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Race Review — 2026年9月5日

西宮ステークス3勝

阪神 4回1日目 10R 芝1800m(Aコース) 馬場 良・天候 曇 7頭 勝時計 1:47.5

RPCI 60.4は阪神芝1800m良の基準55.2より5.2も高い、7頭立ての超スロー。勝ち時計1:47.5は同条件の過去中央値より2.6秒も遅く、内容を読むには材料が乏しい一戦になった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 3 コルレオニス牡5・58kg M.デム 2 1:47.5 ― 1→1逃 33.56 +0.0 460-6
2 6 レディーミコノス牝4・56kg 田山旺佑 3 1:47.6 0.1 2→2先 33.23 +0.3 466+2
3 7 サウンドムーブ牡3・55kg 川田将雅 1 1:47.9 0.4 4→4差 32.91 +0.6 454+2
4 4 テーオーダグラス牡5・58kg 横山典弘 5 1:48.2 0.7 6→6追 32.91 +0.6 478-6
5 5 シンゼンカガ牡4・58kg 団野大成 6 1:48.3 0.8 3→3先 33.56 +0.0 452+0
6 1 オールセインツセ5・58kg 富田暁 4 1:48.3 0.8 4→4差 33.23 +0.3 496+2
7 2 エイカイマッケンロセ7・58kg 中井裕二 7 1:48.6 1.1 7→6追 33.35 +0.2 482+0

単勝 700 / 複勝 800・1,230 / 馬連 3,240 / 馬単 7,230 / 3連複 690 / 3連単 12,660

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=197)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F38.3 35.88+2.4
後半3F33.5 34.33-0.8
RPCI60.4 55.4+5.0

13.1-12.5-12.7-12.0-11.9-11.8-11.1-10.8-11.6

歴代の前半3F(秒・34.4秒起点) 2016 阪神 36.2 2017 阪神 37.1 2018 阪神 37.7 2019 阪神 36.5 2020 阪神 37.4 2021 阪神 36.6 2022 阪神 35.1 2023 阪神 34.7 2025 阪神 34.6 2026 阪神 38.3

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016阪神 36.234.4 ― 72 追
2017阪神 37.132.8 ― 15 逃
2018阪神 37.734.2 ― 34 先
2019阪神 36.534.2 ― 36 先
2020阪神 37.434.6 ― 59 差
2021阪神 36.634.2 ― 97 差
2022阪神 35.133.7 ― 74 追
2023阪神 34.736.5 ― 122 追
2025阪神 34.634.5 ― 63 差
2026阪神 38.333.5 ― 12 逃

トラックバイアス

4回阪神 1〜2日目(第1週)の芝全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 +0.013 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.25倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.361 25.0% 28
2022 0.366 20.7% 29
2023 0.360 44.8% 29
2025 0.371 33.3% 27
2026 0.336 48.3% 29
基準0.321 38.6% 14,004

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/52R 1800m 未勝利稍 1:47.3 -0.5 n=13
9/54R 1600m 未勝利稍 1:33.7 -1.1 n=11
9/55R 1400m 新馬良 1:21.6 -1.1 n=19
9/57R 1200m 1勝良 1:07.8 -0.7 n=14
9/58R 2000m 1勝良 2:00.2 -0.1 n=29
9/510R 1800m 3勝良 1:47.5 +2.6 n=15
9/61R 1400m 未勝利良 1:21.3 -0.1 n=25
9/64R 2000m 未勝利良 2:00.6 -0.9 n=54
9/65R 1800m 新馬良 1:48.7 +0.4 n=22
9/67R 1600m 1勝良 1:33.0 -0.8 n=40
9/68R 1600m 2勝良 1:32.5 -1.0 n=25

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

7頭立てで誰も動かず、上がりは全馬32.9〜33.5に収まった。0.6秒の中に7頭全部がいる計算で、これでは能力差はほとんど出ない。1〜2着が4角1・2番手というのも、この流れなら当然の結果だろう。

3着サウンドムーブ(1番人気)と4着テーオーダグラスが上がり32.9のメンバー最速タイ。位置取りの差だけで前の2頭に届かなかった形で、着順を額面どおりに受け取る必要はない。次走で流れが速くなれば序列は入れ替わる。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 3

◎コルレオニス

2人気
通過
1→1 逃
上り3F
33.5 6位
詰め幅
+0.0
前走
佐渡S・3勝 10着 中4週

超スローを利しての逃げ切り

2番人気。ハナを切って上がり33.5でまとめた。前走の佐渡S10着から一変したが、7頭立ての超スローという条件に恵まれた面は大きい。次走は同じようにはいかないだろう。

2 6

レディーミコノス

3人気
通過
2→2 先
上り3F
33.2 3位
詰め幅
+0.3
前走
長岡SH・3勝 12着 中2週

4角2番手(先)から上がり33.2(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。466kg(+2)、前走は長岡SH・3勝 12着(中2週)。

3 7

○サウンドムーブ

1人気
通過
4→4 差
上り3F
32.9 1位
詰め幅
+0.6
前走
博多S・3勝 2着 中9週

1番人気3着。上がり最速タイでも位置が遠かった

4角4番手から上がり32.9のメンバー最速タイ。0.4秒差の3着だが、超スローで前が止まらない流れでは物理的に届かない。中9週の休み明けでこの脚なら、能力を疑う必要はまったくない。

4 4

テーオーダグラス

5人気
通過
6→6 追
上り3F
32.9 1位
詰め幅
+0.6
前走
WASJ第2・3勝 7着 中2週

6番手から上がり最速タイ

5番人気。4角6番手から上がり32.9で0.6秒詰めたが4着まで。この流れでは仕方がない内容で、ペースが流れる条件なら見直せる。

5 5

シンゼンカガ

6人気
通過
3→3 先
上り3F
33.5 6位
詰め幅
+0.0
前走
高山SH・3勝 6着 中3週

4角3番手(先)から上がり33.5(メンバー6位)。直線で変わらず。452kg(+0)、前走は高山SH・3勝 6着(中3週)。

6 1

オールセインツ

4人気
通過
4→4 差
上り3F
33.2 3位
詰め幅
+0.3
前走
豊橋SH・3勝 8着 中5週

4角4番手(差)から上がり33.2(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。496kg(+2)、前走は豊橋SH・3勝 8着(中5週)。

7 2

エイカイマッケンロ

7人気
通過
7→6 追
上り3F
33.3 5位
詰め幅
+0.2
前走
関ケ原S・3勝 9着 中6週

4角6番手(追)から上がり33.3(メンバー5位)。直線で0.2秒詰めた。482kg(+0)、前走は関ケ原S・3勝 9着(中6週)。

次走に向けて

参考外に近い超スロー。着順よりも上がりの順位を見ておきたい。

馬評価理由
サウンドムーブ 上げ 上がり最速タイで3着。流れが速くなれば逆転できる
コルレオニス 下げ 超スローの逃げ切り。次走で人気になるようなら割引
7頭立ての超スローで、全馬の上がりが0.6秒差に収まった。このレースから読み取れることは多くない。