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Race Review — 2026年9月6日

丹頂ステークスオープン

札幌 2回6日目 11R 芝2600m(Cコース) 馬場 良・天候 晴 14頭 勝時計 2:40.7

5番人気コーチェラバレーが逃げて1.1秒差の圧勝。前有利の札幌芝で、2600mという長距離戦のハナを譲らなかった時点で勝負は決まっていた。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 7 コーチェラバレー牡4・54kg 横山和生 5 2:40.7 ― 1→1逃 36.22 +0.0 436-6
2 12 ゴールデンスナップ牝6・55kg 浜中俊 2 2:41.8 1.1 8→12追 36.43 -0.2 476+8
3 8 グランドカリナン牡6・54kg 小林美駒 14 2:42.1 1.4 13→14追 36.11 +0.1 460+10
4 4 ヨヒーン牝4・53kg 鮫島克駿 7 2:42.2 1.5 6→3先 37.15 -0.9 464-2
5 9 エコロレイズ牡5・53kg 横山琉人 10 2:42.3 1.6 12→12追 36.74 -0.5 510+4
6 10 マイネルカンパーナ牡6・56kg 丹内祐次 8 2:42.4 1.7 3→3先 37.57 -1.3 408-10
7 13 ホールネス牝6・55kg 小沢大仁 3 2:42.7 2.0 8→9差 37.36 -1.1 540+6
8 2 サクソンジェンヌ牝5・53kg 川又賢治 11 2:43.2 2.5 3→5差 38.310 -2.1 476+2
9 6 シュトルーヴェセ7・59kg 佐々木大 9 2:43.5 2.8 6→7差 38.310 -2.1 478-4
10 1 レクスノヴァス牡4・56kg 横山武史 1 2:43.5 2.8 13→9差 37.57 -1.3 492+4
11 14 ギャンブルルーム牡5・56kg 松本大輝 6 2:43.6 2.9 8→9差 38.29 -2.0 506-2
12 3 パレハ牝5・54kg 吉田隼人 12 2:43.7 3.0 8→7差 38.310 -2.1 452+6
13 11 ブレイヴロッカーセ6・56kg 斎藤新 13 2:44.8 4.1 2→6差 40.113 -3.9 456+6
14 5 ボンドロア牡4・53kg 横山典弘 4 2:46.6 5.9 3→2先 41.614 -5.4 480+12

単勝 1,040 / 複勝 320・190・1,050 / 枠連 2,460 / 馬連 3,450 / 馬単 7,330 / 3連複 53,820 / 3連単 321,540

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=50)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F37.7 37.6+0.1
後半3F36.2 36.18+0.0
RPCI53.2 53.9-0.7

13.1-11.8-12.8-12.7-11.8-12.4-13.2-12.4-12.1-12.2-12.1-11.9-12.2

歴代の前半3F(秒・36.9秒起点) 2016 札幌 37.9 2017 札幌 39.0 2018 札幌 37.5 2019 札幌 38.8 2020 札幌 37.1 2021 札幌 38.3 2022 札幌 37.5 2023 札幌 37.7 2025 札幌 38.1 2026 札幌 37.7

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016札幌 37.935.8 ― 12 逃
2017札幌 39.037.7 ― 44 先
2018札幌 37.538.3 ― 25 先
2019札幌 38.836.1 ― 57 差
2020札幌 37.136.2 ― 34 先
2021札幌 38.336.2 ― 13 先
2022札幌 37.537.4 ― 25 先
2023札幌 37.737.7 ― 23 先
2025札幌稍 38.136.4 ― 14 逃
2026札幌 37.736.2 ― 112 逃

トラックバイアス

2回札幌 5〜6日目(第3週)の芝全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 -0.006 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.16倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.254 47.2% 36
2023 0.210 50.0% 40
2024 0.299 42.4% 33
2025 0.314 32.4% 34
2026 0.239 57.1% 35
基準0.245 48.8% 6,093

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/52R 1200m 未勝利稍 1:10.4 +0.3 n=12
9/56R 2000m 未勝利稍 2:03.8 +0.6 n=10
9/57R 1800m 1勝稍 1:50.0 +0.6 n=11
9/59R 2000m 1勝稍 2:04.3 +1.2 n=6
9/62R 2000m 未勝利良 2:04.1 +2.2 n=35
9/64R 1200m 未勝利良 1:09.4 -0.3 n=25
9/65R 2000m 未勝利良 2:03.0 +1.1 n=35
9/67R 1200m 1勝良 1:09.5 +0.8 n=18
9/68R 1500m 1勝良 1:29.7 +1.2 n=16
9/610R 1800m 2勝良 1:48.7 +0.8 n=6

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

RPCI 53.2は札幌芝2600m良の基準53.6とほぼ同じで、極端な流れではない。それでも1.1秒の差がついたのは、前有利の馬場(先行馬の複勝圏率が基準の1.17倍)で単騎逃げの形を作れたことが大きい。勝ち馬は上がり36.2(2位)と最後まで脚が残っていた。

対照的に、2着ゴールデンスナップは4角12番手、3着グランドカリナン(14番人気)は4角14番手=最後方から。上がり36.1のメンバー最速を使ったグランドカリナンでも1.4秒差までしか詰められなかった。1番人気レクスノヴァスは4角9番手から10着に沈んでいる。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 7

◎コーチェラバレー

5人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.2 2位
詰め幅
+0.0
前走
札幌日経(L) 9着 中6週

単騎逃げから1.1秒差。展開を完全に支配した

5番人気。前有利の馬場でハナを切り、上がりも36.2(2位)と最後まで残した。長距離戦で誰にも絡まれない形を作れた時点で、勝ちパターンに入っていた。ただし同じ形が毎回作れるとは限らず、次走で人気になるなら注意したい。

2 12

ゴールデンスナップ

2人気
通過
8→12 追
上り3F
36.4 3位
詰め幅
-0.2
前走
メトロポ(L) 6着 中17週

4角12番手(追)から上がり36.4(メンバー3位)。直線で0.2秒失った。476kg(+8)、前走はメトロポ(L) 6着(中17週)。

3 8

○グランドカリナン

14人気
通過
13→14 追
上り3F
36.1 1位
詰め幅
+0.1
前走
新潟大賞HG3 9着 中16週

14番人気、最後方から上がり最速

4角14番手=最後方から上がり36.1のメンバー最速で3着。前有利の馬場で単騎逃げを許した流れでは、これ以上は難しかった。中16週の休み明け・馬体+10kgでこの内容なら、次走の上積みも見込める。

4 4

ヨヒーン

7人気
通過
6→3 先
上り3F
37.1 5位
詰め幅
-0.9
前走
STVH・3勝 1着 中5週

4角3番手(先)から上がり37.1(メンバー5位)。直線で0.9秒失った。464kg(-2)、前走はSTVH・3勝 1着(中5週)。

5 9

エコロレイズ

10人気
通過
12→12 追
上り3F
36.7 4位
詰め幅
-0.5
前走
札幌日経(L) 6着 中6週

4角12番手(追)から上がり36.7(メンバー4位)。直線で0.5秒失った。510kg(+4)、前走は札幌日経(L) 6着(中6週)。

6 10

マイネルカンパーナ

8人気
通過
3→3 先
上り3F
37.5 7位
詰め幅
-1.3
前走
天皇賞春G1 10着 中18週

4角3番手(先)から上がり37.5(メンバー7位)。直線で1.3秒失った。408kg(-10)、前走は天皇賞春G1 10着(中18週)。

7 13

ホールネス

3人気
通過
8→9 差
上り3F
37.3 6位
詰め幅
-1.1
前走
札幌日経(L) 2着 中6週

4角9番手(差)から上がり37.3(メンバー6位)。直線で1.1秒失った。540kg(+6)、前走は札幌日経(L) 2着(中6週)。

8 2

サクソンジェンヌ

11人気
通過
3→5 差
上り3F
38.3 10位
詰め幅
-2.1
前走
ストーH・3勝 1着 中11週

4角5番手(差)から上がり38.3(メンバー10位)。直線で2.1秒失った。476kg(+2)、前走はストーH・3勝 1着(中11週)。

9 6

シュトルーヴェ

9人気
通過
6→7 差
上り3F
38.3 10位
詰め幅
-2.1
前走
新潟大賞HG3 11着 中16週

4角7番手(差)から上がり38.3(メンバー10位)。直線で2.1秒失った。478kg(-4)、前走は新潟大賞HG3 11着(中16週)。

10 1

レクスノヴァス

1人気
通過
13→9 差
上り3F
37.5 7位
詰め幅
-1.3
前走
札幌日経(L) 7着 中6週

1番人気10着。見せ場を作れず

4角9番手から上がり37.5で2.8秒差。展開が向かなかったのは確かだが、同じ位置から差してきた馬もおり、負けすぎの印象は否めない。

11 14

ギャンブルルーム

6人気
通過
8→9 差
上り3F
38.2 9位
詰め幅
-2.0
前走
札幌日経(L) 3着 中6週

4角9番手(差)から上がり38.2(メンバー9位)。直線で2.0秒失った。506kg(-2)、前走は札幌日経(L) 3着(中6週)。

12 3

パレハ

12人気
通過
8→7 差
上り3F
38.3 10位
詰め幅
-2.1
前走
巴賞 8着 中8週

4角7番手(差)から上がり38.3(メンバー10位)。直線で2.1秒失った。452kg(+6)、前走は巴賞 8着(中8週)。

13 11

ブレイヴロッカー

13人気
通過
2→6 差
上り3F
40.1 13位
詰め幅
-3.9
前走
札幌日経(L) 止着 中6週

4角6番手(差)から上がり40.1(メンバー13位)。直線で3.9秒失った。456kg(+6)、前走は札幌日経(L) 止着(中6週)。

14 5

ボンドロア

4人気
通過
3→2 先
上り3F
41.6 14位
詰め幅
-5.4
前走
ライラッ・2勝 1着 中6週

4番人気14着。2番手から大きく後退

4角2番手から上がり41.6で5.9秒差の最下位。馬体+12kgでの一戦でもあり、距離か状態のどちらかに問題があったと見るべき。

次走に向けて

単騎逃げが決まった長距離戦。後ろの馬の着差は割り引いて読みたい。

馬評価理由
グランドカリナン 上げ 14番人気で最後方から上がり最速。休み明けでこの脚なら次は上
コーチェラバレー 据え置き 圧勝だが、単騎逃げという最良の形を作れた面が大きい
1.1秒差の圧勝だが、着差の大半は展開が作ったもの。後方から脚を使った馬を拾っておきたい。