◎ジョバンニ
3人気- 通過
- 4→4 先
- 上り3F
- 34.6 4位
- 詰め幅
- +0.3
- 前走
- 小倉記念HG3 2着 中8週
ハイペースを4番手で受けて押し切り
3番人気。前走の小倉記念2着からの中8週。ハイペースを4角4番手で追走し、上がり34.6(4位)で0.3秒詰めての勝利。位置も脚も水準以上で、混戦を抜け出した内容は評価できる。
Race Review — 2026年9月12日
RPCI 51.6は阪神芝2000m良の基準54.2より2.6低いハイペース。前有利の馬場との綱引きになり、1〜6着が0.4秒差という大接戦になった。勝ったのは4角4番手のジョバンニ。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 15 | ジョバンニ牡4・58kg | 松山弘平 | 3 | 1:57.6 | ― | 4→4先 | 34.64 | +0.3 | 478+4 |
| 2 | 8 | カラマティアノス牡4・58kg | ルメール | 9 | 1:57.6 | 0.0 | 7→7差 | 34.32 | +0.6 | 468-4 |
| 3 | 7 | ジーティーアダマン牡4・57kg | 岩田望来 | 5 | 1:57.8 | 0.2 | 4→4先 | 34.87 | +0.1 | 496-4 |
| 4 | 11 | マリアイリダータ牝4・54kg | 坂井瑠星 | 2 | 1:57.8 | 0.2 | 13→12追 | 34.11 | +0.8 | 458+4 |
| 5 | 9 | マテンロウゲイル牡3・54kg | 横山和生 | 1 | 1:58.0 | 0.4 | 2→1逃 | 35.311 | -0.4 | 508+12 |
| 6 | 4 | ガイアメンテ牡5・57kg | 武豊 | 6 | 1:58.0 | 0.4 | 8→8差 | 34.64 | +0.3 | 494+2 |
| 7 | 12 | レーゼドラマ牝4・55.5kg | 松若風馬 | 12 | 1:58.5 | 0.9 | 2→2先 | 35.813 | -0.9 | 472+4 |
| 8 | 14 | ミッキーゴールドセ4・55kg | 西村淳也 | 10 | 1:58.5 | 0.9 | 10→8差 | 35.09 | -0.1 | 488+0 |
| 8 | 5 | ピースワンデュック牡5・55kg | 佐々木大 | 7 | 1:58.5 | 0.9 | 4→4先 | 35.612 | -0.7 | 460+6 |
| 10 | 1 | フィーリウス牡4・56kg | M.デム | 14 | 1:58.5 | 0.9 | 15→15追 | 34.43 | +0.5 | 516+4 |
| 11 | 10 | タガノデュード牡5・58kg | 古川吉洋 | 4 | 1:58.6 | 1.0 | 14→13追 | 34.76 | +0.2 | 508+4 |
| 12 | 3 | センツブラッド牡4・56kg | 西塚洸二 | 13 | 1:58.7 | 1.1 | 10→10差 | 35.110 | -0.2 | 470+0 |
| 13 | 6 | カネフラ牡6・53kg | 酒井学 | 16 | 1:58.9 | 1.3 | 15→13追 | 34.98 | +0.0 | 446+0 |
| 14 | 16 | マテンロウスカイセ7・58kg | 横山典弘 | 15 | 2:00.0 | 2.4 | 9→10差 | 36.414 | -1.5 | 496+6 |
| 15 | 2 | ジーティーダーリン牡4・55kg | 松本大輝 | 8 | 2:00.7 | 3.1 | 1→2先 | 38.015 | -3.1 | 516+8 |
| 止 | 13 | グランヴィノス牡6・56kg | 川田将雅 | 11 | ― | ― | 10→15追 | ― | ― | 520-12 |
単勝 710 / 複勝 220・510・380 / 枠連 1,950 / 馬連 4,460 / 馬単 8,370 / 3連複 16,840 / 3連単 85,250
今回のペース
同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.2 | 36.53 | -1.3 |
| 後半3F | 34.9 | 35.19 | -0.3 |
| RPCI | 51.6 | 53.9 | -2.3 |
12.5-10.7-12.0-12.3-11.9-11.8-11.5-11.7-11.5-11.7
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 阪神稍 | 35.3 | 36.1 | ― | 2 | 12 | 先 |
| 2025 | 阪神 | 36.0 | 35.7 | ― | 9 | 4 | 差 |
| 2026 | 阪神 | 35.2 | 34.9 | ― | 4 | 7 | 先 |
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.360 | 26 | |
| 2022 | 0.371 | 26 | |
| 2023 | 0.302 | 26 | |
| 2025 | 0.362 | 27 | |
| 2026 | 0.300 | 31 | |
| 基準 | 0.322 | 13,997 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/12 | 2R | 2000m 未勝利良 | 2:01.5 | n=54 | |
| 9/12 | 4R | 1800m 未勝利良 | 1:46.0 | n=50 | |
| 9/12 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:35.9 | n=35 | |
| 9/12 | 8R | 1800m 1勝良 | 1:45.3 | n=31 | |
| 9/12 | 9R | 1400m 2勝良 | 1:20.6 | n=28 | |
| 9/12 | 11R | 2000m G3良 | 1:57.6 | n=9 | |
| 9/13 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:34.5 | n=61 | |
| 9/13 | 4R | 2200m 未勝利良 | 2:12.2 | n=8 | |
| 9/13 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:04.8 | n=24 | |
| 9/13 | 9R | 2000m 2勝良 | 1:59.8 | n=26 | |
| 9/13 | 10R | 1600m 3勝良 | 1:33.6 | n=12 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
2025年から9月のハンデ戦に移ったこのレース、今年はハイペースで流れた。通常なら差し有利に振れるところだが、開催週の阪神芝は先行馬の複勝圏率が基準の1.17倍で前有利。結果として前に行った馬も後ろから来た馬も大きくは崩れず、0.4秒に6頭がひしめく形になった。
位置取り別に見ると、1着ジョバンニ(4番手)、2着カラマティアノス(7番手)、3着ジーティーアダマン(4番手)と中団から前寄りが上位。4着マリアイリダータは4角12番手から上がり34.1のメンバー最速で0.8秒詰め、0.2秒差まで来た。5着マテンロウゲイル(1番人気)は逃げて0.4秒差に粘っている。
ハイペースを先頭で受けて0.4秒差というマテンロウゲイルの内容と、後方12番手から0.2秒差まで来たマリアイリダータの内容は、どちらも着順より上に評価すべきだろう。前と後ろの両極が健闘した、読み解きの難しい一戦だった。
ハイペースを4番手で受けて押し切り
3番人気。前走の小倉記念2着からの中8週。ハイペースを4角4番手で追走し、上がり34.6(4位)で0.3秒詰めての勝利。位置も脚も水準以上で、混戦を抜け出した内容は評価できる。
9番人気2着。7番手から0.6秒詰めた
上がり34.3(2位)で直線だけ0.6秒詰めての2着。中9週での参戦で、ハンデ戦の恩恵もあるにせよ内容は確か。
4角4番手(先)から上がり34.8(メンバー7位)。直線で0.1秒詰めた。496kg(-4)、前走は小倉記念HG3 6着(中8週)。
2番人気4着。12番手から上がり最速で0.2秒差
3勝クラス(バーデンバーデンC)を勝っての昇級初戦、中11週。4角12番手と後方に置かれながら上がり34.1のメンバー最速で0.8秒詰め、0.2秒差まで来た。前有利の馬場で後方からこれなら、力は重賞級。次走は素直に狙える。
1番人気5着。ハイペースを逃げて0.4秒差
ダービー5着からの中15週。4角1番手でハイペースを作りながら0.4秒差に粘った。上がりは35.3まで落ちたが、この流れを先頭で受けてこの着差なら内容は悪くない。馬体+12kgで、使われての上積みも見込める。
4角8番手(差)から上がり34.6(メンバー4位)。直線で0.3秒詰めた。494kg(+2)、前走は小倉記念HG3 4着(中8週)。
4角2番手(先)から上がり35.8(メンバー13位)。直線で0.9秒失った。472kg(+4)、前走は小倉記念HG3 3着(中8週)。
4角8番手(差)から上がり35.0(メンバー9位)。直線で0.1秒失った。488kg(+0)、前走は関ケ原S・3勝 1着(中7週)。
4角4番手(先)から上がり35.6(メンバー12位)。直線で0.7秒失った。460kg(+6)、前走は函館記念HG3 3着(中11週)。
4角15番手(追)から上がり34.4(メンバー3位)。直線で0.5秒詰めた。516kg(+4)、前走は函館記念HG3 13着(中11週)。
4角13番手(追)から上がり34.7(メンバー6位)。直線で0.2秒詰めた。508kg(+4)、前走は宝塚記念G1 5着(中13週)。
4角10番手(差)から上がり35.1(メンバー10位)。直線で0.2秒失った。470kg(+0)、前走は七夕賞HG3 4着(中9週)。
4角13番手(追)から上がり34.9(メンバー8位)。直線で変わらず。446kg(+0)、前走は小倉記念HG3 13着(中8週)。
4角10番手(差)から上がり36.4(メンバー14位)。直線で1.5秒失った。496kg(+6)、前走は関屋記念HG3 6着(中7週)。
4角2番手(先)から上がり38.0(メンバー15位)。直線で3.1秒失った。516kg(+8)、前走は垂水S・3勝 1着(中14週)。
競走中止。中40週の復帰戦だった
鳴尾記念4着から中40週=約9か月ぶりの復帰戦で競走中止。この一戦からは何も読み取れない。
ハイペース×前有利という綱引きで、前も後ろも健闘した混戦。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| マリアイリダータ | 上げ | 昇級初戦で12番手から上がり最速。前有利の馬場で0.2秒差なら重賞級 |
| マテンロウゲイル | 上げ | ハイペースを逃げて0.4秒差。上積みも見込める |
| ジョバンニ | 据え置き | 勝ち方は文句なしだが、0.4秒に6頭の混戦でもある |