.9 | 526-6 |
| 12 | 5 | ケイアイサンデラセ6・58kg | 藤懸貴志 | 14 | 3:15.7 | 2.0 | 11→14追 | 36.39 | -0.9 | 442+16 |
| 13 | 9 | プレシャスデイ牡4・58kg | 吉村誠之 | 15 | 3:16.0 | 2.3 | 13→14追 | 36.611 | -1.2 | 502-2 |
| 14 | 14 | ホーエリート牝5・56kg | 戸崎圭太 | 7 | 3:16.1 | 2.4 | 3→3先 | 37.414 | -2.0 | 482-4 |
| 15 | 6 | エヒト牡9・58kg | 川田将雅 | 11 | 3:16.3 | 2.6 | 5→8差 | 37.414 | -2.0 | 466-4 |
単勝 180 / 複勝 110・940・120 / 枠連 2,530 / 馬連 18,240 / 馬単 20,000 / 3連複 10,370 / 3連単 70,630
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 36.0 | 36.46 | -0.5 |
| 後半3F | 35.4 | 35.41 | -0.0 |
| RPCI | 53.2 | 53.8 | -0.6 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(8走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 京都 | 37.5 | 35.0 | 3:15.3 | 1 | 3 | 逃 |
| 2017 | 京都 | 35.6 | 35.5 | 3:12.5 | 1 | 3 | 先 |
| 2018 | 京都 | 35.6 | 35.9 | 3:16.2 | 11 | 2 | 差 |
| 2019 | 京都 | 36.0 | 34.5 | 3:15.0 | 1 | 2 | 先 |
| 2020 | 京都 | 38.0 | 36.0 | 3:16.5 | 7 | 3 | 差 |
| 2021 | 阪神 | 35.8 | 37.4 | 3:14.7 | 4 | 3 | 先 |
| 2022 | 阪神稍 | 36.5 | 36.4 | 3:16.2 | 1 | 3 | 逃 |
| 2023 | 京都稍 | 35.0 | 35.3 | 3:16.1 | 4 | 2 | 先 |
| 2024 | 京都 | 36.6 | 35.3 | 3:14.2 | 2 | 12 | 先 |
| 2025 | 京都 | 36.4 | 35.7 | 3:14.0 | 5 | 8 | 差 |
| 2026 | 京都 | 36.0 | 35.4 | 3:13.7 | 3 | 12 | 先 |
クッション値10.3+0.5硬め芝含水率7.4%-2.5かなり乾燥数値の傾き 前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 0.324 | 34 | |
| 2024 | 0.262 | 25 | |
| 2025 | 0.328 | 25 | |
| 2026 | 0.257 | 27 | |
| 基準 | 0.308 | 11,276 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5/2 | 3R | 1600m 未勝利稍 | 1:34.0 | n=8 | |
| 5/2 | 5R | 2000m 未勝利良 | 2:01.4 | n=43 | |
| 5/2 | 7R | 1400m 1勝良 | 1:19.9 | n=21 | |
| 5/2 | 9R | 2200m 1勝良 | 2:12.0 | n=11 | |
| 5/2 | 12R | 1600m 1勝良 | 1:32.8 | n=32 | |
| 5/3 | 4R | 2400m 未勝利良 | 2:25.4 | n=12 | |
| 5/3 | 5R | 1800m 未勝利良 | 1:46.1 | n=43 | |
| 5/3 | 7R | 2000m 1勝良 | 1:59.7 | n=25 | |
| 5/3 | 8R | 1200m 2勝良 | 1:07.8 | n=13 | |
| 5/3 | 10R | 1200m 3勝良 | 1:06.8 | n=6 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.9-11.3-11.8-11.9-12.0-11.6-11.8-13.2-13.1-12.0-12.6-12.4-11.7-11.7-11.6-12.1。8F目13.2・9F目13.1で完全に息が入り、そこから13F目以降に11.7-11.7-11.6と締まる。3200mらしい二段階の流れで、前半3F 36.0・後半3F 35.4。RPCI 53.2は京都芝3200m良の基準53.8とほぼ同じ。
この日の京都芝のバイアスは位置差 -0.050・先行馬の複勝圏率が基準の 1.35倍 で「前有利・明確」。中盤で13秒台まで緩むラップと前有利の馬場が重なれば、前が止まる理由がない。勝ったクロワデュノールは4角3番手で上がり34.9(3位)。位置も脚も上位という、最も崩れにくい形だった。
それでも2着に4角12番手のヴェルテンベルク(12番人気)がメンバー最速34.3・詰め幅1.1でハナ差まで迫っている。3着アドマイヤテラも10番手から34.7(2位)で0.7秒詰め。前有利の馬場で後方2頭が上位に食い込んだのは、13秒台のラップで差が詰まりやすかったから。ただし4角1番手のサンライズソレイユは詰め幅 -1.9で11着、2番手のミステリーウェイも -1.1で8着と、最前列は残っていない。「前有利」は3〜6番手あたりが最も得をした、と読むのが正確。
芝含水率7.4%は平年より2.5ポイント低く、クッション値10.3も0.5高い。乾いて硬い高速馬場で、勝ち時計3:13.7は過去7年で最速。それまでの最速は2025年の3:14.0だった。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 7・4・1・4・2・5・3番手。天皇賞(春)は前めが残るレースで、3番手は例年どおり。クロワデュノールは大阪杯(基準比 -4.8の前傾を4番手から)に続き、流れも距離も違う条件で同じように好位から勝ち切っている。
1番人気。前有利の馬場を3番手から押し切り、大阪杯に続くG1連勝
北村友一、1番人気。大阪杯1着から中4週。中盤で13秒台まで緩む3200mを4角3番手で運び、上がり34.9(3位)で押し切った。大阪杯は基準比 -4.8の前傾を4番手から、ここは緩い流れを3番手から。流れを問わず好位から勝ち切れるのが最大の強み。
12番人気2着。12番手からメンバー最速34.3、詰め幅1.1
松若風馬、12番人気。ダイヤモンドステークス4着から中10週。先行比1.35倍という前有利の馬場で、4角12番手からメンバー最速34.3。1.1秒詰めてハナ差の2着まで迫った。詰め幅はメンバー最大。馬場に逆らっての内容は勝ち馬を上回る。
2番人気3着。10番手から上がり2位34.7
武豊、2番人気。阪神大賞典1着から中6週。4角10番手から上がり34.7(2位)で0.7秒詰めての0.1秒差3着。前有利の日に後方から0.1秒差なら、こちらも着順以上。
4番人気4着。6番手から上がり4位
松山弘平、4番人気。阪神大賞典2着から中6週。4角6番手から0.2秒差の4着。位置も脚も中庸で、最も得をする位置にいながら勝ち切れなかったのは物足りない。
3番人気5着。8番手から上がり5位
ルメール、3番人気。京都記念8着から中11週。4角8番手から0.4秒差の5着。前有利の日に中団からで、位置なりの結果と言える。
4角12番手(追)から上がり35.2(メンバー6位)。直線で0.2秒詰めた。502kg(+2)、前走は大阪杯G1 4着(中4週)。
4角10番手(差)から上がり35.5(メンバー7位)。直線で0.1秒失った。前走はネオTG1 4着(中11週)。
4角2番手(先)から上がり36.5(メンバー10位)。直線で1.1秒失った。506kg(+6)、前走は日経賞G2 14着(中5週)。
4角6番手(差)から上がり36.1(メンバー8位)。直線で0.7秒失った。前走はRTHG2 11着(中11週)。
4角3番手(先)から上がり36.6(メンバー11位)。直線で1.2秒失った。418kg(-4)、前走はダイヤモHG3 7着(中10週)。
13番人気11着。前有利の日に逃げて詰め幅 -1.9
池添謙一、13番人気。大阪―ハンブルクカップ11着から中7週。4角1番手から上がり37.3(13位)・詰め幅 -1.9で1.9秒差の11着。前有利の判定が出た日でも、3200mの最前列は残らなかった。
4角14番手(追)から上がり36.3(メンバー9位)。直線で0.9秒失った。442kg(+16)、前走は障害未勝利 11着(中12週)。
4角14番手(追)から上がり36.6(メンバー11位)。直線で1.2秒失った。502kg(-2)、前走は松籟SH・3勝 4着(中9週)。
4角3番手(先)から上がり37.4(メンバー14位)。直線で2.0秒失った。482kg(-4)、前走はダイヤモHG3 5着(中10週)。
4角8番手(差)から上がり37.4(メンバー14位)。直線で2.0秒失った。466kg(-4)、前走は日経賞G2 4着(中5週)。
先行比1.35倍の前有利。ただし得をしたのは3〜6番手で、最前列は残っていない。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ヴェルテンベルク | 上げ | 12番人気で前有利の馬場に逆らい、12番手からメンバー最速・詰め幅1.1 |
| クロワデュノール | 上げ | 大阪杯に続き、流れも距離も違う条件で好位から勝ち切り |
| アドマイヤテラ | 上げ | 前有利の日に10番手から0.1秒差。着順以上 |
| アクアヴァーナル | 下げ | 最も得をする6番手にいながら0.2秒差4着。物足りない |