◎エンブロイダリー
1人気- 通過
- 6→6 差
- 上り3F
- 33.0 5位
- 詰め幅
- +0.6
- 前走
- 阪神牝馬G2 1着 中5週
1番人気。淀みない流れを6番手から差し切り、秋華賞に続くG1
ルメール、1番人気。阪神牝馬ステークス1着から中4週。2F目以降すべて11秒台という平均ペースを4角6番手で運び、上がり33.0(5位)で0.6秒詰めて差し切った。秋華賞は前有利の馬場を2番手から押し切り、ここは中団から。位置に幅があり、崩れにくい。
Race Review — 2026年5月17日
12.4-11.0-11.2-11.3-11.4-11.1-11.2-11.3。2F目以降がすべて11秒台という、淀みのまったくない流れ。勝ち時計1:30.9は過去7年で最速だった。1番人気エンブロイダリーが4角6番手から差し切り、秋華賞に続く2つ目のG1を獲っている。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | エンブロイダリー牝4・56kg | ルメール | 1 | 1:30.9 | ― | 6→6差 | 33.05 | +0.6 | 492-4 |
| 2 | 8 | カムニャック牝4・56kg | 川田将雅 | 2 | 1:31.1 | 0.2 | 7→7差 | 33.17 | +0.5 | 492-6 |
| 3 | 7 | クイーンズウォーク牝5・56kg | 西村淳也 | 3 | 1:31.4 | 0.5 | 8→10差 | 33.17 | +0.5 | 544+2 |
| 4 | 4 | エリカエクスプレス牝4・56kg | 武豊 | 5 | 1:31.4 | 0.5 | 1→1逃 | 34.115 | -0.5 | 470-2 |
| 5 | 9 | ココナッツブラウン牝6・56kg | 北村友一 | 7 | 1:31.4 | 0.5 | 11→12差 | 32.92 | +0.7 | 462+8 |
| 6 | 16 | ニシノティアモ牝5・56kg | 津村明秀 | 4 | 1:31.5 | 0.6 | 2→2先 | 34.115 | -0.5 | 450+2 |
| 7 | 6 | ラヴァンダ牝5・56kg | 岩田望来 | 8 | 1:31.6 | 0.7 | 8→7差 | 33.613 | +0.0 | 494+2 |
| 8 | 14 | ジョスラン牝4・56kg | 戸崎圭太 | 9 | 1:31.6 | 0.7 | 8→9差 | 33.512 | +0.1 | 478+6 |
| 9 | 3 | マピュース牝4・56kg | ゴンサル | 14 | 1:31.6 | 0.7 | 3→5差 | 33.914 | -0.3 | 498+4 |
| 10 | 13 | カナテープ牝7・56kg | 松山弘平 | 10 | 1:31.7 | 0.8 | 14→13追 | 33.05 | +0.6 | 480+2 |
| 11 | 11 | ボンドガール牝5・56kg | 丹内祐次 | 11 | 1:31.7 | 0.8 | 11→11差 | 33.311 | +0.3 | 450-4 |
| 12 | 17 | パラディレーヌ牝4・56kg | 坂井瑠星 | 12 | 1:31.8 | 0.9 | 13→13追 | 33.29 | +0.4 | 504-6 |
| 13 | 15 | アイサンサン牝4・56kg | 幸英明 | 13 | 1:31.8 | 0.9 | 16→15追 | 32.92 | +0.7 | 458+0 |
| 14 | 5 | ケリフレッドアスク牝4・56kg | ディー | 16 | 1:31.9 | 1.0 | 16→17追 | 32.81 | +0.8 | 450-2 |
| 15 | 2 | ワイドラトゥール牝5・56kg | 横山武史 | 18 | 1:32.0 | 1.1 | 14→15追 | 33.29 | +0.4 | 446+0 |
| 16 | 18 | チェルヴィニア牝5・56kg | レーン | 6 | 1:32.0 | 1.1 | 3→3先 | 34.417 | -0.8 | 502+4 |
| 17 | 1 | カピリナ牝5・56kg | 横山典弘 | 17 | 1:32.0 | 1.1 | 3→3先 | 34.417 | -0.8 | 474-2 |
| 18 | 10 | ドロップオブライト牝7・56kg | 松若風馬 | 15 | 1:32.1 | 1.2 | 18→18追 | 32.92 | +0.7 | 438-2 |
単勝 190 / 複勝 110・160・210 / 枠連 330 / 馬連 570 / 馬単 810 / 3連複 1,530 / 3連単 3,670
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 34.6 | 35.66 | -1.1 |
| 後半3F | 33.6 | 34.31 | -0.7 |
| RPCI | 52.3 | 54.5 | -2.2 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(331走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 東京 | 33.8 | 34.3 | 1:31.5 | 10 | 12 | 差 |
| 2017 | 東京稍 | 35.6 | 33.8 | 1:33.9 | 7 | 11 | 差 |
| 2018 | 東京稍 | 35.2 | 34.0 | 1:32.3 | 8 | 13 | 差 |
| 2019 | 東京 | 33.7 | 34.4 | 1:30.5 | 7 | 10 | 差 |
| 2020 | 東京 | 34.2 | 33.9 | 1:30.6 | 4 | 3 | 先 |
| 2021 | 東京 | 34.3 | 33.4 | 1:31.0 | 10 | 10 | 差 |
| 2022 | 東京 | 34.7 | 34.2 | 1:32.2 | 4 | 6 | 先 |
| 2023 | 東京 | 34.2 | 33.7 | 1:32.2 | 6 | 2 | 差 |
| 2024 | 東京 | 33.8 | 35.0 | 1:31.8 | 8 | 3 | 差 |
| 2025 | 東京 | 33.9 | 35.3 | 1:32.1 | 15 | 12 | 追 |
| 2026 | 東京 | 34.6 | 33.6 | 1:30.9 | 6 | 7 | 差 |
クッション値9.8+0.5硬め芝含水率13.7%-0.9乾燥数値の傾き やや前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.390 | 24 | |
| 2023 | 0.316 | 26 | |
| 2024 | 0.330 | 25 | |
| 2025 | 0.391 | 24 | |
| 2026 | 0.343 | 24 | |
| 基準 | 0.336 | 17,229 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5/16 | 4R | 2000m 未勝利良 | 2:00.3 | n=61 | |
| 5/16 | 5R | 1400m 未勝利良 | 1:20.3 | n=55 | |
| 5/16 | 6R | 2400m 1勝良 | 2:25.1 | n=33 | |
| 5/16 | 9R | 1800m 2勝良 | 1:46.0 | n=32 | |
| 5/16 | 11R | 2400m 3勝良 | 2:23.1 | n=14 | |
| 5/17 | 4R | 1800m 未勝利良 | 1:47.1 | n=79 | |
| 5/17 | 5R | 2400m 未勝利良 | 2:24.3 | n=25 | |
| 5/17 | 7R | 1600m 1勝良 | 1:31.6 | n=63 | |
| 5/17 | 8R | 1800m 1勝良 | 1:47.5 | n=45 | |
| 5/17 | 9R | 1600m 2勝良 | 1:32.8 | n=39 | |
| 5/17 | 11R | 1600m G1良 | 1:30.9 | n=12 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-11.0-11.2-11.3-11.4-11.1-11.2-11.3。2F目から8F目まで、すべて11.0〜11.4の範囲に収まっている。緩みも締まりもない、文字どおりの平均ペース。前半3F 34.6・後半3F 33.6で、RPCI 52.3は東京芝1600m良の基準54.5を2.2下回る。
この日の東京芝のバイアスは位置差 +0.007・先行馬の複勝圏率が基準の0.95倍でフラット。馬場もラップも偏りがないので、この1年のG1の中で最も「力どおりに決まった」レースと言える。
実際、上位3頭は1番人気・2番人気・3番人気の順。4角位置は6番手・7番手・10番手で、いずれも中団。上がりは33.0(5位)・33.1(7位)・33.1(7位タイ)と大差ない。位置も脚も似た3頭が、人気順に並んだ。
逃げたエリカエクスプレスは4角1番手から詰め幅 -0.5で0.5秒差の4着、2番手のニシノティアモも -0.5で6着。淀みない流れを前で受けたぶんだけ最後に0.5秒削られたという、きわめて素直な結果になっている。エリカエクスプレスは秋華賞2着・エリザベス女王杯12着と逃げの成否が極端だったが、ここは中間の結果。
勝ち時計1:30.9は過去7年で最速。それまでの最速は2020年の1:30.6に次ぐ水準で、淀みないラップが時計を押し上げた。芝含水率13.7%は平年より0.9ポイント低く、クッション値9.8も0.5高い。馬場も若干速い側ではあった。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 4・10・4・6・8・15・6番手。ヴィクトリアマイルは位置を問わないレースで、6番手も例年どおり。
1番人気。淀みない流れを6番手から差し切り、秋華賞に続くG1
ルメール、1番人気。阪神牝馬ステークス1着から中4週。2F目以降すべて11秒台という平均ペースを4角6番手で運び、上がり33.0(5位)で0.6秒詰めて差し切った。秋華賞は前有利の馬場を2番手から押し切り、ここは中団から。位置に幅があり、崩れにくい。
2番人気2着。7番手から上がり7位で0.2秒差
川田将雅、2番人気。阪神牝馬ステークス2着から中4週。4角7番手から0.2秒差の2着。秋華賞では1番人気16着と大敗していたが、ここでは順当に走っている。条件が合えば崩れない。
3番人気3着。10番手から上がり7位タイ
西村淳也、3番人気。金鯱賞3着から中9週。4角10番手から0.5秒差の3着。人気どおりの結果で、位置も脚も中庸だった。
5番人気4着。淀みない流れを逃げて0.5秒差
武豊、5番人気。中山牝馬ステークス4着から中9週。4角1番手から詰め幅 -0.5で0.5秒差の4着。秋華賞2着・エリザベス女王杯12着と逃げの成否が極端だった馬だが、淀みない流れでは中間の結果に落ち着いた。
7番人気5着。12番手から上がり2位32.9
北村友一、7番人気。小倉牝馬ステークス3着から中6週。4角12番手から上がり32.9(2位)で0.7秒詰めての0.5秒差5着。位置の差だけで掲示板の下に回った。
4角2番手(先)から上がり34.1(メンバー15位)。直線で0.5秒失った。450kg(+2)、前走は中山牝馬HG3 5着(中10週)。
4角7番手(差)から上がり33.6(メンバー13位)。直線で変わらず。494kg(+2)、前走は阪神牝馬G2 8着(中5週)。
4角9番手(差)から上がり33.5(メンバー12位)。直線で0.1秒詰めた。478kg(+6)、前走は小倉牝馬HG3 1着(中16週)。
4角5番手(差)から上がり33.9(メンバー14位)。直線で0.3秒失った。498kg(+4)、前走は愛知杯G3 6着(中8週)。
4角13番手(追)から上がり33.0(メンバー5位)。直線で0.6秒詰めた。480kg(+2)、前走は阪神牝馬G2 6着(中5週)。
4角11番手(差)から上がり33.3(メンバー11位)。直線で0.3秒詰めた。450kg(-4)、前走は中山牝馬HG3 10着(中10週)。
4角13番手(追)から上がり33.2(メンバー9位)。直線で0.4秒詰めた。504kg(-6)、前走は福島牝馬G3 8着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり32.9(メンバー2位)。直線で0.7秒詰めた。458kg(+0)、前走は愛知杯G3 1着(中8週)。
4角17番手(追)から上がり32.8(メンバー1位)。直線で0.8秒詰めた。450kg(-2)、前走は福島牝馬G3 4着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり33.2(メンバー9位)。直線で0.4秒詰めた。446kg(+0)、前走は京王杯スG2 7着(中2週)。
4角3番手(先)から上がり34.4(メンバー17位)。直線で0.8秒失った。502kg(+4)、前走は中山記念G2 5着(中11週)。
4角3番手(先)から上がり34.4(メンバー17位)。直線で0.8秒失った。474kg(-2)、前走は阪神牝馬G2 9着(中5週)。
4角18番手(追)から上がり32.9(メンバー2位)。直線で0.7秒詰めた。438kg(-2)、前走は愛知杯G3 10着(中8週)。
2F目以降すべて11秒台。馬場もフラットで、この1年のG1で最も力どおりに決まった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| エンブロイダリー | 上げ | 秋華賞は前から、ここは中団から。位置に幅があり崩れにくい |
| ココナッツブラウン | 上げ | 12番手から上がり2位。位置の差だけで掲示板を外した |
| カムニャック | 上げ | 秋華賞の大敗から立て直して2着。条件が合えば崩れない |