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Race Review — 2026年9月12日

ラジオ日本賞オープン

中山 4回3日目 11R ダ1200m(nanコース) 馬場 重・天候 曇 16頭 勝時計 1:09.0

1〜5着が0.2秒差という大接戦。中山ダートは差し有利に出ていた週だが、このレースに限れば4角1・2番手の2頭も2着3着に粘っており、むしろ位置取りの差は出なかった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 15 ユキマル牡6・57kg 丹内祐次 3 1:09.0 ― 6→5差 35.54 +0.4 500+0
2 5 ジョーローリット牝5・56kg 武藤雅 4 1:09.2 0.2 1→1逃 36.111 -0.2 504-2
3 16 ロードフロンティア牡5・57kg 川須栄彦 5 1:09.2 0.2 4→2先 35.810 +0.1 468-4
4 10 ゲイルライダー牡4・57kg 菊沢一樹 1 1:09.2 0.2 6→5差 35.77 +0.2 508+0
5 13 ショウナンアビアス牡6・57kg 横山武史 7 1:09.2 0.2 8→8差 35.54 +0.4 504+0
6 9 ブレーザー牡5・58kg 戸崎圭太 2 1:09.4 0.4 8→8差 35.77 +0.2 520-2
7 14 ポールセン牡4・57kg 斎藤新 6 1:09.5 0.5 2→2先 36.213 -0.3 490+4
8 12 ゲッティヴィラ牡4・57kg 三浦皇成 13 1:09.6 0.6 11→11追 35.77 +0.2 454-6
9 8 ヒルノドゴール牡5・57kg 内田博幸 14 1:09.7 0.7 13→13追 34.72 +1.2 514-12
10 3 イスラアネーロ牡7・58kg 松岡正海 15 1:09.8 0.8 8→8差 36.111 -0.2 452-4
11 6 ムーヴ牡7・57kg 横山琉人 8 1:09.8 0.8 15→15追 34.61 +1.3 496+14
12 11 ブラウンラチェット牝4・55kg 丸山元気 9 1:09.9 0.9 12→12追 35.54 +0.4 452+2
13 7 バグラダス牡6・57kg 小崎綾也 11 1:10.0 1.0 13→13追 35.13 +0.8 480-8
14 1 オーブルクール牝5・55kg 石橋脩 12 1:10.4 1.4 2→2先 37.214 -1.3 474+2
15 2 プレゼンティーア牝5・55kg 大野拓弥 10 1:11.0 2.0 4→5差 37.615 -1.7 494+2
外 4 モンドプリューム牡6・58kg 田辺裕信 ― ― ― ―→―― ― ― 506-8

単勝 630 / 複勝 180・220・260 / 枠連 950 / 馬連 1,960 / 馬単 4,000 / 3連複 6,800 / 3連単 38,150

ラップとペース

基準=同コース・馬場重の平均(n=84)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F33.1 33.94-0.8
後半3F35.9 37.12-1.2
RPCI42.2 41.5+0.7

11.7-10.5-10.9-11.5-12.1-12.3

歴代の前半3F(秒・32.9秒起点) 2016 中山 36.1 2017 中山 36.5 2018 中山 36.3 2019 中山 37.8 2020 中山 36.5 2021 中山 36.2 2022 中山 36.6 2023 中山 36.3 2024 中山 36.4 2025 中山 33.8 2026 中山 33.1

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016中山稍 36.137.8 ― 51 差
2017中山不 36.537.8 ― 1114 追
2018中山 36.337.6 ― 27 先
2019中山 37.837.9 ― 16 逃
2020中山 36.538.0 ― 12 先
2021中山稍 36.238.2 ― 19 先
2022中山不 36.637.2 ― 32 先
2023中山 36.338.2 ― 12 逃
2024中山 36.438.0 ― 18 逃
2025中山稍 33.836.1 1:09.9 21 先
2026中山重 33.135.9 1:09.0 51 差

トラックバイアス

4回中山 3〜4日目(第2週)のダ全レース
差し有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 +0.023 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.74倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.210 59.4% 32
2023 0.244 51.6% 31
2024 0.190 63.6% 33
2025 0.256 60.7% 28
2026 0.232 40.6% 32
基準0.209 55.0% 21,333

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/121R 1800m 未勝利不 1:54.2 +0.4 n=20
9/123R 1200m 未勝利不 1:10.9 -0.2 n=15
9/127R 1800m 未勝利不 1:53.5 -0.3 n=20
9/1212R 1800m 1勝重 1:51.0 -1.8 n=20
9/131R 2880m 未勝利重 3:17.3 -0.4 n=6
9/133R 1200m 未勝利重 1:11.6 +0.0 n=35
9/136R 1800m 未勝利重 1:53.9 -0.5 n=43
9/138R 1200m 1勝重 1:11.0 +0.2 n=24
9/1312R 1800m 2勝稍 1:51.9 -0.8 n=14

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

RPCI 42.2は中山ダ1200m重の基準41.5とほぼ同じ。重馬場のダート短距離らしい前傾の流れで、勝ったユキマルは4角5番手から上がり35.5でまとめた。2着に逃げたジョーローリット、3着に2番手のロードフロンティアが粘っており、前が全く止まらなかったわけではない。

一方で開催週の中山ダートは先行馬の複勝圏率が基準の0.74倍で「差し有利(やや)」。その傾向を体現したのが後方勢で、11着ムーヴが4角15番手から上がり34.6のメンバー最速で1.3秒詰め、9着ヒルノドゴールも13番手から34.7で1.2秒詰めている。着順は二桁でも、脚の使い方は上位と遜色ない。

16頭立てで0.2秒に5頭、1.0秒以内に13頭。力が拮抗したハンデ戦らしい決着で、着順だけで序列を決めるのは危険だろう。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 15

◎ユキマル

3人気
通過
6→5 差
上り3F
35.5 4位
詰め幅
+0.4
前走
福島テレ 5着 中8週

中団から差し切って接戦を制す

3番人気。4角5番手から上がり35.5(4位)で0.4秒詰めての勝利。中8週での参戦で、重馬場のダート1200mという条件も合っていた。接戦を勝ち切った点は評価できる。

2 5

ジョーローリット

4人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.1 11位
詰め幅
-0.2
前走
NST賞H 3着 中4週

4角1番手(逃)から上がり36.1(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。504kg(-2)、前走はNST賞H 3着(中4週)。

3 16

ロードフロンティア

5人気
通過
4→2 先
上り3F
35.8 10位
詰め幅
+0.1
前走
NST賞H 2着 中4週

4角2番手(先)から上がり35.8(メンバー10位)。直線で0.1秒詰めた。468kg(-4)、前走はNST賞H 2着(中4週)。

4 10

ゲイルライダー

1人気
通過
6→5 差
上り3F
35.7 7位
詰め幅
+0.2
前走
TUF杯・3勝 1着 中10週

1番人気4着。0.2秒差なら力は出した

4角5番手から上がり35.7で0.2秒差の4着。3勝クラスを勝ってからの中10週で、オープンでも通用することは示した。

5 13

ショウナンアビアス

7人気
通過
8→8 差
上り3F
35.5 4位
詰め幅
+0.4
前走
福島テレ 14着 中8週

4角8番手(差)から上がり35.5(メンバー4位)。直線で0.4秒詰めた。504kg(+0)、前走は福島テレ 14着(中8週)。

6 9

ブレーザー

2人気
通過
8→8 差
上り3F
35.7 7位
詰め幅
+0.2
前走
越後S 1着 中19週

4角8番手(差)から上がり35.7(メンバー7位)。直線で0.2秒詰めた。520kg(-2)、前走は越後S 1着(中19週)。

7 14

ポールセン

6人気
通過
2→2 先
上り3F
36.2 13位
詰め幅
-0.3
前走
天保山S 4着 中12週

4角2番手(先)から上がり36.2(メンバー13位)。直線で0.3秒失った。490kg(+4)、前走は天保山S 4着(中12週)。

8 12

ゲッティヴィラ

13人気
通過
11→11 追
上り3F
35.7 7位
詰め幅
+0.2
前走
福島テレ 6着 中8週

4角11番手(追)から上がり35.7(メンバー7位)。直線で0.2秒詰めた。454kg(-6)、前走は福島テレ 6着(中8週)。

9 8

ヒルノドゴール

14人気
通過
13→13 追
上り3F
34.7 2位
詰め幅
+1.2
前走
天王山S 4着 中20週

13番手から1.2秒詰めて9着

14番人気。上がり34.7(2位)で0.7秒差。馬体-12kgと絞れており、中20週の休み明けでこの脚なら次走の上積みが見込める。

10 3

イスラアネーロ

15人気
通過
8→8 差
上り3F
36.1 11位
詰め幅
-0.2
前走
天保山S 12着 中12週

4角8番手(差)から上がり36.1(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。452kg(-4)、前走は天保山S 12着(中12週)。

11 6

○ムーヴ

8人気
通過
15→15 追
上り3F
34.6 1位
詰め幅
+1.3
前走
水無月SH 8着 中14週

最後方から上がり最速で1.3秒詰めた

8番人気。4角15番手から上がり34.6のメンバー最速、直線だけで1.3秒詰めて0.8秒差の11着。着順は目立たないが、詰め幅はメンバー中で最大。馬体+14kgの点は気になるものの、位置を取れる展開になれば一変する。

12 11

ブラウンラチェット

9人気
通過
12→12 追
上り3F
35.5 4位
詰め幅
+0.4
前走
府中牝馬HG3 7着 中12週

4角12番手(追)から上がり35.5(メンバー4位)。直線で0.4秒詰めた。452kg(+2)、前走は府中牝馬HG3 7着(中12週)。

13 7

バグラダス

11人気
通過
13→13 追
上り3F
35.1 3位
詰め幅
+0.8
前走
アイビスG3 12着 中6週

4角13番手(追)から上がり35.1(メンバー3位)。直線で0.8秒詰めた。480kg(-8)、前走はアイビスG3 12着(中6週)。

14 1

オーブルクール

12人気
通過
2→2 先
上り3F
37.2 14位
詰め幅
-1.3
前走
韋駄天SH 16着 中16週

4角2番手(先)から上がり37.2(メンバー14位)。直線で1.3秒失った。474kg(+2)、前走は韋駄天SH 16着(中16週)。

15 2

プレゼンティーア

10人気
通過
4→5 差
上り3F
37.6 15位
詰め幅
-1.7
前走
福島テレ 7着 中8週

4角5番手(差)から上がり37.6(メンバー15位)。直線で1.7秒失った。494kg(+2)、前走は福島テレ 7着(中8週)。

外 4

モンドプリューム

―人気
通過
―→― ―
上り3F
― ―位
詰め幅
―
前走
東海SG3 11着 中7週

506kg(-8)、前走は東海SG3 11着(中7週)。

次走に向けて

1.0秒以内に13頭という大混戦。着順より詰め幅で見たい。

馬評価理由
ムーヴ 上げ 最後方から上がり最速で1.3秒詰めた。メンバー中最大の詰め幅
ヒルノドゴール 上げ 13番手から1.2秒詰めて9着。休み明けでこの脚なら次は上
着順の1〜13着が1.0秒差。このレースから読み取るべきは序列ではなく、個々の脚の使い方だろう。