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Race Review — 2026年9月26日

芙蓉ステークスオープン

中山 4回8日目 9R 芝2000m(Cコース) 馬場 重・天候 曇 8頭 勝時計 2:05.2

重馬場の2歳戦。中盤が13秒台まで緩んだ末の瞬発力勝負で、4角3番手から上がり最速のスタースポットが押し切った。位置も脚も最上位という、2歳戦では最も強い形。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 8 スタースポット牡2・55kg ルメール 2 2:05.2 ― 5→3先 36.81 +0.6 508+8
2 4 コスモプルー牝2・55kg 津村明秀 4 2:05.3 0.1 1→1逃 37.54 -0.1 436+4
3 2 ジョドレルバンク牡2・55kg 戸崎圭太 1 2:05.5 0.3 2→2先 37.54 -0.1 532+12
4 7 モーモーゼロ牡2・55kg 菊沢一樹 8 2:05.9 0.7 7→7追 37.02 +0.4 464-6
5 6 レオンティウス牡2・55kg 丸山元気 3 2:06.2 1.0 2→3先 38.26 -0.8 480+2
6 1 ニシノリリックス牝2・55kg 内田博幸 7 2:06.3 1.1 8→8追 37.02 +0.4 460+2
7 3 エイシンウルトラン牡2・55kg 横山武史 5 2:06.8 1.6 5→3先 38.47 -1.0 466+8
8 5 タイヴァス牡2・55kg 佐々木大 6 2:07.8 2.6 4→6追 39.78 -2.3 502+4

単勝 390 / 複勝 120・140・110 / 馬連 1,710 / 馬単 2,430 / 3連複 660 / 3連単 6,480

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=208)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F37.4 36.36+1.0
後半3F37.4 35.46+1.9
RPCI50.6 53.4-2.8

12.6-11.2-13.6-13.5-13.0-11.9-12.0-12.1-12.2-13.1

歴代の前半3F(秒・34.5秒起点) 2016 中山 36.8 2017 中山 38.0 2018 中山 36.4 2019 中山 38.1 2020 中山 36.2 2021 中山 34.8 2022 中山 38.8 2023 中山 37.1 2024 中山 36.3 2025 中山 36.2 2026 中山 37.4

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016中山 36.835.1 ― 24 先
2017中山 38.034.3 ― 22 先
2018中山 36.435.4 ― 23 先
2019中山 38.134.1 ― 31 先
2020中山 36.235.5 ― 23 先
2021中山 34.835.6 ― 52 差
2022中山 38.834.9 ― 31 先
2023中山 37.135.8 ― 25 先
2024中山 36.335.3 ― 23 先
2025中山 36.235.4 ― 52 差
2026中山重 37.437.4 ― 31 先

トラックバイアス

4回中山 7〜8日目(第4週)の芝全レース
前有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 -0.069 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.37倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.126 71.4% 14
2022 0.249 35.5% 31
2023 0.212 50.0% 28
2024 0.221 48.0% 25
2025 0.221 42.4% 33
2026 0.184 61.5% 26
基準0.251 44.9% 15,191

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/262R 1600m 未勝利重 1:37.2 +1.4 n=12
9/267R 2000m 1勝重 2:04.0 +1.3 n=6

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.6-11.2-13.6-13.5-13.0-11.9-12.0-12.1-12.2-13.1。3〜5F目で完全に息が入り、そこから11秒台後半に上げて最後また13.1に落ちている。重馬場で消耗した分がラスト1Fに出た形。

1〜3着の4角は3・1・2番手。中山芝は先行馬の複勝圏率が基準の1.37倍という前有利で、そのとおりの決着になった。ただし勝ったスタースポットは上がり36.8もメンバー最速で、位置だけの勝利ではない。

後方から目立ったのは8番人気モーモーゼロ。4角7番手から上がり37.0(2位)で0.7秒差の4着。8頭立てでこの位置からなら悪くない。なお、この日の中山のバイアス集計は開催週の相方が**9月22日**で、4日空いた別の週末との合算になっている。間に天候の変化が入る可能性があるので、数値は目安として見たい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 8

◎スタースポット

2人気
通過
5→3 先
上り3F
36.8 1位
詰め幅
+0.6
前走
新馬 1着 中12週

新馬勝ちから直行で、位置も上がりも最上位

2番人気、ルメール。新馬(東京芝1800m)を勝ってからの中12週。4角3番手から上がり36.8のメンバー最速で押し切った。前有利の重馬場という条件の後押しはあるが、上がりまで最速なら内容は本物。中長距離型として今後も見たい。

2 4

コスモプルー

4人気
通過
1→1 逃
上り3F
37.5 4位
詰め幅
-0.1
前走
未勝利* 1着 中3週

4角1番手(逃)から上がり37.5(メンバー4位)。直線で0.1秒失った。436kg(+4)、前走は未勝利* 1着(中3週)。

3 2

ジョドレルバンク

1人気
通過
2→2 先
上り3F
37.5 4位
詰め幅
-0.1
前走
新馬 1着 中16週

1番人気3着。2番手から0.3秒差

戸崎圭太。新馬勝ちから中16週、馬体+12kg。前有利の条件で2番手を取りながら0.3秒差だった。負けて崩れてはいないが、恵まれた位置での3着という点は割り引きたい。

4 7

○モーモーゼロ

8人気
通過
7→7 追
上り3F
37.0 2位
詰め幅
+0.4
前走
未勝利* 7着 中2週

8番人気。7番手から上がり2位

未勝利戦7着からの中2週。前有利の馬場を4角7番手から上がり37.0で0.7秒差まで。人気薄でこの内容なら覚えておきたい。

5 6

レオンティウス

3人気
通過
2→3 先
上り3F
38.2 6位
詰め幅
-0.8
前走
未勝利* 1着 中11週

4角3番手(先)から上がり38.2(メンバー6位)。直線で0.8秒失った。480kg(+2)、前走は未勝利* 1着(中11週)。

6 1

ニシノリリックス

7人気
通過
8→8 追
上り3F
37.0 2位
詰め幅
+0.4
前走
未勝利* 1着 中4週

4角8番手(追)から上がり37.0(メンバー2位)。直線で0.4秒詰めた。460kg(+2)、前走は未勝利* 1着(中4週)。

7 3

エイシンウルトラン

5人気
通過
5→3 先
上り3F
38.4 7位
詰め幅
-1.0
前走
クローバ 3着 中5週

4角3番手(先)から上がり38.4(メンバー7位)。直線で1.0秒失った。466kg(+8)、前走はクローバ 3着(中5週)。

8 5

タイヴァス

6人気
通過
4→6 追
上り3F
39.7 8位
詰め幅
-2.3
前走
新馬 1着 中5週

4角6番手(追)から上がり39.7(メンバー8位)。直線で2.3秒失った。502kg(+4)、前走は新馬 1着(中5週)。

次走に向けて

前有利の重馬場。ただし勝ち馬は上がりも最速だった。

馬評価理由
スタースポット 上げ 前有利の条件で、なおかつ上がり最速。位置と脚の両方で上回った
モーモーゼロ 上げ 8番人気が7番手から上がり2位。条件が向けば
中盤で13秒台が3つ並ぶ流れ。2歳の重馬場戦としては、上がり順位が素直に信用できるレースだった。