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Race Review — 2026年9月19日

カンナステークスオープン

中山 4回5日目 9R 芝1200m(Cコース) 馬場 良・天候 雨 9頭 勝時計 1:08.5

新馬勝ちからの直行で、2番人気ジオパークカツキが押し切った。4角2番手から上がり34.5(2位)と、位置も脚も上位。2歳戦らしく、前で運べた馬が順当に上位を占めた。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 6 ジオパークカツキ牡2・55kg 横山武史 2 1:08.5 ― 2→2先 34.52 +0.1 474+4
2 1 マルモリムソウ牡2・55kg 泉谷楓真 7 1:08.8 0.3 7→4差 34.31 +0.3 460-8
3 3 ダイシンドラゴン牡2・55kg 丹内祐次 3 1:08.8 0.3 3→3先 34.73 -0.1 436-10
4 2 ジャスパートレノ牡2・55kg 戸崎圭太 1 1:09.0 0.5 1→1逃 35.14 -0.5 490+8
5 4 セタキト牡2・55kg 田辺裕信 4 1:09.6 1.1 7→8追 35.14 -0.5 478+6
6 5 ダイメイビッグボス牡2・55kg 石神深道 6 1:09.6 1.1 5→4差 35.46 -0.8 464+6
7 7 ピクニックマーチ牝2・55kg 木幡初也 9 1:10.1 1.6 5→7追 35.87 -1.2 452+4
8 9 ショウナンハーヴェ牡2・55kg 津村明秀 5 1:11.3 2.8 7→8追 36.98 -2.3 434-2
9 8 ニシノイサリビ牡2・55kg 内田博幸 8 1:11.5 3.0 3→4差 37.49 -2.8 484-12

単勝 380 / 複勝 150・370・180 / 枠連 2,130 / 馬連 2,580 / 馬単 3,660 / 3連複 3,970 / 3連単 17,510

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=195)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F33.9 33.68+0.2
後半3F34.6 34.63-0.0
RPCI48.0 47.3+0.7

12.1-10.5-11.3-11.4-11.3-11.9

歴代の前半3F(秒・32.4秒起点) 2016 中山 33.5 2017 中山 34.1 2018 中山 34.4 2019 中山 33.9 2020 中山 34.2 2021 中山 34.0 2022 中山 33.8 2023 中山 33.3 2024 中山 32.6 2025 中山 33.9 2026 中山 33.9

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016中山 33.535.6 1:09.1 412 先
2017中山 34.135.1 1:09.2 41 先
2018中山稍 34.435.1 1:09.5 13 逃
2019中山 33.934.9 1:08.8 71 差
2020中山稍 34.235.7 1:09.9 13 逃
2021中山 34.034.8 1:08.8 810 追
2022中山重 33.835.6 1:09.4 27 先
2023中山稍 33.335.6 1:08.9 46 先
2024中山 32.634.6 1:07.2 13 逃
2025中山 33.934.3 1:08.2 22 先
2026中山 33.934.6 1:08.5 24 先

トラックバイアス

4回中山 5〜6日目(第3週)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.043 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.96倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.221 55.2% 29
2023 0.277 48.4% 31
2024 0.188 67.9% 28
2025 0.251 44.8% 29
2026 0.210 42.9% 28
基準0.251 45.1% 15,202

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/193R 1600m 未勝利良 1:34.6 +0.1 n=63
9/194R 1200m 新馬良 1:09.6 +0.2 n=13
9/195R 1800m 新馬良 1:49.6 -0.5 n=16
9/199R 1200m オープン良 1:08.5 +0.9 n=6
9/1910R 2500m 2勝良 2:32.5 +0.0 n=19
9/202R 1600m 未勝利重 1:37.2 +1.4 n=12
9/203R 2000m 未勝利重 2:05.7 +2.6 n=7
9/207R 2000m 1勝重 2:04.6 +1.9 n=6
9/2012R 1200m 1勝重 1:10.5 +0.8 n=7

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

RPCI 48.0は中山芝1200m良の基準47.3とほぼ同じで、流れに極端さはない。開催週の中山芝もフラット判定(先行馬の複勝圏率が基準の0.96倍)で、バイアスらしいバイアスは出ていなかった。

1〜4着の4角は2・4・3・1番手。上がり最速34.3を使った2着マルモリムソウが4番手からで、後方から突っ込んだ馬はいない。9頭立ての少頭数で、ポジションを取れるかどうかがそのまま結果になった。1番人気ジャスパートレノは逃げて上がり35.1、0.5秒差の4着だった。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 6

◎ジオパークカツキ

2人気
通過
2→2 先
上り3F
34.5 2位
詰め幅
+0.1
前走
新馬 1着 中5週

新馬勝ちから直行で重賞級の内容

2番人気、横山武史。新馬(中山芝1200m)を勝ってからの中5週。4角2番手の好位から上がり34.5でまとめ、0.3秒差をつけた。位置を取れて脚も使えるタイプで、2歳戦では最も強い形。キャリア2戦でこの内容なら今後も注目できる。

2 1

○マルモリムソウ

7人気
通過
7→4 差
上り3F
34.3 1位
詰め幅
+0.3
前走
中京2歳G3 7着 中3週

上がり最速34.3で0.3秒差

7番人気。中京2歳S7着からの中3週で、4角4番手から上がり34.3のメンバー最速。馬体-8kgと絞れており、人気薄での好走には中身がある。次走は素直に狙える。

3 3

ダイシンドラゴン

3人気
通過
3→3 先
上り3F
34.7 3位
詰め幅
-0.1
前走
函館2歳G3 3着 中9週

4角3番手(先)から上がり34.7(メンバー3位)。直線で0.1秒失った。436kg(-10)、前走は函館2歳G3 3着(中9週)。

4 2

ジャスパートレノ

1人気
通過
1→1 逃
上り3F
35.1 4位
詰め幅
-0.5
前走
中京2歳G3 4着 中3週

1番人気4着。逃げて0.5秒差

4角1番手から上がり35.1で0.5秒失った。前が特に有利な馬場でもなかったので、この内容は物足りない。距離や条件の見直しが要る。

5 4

セタキト

4人気
通過
7→8 追
上り3F
35.1 4位
詰め幅
-0.5
前走
函館2歳G3 7着 中9週

4角8番手(追)から上がり35.1(メンバー4位)。直線で0.5秒失った。478kg(+6)、前走は函館2歳G3 7着(中9週)。

6 5

ダイメイビッグボス

6人気
通過
5→4 差
上り3F
35.4 6位
詰め幅
-0.8
前走
函館2歳G3 10着 中9週

4角4番手(差)から上がり35.4(メンバー6位)。直線で0.8秒失った。464kg(+6)、前走は函館2歳G3 10着(中9週)。

7 7

ピクニックマーチ

9人気
通過
5→7 追
上り3F
35.8 7位
詰め幅
-1.2
前走
すずらん 6着 中3週

4角7番手(追)から上がり35.8(メンバー7位)。直線で1.2秒失った。452kg(+4)、前走はすずらん 6着(中3週)。

8 9

ショウナンハーヴェ

5人気
通過
7→8 追
上り3F
36.9 8位
詰め幅
-2.3
前走
未勝利* 1着 中9週

4角8番手(追)から上がり36.9(メンバー8位)。直線で2.3秒失った。434kg(-2)、前走は未勝利* 1着(中9週)。

9 8

ニシノイサリビ

8人気
通過
3→4 差
上り3F
37.4 9位
詰め幅
-2.8
前走
ダリア賞 5着 中6週

4角4番手(差)から上がり37.4(メンバー9位)。直線で2.8秒失った。484kg(-12)、前走はダリア賞 5着(中6週)。

次走に向けて

少頭数で位置取りがそのまま出た一戦。

馬評価理由
マルモリムソウ 上げ 上がり最速で0.3秒差。人気薄でも中身がある
ジャスパートレノ 下げ 1番人気が逃げて0.5秒差。バイアスの言い訳が立たない
上位4頭がすべて4角4番手以内。2歳の短距離戦らしい、ポジション勝負のレースだった。