◎ジュウリョクピエロ
5人気- 通過
- 14→14 追
- 上り3F
- 33.1 1位
- 詰め幅
- +1.7
- 前走
- 忘れな草(L) 1着 中6週
5番人気。14番手からメンバー最速33.1、詰め幅1.7でG1制覇
今村聖奈、5番人気。忘れな草賞1着から中5週。先行比0.44倍というこの1年で最も強い差し有利の中、4角14番手からメンバー最速33.1で1.7秒詰めて差し切った。馬場の後押しは大きいが、詰め幅1.7はメンバー最大タイ。
Race Review — 2026年5月24日
先行馬の複勝圏率が基準の0.44倍。この1年のG1で最も強い差し有利だった。4角14番手のジュウリョクピエロがメンバー最速33.1・詰め幅1.7で差し切り、1着から6着までが0.1秒差という稀にみる大接戦になった。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 16 | ジュウリョクピエロ牝3・55kg | 今村聖奈 | 5 | 2:25.6 | ― | 14→14追 | 33.11 | +1.7 | 464-2 |
| 2 | 12 | ドリームコア牝3・55kg | ルメール | 3 | 2:25.6 | 0.0 | 3→3先 | 34.39 | +0.5 | 498-4 |
| 3 | 18 | ラフターラインズ牝3・55kg | レーン | 2 | 2:25.6 | 0.0 | 12→13追 | 33.33 | +1.5 | 462+2 |
| 4 | 5 | リアライズルミナス牝3・55kg | 津村明秀 | 10 | 2:25.7 | 0.1 | 2→2先 | 34.613 | +0.2 | 492+2 |
| 5 | 17 | スウィートハピネス牝3・55kg | 高杉吏麒 | 11 | 2:25.7 | 0.1 | 6→5差 | 34.18 | +0.7 | 438-2 |
| 6 | 2 | レイクラシック牝3・55kg | ディー | 12 | 2:25.7 | 0.1 | 12→10差 | 33.65 | +1.2 | 490+0 |
| 7 | 13 | エンネ牝3・55kg | 坂井瑠星 | 4 | 2:25.9 | 0.3 | 17→17追 | 33.11 | +1.7 | 512-4 |
| 8 | 3 | アランカール牝3・55kg | 武豊 | 6 | 2:26.0 | 0.4 | 11→10差 | 33.96 | +0.9 | 434+4 |
| 9 | 15 | アンジュドジョワ牝3・55kg | 岩田望来 | 7 | 2:26.0 | 0.4 | 15→14追 | 33.44 | +1.4 | 450+14 |
| 10 | 9 | トリニティ牝3・55kg | 西村淳也 | 9 | 2:26.2 | 0.6 | 1→1逃 | 35.415 | -0.6 | 446-4 |
| 11 | 4 | ロングトールサリー牝3・55kg | 戸崎圭太 | 14 | 2:26.3 | 0.7 | 10→8差 | 34.412 | +0.4 | 490-6 |
| 12 | 10 | スターアニス牝3・55kg | 松山弘平 | 1 | 2:26.4 | 0.8 | 8→10差 | 34.39 | +0.5 | 480+0 |
| 13 | 14 | ソルパッサーレ牝3・55kg | 浜中俊 | 15 | 2:26.8 | 1.2 | 15→14追 | 34.39 | +0.5 | 460+4 |
| 14 | 11 | アメティスタ牝3・55kg | 横山武史 | 13 | 2:26.9 | 1.3 | 3→3先 | 35.516 | -0.7 | 460+2 |
| 15 | 8 | スマートプリエール牝3・55kg | 原優介 | 8 | 2:27.0 | 1.4 | 8→8差 | 35.214 | -0.4 | 472+0 |
| 16 | 1 | ミツカネベネラ牝3・55kg | 横山和生 | 18 | 2:27.0 | 1.4 | 18→18追 | 33.96 | +0.9 | 438+2 |
| 17 | 6 | ロンギングセリーヌ牝3・55kg | 石橋脩 | 16 | 2:27.9 | 2.3 | 6→5差 | 36.317 | -1.5 | 498+8 |
| 18 | 7 | スタニングレディ牝3・55kg | 三浦皇成 | 17 | 2:28.0 | 2.4 | 5→5差 | 36.418 | -1.6 | 448-8 |
単勝 1,090 / 複勝 330・190・140 / 枠連 700 / 馬連 3,210 / 馬単 8,450 / 3連複 3,220 / 3連単 30,330
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 36.8 | 36.86 | -0.1 |
| 後半3F | 34.8 | 34.73 | +0.1 |
| RPCI | 56.1 | 56.2 | -0.1 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(178走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 東京 | 35.1 | 34.5 | 2:25.0 | 14 | 14 | 追 |
| 2017 | 東京 | 37.1 | 34.1 | 2:24.1 | 2 | 5 | 先 |
| 2018 | 東京 | 35.7 | 34.9 | 2:23.8 | 5 | 3 | 差 |
| 2019 | 東京 | 35.1 | 35.3 | 2:22.8 | 10 | 4 | 差 |
| 2020 | 東京 | 35.4 | 34.2 | 2:24.4 | 13 | 4 | 追 |
| 2021 | 東京 | 35.4 | 34.9 | 2:24.5 | 8 | 10 | 差 |
| 2022 | 東京 | 35.3 | 34.8 | 2:23.9 | 8 | 4 | 差 |
| 2023 | 東京 | 35.1 | 35.1 | 2:23.1 | 6 | 8 | 差 |
| 2024 | 東京 | 34.7 | 35.1 | 2:24.0 | 10 | 12 | 差 |
| 2025 | 東京 | 34.8 | 34.7 | 2:25.7 | 11 | 5 | 差 |
| 2026 | 東京 | 36.8 | 34.8 | 2:25.6 | 14 | 3 | 追 |
クッション値9.3±0.0平年並み芝含水率13.6%-1.1乾燥数値の傾き 平年並み
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.372 | 30 | |
| 2023 | 0.315 | 27 | |
| 2024 | 0.317 | 27 | |
| 2025 | 0.367 | 25 | |
| 2026 | 0.362 | 26 | |
| 基準 | 0.336 | 17,199 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5/23 | 4R | 1600m 未勝利良 | 1:33.7 | n=84 | |
| 5/23 | 5R | 2000m 未勝利良 | 2:00.6 | n=61 | |
| 5/23 | 7R | 1600m 1勝良 | 1:32.3 | n=63 | |
| 5/23 | 9R | 1800m 1勝良 | 1:46.4 | n=45 | |
| 5/23 | 10R | 1400m 2勝良 | 1:21.3 | n=43 | |
| 5/24 | 4R | 1600m 未勝利良 | 1:33.0 | n=84 | |
| 5/24 | 5R | 1800m 未勝利良 | 1:47.8 | n=79 | |
| 5/24 | 7R | 2400m 1勝良 | 2:24.2 | n=33 | |
| 5/24 | 9R | 1800m 2勝良 | 1:46.1 | n=32 | |
| 5/24 | 10R | 1400m 3勝良 | 1:21.0 | n=28 | |
| 5/24 | 11R | 2400m G1良 | 2:25.6 | n=14 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.8-11.3-12.7-12.8-12.6-12.2-12.3-12.2-11.9-11.6-11.4-11.8。3F目から8F目まで12秒台前半〜後半で推移し、残り4Fで11.9-11.6-11.4-11.8。前半3F 36.8・後半3F 34.8で2.0秒の落差。RPCI 56.1は東京芝2400m良の基準56.2とほぼ同じで、オークスとしては標準的な「中盤緩め→上がり勝負」の形。
決定的だったのは馬場。この日の東京芝は位置差 +0.026・先行馬の複勝圏率が基準の0.44倍で「差し有利・やや」。0.44倍はこの1年のG124戦で最も低い数字で、チャンピオンズカップの0.51倍をさらに下回る。4角1番手のトリニティは詰め幅 -0.6で10着まで下がった。
結果、上位は後ろから来た馬が占めた。1着ジュウリョクピエロ(14番手・最速33.1・詰め幅1.7)、3着ラフターラインズ(13番手・33.3=3位・1.5)、6着レイクラシック(10番手・33.6=5位・1.2)、7着エンネ(17番手・33.1=最速タイ・1.7)。詰め幅1.2以上が5頭いて、そのうち4頭が10番手以降。
一方で2着ドリームコア(4角3番手)と4着リアライズルミナス(2番手)はこの馬場で前にいながら掲示板に残っている。先行比0.44倍という数字を考えると、この2頭の内容は着順以上。とくにドリームコアは桜花賞9着からの巻き返しで、最も不利な脚質でハナ差の2着なら評価を上げたい。
1着から6着までが0.1秒差、7着でも0.3秒差。着順の差はほぼ偶然の範囲で、並べ直すなら4角位置と詰め幅で見るのが正しい。
同レースの過去7年の勝ち馬は4角 13・8・8・6・10・11・14番手。オークスはもともと差しが決まるレースで、14番手は例年の延長線上。この年は馬場がさらに後押しした形になる。
5番人気。14番手からメンバー最速33.1、詰め幅1.7でG1制覇
今村聖奈、5番人気。忘れな草賞1着から中5週。先行比0.44倍というこの1年で最も強い差し有利の中、4角14番手からメンバー最速33.1で1.7秒詰めて差し切った。馬場の後押しは大きいが、詰め幅1.7はメンバー最大タイ。
3番人気2着。最も不利な脚質で4角3番手からハナ差
ルメール、3番人気。桜花賞9着から中6週。先行馬の複勝圏率が基準の0.44倍という馬場で、4角3番手から0.5秒詰めてハナ差の2着。この馬場・この位置で残したのは勝ち馬以上に価値がある。桜花賞の9着は度外視してよい。
2番人気3着。13番手から上がり3位、詰め幅1.5
レーン、2番人気。フローラステークス1着から中5週。4角13番手から33.3(3位)で1.5秒詰めての3着。位置も脚も勝ち馬に近く、力関係は紙一重。
10番人気4着。差し有利の日に2番手から0.1秒差
津村明秀、10番人気。フローラステークス3着から中5週。4角2番手から0.1秒差の4着。0.44倍の馬場で前から残したので、こちらも着順以上の内容。
4角5番手(差)から上がり34.1(メンバー8位)。直線で0.7秒詰めた。438kg(-2)、前走は桜花賞G1 13着(中6週)。
4角10番手(差)から上がり33.6(メンバー5位)。直線で1.2秒詰めた。490kg(+0)、前走は矢車賞・1勝* 2着(中3週)。
4番人気7着。4角17番手から上がり最速タイ33.1、詰め幅1.7
坂井瑠星、4番人気。フローラステークス2着から中5週。4角17番手=ほぼ最後方から勝ち馬と同じ33.1を使い、1.7秒詰めての0.3秒差7着。詰め幅は勝ち馬と同じメンバー最大タイ。0.3秒差の7着なので、着順で見限るのは誤り。
4角10番手(差)から上がり33.9(メンバー6位)。直線で0.9秒詰めた。434kg(+4)、前走は桜花賞G1 5着(中6週)。
4角14番手(追)から上がり33.4(メンバー4位)。直線で1.4秒詰めた。450kg(+14)、前走は君子蘭賞・1勝 1着(中8週)。
9番人気10着。この1年で最も強い差し有利の日に逃げた
西村淳也、9番人気。矢車賞1着から中4週。4角1番手から上がり35.4(15位)・詰め幅 -0.6で0.6秒差の10着。先行比0.44倍の馬場で逃げた結果で、能力と切り離して見たい。
4角8番手(差)から上がり34.4(メンバー12位)。直線で0.4秒詰めた。490kg(-6)、前走は矢車賞・1勝* 7着(中3週)。
4角10番手(差)から上がり34.3(メンバー9位)。直線で0.5秒詰めた。480kg(+0)、前走は桜花賞G1 1着(中6週)。
4角14番手(追)から上がり34.3(メンバー9位)。直線で0.5秒詰めた。460kg(+4)、前走は忘れな草(L) 10着(中6週)。
4角3番手(先)から上がり35.5(メンバー16位)。直線で0.7秒失った。460kg(+2)、前走はフラワーG3 4着(中9週)。
4角8番手(差)から上がり35.2(メンバー14位)。直線で0.4秒失った。472kg(+0)、前走はフラワーG3 1着(中9週)。
4角18番手(追)から上がり33.9(メンバー6位)。直線で0.9秒詰めた。438kg(+2)、前走はスイート(L) 6着(中3週)。
4角5番手(差)から上がり36.3(メンバー17位)。直線で1.5秒失った。498kg(+8)、前走は桜花賞G1 18着(中6週)。
4角5番手(差)から上がり36.4(メンバー18位)。直線で1.6秒失った。448kg(-8)、前走はフローラG2 9着(中4週)。
先行比0.44倍はこの1年のG1で最も強い差し有利。1〜6着が0.1秒差の大接戦になった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ドリームコア | 上げ | 最も不利な脚質で3番手からハナ差。桜花賞9着は度外視してよい |
| エンネ | 上げ | 17番手から勝ち馬と同じ詰め幅1.7。0.3秒差の7着は位置の差 |
| ジュウリョクピエロ | 上げ | 14番手からメンバー最速、詰め幅1.7 |
| リアライズルミナス | 上げ | 0.44倍の馬場で2番手から0.1秒差。着順以上 |