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Race Review — 2026年10月3日

オパーH(L)L

京都 4回1日目 11R 芝1200m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 18頭 勝時計 1:06.7

前半3F 33.0の速い流れ。18頭立てで2番人気リリージョワが4角10番手から上がり32.8で差し切り、勝ち時計1:06.7は京都芝1200mとしてかなり優秀な部類。乾いて硬い馬場が時計を押し上げた。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 6 リリージョワ牝3・54kg 浜中俊 2 1:06.7 ― 10→10差 32.82 +0.9 448+6
2 18 ディアナザール牡4・56kg 川田将雅 3 1:06.7 0.0 5→5差 33.27 +0.5 504+8
3 8 レッドエヴァンスセ5・55kg 西村淳也 7 1:06.7 0.0 16→15追 32.21 +1.5 498+6
4 1 カルチャーデイ牝5・55kg 酒井学 6 1:06.8 0.1 1→1逃 33.814 -0.1 446-2
5 10 ヒシアイラ牡3・55kg 荻野極 1 1:06.9 0.2 7→7差 33.27 +0.5 472+6
6 13 クラスペディア牡4・57.5kg 小崎綾也 10 1:07.0 0.3 5→5差 33.612 +0.1 518+4
7 17 ヨシノイースター牡8・58kg 坂井瑠星 11 1:07.1 0.4 7→7差 33.49 +0.3 492-2
8 11 オタルエバー牡7・56kg 角田大和 17 1:07.2 0.5 13→13追 33.15 +0.6 504+4
9 7 テーオーダヴィンチ牡8・54kg 菱田裕二 18 1:07.3 0.6 16→15追 32.82 +0.9 514+8
10 5 フィオライア牝5・55kg 松若風馬 12 1:07.3 0.6 2→2先 34.117 -0.4 466+0
11 4 メイショウヨゾラ牝5・53kg 吉村誠之 4 1:07.3 0.6 3→3先 34.016 -0.3 482-4
12 15 タガノアラリア牡3・55kg 鮫島克駿 9 1:07.3 0.6 10→10差 33.49 +0.3 458-2
13 2 ショウナンアビアス牡6・56kg 北村友一 15 1:07.4 0.7 7→7差 33.814 -0.1 500-4
14 14 ヤマニンアルリフラ牡5・57.5kg M.デム 13 1:07.4 0.7 15→15追 33.04 +0.7 496-2
15 9 タマモブラックタイ牡6・57kg 幸英明 14 1:07.5 0.8 13→13追 33.49 +0.3 534+4
16 3 タマモイカロス牡3・55kg 松山弘平 5 1:07.5 0.8 10→10差 33.612 +0.1 524+2
17 16 フロムダスク牡6・57.5kg 中井裕二 8 1:07.7 1.0 3→3先 34.418 -0.7 516+4
18 12 デイトナモード牡6・54kg 斎藤新 16 1:07.8 1.1 18→18追 33.15 +0.6 536-6

単勝 650 / 複勝 290・250・270 / 枠連 1,340 / 馬連 3,030 / 馬単 5,330 / 3連複 8,200 / 3連単 38,250

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=103)

今回のペース

平均的な流れRPCI 47.9 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 49.3 基準より -1.4
指標今回コース基準差
前半3F33.0 34.03-1.0
後半3F33.7 34.27-0.6
RPCI47.9 49.3-1.4

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F10.3 12.2 12.0110.3210.7311.1411.2511.46ハロン

今回同コース・同距離の平均(103走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2019京都稍 34.035.2 1:09.2 718 差
2020京都重 33.035.6 1:08.6 63 差
2021阪神 34.234.0 1:08.2 315 先
2022阪神稍 33.834.8 1:08.6 92 差
2023京都 33.634.5 1:08.1 111 逃
2024京都 33.334.1 1:07.4 36 先
2025京都重 33.734.0 1:07.7 43 先
2026京都 33.033.7 1:06.7 105 差

トラックバイアス

4回京都 1〜2日目(10/3〜4 計2日)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.014 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.91倍

クッション値10.6+0.5硬め芝含水率7.8%-1.8乾燥数値の傾き 前残り寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.301 44.0% 25
2025 0.336 50.0% 32
2026 0.293 37.5% 32
基準0.307 41.1% 11,056

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/32R 1800m 未勝利良 1:45.5 -1.7 n=42
10/35R 1600m 新馬良 1:33.9 -1.5 n=26
10/36R 2000m 1勝良 1:57.2 -3.2 n=23
10/38R 2000m 2勝良 1:56.1 -3.4 n=21
10/39R 1400m 1勝良 1:21.7 +0.9 n=21
10/311R 1200m OP(L)良 1:06.7 -1.9 n=5
10/42R 1600m 未勝利良 1:32.9 -1.5 n=52
10/44R 1400m 新馬良 1:20.5 -2.0 n=11
10/45R 2000m 新馬良 2:01.8 -0.3 n=17
10/47R 1200m 1勝良 1:08.1 -0.2 n=7

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.0-10.3-10.7-11.1-11.2-11.4。2F目10.3・3F目10.7と飛ばしながら、ラスト1Fも11.4で止まっていない。RPCI 47.9は基準49.3を1.4下回る前傾だが、失速していないのが特徴で、これは馬場が速かったということ。この日の京都の芝含水率はゴール前7.8%で、同じ時期の直近3年平均より1.8ポイント低い。クッション値10.6も平年より0.5高く、硬くて乾いた高速馬場だった。

決着は差し優勢。1着リリージョワ(4角10番手・上がり32.8=2位)、3着レッドエヴァンス(4角15番手・上がり最速32.2・詰め幅1.5)と、後ろから来た馬が上位に食い込んでいる。一方で4着カルチャーデイは4角1番手から0.1秒差に粘っており、前が総崩れしたわけでもない。

この日の京都芝のバイアスは位置差 -0.014、先行馬の複勝圏率は基準の0.91倍でフラット。つまり前後どちらかに寄った馬場ではなく、ハイペースのぶんだけ差しが届いた、という読み方になる。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 6

◎リリージョワ

2人気
通過
10→10 差
上り3F
32.8 2位
詰め幅
+0.9
前走
中京記念G3 14着 中7週

4角10番手から上がり32.8で差し切り

浜中俊、2番人気。中京記念14着から中7週。前半33.0の流れを10番手で見て、上がり32.8(2位)で0.9秒詰めての勝利。位置取りと決め手のバランスがよく、重賞でも通用する内容。ただし高速馬場の恩恵もあり、時計のかかる条件での再現性は未知数。

2 18

ディアナザール

3人気
通過
5→5 差
上り3F
33.2 7位
詰め幅
+0.5
前走
CBC賞HG3 9着 中8週

4角5番手(差)から上がり33.2(メンバー7位)。直線で0.5秒詰めた。504kg(+8)、前走はCBC賞HG3 9着(中8週)。

3 8

○レッドエヴァンス

7人気
通過
16→15 追
上り3F
32.2 1位
詰め幅
+1.5
前走
CBC賞HG3 3着 中8週

4角15番手から上がり最速32.2。詰め幅1.5はメンバー最大

西村淳也、7番人気。CBC賞3着から中8週。18頭立ての4角15番手からメンバー最速32.2を使い、1.5秒詰めて0.0秒差の3着。位置を考えれば最も強い競馬をしている。展開が向けば重賞でも足りる。次走は人気に関わらず押さえたい。

4 1

▲カルチャーデイ

6人気
通過
1→1 逃
上り3F
33.8 14位
詰め幅
-0.1
前走
朱鷺S(L) 8着 中6週

逃げて0.1秒差4着。差し決着の中で唯一粘った前の馬

酒井学、6番人気。朱鷺ステークス8着から中6週。前半33.0を作りながら0.1秒差に粘った。上がりは33.8(14位)と平凡だが、差しが決まった中で前から残ったのはこの馬だけ。小回りや前残りの条件に替われば。

5 10

ヒシアイラ

1人気
通過
7→7 差
上り3F
33.2 7位
詰め幅
+0.5
前走
葵SG3 2着 中18週

1番人気5着。4角7番手から0.2秒差

荻野極、1番人気。葵ステークス2着から中18週の休み明け。4角7番手から上がり33.2(7位)で0.2秒差の5着。大きく負けてはいないが、位置も脚も中途半端だった。叩いた次走での上積みを見たい。

6 13

クラスペディア

10人気
通過
5→5 差
上り3F
33.6 12位
詰め幅
+0.1
前走
セントウG2 4着 中4週

4角5番手(差)から上がり33.6(メンバー12位)。直線で0.1秒詰めた。518kg(+4)、前走はセントウG2 4着(中4週)。

7 17

ヨシノイースター

11人気
通過
7→7 差
上り3F
33.4 9位
詰め幅
+0.3
前走
セントウG2 11着 中4週

4角7番手(差)から上がり33.4(メンバー9位)。直線で0.3秒詰めた。492kg(-2)、前走はセントウG2 11着(中4週)。

8 11

オタルエバー

17人気
通過
13→13 追
上り3F
33.1 5位
詰め幅
+0.6
前走
北九州記HG3 11着 中13週

4角13番手(追)から上がり33.1(メンバー5位)。直線で0.6秒詰めた。504kg(+4)、前走は北九州記HG3 11着(中13週)。

9 7

テーオーダヴィンチ

18人気
通過
16→15 追
上り3F
32.8 2位
詰め幅
+0.9
前走
紫川SH・3勝 1着 中14週

18番人気で4角15番手から上がり32.8(2位タイ)

菱田裕二、18番人気。紫川ステークス1着からの昇級初戦で中14週。最低人気ながら4角15番手から32.8を使い、0.6秒差の9着。上がりは勝ち馬と同タイム。オープン初戦でこの脚なら見限れない。

10 5

フィオライア

12人気
通過
2→2 先
上り3F
34.1 17位
詰め幅
-0.4
前走
CBC賞HG3 13着 中8週

4角2番手(先)から上がり34.1(メンバー17位)。直線で0.4秒失った。466kg(+0)、前走はCBC賞HG3 13着(中8週)。

11 4

メイショウヨゾラ

4人気
通過
3→3 先
上り3F
34.0 16位
詰め幅
-0.3
前走
セントウG2 6着 中4週

4角3番手(先)から上がり34.0(メンバー16位)。直線で0.3秒失った。482kg(-4)、前走はセントウG2 6着(中4週)。

12 15

タガノアラリア

9人気
通過
10→10 差
上り3F
33.4 9位
詰め幅
+0.3
前走
朱鷺S(L) 5着 中6週

4角10番手(差)から上がり33.4(メンバー9位)。直線で0.3秒詰めた。458kg(-2)、前走は朱鷺S(L) 5着(中6週)。

13 2

ショウナンアビアス

15人気
通過
7→7 差
上り3F
33.8 14位
詰め幅
-0.1
前走
ラジオ日 5着 中3週

4角7番手(差)から上がり33.8(メンバー14位)。直線で0.1秒失った。500kg(-4)、前走はラジオ日 5着(中3週)。

14 14

ヤマニンアルリフラ

13人気
通過
15→15 追
上り3F
33.0 4位
詰め幅
+0.7
前走
NST賞H 9着 中7週

4角15番手(追)から上がり33.0(メンバー4位)。直線で0.7秒詰めた。496kg(-2)、前走はNST賞H 9着(中7週)。

15 9

タマモブラックタイ

14人気
通過
13→13 追
上り3F
33.4 9位
詰め幅
+0.3
前走
セントウG2 10着 中4週

4角13番手(追)から上がり33.4(メンバー9位)。直線で0.3秒詰めた。534kg(+4)、前走はセントウG2 10着(中4週)。

16 3

タマモイカロス

5人気
通過
10→10 差
上り3F
33.6 12位
詰め幅
+0.1
前走
セントウG2 14着 中4週

4角10番手(差)から上がり33.6(メンバー12位)。直線で0.1秒詰めた。524kg(+2)、前走はセントウG2 14着(中4週)。

17 16

フロムダスク

8人気
通過
3→3 先
上り3F
34.4 18位
詰め幅
-0.7
前走
CBC賞HG3 1着 中8週

4角3番手(先)から上がり34.4(メンバー18位)。直線で0.7秒失った。516kg(+4)、前走はCBC賞HG3 1着(中8週)。

18 12

デイトナモード

16人気
通過
18→18 追
上り3F
33.1 5位
詰め幅
+0.6
前走
朱鷺S(L) 18着 中6週

4角18番手(追)から上がり33.1(メンバー5位)。直線で0.6秒詰めた。536kg(-6)、前走は朱鷺S(L) 18着(中6週)。

次走に向けて

前半33.0のハイペース+乾いた高速馬場。後ろから来た馬が上位を占めた。

馬評価理由
レッドエヴァンス 上げ 15番手から上がり最速32.2、詰め幅1.5はメンバー最大
テーオーダヴィンチ 上げ 18番人気で15番手から上がり2位タイ。オープン初戦としては十分
カルチャーデイ 上げ 差し決着の中で唯一前から粘った。前残りの条件なら
ヒシアイラ 条件替わり 1番人気で0.2秒差5着。休み明けのぶんか、次走の上積みを確認
勝ち時計1:06.7は芝含水率7.8%(平年比 -1.8)の乾いた馬場あってのもの。この日の時計を額面どおりに他場へ持ち込まないよう注意したい。