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Race Review — 2026年9月13日

初風ステークス3勝

中山 4回4日目 10R ダ1200m(nanコース) 馬場 重・天候 曇 10頭 勝時計 1:10.2

RPCI 40.2は中山ダ1200m重の基準41.5より低いハイペース。差し有利に出ていた中山ダートで流れも速くなり、1着2着は4角6番手・7番手から。逃げた馬は7着に沈んだ。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 2 ドンレパルス牡7・58kg 三浦皇成 4 1:10.2 ― 7→6差 36.01 +0.9 524+2
2 8 ワンダラー牡4・58kg 丹内祐次 3 1:10.3 0.1 7→7追 36.01 +0.9 526-10
3 9 アシャカトベ牡4・58kg 横山武史 1 1:10.6 0.4 3→3先 36.95 +0.0 532+0
4 6 ポッドソル牡4・58kg 丸山元気 9 1:10.7 0.5 2→2先 37.49 -0.5 444-4
5 10 イリフィ牝4・56kg 川田将雅 2 1:10.9 0.7 3→4差 37.27 -0.3 434+0
6 4 スプランドゥール牡5・58kg 石神深道 7 1:10.9 0.7 9→9追 36.23 +0.7 470-2
7 5 アデランテセ5・58kg 吉田豊 6 1:11.0 0.8 1→1逃 37.710 -0.8 510+4
8 3 コパノヴィンセント牡4・58kg 柴田大知 5 1:11.2 1.0 5→7追 37.16 -0.2 562-4
9 7 メイショウコバト牝6・56kg 石橋脩 8 1:11.3 1.1 5→5差 37.38 -0.4 470+4
10 1 パルデンス牡8・58kg 小林凌大 10 1:11.6 1.4 10→9追 36.74 +0.2 508+2

単勝 520 / 複勝 170・150・140 / 枠連 890 / 馬連 860 / 馬単 1,730 / 3連複 1,530 / 3連単 10,560

ラップとペース

基準=同コース・馬場重の平均(n=84)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F33.3 33.94-0.6
後半3F36.9 37.12-0.2
RPCI40.2 41.5-1.3

11.7-10.5-11.1-11.9-12.2-12.8

歴代の前半3F(秒・33.0秒起点) 2020 中山 33.9 2021 中山 33.2 2022 中山 33.8 2023 中山 34.2 2024 中山 33.9 2025 中山 34.1 2026 中山 33.3

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2020中山 33.936.0 1:09.9 21 先
2021中山不 33.236.2 1:09.4 62 差
2022中山 33.836.5 1:10.3 122 追
2023中山 34.236.5 1:10.7 34 先
2024中山 33.937.4 1:11.3 92 差
2025中山重 34.135.8 1:09.9 27 先
2026中山重 33.336.9 1:10.2 67 差

トラックバイアス

4回中山 3〜4日目(第2週)のダ全レース
差し有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 +0.023 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.74倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.210 59.4% 32
2023 0.244 51.6% 31
2024 0.190 63.6% 33
2025 0.256 60.7% 28
2026 0.232 40.6% 32
基準0.209 55.0% 21,333

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/121R 1800m 未勝利不 1:54.2 +0.4 n=20
9/123R 1200m 未勝利不 1:10.9 -0.2 n=15
9/127R 1800m 未勝利不 1:53.5 -0.3 n=20
9/1212R 1800m 1勝重 1:51.0 -1.8 n=20
9/131R 2880m 未勝利重 3:17.3 -0.4 n=6
9/133R 1200m 未勝利重 1:11.6 +0.0 n=35
9/136R 1800m 未勝利重 1:53.9 -0.5 n=43
9/138R 1200m 1勝重 1:11.0 +0.2 n=24
9/1312R 1800m 2勝稍 1:51.9 -0.8 n=14

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

この開催週の中山ダートは、先行馬の複勝圏率が基準の0.74倍で差し有利(やや)。そこへ基準を1.3上回るハイペースが重なれば、前で運んだ馬に出番はない。実際、4角1番手アデランテは7着、2番手ポッドソルは4着で、上位を占めたのは中団から後ろの馬だった。

1着ドンレパルスと2着ワンダラーはいずれも上がり36.0のメンバー最速タイで、直線だけで0.9秒詰めている。この2頭はどちらも前走の麦秋Sから中14週の休み明けで、条件が噛み合った同士の決着だった。6着スプランドゥールも9番手から0.7秒詰めており、脚を使った馬は一様に後ろにいた。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 2

◎ドンレパルス

4人気
通過
7→6 差
上り3F
36.0 1位
詰め幅
+0.9
前走
麦秋SH・3勝 7着 中14週

6番手から0.9秒詰めて差し切り

4番人気。ハイペース×差し有利という条件を、4角6番手から上がり36.0のメンバー最速タイで差し切った。中14週の休み明けでこの内容なら力は確か。ただし展開に恵まれた面もあり、流れが落ち着いたときの評価は保留したい。

2 8

ワンダラー

3人気
通過
7→7 追
上り3F
36.0 1位
詰め幅
+0.9
前走
麦秋SH・3勝 8着 中14週

7番手から同じ脚を使って0.1秒差

3番人気。勝ち馬と同じ上がり36.0で0.9秒詰めての2着。馬体-10kgと絞れており、内容は勝ち馬と互角。

3 9

アシャカトベ

1人気
通過
3→3 先
上り3F
36.9 5位
詰め幅
+0.0
前走
フェアウ・3勝 4着 中37週

1番人気3着。3番手からよく粘った

中37週=約8か月半ぶりの復帰戦で、差し有利の流れを4角3番手から0.4秒差。前が総崩れになった条件で唯一粘った先行馬で、内容は着順以上。使われての上積みが見込める。

4 6

ポッドソル

9人気
通過
2→2 先
上り3F
37.4 9位
詰め幅
-0.5
前走
稲妻S・3勝 13着 中4週

4角2番手(先)から上がり37.4(メンバー9位)。直線で0.5秒失った。444kg(-4)、前走は稲妻S・3勝 13着(中4週)。

5 10

イリフィ

2人気
通過
3→4 差
上り3F
37.2 7位
詰め幅
-0.3
前走
上越S・3勝 5着 中4週

4角4番手(差)から上がり37.2(メンバー7位)。直線で0.3秒失った。434kg(+0)、前走は上越S・3勝 5着(中4週)。

6 4

スプランドゥール

7人気
通過
9→9 追
上り3F
36.2 3位
詰め幅
+0.7
前走
上越S・3勝 10着 中4週

4角9番手(追)から上がり36.2(メンバー3位)。直線で0.7秒詰めた。470kg(-2)、前走は上越S・3勝 10着(中4週)。

7 5

アデランテ

6人気
通過
1→1 逃
上り3F
37.7 10位
詰め幅
-0.8
前走
柳都SH・3勝 6着 中6週

逃げて7着。条件が最も向かなかった

4角1番手でハイペースを作り、上がり37.7で0.8秒失った。差し有利の馬場で自分で速い流れを作れば、こうなるのは避けられない。この一戦は度外視でよい。

8 3

コパノヴィンセント

5人気
通過
5→7 追
上り3F
37.1 6位
詰め幅
-0.2
前走
2勝クラス 1着 中23週

4角7番手(追)から上がり37.1(メンバー6位)。直線で0.2秒失った。562kg(-4)、前走は2勝クラス 1着(中23週)。

9 7

メイショウコバト

8人気
通過
5→5 差
上り3F
37.3 8位
詰め幅
-0.4
前走
TUF杯・3勝 7着 中10週

4角5番手(差)から上がり37.3(メンバー8位)。直線で0.4秒失った。470kg(+4)、前走はTUF杯・3勝 7着(中10週)。

10 1

パルデンス

10人気
通過
10→9 追
上り3F
36.7 4位
詰め幅
+0.2
前走
BSイレ・3勝 8着 中17週

4角9番手(追)から上がり36.7(メンバー4位)。直線で0.2秒詰めた。508kg(+2)、前走はBSイレ・3勝 8着(中17週)。

次走に向けて

ハイペース×差し有利。前で運んだ馬の敗戦は割り引いて読みたい。

馬評価理由
アシャカトベ 上げ 8か月半ぶりで、差し有利の流れを3番手から0.4秒差。唯一粘った先行馬
ドンレパルス 据え置き 差し切りは立派だが、条件の後押しもあった
上がり上位3頭が6・7・9番手。この日の中山ダートでは、後ろにいることが正解だった。