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Race Review — 2026年9月6日

セプテンバーステークス3勝

中山 4回2日目 10R 芝1200m(Bコース) 馬場 重・天候 雨 9頭 勝時計 1:09.3

重馬場の中山芝1200m。逃げたパクスロマーナが押し切り、3着も4角2番手。ただし最後方から上がり33.8で1.3秒詰めたルーフが0.5秒差の5着まで来ており、差し脚そのものは殺されていない。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 6 パクスロマーナ牝6・54kg 杉原誠人 2 1:09.3 ― 1→1逃 35.15 +0.0 448+6
2 8 カーヌスティ牡4・56kg ルメール 1 1:09.4 0.1 5→5差 34.63 +0.5 500+10
3 2 メイショウピース牝6・54kg 丸山元気 8 1:09.5 0.2 2→2先 35.26 -0.1 486+6
4 9 ポッドロワール牡4・56kg 木幡巧也 4 1:09.7 0.4 7→7追 34.63 +0.5 508-2
5 7 ルーフ牝6・54kg 原優介 7 1:09.8 0.5 9→9追 33.81 +1.3 508+0
6 1 フォルテム牡4・54kg 団野大成 5 1:09.8 0.5 3→3先 35.37 -0.2 496+2
7 3 トーセントラム牡6・55kg 菊沢一樹 9 1:09.9 0.6 8→8追 34.52 +0.6 442-4
8 4 マックアルイーン牡4・56kg 津村明秀 6 1:10.2 0.9 5→5差 35.48 -0.3 532-6
9 5 フクチャンショウ牡3・56kg 北村友一 3 1:10.3 1.0 4→3先 35.79 -0.6 454+4

単勝 380 / 複勝 160・130・460 / 枠連 510 / 馬連 730 / 馬単 1,210 / 3連複 3,690 / 3連単 15,010

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=195)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F34.2 33.68+0.5
後半3F35.1 34.63+0.5
RPCI47.4 47.3+0.1

12.3-10.7-11.2-11.4-11.5-12.2

歴代の前半3F(秒・32.9秒起点) 2016 中山 34.8 2017 中山 33.5 2018 中山 33.2 2019 中山 33.6 2021 中山 33.3 2024 中山 33.7 2025 中山 33.1 2026 中山 34.2

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016中山稍 34.833.9 1:08.7 81 差
2017中山稍 33.534.5 1:08.0 25 先
2018中山稍 33.233.8 1:07.0 12 逃
2019中山 33.634.0 1:07.6 21 先
2021中山 33.334.1 1:07.4 42 先
2024中山 33.733.6 1:07.3 510 差
2025中山 33.133.9 1:07.0 57 差
2026中山重 34.235.1 1:09.3 15 逃

トラックバイアス

4回中山 1〜2日目(第1週)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.029 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.07倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.251 45.2% 31
2023 0.303 41.4% 29
2024 0.332 50.0% 24
2025 0.273 40.0% 30
2026 0.224 48.0% 25
基準0.250 45.0% 15,188

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/52R 1600m 未勝利稍 1:33.8 -1.5 n=12
9/55R 2000m 新馬良 2:03.3 -0.0 n=32
9/59R 1800m 1勝良 1:47.5 -0.2 n=25
9/510R 1200m 2勝良 1:07.0 -1.2 n=33
9/511R 1600m G3良 1:32.0 -1.1 n=16
9/65R 1600m 新馬稍 1:36.8 -1.3 n=7
9/67R 2000m 未勝利重 2:04.4 +1.3 n=7
9/612R 1200m 1勝重 1:10.0 +0.3 n=7

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

9頭立てでRPCI 47.4。重馬場のサンプルが少ないため基準は良馬場のもの(47.3)を使っているが、ほぼ同じ値で流れに極端さはなかった。開催週の中山芝もフラット判定で、馬場のバイアスは強く出ていない。

上位は4角1・5・2番手と前寄りだが、2着カーヌスティ(1番人気)は5番手から上がり34.6で0.5秒詰めており、差しが届かないわけではなかった。5着ルーフは4角9番手=最後方から上がり33.8のメンバー最速、直線だけで1.3秒詰めている。0.5秒差という着差以上に価値のある内容だ。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 6

◎パクスロマーナ

2人気
通過
1→1 逃
上り3F
35.1 5位
詰め幅
+0.0
前走
TVh賞・3勝 6着 中6週

重馬場のハナを死守して押し切り

2番人気。逃げて上がり35.1でまとめた。前走のTVh賞6着から一変したが、9頭立てで自分の形に持ち込めたことが大きい。

2 8

カーヌスティ

1人気
通過
5→5 差
上り3F
34.6 3位
詰め幅
+0.5
前走
郡山特H・2勝 1着 中9週

1番人気2着。0.1秒差なら及第点

4角5番手から上がり34.6で0.5秒詰めての2着。2勝クラスを勝ってからの中9週で、クラスが上がっても即通用している。馬体+10kgも成長分だろう。

3 2

メイショウピース

8人気
通過
2→2 先
上り3F
35.2 6位
詰め幅
-0.1
前走
朱雀S・3勝 12着 中18週

4角2番手(先)から上がり35.2(メンバー6位)。直線で0.1秒失った。486kg(+6)、前走は朱雀S・3勝 12着(中18週)。

4 9

ポッドロワール

4人気
通過
7→7 追
上り3F
34.6 3位
詰め幅
+0.5
前走
長篠S・3勝 5着 中1週

4角7番手(追)から上がり34.6(メンバー3位)。直線で0.5秒詰めた。508kg(-2)、前走は長篠S・3勝 5着(中1週)。

5 7

○ルーフ

7人気
通過
9→9 追
上り3F
33.8 1位
詰め幅
+1.3
前走
TVh賞・3勝 4着 中6週

最後方から1.3秒詰めて0.5秒差

7番人気。4角9番手=最後方から上がり33.8のメンバー最速で、直線だけで1.3秒詰めた。前が止まらない流れのなかでこの詰め幅は突出しており、位置さえ取れれば勝ち負けになる。次走は素直に狙える。

6 1

フォルテム

5人気
通過
3→3 先
上り3F
35.3 7位
詰め幅
-0.2
前走
会津SH・3勝 6着 中8週

4角3番手(先)から上がり35.3(メンバー7位)。直線で0.2秒失った。496kg(+2)、前走は会津SH・3勝 6着(中8週)。

7 3

トーセントラム

9人気
通過
8→8 追
上り3F
34.5 2位
詰め幅
+0.6
前走
朱雀S・3勝 8着 中18週

4角8番手(追)から上がり34.5(メンバー2位)。直線で0.6秒詰めた。442kg(-4)、前走は朱雀S・3勝 8着(中18週)。

8 4

マックアルイーン

6人気
通過
5→5 差
上り3F
35.4 8位
詰め幅
-0.3
前走
多摩川S・3勝 9着 中11週

4角5番手(差)から上がり35.4(メンバー8位)。直線で0.3秒失った。532kg(-6)、前走は多摩川S・3勝 9着(中11週)。

9 5

フクチャンショウ

3人気
通過
4→3 先
上り3F
35.7 9位
詰め幅
-0.6
前走
NHKマG1 15着 中17週

3番人気9着。3番手から失速

NHKマイルC15着から中17週。4角3番手と位置は取れたが上がり35.7で1.0秒差の最下位。距離短縮と休み明けが重なった一戦で、判断は次走に持ち越したい。

次走に向けて

前寄りの決着だが、最後方から1.3秒詰めた馬がいた点は見逃せない。

馬評価理由
ルーフ 上げ 最後方から上がり最速で1.3秒詰めて0.5秒差。位置取りだけの負け
カーヌスティ 据え置き 昇級初戦で0.1秒差。力は足りている
着順は前から並んだが、直線で最も伸びたのは最後方の馬だった。