◎メイショウゲキリン
9人気- 通過
- 1→1 逃
- 上り3F
- 37.1 2位
- 詰め幅
- +0.0
- 前走
- 障害未勝利 6着 中4週
障害帰りでG2制覇。逃げて上がりも2位
9番人気、田辺裕信。前走が障害未勝利6着という異色の臨戦で、平地の重賞を逃げ切った。重馬場で上がり37.1(2位)を使えており、展開だけの勝利ではない。ただし単騎で行けたことは大きく、次走で同じ形が作れるかは別問題。馬体-8kgも含めて、状態が良かった一戦だろう。
Race Review — 2026年9月20日
9番人気メイショウゲキリンの逃げ切り。前走が「障害未勝利6着」という馬が平地のG2を勝った。重馬場の消耗戦で、上がりも37.1(2位)と最後まで脚が残っていた。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | メイショウゲキリン牡7・57kg | 田辺裕信 | 9 | 2:16.9 | ― | 1→1逃 | 37.12 | +0.0 | 520-8 |
| 2 | 1 | キャントウェイト牡5・57kg | 横山典弘 | 6 | 2:16.9 | 0.0 | 7→5差 | 36.51 | +0.6 | 472-10 |
| 3 | 4 | ヴーレヴー牝4・55kg | 吉田隼人 | 3 | 2:17.2 | 0.3 | 3→3先 | 37.12 | +0.0 | 496-2 |
| 4 | 7 | レガレイラ牝5・56kg | 戸崎圭太 | 1 | 2:17.4 | 0.5 | 3→3先 | 37.35 | -0.2 | 490+6 |
| 5 | 2 | ワイドエンペラー牡8・57kg | ルメール | 10 | 2:17.7 | 0.8 | 10→8差 | 37.12 | +0.0 | 484-8 |
| 6 | 6 | パンジャ牡5・57kg | 丹内祐次 | 7 | 2:17.7 | 0.8 | 7→5差 | 37.35 | -0.2 | 492+0 |
| 7 | 13 | ジューンテイク牡5・58kg | 武豊 | 4 | 2:18.1 | 1.2 | 7→5差 | 37.77 | -0.6 | 504+4 |
| 8 | 10 | コスモブッドレア牡5・57kg | 津村明秀 | 13 | 2:19.4 | 2.5 | 12→10追 | 38.68 | -1.5 | 486-4 |
| 9 | 12 | エセルフリーダ牝5・55kg | 武藤雅 | 5 | 2:19.9 | 3.0 | 2→2先 | 40.010 | -2.9 | 488+6 |
| 10 | 3 | リビアングラス牡6・57kg | 西村淳也 | 8 | 2:20.0 | 3.1 | 10→8差 | 39.49 | -2.3 | 502+10 |
| 11 | 9 | コスモキュランダ牡5・57kg | 横山武史 | 2 | 2:21.9 | 5.0 | 6→10追 | 41.611 | -4.5 | 514-4 |
| 12 | 5 | アスクドゥポルテ牡6・57kg | 岩田康誠 | 11 | 2:23.1 | 6.2 | 12→10追 | 42.412 | -5.3 | 480+6 |
| 13 | 11 | セイウンプラチナ牡7・57kg | 内田博幸 | 12 | 2:23.3 | 6.4 | 3→13追 | 43.313 | -6.2 | 500-6 |
単勝 4,450 / 複勝 820・340・200 / 枠連 2,210 / 馬連 30,940 / 馬単 73,450 / 3連複 29,440 / 3連単 383,690
今回のペース
同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 37.6 | 36.6 | +1.0 |
| 後半3F | 37.1 | 35.26 | +1.8 |
| RPCI | 50.9 | 54.5 | -3.6 |
12.8-11.8-13.0-12.3-12.5-12.5-12.4-12.5-12.3-12.1-12.7
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 中山 | 35.4 | 35.4 | ― | 4 | 3 | 先 |
| 2017 | 中山 | 37.7 | 34.8 | ― | 3 | 3 | 先 |
| 2018 | 中山 | 35.9 | 35.3 | ― | 8 | 2 | 差 |
| 2019 | 中山 | 36.6 | 34.0 | ― | 1 | 8 | 逃 |
| 2020 | 中山稍 | 38.2 | 35.2 | ― | 7 | 2 | 追 |
| 2021 | 中山 | 36.1 | 35.3 | ― | 3 | 5 | 先 |
| 2022 | 中山 | 36.5 | 35.6 | ― | 6 | 8 | 差 |
| 2023 | 中山 | 36.0 | 35.5 | ― | 5 | 1 | 差 |
| 2024 | 中山 | 36.6 | 34.7 | ― | 4 | 1 | 先 |
| 2025 | 中山 | 35.1 | 34.5 | ― | 6 | 3 | 差 |
| 2026 | 中山重 | 37.6 | 37.1 | ― | 1 | 5 | 逃 |
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 0.221 | 29 | |
| 2023 | 0.277 | 31 | |
| 2024 | 0.188 | 28 | |
| 2025 | 0.251 | 29 | |
| 2026 | 0.210 | 28 | |
| 基準 | 0.251 | 15,202 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/19 | 3R | 1600m 未勝利良 | 1:34.6 | n=63 | |
| 9/19 | 4R | 1200m 新馬良 | 1:09.6 | n=13 | |
| 9/19 | 5R | 1800m 新馬良 | 1:49.6 | n=16 | |
| 9/19 | 9R | 1200m オープン良 | 1:08.5 | n=6 | |
| 9/19 | 10R | 2500m 2勝良 | 2:32.5 | n=19 | |
| 9/20 | 2R | 1600m 未勝利重 | 1:37.2 | n=12 | |
| 9/20 | 3R | 2000m 未勝利重 | 2:05.7 | n=7 | |
| 9/20 | 7R | 2000m 1勝重 | 2:04.6 | n=6 | |
| 9/20 | 12R | 1200m 1勝重 | 1:10.5 | n=7 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
RPCI 50.9は中山芝2200m良の基準54.5を大きく下回るが、これは重馬場ゆえの前傾で、極端なハイペースというわけではない。開催週の中山芝はフラット判定(先行馬の複勝圏率が基準の0.96倍)で、馬場のバイアスも出ていなかった。
つまりこれは「バイアスが作った結果」ではない。勝ち馬が単騎で行ける形を作り、重馬場で後続が追い上げられなかった——展開と適性の勝利と見るべきだろう。2着キャントウェイト(6番人気)は4角5番手から上がり36.5のメンバー最速で0.6秒詰めており、こちらも中身は濃い。
1番人気レガレイラは4角3番手と位置は取れていたが、上がり37.3で0.5秒差の4着。宝塚記念7着から中14週の休み明けで、重馬場も味方しなかった。2番人気コスモキュランダに至っては上がり41.6で5.0秒差の11着と、完全に参考外の走りになっている。
障害帰りでG2制覇。逃げて上がりも2位
9番人気、田辺裕信。前走が障害未勝利6着という異色の臨戦で、平地の重賞を逃げ切った。重馬場で上がり37.1(2位)を使えており、展開だけの勝利ではない。ただし単騎で行けたことは大きく、次走で同じ形が作れるかは別問題。馬体-8kgも含めて、状態が良かった一戦だろう。
上がり最速36.5で0.0秒差
6番人気、横山典弘。3勝クラスを勝ってからの中4週で、G2に挑戦していきなりハナ差。4角5番手から上がり36.5のメンバー最速、直線だけで0.6秒詰めている。馬体-10kgと絞れており、勢いは本物。次走は素直に狙える。
3番人気3着。堅実にまとめた
クイーンS3着からの中7週。4角3番手から上がり37.1(2位タイ)で0.3秒差。相手なりに走れるタイプで、崩れにくい。
1番人気4着。休み明け+重馬場
宝塚記念7着から中14週。4角3番手と位置は取れていたが上がり37.3で0.5秒差。重馬場が向かなかった可能性が高く、この一戦で見限る内容ではない。良馬場に戻ってからの評価としたい。
4角8番手(差)から上がり37.1(メンバー2位)。直線で変わらず。484kg(-8)、前走はメトロポ(L) 11着(中19週)。
4角5番手(差)から上がり37.3(メンバー5位)。直線で0.2秒失った。492kg(+0)、前走はサンシH・3勝 1着(中22週)。
4角5番手(差)から上がり37.7(メンバー7位)。直線で0.6秒失った。504kg(+4)、前走は宝塚記念G1 8着(中14週)。
4角10番手(追)から上がり38.6(メンバー8位)。直線で1.5秒失った。486kg(-4)、前走は関越SH 16着(中6週)。
4角2番手(先)から上がり40.0(メンバー10位)。直線で2.9秒失った。488kg(+6)、前走は中山牝馬HG3 1着(中28週)。
4角8番手(差)から上がり39.4(メンバー9位)。直線で2.3秒失った。502kg(+10)、前走は福島民報(L) 5着(中23週)。
2番人気11着。上がり41.6で5.0秒差
宝塚記念4着から中14週。4角10番手から上がり41.6と、他馬より4秒以上遅い上がりで大敗した。重馬場への適性がなかったと見るのが自然で、この一戦は度外視してよい。
4角10番手(追)から上がり42.4(メンバー12位)。直線で5.3秒失った。480kg(+6)、前走は福島民報(L) 12着(中23週)。
4角13番手(追)から上がり43.3(メンバー13位)。直線で6.2秒失った。500kg(-6)、前走はダイヤモHG3 8着(中82週)。
重馬場の消耗戦。バイアスはフラットで、展開と道悪適性が着順を分けた。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| キャントウェイト | 上げ | 昇級初戦でG2をハナ差。上がり最速で0.6秒詰めた |
| レガレイラ | 上げ | 休み明け+重馬場で0.5秒差。良馬場で見直したい |
| コスモキュランダ | 条件替わり | 上がり41.6の大敗は道悪適性の問題。良馬場待ち |
| メイショウゲキリン | 据え置き | 障害帰りでの勝利は驚きだが、単騎逃げの形を作れた面も大きい |