◎エアトベーレ
6人気- 通過
- 5→5 差
- 上り3F
- 38.6 3位
- 詰め幅
- +0.5
- 前走
- 1勝クラス 1着 中9週
激流を5番手で受けて押し切り
6番人気、嶋田純次。昇級初戦で、前半35.4の流れを4角5番手で追走して勝ち切った。馬体410kgと小柄ながら、消耗戦でしぶとさを見せた。前に行った馬が総崩れした中での勝利なので展開の助けはあるが、位置を取りながら残した点は評価できる。
Race Review — 2026年9月22日
前半3F 35.4に対して後半3Fが39.1。RPCI 43.6は中山ダ1800m稍重の基準47.3を大きく下回る激流だった。この日の中山ダートは先行有利に出ていたが、さすがにこの流れでは逃げたパースウェイド(2番人気)が2.2秒差の10着まで沈んでいる。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | エアトベーレ牝3・53kg | 嶋田純次 | 6 | 1:52.3 | ― | 5→5差 | 38.63 | +0.5 | 410-6 |
| 2 | 14 | ヴンダーバール牝3・53kg | 斎藤新 | 1 | 1:52.5 | 0.2 | 3→2先 | 39.04 | +0.1 | 494+8 |
| 3 | 10 | ヴァリオーサ牝4・56kg | 大野拓弥 | 16 | 1:52.7 | 0.4 | 14→10差 | 38.41 | +0.7 | 500+20 |
| 4 | 11 | ロイスター牝3・53kg | 西塚洸二 | 4 | 1:52.8 | 0.5 | 14→14追 | 38.52 | +0.6 | 466-2 |
| 5 | 7 | コパノエビータ牝5・56kg | 長浜鴻緒 | 15 | 1:53.0 | 0.7 | 8→8差 | 39.15 | +0.0 | 438+4 |
| 6 | 2 | ヴァズレーヌ牝5・56kg | 横山和生 | 7 | 1:53.0 | 0.7 | 5→5差 | 39.37 | -0.2 | 476-8 |
| 7 | 16 | ユーヴェリア牝5・56kg | 国分恭介 | 12 | 1:53.2 | 0.9 | 9→4先 | 39.26 | -0.1 | 450+14 |
| 8 | 1 | コンアフェット牝4・56kg | 丹内祐次 | 8 | 1:53.7 | 1.4 | 12→8差 | 39.69 | -0.5 | 484+2 |
| 9 | 8 | カスバートテソーロ牝4・56kg | 原優介 | 10 | 1:53.9 | 1.6 | 16→14追 | 39.48 | -0.3 | 450-12 |
| 10 | 3 | パースウェイド牝4・56kg | 田辺裕信 | 2 | 1:54.5 | 2.2 | 1→1逃 | 41.313 | -2.2 | 480-2 |
| 11 | 12 | レーヴドレフォン牝5・56kg | 丸田恭介 | 11 | 1:54.6 | 2.3 | 12→12追 | 40.510 | -1.4 | 476+0 |
| 12 | 15 | ステラスプレンダー牝5・56kg | ミシェル | 13 | 1:54.8 | 2.5 | 9→10差 | 40.811 | -1.7 | 470+20 |
| 13 | 9 | ルージュマローネ牝4・56kg | 佐々木大 | 14 | 1:55.1 | 2.8 | 9→12追 | 41.112 | -2.0 | 476-6 |
| 14 | 5 | サファイアテソーロ牝3・53kg | 木幡巧也 | 5 | 1:55.3 | 3.0 | 3→5差 | 41.814 | -2.7 | 450+4 |
| 15 | 6 | フィールオーサム牝4・56kg | 横山武史 | 3 | 1:55.8 | 3.5 | 2→3先 | 42.515 | -3.4 | 448+0 |
| 16 | 13 | セレーノ牝3・53kg | 丸山元気 | 9 | 1:59.7 | 7.4 | 5→16追 | 46.016 | -6.9 | 462+4 |
単勝 1,850 / 複勝 400・180・2,830 / 枠連 580 / 馬連 1,970 / 馬単 8,800 / 3連複 111,960 / 3連単 772,550
今回のペース
同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.4 | 37.43 | -2.0 |
| 後半3F | 39.1 | 38.97 | +0.1 |
| RPCI | 43.6 | 47.3 | -3.7 |
12.5-10.9-12.0-12.5-12.5-12.8-13.1-13.0-13.0
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 中山 | 36.2 | 37.4 | ― | 7 | 3 | 差 |
| 2018 | 中山 | 36.6 | 37.3 | ― | 4 | 1 | 先 |
| 2019 | 中山 | 36.4 | 36.6 | ― | 3 | 2 | 先 |
| 2020 | 中山 | 36.9 | 38.7 | ― | 6 | 2 | 差 |
| 2021 | 中山 | 37.8 | 38.8 | ― | 4 | 4 | 先 |
| 2024 | 中山 | 36.8 | 39.1 | ― | 5 | 4 | 差 |
| 2025 | 中山 | 36.4 | 37.6 | ― | 3 | 5 | 先 |
| 2026 | 中山稍 | 35.4 | 39.1 | ― | 5 | 2 | 差 |
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.222 | 13 | |
| 2022 | 0.188 | 27 | |
| 2023 | 0.249 | 29 | |
| 2024 | 0.275 | 32 | |
| 2025 | 0.230 | 30 | |
| 2026 | 0.198 | 25 | |
| 基準 | 0.209 | 21,347 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/22 | 1R | 2880m 未勝利重 | 3:19.0 | n=6 | |
| 9/22 | 3R | 1200m 未勝利重 | 1:12.1 | n=34 | |
| 9/22 | 7R | 1800m 1勝重 | 1:53.4 | n=19 | |
| 9/22 | 9R | 1800m 2勝稍 | 1:52.3 | n=14 | |
| 9/22 | 11R | 1800m 3勝稍 | 1:52.0 | n=10 | |
| 9/22 | 12R | 1200m 1勝稍 | 1:10.7 | n=35 | |
| 9/26 | 1R | 1200m 未勝利重 | 1:11.7 | n=34 | |
| 9/26 | 6R | 1800m 1勝重 | 1:54.4 | n=19 | |
| 9/26 | 8R | 1200m 1勝重 | 1:10.8 | n=24 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.5-10.9-12.0-12.5-12.5-12.8-13.1-13.0-13.0。2F目が10.9と異様に速く、後半は13秒台まで落ちた。完全な消耗戦になっている。
結果、上位を占めたのは中団から後方の馬。16番人気ヴァリオーサが4角10番手から上がり38.4のメンバー最速で3着、4番人気ロイスターが4角14番手から上がり38.5(2位)で4着。勝ったエアトベーレも4角5番手からで、逃げ・番手の馬ではない。
ただしこれは「差しが決まる馬場」だったからではなく、前が総崩れしたから。ハイペースの恩恵で上がってきた馬の評価は、慎重にしたい。なお、この日はこの開催週の3日目以降にあたり、バイアス集計の対象が**この1日だけ**になっている。通常の2日分に比べてサンプルが少ないので、傾向の読み取りは参考程度にとどめたい。
激流を5番手で受けて押し切り
6番人気、嶋田純次。昇級初戦で、前半35.4の流れを4角5番手で追走して勝ち切った。馬体410kgと小柄ながら、消耗戦でしぶとさを見せた。前に行った馬が総崩れした中での勝利なので展開の助けはあるが、位置を取りながら残した点は評価できる。
1番人気2着。激流を2番手から粘った
昇級初戦。逃げたパースウェイドが2.2秒差に沈む流れを2番手で追走し、0.2秒差に踏みとどまった。この内容は着順以上に価値がある。
16番人気3着。上がり最速38.4
大野拓弥。中17週の休み明け、馬体+20kg。4角10番手から上がり最速で0.4秒差まで来た。ただしハイペースの恩恵が大きく、次走で同じ形が作れるかは疑問。
4角14番手(追)から上がり38.5(メンバー2位)。直線で0.6秒詰めた。466kg(-2)、前走は大府特別・2勝 12着(中4週)。
4角8番手(差)から上がり39.1(メンバー5位)。直線で変わらず。438kg(+4)、前走は両津湾特・2勝 10着(中3週)。
4角5番手(差)から上がり39.3(メンバー7位)。直線で0.2秒失った。476kg(-8)、前走は麒麟山特・2勝 3着(中8週)。
4角4番手(先)から上がり39.2(メンバー6位)。直線で0.1秒失った。450kg(+14)、前走は熊本城特・2勝 8着(中9週)。
4角8番手(差)から上がり39.6(メンバー9位)。直線で0.5秒失った。484kg(+2)、前走は麒麟山特・2勝 10着(中8週)。
4角14番手(追)から上がり39.4(メンバー8位)。直線で0.3秒失った。450kg(-12)、前走はWASJ第3・2勝 10着(中4週)。
2番人気10着。激流を逃げて2.2秒差
田辺裕信。前半35.4の流れを先頭で作り、上がり41.3で失速した。展開の犠牲になった典型で、この一戦は度外視してよい。
4角12番手(追)から上がり40.5(メンバー10位)。直線で1.4秒失った。476kg(+0)、前走は麒麟山特・2勝 11着(中8週)。
4角10番手(差)から上がり40.8(メンバー11位)。直線で1.7秒失った。470kg(+20)、前走は四日市特・2勝 15着(中8週)。
4角12番手(追)から上がり41.1(メンバー12位)。直線で2.0秒失った。476kg(-6)、前走は千歳特別・2勝 12着(中3週)。
4角5番手(差)から上がり41.8(メンバー14位)。直線で2.7秒失った。450kg(+4)、前走は1勝クラス・牝 1着(中15週)。
4角3番手(先)から上がり42.5(メンバー15位)。直線で3.4秒失った。448kg(+0)、前走は苗場特別・2勝 2着(中7週)。
4角16番手(追)から上がり46.0(メンバー16位)。直線で6.9秒失った。462kg(+4)、前走は1勝クラス・牝 1着(中3週)。
前が総崩れした消耗戦。上がってきた馬より、粘った馬を評価したい。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ヴンダーバール | 上げ | 逃げ馬が2.2秒差に沈む流れを2番手で粘って0.2秒差 |
| パースウェイド | 上げ | 激流を作った側。着順は展開の結果で、度外視できる |
| ヴァリオーサ | 据え置き | 上がり最速だがハイペースの恩恵が大きい |