◎ヴァルツァーシャル
5人気- 通過
- 9→8 差
- 上り3F
- 36.4 2位
- 詰め幅
- +0.7
- 前走
- エルムSG3 5着 中7週
スローの混戦をハナ差で制した
5番人気、斎藤新。エルムS5着からの中7週で、4角8番手から上がり36.4(2位)。勝ち切った点は評価できるが、7着とも0.4秒差の混戦。重賞勝ちの価値を過大に見ないほうがよい。
Race Review — 2026年9月26日
1着から7着までが0.4秒差の大混戦。中盤で13秒台が2つ続く極端なスローになり、隊列が凝縮したまま直線を迎えた。5番人気ヴァルツァーシャルが4角8番手から差し切ったが、着差はハナ。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 11 | ヴァルツァーシャル牡7・58.5kg | 斎藤新 | 5 | 2:05.3 | ― | 9→8差 | 36.42 | +0.7 | 506+6 |
| 2 | 9 | ルシュヴァルドール牡5・57kg | 坂井瑠星 | 13 | 2:05.4 | 0.1 | 2→2先 | 37.05 | +0.1 | 542+2 |
| 3 | 12 | マイノワール牡5・55kg | 浜中俊 | 7 | 2:05.4 | 0.1 | 9→8差 | 36.42 | +0.7 | 476-2 |
| 4 | 5 | ハピ牡7・57.5kg | 幸英明 | 12 | 2:05.4 | 0.1 | 12→12追 | 36.31 | +0.8 | 482-4 |
| 5 | 6 | ギュルヴィ牡4・57kg | 武豊 | 2 | 2:05.6 | 0.3 | 2→1逃 | 37.38 | -0.2 | 516-6 |
| 6 | 2 | ゼットリアン牡6・57kg | 松若風馬 | 10 | 2:05.7 | 0.4 | 9→10差 | 36.84 | +0.3 | 440-4 |
| 7 | 13 | ラムジェット牡5・59kg | 三浦皇成 | 1 | 2:05.7 | 0.4 | 4→4先 | 37.05 | +0.1 | 532+1 |
| 8 | 1 | ジューンアヲニヨシ牡6・57kg | 富田暁 | 6 | 2:06.1 | 0.8 | 4→4先 | 37.611 | -0.5 | 496+6 |
| 9 | 14 | リアレスト牡5・57kg | 荻野極 | 4 | 2:06.1 | 0.8 | 7→6差 | 37.38 | -0.2 | 528-6 |
| 10 | 10 | サイモンザナドゥ牡6・56kg | 川田将雅 | 3 | 2:06.2 | 0.9 | 12→12追 | 37.17 | +0.0 | 478+0 |
| 11 | 3 | メイショウズイウン牡4・57kg | 石橋脩 | 9 | 2:06.4 | 1.1 | 4→6差 | 37.812 | -0.7 | 494+4 |
| 12 | 15 | カズタンジャー牡5・58kg | 西村淳也 | 11 | 2:06.9 | 1.6 | 15→15追 | 37.510 | -0.4 | 508+0 |
| 13 | 8 | ダブルジョーク牡6・55kg | 池添謙一 | 8 | 2:07.3 | 2.0 | 12→12追 | 38.113 | -1.0 | 578+8 |
| 14 | 4 | ダイシンピスケス牡8・55kg | 松本大輝 | 16 | 2:07.4 | 2.1 | 1→2先 | 39.215 | -2.1 | 508-10 |
| 15 | 7 | ミッキークレスト牡5・55kg | 酒井学 | 15 | 2:07.8 | 2.5 | 15→16追 | 38.414 | -1.3 | 516+0 |
| 16 | 16 | オニャンコポンセ7・54kg | M.デム | 14 | 2:08.2 | 2.9 | 7→10差 | 39.316 | -2.2 | 466+4 |
単勝 1,470 / 複勝 420・1,020・520 / 枠連 2,170 / 馬連 22,870 / 馬単 42,810 / 3連複 118,680 / 3連単 699,560
今回のペース
同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 36.1 | 36.13 | -0.0 |
| 後半3F | 37.1 | 38.24 | -1.1 |
| RPCI | 51.9 | 49.1 | +2.8 |
12.6-11.4-12.1-13.6-13.1-12.8-12.6-12.1-12.3-12.7
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 阪神稍 | 35.3 | 36.4 | ― | 1 | 2 | 逃 |
| 2017 | 阪神 | 35.6 | 37.7 | ― | 7 | 2 | 差 |
| 2018 | 阪神不 | 34.7 | 36.5 | ― | 6 | 15 | 差 |
| 2019 | 阪神 | 34.5 | 36.8 | ― | 1 | 5 | 先 |
| 2020 | 中京 | 35.7 | 37.4 | ― | 8 | 2 | 差 |
| 2021 | 中京 | 36.1 | 38.1 | ― | 2 | 15 | 先 |
| 2022 | 中京 | 36.4 | 38.1 | ― | 7 | 8 | 差 |
| 2023 | 阪神 | 36.7 | 37.6 | ― | 6 | 1 | 差 |
| 2024 | 中京 | 36.0 | 37.0 | ― | 5 | 2 | 差 |
| 2025 | 阪神 | 35.1 | 37.2 | ― | 11 | 5 | 追 |
| 2026 | 阪神 | 36.1 | 37.1 | ― | 8 | 2 | 差 |
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.278 | 31 | |
| 2022 | 0.288 | 27 | |
| 2023 | 0.282 | 27 | |
| 2025 | 0.239 | 28 | |
| 2026 | 0.259 | 34 | |
| 基準 | 0.245 | 19,250 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9/21 | 1R | 1800m 未勝利良 | 1:56.7 | n=164 | |
| 9/21 | 4R | 1400m 新馬良 | 1:25.2 | n=19 | |
| 9/21 | 6R | 2000m 1勝良 | 2:07.9 | n=11 | |
| 9/21 | 8R | 1800m 1勝良 | 1:55.3 | n=118 | |
| 9/21 | 9R | 1400m 2勝良 | 1:23.7 | n=39 | |
| 9/21 | 12R | 1400m 1勝良 | 1:25.4 | n=71 | |
| 9/26 | 1R | 1400m 未勝利良 | 1:24.9 | n=92 | |
| 9/26 | 2R | 1800m 未勝利良 | 1:55.2 | n=164 | |
| 9/26 | 6R | 1800m 1勝良 | 1:53.4 | n=118 | |
| 9/26 | 9R | 1400m 1勝良 | 1:25.3 | n=71 | |
| 9/26 | 12R | 1200m 2勝良 | 1:11.3 | n=31 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.6-11.4-12.1-13.6-13.1-12.8-12.6-12.1-12.3-12.7。4〜5F目で13.6-13.1まで緩んでいる。RPCI 51.9は阪神ダ2000m良の基準49.1を2.8上回るスローで、ダートのG3としては流れなかった。
そのぶん着差がつかない。4角は1着8番手・2着2番手・3着8番手・4着12番手・5着1番手と、前後が入り交じっている。開催週の阪神ダートはフラット判定(基準の1.07倍)で、馬場の偏りもなかった。
上がり最速36.3は4角12番手から0.8秒詰めた12番人気ハピ。0.1秒差の4着まで来ており、13番人気ルシュヴァルドールの2着とあわせて、人気薄が上位に食い込む形になった。**これは能力の逆転ではなく、スローで差がつかなかった結果と見るべき。**1番人気ラムジェット(帝王賞5着)も0.4秒差の7着で、力負けと決めつけるには早い。なお、この日の阪神のバイアス集計は開催週の相方が**9月21日**で、5日空いた別の週末との合算になっている。数値は目安として見たい。
スローの混戦をハナ差で制した
5番人気、斎藤新。エルムS5着からの中7週で、4角8番手から上がり36.4(2位)。勝ち切った点は評価できるが、7着とも0.4秒差の混戦。重賞勝ちの価値を過大に見ないほうがよい。
13番人気2着。2番手から粘った
坂井瑠星。アンタレスS15着から中23週の休み明けで2着。スローの前めという条件が噛み合った面が大きい。
7番人気3着。8番手から上がり2位タイ
浜中俊。3勝クラスを勝ってから中22週での重賞挑戦で0.1秒差。昇級即通用を示した。
12番人気。上がり最速36.3で0.1秒差
幸英明。名古屋城ステークス4着からの中5週。4角12番手から0.8秒詰めてメンバー最速。ベテランだが末脚は健在で、流れる展開なら十分に上位を狙える。
4角1番手(逃)から上がり37.3(メンバー8位)。直線で0.2秒失った。516kg(-6)、前走はマーキG3 3着(中10週)。
4角10番手(差)から上がり36.8(メンバー4位)。直線で0.3秒詰めた。440kg(-4)、前走は名鉄杯(L) 2着(中8週)。
1番人気7着。ただし0.4秒差
三浦皇成。帝王賞5着からの中12週。4角4番手から上がり37.0で0.4秒差。着順は悪いが差は小さく、スローで脚を余した面もある。次走で人気が下がるなら狙い目。
4角4番手(先)から上がり37.6(メンバー11位)。直線で0.5秒失った。496kg(+6)、前走は平安SG3 11着(中18週)。
4角6番手(差)から上がり37.3(メンバー8位)。直線で0.2秒失った。528kg(-6)、前走はスレイプ 1着(中14週)。
4角12番手(追)から上がり37.1(メンバー7位)。直線で変わらず。478kg(+0)、前走は名鉄杯(L) 3着(中8週)。
4角6番手(差)から上がり37.8(メンバー12位)。直線で0.7秒失った。494kg(+4)、前走はBSN賞(L) 1着(中4週)。
4角15番手(追)から上がり37.5(メンバー10位)。直線で0.4秒失った。508kg(+0)、前走はBSN賞(L) 4着(中4週)。
4角12番手(追)から上がり38.1(メンバー13位)。直線で1.0秒失った。578kg(+8)、前走は梅田S・3勝 1着(中24週)。
4角2番手(先)から上がり39.2(メンバー15位)。直線で2.1秒失った。508kg(-10)、前走はブリリH(L) 13着(中21週)。
4角16番手(追)から上がり38.4(メンバー14位)。直線で1.3秒失った。516kg(+0)、前走は名古屋城H 7着(中5週)。
4角10番手(差)から上がり39.3(メンバー16位)。直線で2.2秒失った。466kg(+4)、前走は札幌記念G2 15着(中6週)。
7着まで0.4秒差。順位ではなく、どこから来たかを見たい。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ハピ | 上げ | 12番人気で上がり最速。0.1秒差なら展開次第で勝てる |
| ラムジェット | 上げ | 1番人気7着だが0.4秒差。スローで脚を余した |
| マイノワール | 上げ | 昇級初戦で0.1秒差。通用は証明した |
| ヴァルツァーシャル | 据え置き | 勝ったが7着とも0.4秒差。重賞勝ちを買いかぶらない |