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Race Review — 2026年9月5日

札幌スポーツニッポン賞2勝

札幌 2回5日目 10R 芝1200m(Cコース) 馬場 稍・天候 晴 16頭 勝時計 1:09.3

逃げたファビュラススターが0.6秒差の圧勝。前有利の札幌芝でハナを切り、しかも上がり34.7(メンバー2位)を使われては後続に手はなかった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 14 ファビュラススター牡5・58kg 池添謙一 2 1:09.3 ― 2→1逃 34.72 +0.1 516-6
2 7 ララバニュルス牡4・58kg 藤懸貴志 5 1:09.9 0.6 12→9差 34.51 +0.3 542+2
3 11 ビービーエフォート牝4・56kg 鮫島克駿 3 1:10.0 0.7 9→8差 34.83 +0.0 424+4
4 6 ツルノマイハシ牝3・54kg 佐々木大 4 1:10.0 0.7 3→3先 35.28 -0.4 464-2
5 1 スイミーユニバンス牝6・56kg 浜中俊 9 1:10.0 0.7 9→9差 34.83 +0.0 436-4
6 5 レッドスティンガー牡3・56kg 丹内祐次 1 1:10.1 0.8 3→3先 35.39 -0.5 470-2
7 10 ストレイトアスク牝5・56kg 北村友一 6 1:10.2 0.9 12→13追 34.83 +0.0 440+10
8 15 ビーコング牡5・58kg 松本大輝 10 1:10.4 1.1 6→6差 35.410 -0.6 504-2
9 3 ニシノラヴァンダ牝4・56kg 長浜鴻緒 13 1:10.4 1.1 6→6差 35.410 -0.6 430-2
10 16 セイプリーズ牝4・56kg 古川吉洋 7 1:10.7 1.4 15→13追 35.06 -0.2 434+12
11 13 ブライティアダイヤ牝5・56kg 横山琉人 15 1:10.7 1.4 15→13追 35.17 -0.3 470-2
12 4 ブルボンクイーン牝5・56kg 吉田隼人 14 1:10.7 1.4 12→12追 35.410 -0.6 490+2
13 9 スムースベルベット牝6・56kg 黛弘人 8 1:10.8 1.5 6→9差 35.713 -0.9 538+6
14 8 エスカレイト牝3・54kg 斎藤新 11 1:10.8 1.5 3→3先 36.114 -1.3 462+6
15 2 エルサトアナ牝4・56kg 和田陽希 16 1:11.4 2.1 9→16追 36.215 -1.4 442-2
16 12 ベビーズブレス牝4・56kg 荻野琢真 12 1:12.6 3.3 1→2先 38.116 -3.3 436+8

単勝 710 / 複勝 320・290・220 / 枠連 3,440 / 馬連 3,920 / 馬単 7,780 / 3連複 8,270 / 3連単 47,770

ラップとペース

基準=同コース・馬場稍の平均(n=31)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F34.5 34.61-0.1
後半3F34.8 35.84-1.0
RPCI49.1 46.6+2.5

12.1-10.9-11.5-11.6-11.4-11.8

歴代の前半3F(秒・33.5秒起点) 2016 札幌 35.0 2017 札幌 34.2 2018 札幌 34.3 2019 札幌 35.7 2020 札幌 33.8 2021 札幌 34.3 2022 札幌 33.8 2023 札幌 34.1 2024 札幌 34.2 2025 札幌 34.3 2026 札幌 34.5

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016札幌 35.034.4 1:09.4 23 先
2017札幌 34.234.9 1:09.1 57 差
2018札幌 34.336.1 1:10.4 712 差
2019札幌稍 35.734.7 1:10.4 12 逃
2020札幌 33.835.0 1:08.8 37 先
2021札幌 34.334.7 1:09.0 21 先
2022札幌 33.835.5 1:09.3 35 先
2023札幌重 34.136.6 1:10.7 56 差
2024札幌稍 34.235.1 1:09.3 46 先
2025札幌 34.335.0 1:09.3 63 差
2026札幌稍 34.534.8 1:09.3 19 先

トラックバイアス

2回札幌 5〜6日目(第3週)の芝全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 -0.006 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.16倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.254 47.2% 36
2023 0.210 50.0% 40
2024 0.299 42.4% 33
2025 0.314 32.4% 34
2026 0.239 57.1% 35
基準0.245 48.8% 6,093

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/52R 1200m 未勝利稍 1:10.4 +0.3 n=12
9/56R 2000m 未勝利稍 2:03.8 +0.6 n=10
9/57R 1800m 1勝稍 1:50.0 +0.6 n=11
9/59R 2000m 1勝稍 2:04.3 +1.2 n=6
9/62R 2000m 未勝利良 2:04.1 +2.2 n=35
9/64R 1200m 未勝利良 1:09.4 -0.3 n=25
9/65R 2000m 未勝利良 2:03.0 +1.1 n=35
9/67R 1200m 1勝良 1:09.5 +0.8 n=18
9/68R 1500m 1勝良 1:29.7 +1.2 n=16
9/610R 1800m 2勝良 1:48.7 +0.8 n=6

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

RPCI 49.1は札幌芝1200m稍重の基準46.3より上、つまりこの条件としてはむしろ緩い流れ。そのうえ開催週の札幌芝は先行馬の複勝圏率が基準の1.17倍で前有利に出ていた。逃げ馬にとってこれ以上ない条件が揃っている。

その中で2着に来たララバニュルスは4角9番手から上がり34.5のメンバー最速。0.6秒差は着差以上に価値がある内容で、条件が向けば逆転の目もある。3着ビービーエフォート、5着スイミーユニバンスも中団から上がり34.8で、後ろから来た馬の中身は悪くない。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 14

◎ファビュラススター

2人気
通過
2→1 逃
上り3F
34.7 2位
詰め幅
+0.1
前走
HBCH・2勝 2着 中1週

前有利の馬場をハナから支配して0.6秒差

2番人気。逃げて上がり34.7(2位)は、この馬場・この距離では反則的な強さ。前走HBC賞2着からの上積みも大きい。ただし逃げられなかったときにどうかは未知数で、次走で人気を背負う立場になると条件は厳しくなる。

2 7

○ララバニュルス

5人気
通過
12→9 差
上り3F
34.5 1位
詰め幅
+0.3
前走
HBCH・2勝 4着 中1週

9番手から上がり最速。前有利の流れで0.6秒差なら価値あり

5番人気。4角9番手から上がり34.5はメンバー最速で、直線で0.3秒詰めた。前が止まらない馬場で後ろから2着まで押し上げたのは着順以上の内容。次走は素直に狙える。

3 11

ビービーエフォート

3人気
通過
9→8 差
上り3F
34.8 3位
詰め幅
+0.0
前走
WASJ第1・2勝 2着 中2週

4角8番手(差)から上がり34.8(メンバー3位)。直線で変わらず。424kg(+4)、前走はWASJ第1・2勝 2着(中2週)。

4 6

ツルノマイハシ

4人気
通過
3→3 先
上り3F
35.2 8位
詰め幅
-0.4
前走
1勝クラス 1着 中1週

4角3番手(先)から上がり35.2(メンバー8位)。直線で0.4秒失った。464kg(-2)、前走は1勝クラス 1着(中1週)。

5 1

スイミーユニバンス

9人気
通過
9→9 差
上り3F
34.8 3位
詰め幅
+0.0
前走
HBCH・2勝 3着 中1週

4角9番手(差)から上がり34.8(メンバー3位)。直線で変わらず。436kg(-4)、前走はHBCH・2勝 3着(中1週)。

6 5

レッドスティンガー

1人気
通過
3→3 先
上り3F
35.3 9位
詰め幅
-0.5
前走
摩周湖特・2勝 3着 中4週

1番人気6着。好位から伸びを欠いた

4角3番手と位置は取れていたが、上がり35.3で直線は0.5秒失った。前有利の流れで好位からこれでは、状態か条件のどちらかに疑問が残る。

7 10

ストレイトアスク

6人気
通過
12→13 追
上り3F
34.8 3位
詰め幅
+0.0
前走
知床特別・2勝 3着 中3週

4角13番手(追)から上がり34.8(メンバー3位)。直線で変わらず。440kg(+10)、前走は知床特別・2勝 3着(中3週)。

8 15

ビーコング

10人気
通過
6→6 差
上り3F
35.4 10位
詰め幅
-0.6
前走
WASJ第1・2勝 4着 中2週

4角6番手(差)から上がり35.4(メンバー10位)。直線で0.6秒失った。504kg(-2)、前走はWASJ第1・2勝 4着(中2週)。

9 3

ニシノラヴァンダ

13人気
通過
6→6 差
上り3F
35.4 10位
詰め幅
-0.6
前走
渡島特別・2勝 10着 中10週

4角6番手(差)から上がり35.4(メンバー10位)。直線で0.6秒失った。430kg(-2)、前走は渡島特別・2勝 10着(中10週)。

10 16

セイプリーズ

7人気
通過
15→13 追
上り3F
35.0 6位
詰め幅
-0.2
前走
知床特別・2勝 2着 中3週

4角13番手(追)から上がり35.0(メンバー6位)。直線で0.2秒失った。434kg(+12)、前走は知床特別・2勝 2着(中3週)。

11 13

ブライティアダイヤ

15人気
通過
15→13 追
上り3F
35.1 7位
詰め幅
-0.3
前走
知床特別・2勝 11着 中3週

4角13番手(追)から上がり35.1(メンバー7位)。直線で0.3秒失った。470kg(-2)、前走は知床特別・2勝 11着(中3週)。

12 4

ブルボンクイーン

14人気
通過
12→12 追
上り3F
35.4 10位
詰め幅
-0.6
前走
知床特別・2勝 6着 中3週

4角12番手(追)から上がり35.4(メンバー10位)。直線で0.6秒失った。490kg(+2)、前走は知床特別・2勝 6着(中3週)。

13 9

スムースベルベット

8人気
通過
6→9 差
上り3F
35.7 13位
詰め幅
-0.9
前走
知床特別・2勝 4着 中3週

4角9番手(差)から上がり35.7(メンバー13位)。直線で0.9秒失った。538kg(+6)、前走は知床特別・2勝 4着(中3週)。

14 8

エスカレイト

11人気
通過
3→3 先
上り3F
36.1 14位
詰め幅
-1.3
前走
1勝クラス 1着 中3週

4角3番手(先)から上がり36.1(メンバー14位)。直線で1.3秒失った。462kg(+6)、前走は1勝クラス 1着(中3週)。

15 2

エルサトアナ

16人気
通過
9→16 追
上り3F
36.2 15位
詰め幅
-1.4
前走
知床特別・2勝 13着 中3週

4角16番手(追)から上がり36.2(メンバー15位)。直線で1.4秒失った。442kg(-2)、前走は知床特別・2勝 13着(中3週)。

16 12

ベビーズブレス

12人気
通過
1→2 先
上り3F
38.1 16位
詰め幅
-3.3
前走
知床特別・2勝 5着 中3週

4角2番手(先)から上がり38.1(メンバー16位)。直線で3.3秒失った。436kg(+8)、前走は知床特別・2勝 5着(中3週)。

次走に向けて

前有利の札幌芝1200mで、逃げ切りと最速上がりがきれいに分かれた。

馬評価理由
ララバニュルス 上げ 前が止まらない馬場を9番手から。上がり最速で0.6秒差
レッドスティンガー 下げ 1番人気で好位から0.8秒差。この条件でこれは物足りない
逃げ切った馬の強さと、後ろから最速上がりを使った馬の価値が同時に立つレース。次走の狙いは後者にある。