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Race Review — 2026年9月6日

HTB賞2勝

札幌 2回6日目 10R 芝1800m(Cコース) 馬場 良・天候 晴 14頭 勝時計 1:48.7

RPCI 49.7は札幌芝1800m良の基準53.4より3.7も低いハイペース。ところが前有利の札幌芝ではそれでも前が止まらず、4角3番手のハヤブササキチャンが押し切った。上位3頭は0.0秒差の大接戦。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 9 ハヤブササキチャン牝3・53kg 吉田隼人 1 1:48.7 ― 3→3先 35.85 +0.5 430+0
2 8 ワザモノ牡8・58kg 丹内祐次 5 1:48.7 0.0 5→5差 35.63 +0.7 494+2
3 11 サンセットゴールド牡3・55kg 小沢大仁 6 1:48.7 0.0 5→5差 35.74 +0.6 462+2
4 10 コッツォリーノ牡3・55kg 鮫島克駿 3 1:48.9 0.2 3→3先 36.18 +0.2 460-2
5 3 ドッグウッド牡3・55kg 斎藤新 2 1:48.9 0.2 9→7差 35.52 +0.8 452-8
6 4 ロートホルン牝4・56kg 浜中俊 7 1:49.0 0.3 11→10追 35.41 +0.9 474-4
7 2 ヒズマスターピース牝3・53kg 佐々木大 4 1:49.0 0.3 1→1逃 36.611 -0.3 508+0
8 5 エーデル牝5・56kg 古川吉洋 12 1:49.2 0.5 9→9差 35.85 +0.5 472+8
9 14 ダノンフィオーレ牝4・56kg 横山武史 9 1:49.3 0.6 7→7差 36.18 +0.2 444-4
10 1 フナデ牡5・58kg 横山和生 10 1:49.5 0.8 13→12追 35.85 +0.5 460-6
11 6 グレーヌドジョワ牡3・55kg 荻野琢真 8 1:49.6 0.9 2→2先 37.113 -0.8 456+6
12 12 ジャルディニエ牝4・56kg 和田陽希 11 1:50.1 1.4 13→14追 36.310 +0.0 472+14
13 7 プレアレジェンド牡3・55kg 小野楓馬 13 1:50.4 1.7 11→12追 36.912 -0.6 506-6
14 13 ファーマドール牝3・53kg 落合玄太 14 1:50.5 1.8 7→10追 37.214 -0.9 464-8

単勝 260 / 複勝 130・260・320 / 枠連 1,430 / 馬連 1,700 / 馬単 2,640 / 3連複 5,070 / 3連単 23,560

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=127)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F35.6 36.85-1.2
後半3F36.3 35.58+0.7
RPCI49.7 53.6-3.9

12.3-11.3-12.0-12.1-12.5-12.2-12.1-12.1-12.1

歴代の前半3F(秒・35.4秒起点) 2016 札幌 36.1 2017 札幌 37.0 2018 札幌 39.0 2019 札幌 36.5 2020 札幌 36.9 2022 札幌 36.6 2023 札幌 37.8 2024 札幌 37.2 2025 札幌 36.2 2026 札幌 35.6

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016札幌 36.134.5 ― 51 差
2017札幌稍 37.035.3 ― 42 先
2018札幌 39.035.1 ― 45 先
2019札幌 36.535.2 ― 36 先
2020札幌 36.935.1 ― 15 逃
2022札幌 36.636.6 ― 41 先
2023札幌重 37.836.3 ― 21 先
2024札幌稍 37.236.1 ― 34 先
2025札幌稍 36.236.9 ― 93 差
2026札幌 35.636.3 ― 35 先

トラックバイアス

2回札幌 5〜6日目(第3週)の芝全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 -0.006 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.16倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.254 47.2% 36
2023 0.210 50.0% 40
2024 0.299 42.4% 33
2025 0.314 32.4% 34
2026 0.239 57.1% 35
基準0.245 48.8% 6,093

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/52R 1200m 未勝利稍 1:10.4 +0.3 n=12
9/56R 2000m 未勝利稍 2:03.8 +0.6 n=10
9/57R 1800m 1勝稍 1:50.0 +0.6 n=11
9/59R 2000m 1勝稍 2:04.3 +1.2 n=6
9/62R 2000m 未勝利良 2:04.1 +2.2 n=35
9/64R 1200m 未勝利良 1:09.4 -0.3 n=25
9/65R 2000m 未勝利良 2:03.0 +1.1 n=35
9/67R 1200m 1勝良 1:09.5 +0.8 n=18
9/68R 1500m 1勝良 1:29.7 +1.2 n=16
9/610R 1800m 2勝良 1:48.7 +0.8 n=6

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ハイペースなら差しが決まりそうなものだが、この開催週の札幌芝は先行馬の複勝圏率が基準の1.17倍と前有利。結果は4角3・5・5番手の3頭が横並びで入線し、後ろから来た馬は届かなかった。

その届かなかった組が濃い。6着ロートホルンは4角10番手から上がり35.4のメンバー最速で0.9秒詰め、着差は0.3秒。5着ドッグウッドも7番手から上がり35.5で0.8秒詰めている。ハイペースを後ろで我慢して脚を使った馬たちで、位置取りの差だけで着順が決まった格好だ。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 9

◎ハヤブササキチャン

1人気
通過
3→3 先
上り3F
35.8 5位
詰め幅
+0.5
前走
1勝クラス 1着 中3週

ハイペースを3番手で受けて押し切り

1番人気。基準比3.7も速い流れを4角3番手で追走し、上がり35.8でまとめた。前有利の馬場に恵まれた面はあるが、この位置でこの上がりなら内容は上々。1勝クラスからの連勝で勢いもある。

2 8

ワザモノ

5人気
通過
5→5 差
上り3F
35.6 3位
詰め幅
+0.7
前走
WASJ第4・2勝 3着 中2週

4角5番手(差)から上がり35.6(メンバー3位)。直線で0.7秒詰めた。494kg(+2)、前走はWASJ第4・2勝 3着(中2週)。

3 11

サンセットゴールド

6人気
通過
5→5 差
上り3F
35.7 4位
詰め幅
+0.6
前走
1勝クラス 1着 中2週

4角5番手(差)から上がり35.7(メンバー4位)。直線で0.6秒詰めた。462kg(+2)、前走は1勝クラス 1着(中2週)。

4 10

コッツォリーノ

3人気
通過
3→3 先
上り3F
36.1 8位
詰め幅
+0.2
前走
北海H・2勝 14着 中8週

4角3番手(先)から上がり36.1(メンバー8位)。直線で0.2秒詰めた。460kg(-2)、前走は北海H・2勝 14着(中8週)。

5 3

ドッグウッド

2人気
通過
9→7 差
上り3F
35.5 2位
詰め幅
+0.8
前走
湯浜特別・1勝 1着 中7週

7番手から0.8秒詰めて5着

2番人気。上がり35.5(2位)で0.2秒差。1勝クラスを勝ってからの中7週で、クラスが上がっても力は通用している。馬体-8kgの点だけ次走で確認したい。

6 4

○ロートホルン

7人気
通過
11→10 追
上り3F
35.4 1位
詰め幅
+0.9
前走
かもめ島・2勝 3着 中7週

10番手から上がり最速で0.9秒詰め、0.3秒差の6着

7番人気。ハイペースを4角10番手で我慢し、上がり35.4のメンバー最速で直線だけ0.9秒詰めた。前有利の馬場でこれなら、着順以上に評価すべき内容。中7週の休み明けでもあり、次走は素直に狙いたい。

7 2

ヒズマスターピース

4人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.6 11位
詰め幅
-0.3
前走
摩周湖特・2勝 5着 中4週

逃げて7着。ハイペースを作った分だけ苦しく

4番人気。4角1番手で基準比3.7速い流れを作り、最後は上がり36.6で0.3秒失った。前有利の馬場でなければもっと大きく崩れていたはずで、内容は評価が難しい。

8 5

エーデル

12人気
通過
9→9 差
上り3F
35.8 5位
詰め幅
+0.5
前走
かもめ島・2勝 10着 中7週

4角9番手(差)から上がり35.8(メンバー5位)。直線で0.5秒詰めた。472kg(+8)、前走はかもめ島・2勝 10着(中7週)。

9 14

ダノンフィオーレ

9人気
通過
7→7 差
上り3F
36.1 8位
詰め幅
+0.2
前走
1勝クラス 1着 中4週

4角7番手(差)から上がり36.1(メンバー8位)。直線で0.2秒詰めた。444kg(-4)、前走は1勝クラス 1着(中4週)。

10 1

フナデ

10人気
通過
13→12 追
上り3F
35.8 5位
詰め幅
+0.5
前走
北海H・2勝 6着 中8週

4角12番手(追)から上がり35.8(メンバー5位)。直線で0.5秒詰めた。460kg(-6)、前走は北海H・2勝 6着(中8週)。

11 6

グレーヌドジョワ

8人気
通過
2→2 先
上り3F
37.1 13位
詰め幅
-0.8
前走
石狩特別・1勝 1着 中4週

4角2番手(先)から上がり37.1(メンバー13位)。直線で0.8秒失った。456kg(+6)、前走は石狩特別・1勝 1着(中4週)。

12 12

ジャルディニエ

11人気
通過
13→14 追
上り3F
36.3 10位
詰め幅
+0.0
前走
九州スポ・2勝 10着 中9週

4角14番手(追)から上がり36.3(メンバー10位)。直線で変わらず。472kg(+14)、前走は九州スポ・2勝 10着(中9週)。

13 7

プレアレジェンド

13人気
通過
11→12 追
上り3F
36.9 12位
詰め幅
-0.6
前走
モーリ 10着 中3週

4角12番手(追)から上がり36.9(メンバー12位)。直線で0.6秒失った。506kg(-6)、前走はモーリ 10着(中3週)。

14 13

ファーマドール

14人気
通過
7→10 追
上り3F
37.2 14位
詰め幅
-0.9
前走
グラン 8着 中5週

4角10番手(追)から上がり37.2(メンバー14位)。直線で0.9秒失った。464kg(-8)、前走はグラン 8着(中5週)。

次走に向けて

ハイペース×前有利という珍しい組み合わせ。後ろから脚を使った馬に妙味がある。

馬評価理由
ロートホルン 上げ 前有利の馬場を10番手から。上がり最速で0.9秒詰めて0.3秒差
ドッグウッド 上げ 7番手から0.8秒詰めて0.2秒差。位置取りだけの負け
0.0〜0.3秒の中に6頭。着順を分けたのは能力ではなく、4角での位置だった。