← 一覧に戻る

Race Review — 2026年9月27日

サフラン(中山芝1600m・1勝クラス)1勝

中山 4回9日目 9R 芝1600m(Cコース) 馬場 稍・天候 曇 7頭 勝時計 1:35.9

7頭立ての2歳戦。淀みないラップを4角1番手から押し切ったシルバーウィルが、上がりも35.7(2位)でまとめた。この日の中山芝は先行馬の複勝圏率が基準の1.31倍で前有利、そのとおりの決着。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 3 シルバーウィル牝2・55kg 武豊 2 1:35.9 ― 1→1逃 35.72 +0.0 460+4
2 7 リサナウト牝2・55kg ルメール 1 1:36.1 0.2 4→5差 35.61 +0.1 436+10
3 2 シルクドマルス牝2・55kg 坂井瑠星 3 1:36.2 0.3 4→2先 35.72 +0.0 474+4
4 1 リリカルフレア牝2・55kg 戸崎圭太 6 1:36.6 0.7 6→6追 35.84 -0.1 434+6
5 4 シュヴァルツペルレ牝2・55kg 浜中俊 5 1:37.4 1.5 6→6追 36.65 -0.9 436-4
6 5 セプタードアイル牝2・55kg 荻野極 4 1:37.5 1.6 2→2先 37.26 -1.5 464+4
7 6 ユーダブルワン牝2・55kg 松山弘平 7 1:38.8 2.9 2→4差 38.57 -2.8 436+4

単勝 640 / 複勝 180・110 / 馬連 400 / 馬単 1,320 / 3連複 570 / 3連単 4,650

ラップとペース

基準=同コース・馬場稍の平均(n=53)

今回のペース

同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均と比べた値。RPCIは大きいほど後傾(スロー)、 小さいほど前傾(ハイペース)。前半3F・後半3Fは実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは 1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。

指標今回コース基準差
前半3F36.3 35.78+0.5
後半3F35.7 35.52+0.2
RPCI51.2 50.8+0.4

12.8-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.8-11.9

歴代の前半3F(秒・35.0秒起点) 2016 中山 35.2 2017 中山 36.5 2018 中山 37.1 2019 中山 35.3 2020 中山 35.7 2021 中山 37.2 2022 中山 36.0 2023 中山 35.4 2024 中山 35.8 2025 中山 35.5 2026 中山 36.3

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016中山 35.235.9 ― 82 差
2017中山 36.534.5 ― 14 逃
2018中山稍 37.134.1 ― 13 逃
2019中山 35.334.3 ― 42 マ
2020中山 35.735.0 ― 99 追
2021中山 37.233.7 ― 21 先
2022中山 36.035.0 ― 15 逃
2023中山 35.436.2 ― 46 先
2024中山 35.834.9 ― 41 先
2025中山 35.534.2 ― 32 先
2026中山稍 36.335.7 ― 15 逃

トラックバイアス

4回中山 9〜10日目(第5週)の芝全レース
前有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 -0.077 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.31倍

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.206 50.0% 16
2022 0.252 52.9% 17
2023 0.224 56.2% 16
2024 0.220 56.2% 16
2025 0.171 58.8% 17
2026 0.176 58.8% 17
基準0.251 44.9% 15,259

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
9/272R 2000m 未勝利稍 2:05.3 +2.5 n=13
9/275R 2000m 新馬稍 2:06.6 +2.8 n=6
9/277R 1600m 1勝稍 1:36.1 +1.4 n=10
9/279R 1600m 1勝稍 1:35.9 +1.2 n=10

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.8-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.8-11.9。息の入らない流れで、逃げた馬が最後まで脚を残したのだから内容は評価できる。

1番人気リサナウトは4角5番手から上がり35.6のメンバー最速で0.2秒差の2着。7頭立てで前有利という条件を考えれば、この2頭の力関係は紙一重。3着シルクドマルスも0.3秒差で、上位3頭は横並びに近い。

出走7頭すべてが新馬または未勝利を勝ち上がってきた組。少頭数で紛れが少なく、上がり順位と着順もほぼ一致している。なお、この日は開催週の3日目にあたり、バイアス集計の対象が**この1日だけ**になっている。通常の2日分に比べてサンプルが少ないので、傾向の読み取りは参考程度にとどめたい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 3

◎シルバーウィル

2人気
通過
1→1 逃
上り3F
35.7 2位
詰め幅
+0.0
前走
新馬 1着 中7週

淀みない流れを逃げ切り、上がりも2位

2番人気、武豊。新馬勝ちからの中7週。12秒を切るラップが続く流れをハナで受けて押し切った。前有利の馬場の後押しはあるが、脚を残していた点は評価できる。

2 7

○リサナウト

1人気
通過
4→5 差
上り3F
35.6 1位
詰め幅
+0.1
前走
新馬 1着 中11週

1番人気2着。上がり最速で0.2秒差

ルメール。新馬勝ちから中11週、馬体+10kg。前有利の条件を5番手から上がり最速で追い上げた。流れる展開なら逆転できる。

3 2

シルクドマルス

3人気
通過
4→2 先
上り3F
35.7 2位
詰め幅
+0.0
前走
新馬・牝 1着 中10週

4角2番手(先)から上がり35.7(メンバー2位)。直線で変わらず。474kg(+4)、前走は新馬・牝 1着(中10週)。

4 1

リリカルフレア

6人気
通過
6→6 追
上り3F
35.8 4位
詰め幅
-0.1
前走
未勝利・牝* 1着 中9週

4角6番手(追)から上がり35.8(メンバー4位)。直線で0.1秒失った。434kg(+6)、前走は未勝利・牝* 1着(中9週)。

5 4

シュヴァルツペルレ

5人気
通過
6→6 追
上り3F
36.6 5位
詰め幅
-0.9
前走
新馬 1着 中3週

4角6番手(追)から上がり36.6(メンバー5位)。直線で0.9秒失った。436kg(-4)、前走は新馬 1着(中3週)。

6 5

セプタードアイル

4人気
通過
2→2 先
上り3F
37.2 6位
詰め幅
-1.5
前走
新馬・牝 1着 中9週

4角2番手(先)から上がり37.2(メンバー6位)。直線で1.5秒失った。464kg(+4)、前走は新馬・牝 1着(中9週)。

7 6

ユーダブルワン

7人気
通過
2→4 差
上り3F
38.5 7位
詰め幅
-2.8
前走
新馬 1着 中10週

4角4番手(差)から上がり38.5(メンバー7位)。直線で2.8秒失った。436kg(+4)、前走は新馬 1着(中10週)。

次走に向けて

7頭立ての前残り。上位3頭の力関係は紙一重。

馬評価理由
リサナウト 上げ 前有利の日に上がり最速で0.2秒差。逆転の余地あり
少頭数で紛れが少なく、上位3頭が0.3秒差。ここから序列を決めるには次走を見たい。