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Race Review — 2026年9月27日

堺ステークス3勝

阪神 4回9日目 10R ダ1800m(nanコース) 馬場 良・天候 雨 12頭 勝時計 1:51.5

1番人気ショウナンバンライが2着に1.3秒差をつける圧勝。しかもこの日の阪神ダートは先行馬の複勝圏率が基準の0.58倍という強い差し有利で、そこを4角2番手から押し切った。今開催で最も強い勝ち方だった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 10 ショウナンバンライ牡3・55kg 池添謙一 1 1:51.5 ― 2→2先 35.71 +0.2 480+6
2 6 マテンロウブレイブ牡4・58kg 横山典弘 3 1:52.8 1.3 12→11追 35.82 +0.1 492-6
3 5 ジャイアンバローズ牡3・55kg 川田将雅 6 1:52.9 1.4 4→4差 36.74 -0.8 526+0
4 2 ゴッドエスパーダ牡4・58kg 角田大和 4 1:52.9 1.4 4→4差 36.86 -0.9 504-2
5 8 メイショウコガシラ牡6・58kg 高倉稜 12 1:53.4 1.9 6→6差 37.07 -1.1 494+0
6 3 リアライズグリント牡3・55kg 北村友一 5 1:53.5 2.0 1→1逃 37.910 -2.0 486+0
7 1 ダンツシタン牡3・55kg 太宰啓介 2 1:53.5 2.0 10→9追 36.74 -0.8 538+10
8 7 バッケンレコード牡4・58kg 川須栄彦 9 1:53.6 2.1 11→11追 36.53 -0.6 504+8
9 4 ラフエイジアンセ6・58kg 田口貫太 8 1:53.8 2.3 6→6差 37.48 -1.5 460+4
10 12 タマモキャリコセ5・58kg 吉村誠之 7 1:54.2 2.7 6→6差 37.89 -1.9 430+4
11 9 マンオブザマッチ牡4・58kg 斎藤新 10 1:54.4 2.9 2→2先 38.712 -2.8 482-12
12 11 ポルポラジール牡5・58kg 田山旺佑 11 1:54.6 3.1 6→9追 38.111 -2.2 516-2

単勝 180 / 複勝 120・200・210 / 枠連 500 / 馬連 990 / 馬単 1,250 / 3連複 2,730 / 3連単 9,790

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=754)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F36.9 37.54-0.6
後半3F35.9 38.23-2.3
RPCI55.3 49.3+6.0

12.9-11.0-13.0-13.2-13.0-12.5-12.2-11.8-11.9

歴代の前半3F(秒・35.9秒起点) 2016 阪神 37.8 2017 阪神 37.7 2018 阪神 37.4 2019 阪神 37.1 2020 阪神 38.0 2021 阪神 36.3 2022 阪神 36.1 2023 阪神 36.4 2025 阪神 37.4 2026 阪神 36.9

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016阪神 37.836.8 ― 21 先
2017阪神 37.736.8 ― 108 追
2018阪神 37.437.7 ― 27 先
2019阪神 37.137.8 ― 65 差
2020阪神 38.038.0 ― 25 先
2021阪神 36.338.2 ― 129 追
2022阪神 36.138.0 ― 59 差
2023阪神重 36.437.3 ― 119 追
2025阪神 37.437.2 ― 21 先
2026阪神 36.935.9 ― 211 先

トラックバイアス

4回阪神 9〜10日目(第5週)のダ全レース
差し有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 +0.121 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.58倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2022 0.252 46.2% 13
2023 0.344 31.2% 16
2025 0.153 66.7% 15
2026 0.365 28.6% 14
基準0.244 49.7% 19,328

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/271R 2970m 未勝利良 3:22.2 -0.8 n=34
9/273R 1800m 未勝利良 1:54.1 -1.2 n=165
9/276R 1800m 新馬良 1:55.4 -0.4 n=31
9/277R 1400m 1勝良 1:25.4 +0.5 n=72
9/2710R 1800m 3勝良 1:51.5 -0.9 n=25
9/2712R 2000m 2勝良 2:05.6 -0.5 n=13

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

RPCI 55.3は阪神ダ1800m良の基準49.3を6.0も上回る極端なスロー。ラップは 12.9-11.0-13.0-13.2-13.0-12.5-12.2-11.8-11.9 で、3〜5F目が13秒台。前が有利になりそうな流れではある。

しかし集計上は差し有利(0.58倍)で、実際に2着マテンロウブレイブは4角11番手から上がり35.8(2位)で追い込んでいる。それでも1.3秒突き放されたのだから、**勝ち馬の内容は展開では説明できない。**上がり35.7もメンバー最速だった。

レパードS6着から中7週での参戦で、3勝クラスをこの着差で勝つのは能力が一枚上ということ。オープン、重賞でも通用する見込みがある。逆に4角1番手のリアライズグリントは2.0秒差の6着で、前で運んだ馬は総じて振るわなかった。なお、この日は開催週の3日目にあたり、バイアス集計の対象が**この1日だけ**になっている。通常の2日分に比べてサンプルが少ないので、傾向の読み取りは参考程度にとどめたい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 10

◎ショウナンバンライ

1人気
通過
2→2 先
上り3F
35.7 1位
詰め幅
+0.2
前走
レパードG3 6着 中7週

差し有利の馬場を2番手から1.3秒差の圧勝

1番人気、池添謙一。レパードS6着からの中7週。4角2番手という差し有利の日には不利な位置から、上がり35.7のメンバー最速で1.3秒差をつけた。この開催で最も価値のある勝ち方。次走が重賞でも素直に評価したい。

2 6

○マテンロウブレイブ

3人気
通過
12→11 追
上り3F
35.8 2位
詰め幅
+0.1
前走
竹田城S・3勝 9着 中2週

11番手から上がり2位。相手が悪かった

3番人気、横山典弘。竹田城S9着からの中2週で、後方から追い上げて2着。1.3秒離されたのは勝ち馬が強すぎたためで、内容自体は悪くない。

3 5

ジャイアンバローズ

6人気
通過
4→4 差
上り3F
36.7 4位
詰め幅
-0.8
前走
出石特別・2勝 1着 中3週

4角4番手(差)から上がり36.7(メンバー4位)。直線で0.8秒失った。526kg(+0)、前走は出石特別・2勝 1着(中3週)。

4 2

ゴッドエスパーダ

4人気
通過
4→4 差
上り3F
36.8 6位
詰め幅
-0.9
前走
白川郷H・3勝 4着 中4週

4角4番手(差)から上がり36.8(メンバー6位)。直線で0.9秒失った。504kg(-2)、前走は白川郷H・3勝 4着(中4週)。

5 8

メイショウコガシラ

12人気
通過
6→6 差
上り3F
37.0 7位
詰め幅
-1.1
前走
三河S・3勝 5着 中7週

4角6番手(差)から上がり37.0(メンバー7位)。直線で1.1秒失った。494kg(+0)、前走は三河S・3勝 5着(中7週)。

6 3

リアライズグリント

5人気
通過
1→1 逃
上り3F
37.9 10位
詰め幅
-2.0
前走
不来方G2 4着 中4週

5番人気6着。逃げて2.0秒差

北村友一。不来方賞4着からの中4週。差し有利の日にハナを切って上がり37.9まで落ちた。展開が向かなかった面はあるが、この着差は大きい。

7 1

ダンツシタン

2人気
通過
10→9 追
上り3F
36.7 4位
詰め幅
-0.8
前走
白川郷H・3勝 2着 中4週

4角9番手(追)から上がり36.7(メンバー4位)。直線で0.8秒失った。538kg(+10)、前走は白川郷H・3勝 2着(中4週)。

8 7

バッケンレコード

9人気
通過
11→11 追
上り3F
36.5 3位
詰め幅
-0.6
前走
梅田S・3勝 9着 中24週

4角11番手(追)から上がり36.5(メンバー3位)。直線で0.6秒失った。504kg(+8)、前走は梅田S・3勝 9着(中24週)。

9 4

ラフエイジアン

8人気
通過
6→6 差
上り3F
37.4 8位
詰め幅
-1.5
前走
柳都SH・3勝 4着 中8週

4角6番手(差)から上がり37.4(メンバー8位)。直線で1.5秒失った。460kg(+4)、前走は柳都SH・3勝 4着(中8週)。

10 12

タマモキャリコ

7人気
通過
6→6 差
上り3F
37.8 9位
詰め幅
-1.9
前走
姫路S・3勝 3着 中14週

4角6番手(差)から上がり37.8(メンバー9位)。直線で1.9秒失った。430kg(+4)、前走は姫路S・3勝 3着(中14週)。

11 9

マンオブザマッチ

10人気
通過
2→2 先
上り3F
38.7 12位
詰め幅
-2.8
前走
報知杯H・3勝 10着 中6週

4角2番手(先)から上がり38.7(メンバー12位)。直線で2.8秒失った。482kg(-12)、前走は報知杯H・3勝 10着(中6週)。

12 11

ポルポラジール

11人気
通過
6→9 追
上り3F
38.1 11位
詰め幅
-2.2
前走
竹田城S・3勝 13着 中2週

4角9番手(追)から上がり38.1(メンバー11位)。直線で2.2秒失った。516kg(-2)、前走は竹田城S・3勝 13着(中2週)。

次走に向けて

馬場にも展開にも逆らって1.3秒差。勝ち馬だけを見ればよいレース。

馬評価理由
ショウナンバンライ 上げ 差し有利の日に2番手から1.3秒差。重賞でも通用する内容
1.3秒差というのは3勝クラスでは滅多に出ない。この馬の次走は、条件を問わず注目したい。