◎ピコローズ
10人気- 通過
- 7→6 差
- 上り3F
- 33.6 3位
- 詰め幅
- +0.9
- 前走
- 新潟日報・3勝 1着 中6週
3勝クラスから直行で重賞制覇
10番人気。4角6番手から上がり33.6(3位)で直線だけ0.9秒詰めた。前走の新潟日報賞を勝ってからの中6週で、勢いがそのまま出た形。ハンデ戦という条件は考慮すべきだが、高速決着に対応した点は本物だろう。
Race Review — 2026年9月5日
10番人気ピコローズが差し切り、勝ち時計1:32.0は同条件の過去中央値より1.0秒速い。高速馬場のなか、上がり33秒台を使った馬がそのまま上位を占めた一戦だった。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ピコローズ牝4・53kg | 三浦皇成 | 10 | 1:32.0 | ― | 7→6差 | 33.63 | +0.9 | 444+4 |
| 2 | 7 | エコロブルーム牡5・58kg | 武豊 | 5 | 1:32.1 | 0.1 | 5→4先 | 33.97 | +0.6 | 476+4 |
| 3 | 3 | ドロップオブライト牝7・56.5kg | 岩田康誠 | 8 | 1:32.2 | 0.2 | 3→3先 | 34.29 | +0.3 | 450+2 |
| 4 | 6 | ファンダム牡4・57kg | 戸崎圭太 | 4 | 1:32.2 | 0.2 | 10→11追 | 33.52 | +1.0 | 474-2 |
| 5 | 5 | サイルーンセ7・57kg | 大野拓弥 | 11 | 1:32.4 | 0.4 | 10→8差 | 33.85 | +0.7 | 472+6 |
| 6 | 4 | フォルテアンジェロ牡3・55kg | レーン | 1 | 1:32.5 | 0.5 | 15→14追 | 33.41 | +1.1 | 444-4 |
| 7 | 11 | クランフォード牝5・55kg | 菊沢一樹 | 9 | 1:32.6 | 0.6 | 2→2先 | 34.813 | -0.3 | 472+2 |
| 8 | 12 | ディールメーカー牡3・54kg | 横山武史 | 7 | 1:32.6 | 0.6 | 5→6差 | 34.411 | +0.1 | 494+0 |
| 9 | 2 | ミナデオロ牡5・56kg | ミシェル | 6 | 1:32.6 | 0.6 | 13→14追 | 33.74 | +0.8 | 508-2 |
| 10 | 1 | クルゼイロドスル牡6・57kg | 小崎綾也 | 13 | 1:32.7 | 0.7 | 13→12追 | 33.85 | +0.7 | 494-8 |
| 11 | 9 | レザベーション牡3・55kg | 原優介 | 2 | 1:32.7 | 0.7 | 7→8差 | 34.310 | +0.2 | 462+4 |
| 12 | 14 | リラボニート牝5・54kg | 丸山元気 | 15 | 1:32.8 | 0.8 | 7→8差 | 34.411 | +0.1 | 470-2 |
| 13 | 15 | テレサ牝4・55kg | 津村明秀 | 14 | 1:33.0 | 1.0 | 3→4先 | 35.014 | -0.5 | 452+4 |
| 14 | 16 | ラケマーダ牡6・56kg | 杉原誠人 | 16 | 1:33.1 | 1.1 | 15→16追 | 34.08 | +0.5 | 508+4 |
| 15 | 13 | メタルスピード牡6・55kg | 田辺裕信 | 12 | 1:33.4 | 1.4 | 1→1逃 | 35.916 | -1.4 | 516-4 |
| 16 | 10 | ヴァルキリーバース牝4・55.5kg | ルメール | 3 | 1:33.7 | 1.7 | 10→12追 | 35.014 | -0.5 | 478+4 |
単勝 1,960 / 複勝 480・270・450 / 枠連 8,000 / 馬連 8,920 / 馬単 18,840 / 3連複 42,840 / 3連単 334,980
今回のペース
同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 34.3 | 35.49 | -1.2 |
| 後半3F | 34.5 | 35.14 | -0.6 |
| RPCI | 50.0 | 51.2 | -1.2 |
12.3-10.8-11.2-11.5-11.7-11.5-11.5-11.5
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 中山 | 35.1 | 35.0 | ― | 6 | 8 | 差 |
| 2017 | 中山 | 34.6 | 34.5 | ― | 7 | 11 | 差 |
| 2018 | 中山 | 34.7 | 34.3 | ― | 8 | 14 | 差 |
| 2019 | 中山 | 33.3 | 34.9 | ― | 1 | 3 | 逃 |
| 2020 | 中山 | 35.0 | 35.6 | ― | 2 | 1 | 先 |
| 2021 | 中山 | 34.6 | 35.2 | ― | 9 | 1 | 差 |
| 2021 | 阪神 | 34.3 | 36.6 | ― | 8 | 6 | 差 |
| 2022 | 中山 | 35.5 | 34.4 | ― | 2 | 1 | 先 |
| 2023 | 中山 | 34.6 | 34.6 | ― | 3 | 2 | 先 |
| 2024 | 中山 | 34.2 | 33.5 | ― | 8 | 14 | 差 |
| 2025 | 中山 | 34.6 | 33.9 | ― | 10 | 2 | 差 |
| 2026 | 中山 | 34.3 | 34.5 | ― | 6 | 4 | 差 |
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.251 | 31 | |
| 2023 | 0.303 | 29 | |
| 2024 | 0.332 | 24 | |
| 2025 | 0.273 | 30 | |
| 2026 | 0.224 | 25 | |
| 基準 | 0.250 | 15,188 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/5 | 2R | 1600m 未勝利稍 | 1:33.8 | n=12 | |
| 9/5 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:03.3 | n=32 | |
| 9/5 | 9R | 1800m 1勝良 | 1:47.5 | n=25 | |
| 9/5 | 10R | 1200m 2勝良 | 1:07.0 | n=33 | |
| 9/5 | 11R | 1600m G3良 | 1:32.0 | n=16 | |
| 9/6 | 5R | 1600m 新馬稍 | 1:36.8 | n=7 | |
| 9/6 | 7R | 2000m 未勝利重 | 2:04.4 | n=7 | |
| 9/6 | 12R | 1200m 1勝重 | 1:10.0 | n=7 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
RPCI 50.0は中山芝1600mの基準51.0よりやや前傾。ハンデ戦らしく流れは緩まず、上位に来たのは上がり33秒台の馬ばかりだった。1着ピコローズ(33.6・4角6番手)、4着ファンダム(33.5・11番手)、6着フォルテアンジェロ(33.4・14番手)と、後ろから来た馬が軒並み詰めている。
一方で4角1番手のメタルスピードは上がり35.9で15着、2番手のクランフォードも上がり34.8で7着。前で運んだ組は総じて苦しくなった。開催週の中山芝はフラット判定だったので、これは馬場ではなくこのレースの流れによるものと見るべきだろう。
勝ったピコローズは前走で新潟日報賞(3勝クラス)を勝ったばかり。中6週でいきなり重賞を制した形で、ハンデ戦の斤量の恩恵もあったにせよ、上がり3位の脚で0.9秒詰めた内容に価値がある。
3勝クラスから直行で重賞制覇
10番人気。4角6番手から上がり33.6(3位)で直線だけ0.9秒詰めた。前走の新潟日報賞を勝ってからの中6週で、勢いがそのまま出た形。ハンデ戦という条件は考慮すべきだが、高速決着に対応した点は本物だろう。
4番手から粘って2着
5番人気。前で運んだ馬が総じて苦しくなったなか、4角4番手から0.1秒差に踏みとどまった。上がりは33.9で、この流れでこの位置なら評価できる。
4角3番手(先)から上がり34.2(メンバー9位)。直線で0.3秒詰めた。450kg(+2)、前走は関屋記念HG3 12着(中6週)。
11番手から1.0秒詰めて4着
4番人気。上がり33.5(2位)で直線だけ1.0秒詰めた。中11週の休み明けで、位置さえ取れれば勝ち負けまである内容。
4角8番手(差)から上がり33.8(メンバー5位)。直線で0.7秒詰めた。472kg(+6)、前走はしらさぎG3 14着(中11週)。
1番人気6着。上がり最速で1.1秒詰めた
ダービー12着から中14週での復帰戦。4角14番手と後方に置かれたが、上がり33.4のメンバー最速で直線だけ1.1秒詰めて0.5秒差まで来た。休み明けかつ位置取りが後ろすぎた一戦で、この着順で評価を下げる必要はない。次走は素直に狙える。
4角2番手(先)から上がり34.8(メンバー13位)。直線で0.3秒失った。472kg(+2)、前走は関屋記念HG3 2着(中6週)。
4角6番手(差)から上がり34.4(メンバー11位)。直線で0.1秒詰めた。494kg(+0)、前走はラジオNIHG3 2着(中10週)。
4角14番手(追)から上がり33.7(メンバー4位)。直線で0.8秒詰めた。508kg(-2)、前走は中京記念G3 5着(中3週)。
4角12番手(追)から上がり33.8(メンバー5位)。直線で0.7秒詰めた。494kg(-8)、前走は朱鷺S(L) 14着(中2週)。
4角8番手(差)から上がり34.3(メンバー10位)。直線で0.2秒詰めた。462kg(+4)、前走はNHKマG1 6着(中17週)。
4角8番手(差)から上がり34.4(メンバー11位)。直線で0.1秒詰めた。470kg(-2)、前走はクイーンG3 7着(中5週)。
4角4番手(先)から上がり35.0(メンバー14位)。直線で0.5秒失った。452kg(+4)、前走は府中牝馬HG3 15着(中11週)。
4角16番手(追)から上がり34.0(メンバー8位)。直線で0.5秒詰めた。508kg(+4)、前走はパラダH(L) 8着(中12週)。
4角1番手(逃)から上がり35.9(メンバー16位)。直線で1.4秒失った。516kg(-4)、前走は関屋記念HG3 14着(中6週)。
3番人気16着。見せ場なし
府中牝馬S14着から中11週。4角12番手から上がり35.0で1.7秒差の最下位。この一戦では何も判断できないが、人気での大敗は記録しておきたい。
上がり上位の馬が軒並み詰めた高速決着。位置取りの差が着順に直結した。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| フォルテアンジェロ | 上げ | 1番人気6着だが上がり最速で1.1秒詰めた。休み明け・後方待機の一戦 |
| ファンダム | 上げ | 11番手から1.0秒詰めて4着。位置を取れれば勝ち負け |
| メタルスピード | 下げ | 逃げて上がり35.9の15着。この流れでは全く粘れなかった |