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Race Review — 2026年9月22日

JRAアニバーサリーステークス3勝

中山 4回7日目 11R ダ1800m(nanコース) 馬場 稍・天候 曇 16頭 勝時計 1:52.0

4角1〜3番手の3頭がそのまま1〜3着。この日の中山ダートは先行馬の複勝圏率が基準の1.26倍で前有利、しかもRPCI 50.1は稍重の基準47.3より高いスローだった。前に行った馬が止まる理由がなかった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 14 レディーフランシス牝4・53kg 大野拓弥 7 1:52.0 ― 1→2先 37.36 +0.0 446+0
2 3 ディーズゴールド牡4・55kg 丹内祐次 2 1:52.2 0.2 2→1逃 37.48 -0.1 492+8
3 12 リフレックス牡3・54kg 横山武史 1 1:52.3 0.3 3→3先 37.48 -0.1 468+4
4 5 サノノワンダー牡4・55kg 田辺裕信 3 1:52.4 0.4 8→8差 36.93 +0.4 528+6
5 15 ゲキザル牡7・55kg 小林脩斗 6 1:52.5 0.5 5→6差 37.36 +0.0 478+4
6 4 グレイテストソング牡4・54kg 国分恭介 8 1:52.5 0.5 11→10差 36.71 +0.6 448+8
7 16 ルーラーリッチセ6・54kg 武藤雅 15 1:52.6 0.6 3→4先 37.610 -0.3 498-2
8 13 ハッスルダンクセ6・54kg 江田照男 12 1:52.8 0.8 14→12追 36.82 +0.5 446+8
9 6 タンゴバイラリンセ5・54kg 原田和真 14 1:52.9 0.9 12→12追 37.05 +0.3 512-4
10 2 キョウエイフロイデ牝5・54kg 原優介 4 1:53.1 1.1 15→14追 36.93 +0.4 498+0
11 9 ラオラシオンセ5・55kg 斎藤新 9 1:53.4 1.4 8→8差 37.912 -0.6 492+2
12 11 ダカラフェスティヴ牝4・53kg 長浜鴻緒 10 1:53.6 1.6 12→14追 37.711 -0.4 468+4
13 10 ブルータス牡4・56kg 石橋脩 5 1:53.8 1.8 5→5差 38.714 -1.4 466-6
14 8 ブロッケンボウ牡5・55kg ミシェル 11 1:54.1 2.1 7→6差 38.815 -1.5 474+0
15 7 オレデイイノカ牡8・52kg 内田博幸 16 1:54.3 2.3 10→10差 38.613 -1.3 508-6
16 1 マーシヴィガラス牡6・54kg 佐々木大 13 1:56.6 4.6 16→16追 40.216 -2.9 512+6

単勝 1,370 / 複勝 370・190・170 / 枠連 2,490 / 馬連 5,320 / 馬単 12,080 / 3連複 6,190 / 3連単 55,440

ラップとペース

基準=同コース・馬場稍の平均(n=341)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F37.0 37.43-0.4
後半3F37.3 38.97-1.7
RPCI50.1 47.3+2.8

12.9-11.6-12.5-12.9-12.4-12.4-12.1-12.3-12.9

歴代の前半3F(秒・34.5秒起点) 2019 阪神 35.3 2022 中京 36.7 2023 阪神 36.8 2023 東京 34.8 2025 阪神 36.7 2026 中山 37.0

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2019阪神 35.334.1 ― 17 先
2022中京重 36.737.4 ― 12 逃
2023阪神 36.838.3 ― 47 マ
2023東京 34.837.8 ― 76 差
2025阪神 36.738.5 ― 21 先
2026中山稍 37.037.3 ― 21 マ

トラックバイアス

4回中山 7〜8日目(第4週)のダ全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.011 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.1倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.222 53.8% 13
2022 0.188 77.8% 27
2023 0.249 55.2% 29
2024 0.275 50.0% 32
2025 0.230 46.7% 30
2026 0.198 60.0% 25
基準0.209 54.9% 21,347

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/221R 2880m 未勝利重 3:19.0 +1.8 n=6
9/223R 1200m 未勝利重 1:12.1 +0.5 n=34
9/227R 1800m 1勝重 1:53.4 +0.7 n=19
9/229R 1800m 2勝稍 1:52.3 -0.4 n=14
9/2211R 1800m 3勝稍 1:52.0 +0.0 n=10
9/2212R 1200m 1勝稍 1:10.7 -0.7 n=35
9/261R 1200m 未勝利重 1:11.7 +0.2 n=34
9/266R 1800m 1勝重 1:54.4 +1.7 n=19
9/268R 1200m 1勝重 1:10.8 -0.1 n=24

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.9-11.6-12.5-12.9-12.4-12.4-12.1-12.3-12.9。道中で緩む区間があり、先行勢に息が入っている。7番人気レディーフランシスが4角2番手から押し切り、1番人気リフレックスも3番手から0.3秒差の3着と、前3頭で決まった。

後方勢の内容を拾っておくと、8番人気グレイテストソングが4角10番手から上がり36.7のメンバー最速で0.5秒差の6着、12番人気ハッスルダンクが4角12番手から上がり36.8(2位)で0.8秒差の8着、4番人気キョウエイフロイデが4角14番手から上がり36.9(3位)で1.1秒差の10着。上がり上位3頭が全員10番手以降で、全員が掲示板を外している。

着順表と上がり順位がここまできれいに逆転しているレースは、後ろの馬を拾う価値が高い。なお、この日はこの開催週の3日目以降にあたり、バイアス集計の対象が**この1日だけ**になっている。通常の2日分に比べてサンプルが少ないので、傾向の読み取りは参考程度にとどめたい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 14

◎レディーフランシス

7人気
通過
1→2 先
上り3F
37.3 6位
詰め幅
+0.0
前走
立夏SH・3勝 12着 中19週

前有利×スローを2番手から

7番人気、大野拓弥。中19週の休み明けで、4角2番手から押し切った。上がりは37.3(6位)で、脚を使って勝ったわけではない。条件が噛み合った面が大きく、次走で人気になるなら慎重に。

2 3

ディーズゴールド

2人気
通過
2→1 逃
上り3F
37.4 8位
詰め幅
-0.1
前走
横手特別・2勝 1着 中11週

4角1番手(逃)から上がり37.4(メンバー8位)。直線で0.1秒失った。492kg(+8)、前走は横手特別・2勝 1着(中11週)。

3 12

リフレックス

1人気
通過
3→3 先
上り3F
37.4 8位
詰め幅
-0.1
前走
天の川S・3勝 2着 中10週

1番人気3着。3番手から0.3秒差

横山武史。前有利の条件で3番手を確保しながら勝ち切れなかった。崩れてはいないが、恵まれた形での3着。

4 5

サノノワンダー

3人気
通過
8→8 差
上り3F
36.9 3位
詰め幅
+0.4
前走
桃山SH・3勝 15着 中16週

4角8番手(差)から上がり36.9(メンバー3位)。直線で0.4秒詰めた。528kg(+6)、前走は桃山SH・3勝 15着(中16週)。

5 15

ゲキザル

6人気
通過
5→6 差
上り3F
37.3 6位
詰め幅
+0.0
前走
報知杯H・3勝 2着 中5週

4角6番手(差)から上がり37.3(メンバー6位)。直線で変わらず。478kg(+4)、前走は報知杯H・3勝 2着(中5週)。

6 4

○グレイテストソング

8人気
通過
11→10 差
上り3F
36.7 1位
詰め幅
+0.6
前走
麦秋SH・3勝 9着 中15週

上がり最速36.7。10番手から0.6秒詰めて6着

8番人気。前が止まらない条件で4角10番手から上がり最速、0.5秒差まで押し上げた。中15週の休み明けでこの内容なら、叩いての上積みも見込める。フラットな馬場や流れる展開で狙いたい。

7 16

ルーラーリッチ

15人気
通過
3→4 先
上り3F
37.6 10位
詰め幅
-0.3
前走
瀬波温泉・2勝 1着 中5週

4角4番手(先)から上がり37.6(メンバー10位)。直線で0.3秒失った。498kg(-2)、前走は瀬波温泉・2勝 1着(中5週)。

8 13

▲ハッスルダンク

12人気
通過
14→12 追
上り3F
36.8 2位
詰め幅
+0.5
前走
天の川S・3勝 9着 中10週

12番手から上がり2位36.8

12番人気。0.8秒差の8着だが、後方から0.5秒詰めている。人気薄の押さえとして記録しておきたい。

9 6

タンゴバイラリン

14人気
通過
12→12 追
上り3F
37.0 5位
詰め幅
+0.3
前走
丹沢SH・3勝 14着 中17週

4角12番手(追)から上がり37.0(メンバー5位)。直線で0.3秒詰めた。512kg(-4)、前走は丹沢SH・3勝 14着(中17週)。

10 2

キョウエイフロイデ

4人気
通過
15→14 追
上り3F
36.9 3位
詰め幅
+0.4
前走
夏至S・3勝 4着 中14週

4番人気10着。14番手から上がり3位

原優介。位置を取れず1.1秒差だったが、上がり36.9は3位。前有利の日に最後方に近い位置では、この結果も仕方ない。

11 9

ラオラシオン

9人気
通過
8→8 差
上り3F
37.9 12位
詰め幅
-0.6
前走
桃山SH・3勝 10着 中16週

4角8番手(差)から上がり37.9(メンバー12位)。直線で0.6秒失った。492kg(+2)、前走は桃山SH・3勝 10着(中16週)。

12 11

ダカラフェスティヴ

10人気
通過
12→14 追
上り3F
37.7 11位
詰め幅
-0.4
前走
天の川S・3勝 7着 中10週

4角14番手(追)から上がり37.7(メンバー11位)。直線で0.4秒失った。468kg(+4)、前走は天の川S・3勝 7着(中10週)。

13 10

ブルータス

5人気
通過
5→5 差
上り3F
38.7 14位
詰め幅
-1.4
前走
柳都SH・3勝 14着 中7週

4角5番手(差)から上がり38.7(メンバー14位)。直線で1.4秒失った。466kg(-6)、前走は柳都SH・3勝 14着(中7週)。

14 8

ブロッケンボウ

11人気
通過
7→6 差
上り3F
38.8 15位
詰め幅
-1.5
前走
六社S・3勝 11着 中70週

4角6番手(差)から上がり38.8(メンバー15位)。直線で1.5秒失った。474kg(+0)、前走は六社S・3勝 11着(中70週)。

15 7

オレデイイノカ

16人気
通過
10→10 差
上り3F
38.6 13位
詰め幅
-1.3
前走
柳都SH・3勝 11着 中7週

4角10番手(差)から上がり38.6(メンバー13位)。直線で1.3秒失った。508kg(-6)、前走は柳都SH・3勝 11着(中7週)。

16 1

マーシヴィガラス

13人気
通過
16→16 追
上り3F
40.2 16位
詰め幅
-2.9
前走
WASJ第3・2勝 1着 中4週

4角16番手(追)から上がり40.2(メンバー16位)。直線で2.9秒失った。512kg(+6)、前走はWASJ第3・2勝 1着(中4週)。

次走に向けて

上がり上位3頭が全員4角10番手以降で掲示板外。拾うのは後ろの馬。

馬評価理由
グレイテストソング 上げ 前が止まらない条件で上がり最速。休み明けでの6着
ハッスルダンク 上げ 12番手から上がり2位。人気薄の押さえに
キョウエイフロイデ 上げ 14番手からでは届かない日。上がり3位は評価
レディーフランシス 据え置き 上がり6位での勝利。条件が噛み合った
前有利の馬場にスローが重なれば、後ろに出番はない。このレースから持ち帰るのは、着順ではなく上がりの順位だろう。