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Race Review — 2026年10月3日

りんどう・1勝1勝

京都 4回1日目 9R 芝1400m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 8頭 勝時計 1:21.7

8頭立ての牝馬限定戦。中盤が12秒台で緩み、ラスト2F 11.3-11.2の瞬発戦になった。新馬勝ちからの1番人気ラムラベイが上がり最速34.3で差し切り、連勝で2勝目。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 7 ラムラベイ牝2・55kg 松若風馬 1 1:21.7 ― 3→3先 34.31 +0.2 444+4
2 6 ヴィヴェローネ牝2・55kg 松山弘平 2 1:21.8 0.1 3→3先 34.43 +0.1 438-10
3 4 セイウンリリーナ牝2・55kg 幸英明 7 1:21.9 0.2 1→1逃 34.74 -0.2 408-6
4 1 ベニバナ牝2・55kg 田山旺佑 3 1:22.0 0.3 8→6追 34.31 +0.2 468-2
5 5 ショウナンカノア牝2・55kg 吉村誠之 5 1:22.1 0.4 2→2先 34.85 -0.3 464+2
6 3 ギャルズマインド牝2・55kg 浜中俊 4 1:23.6 1.9 3→3先 36.16 -1.6 424-8
7 2 エストレアボニータ牝2・55kg 今村聖奈 6 1:24.4 2.7 6→8追 36.67 -2.1 434+2
8 8 ルジュエ牝2・55kg 田野豊三 8 1:25.0 3.3 6→6追 37.48 -2.9 470-5

単勝 170 / 複勝 110・150・440 / 馬連 410 / 馬単 590 / 3連複 3,210 / 3連単 8,040

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=141)

今回のペース

平均的な流れRPCI 52.6 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 51.5 基準より +1.1
指標今回コース基準差
前半3F35.1 35.2-0.1
後半3F34.5 34.62-0.1
RPCI52.6 51.5+1.1

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F10.9 12.4 12.2110.9212.0312.1412.0511.3611.27ハロン

今回同コース・同距離の平均(141走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016京都稍 37.034.4 1:23.7 15 逃
2017京都 35.034.7 1:21.7 34 先
2018京都 35.635.0 1:22.7 37 先
2019京都 34.834.9 1:21.4 41 先
2020京都稍 36.035.4 1:23.2 41 先
2021阪神 34.535.3 1:21.3 24 先
2022阪神稍 36.034.3 1:22.8 12 逃
2023京都重 35.335.6 1:22.9 26 先
2024京都 35.634.3 1:21.8 64 差
2025京都重 35.034.8 1:21.7 17 逃
2026京都 35.134.5 1:21.7 33 先

トラックバイアス

4回京都 1〜2日目(10/3〜4 計2日)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.014 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.91倍

クッション値10.6+0.5硬め芝含水率7.8%-1.8乾燥数値の傾き 前残り寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.301 44.0% 25
2025 0.336 50.0% 32
2026 0.293 37.5% 32
基準0.307 41.1% 11,056

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/32R 1800m 未勝利良 1:45.5 -1.7 n=42
10/35R 1600m 新馬良 1:33.9 -1.5 n=26
10/36R 2000m 1勝良 1:57.2 -3.2 n=23
10/38R 2000m 2勝良 1:56.1 -3.4 n=21
10/39R 1400m 1勝良 1:21.7 +0.9 n=21
10/311R 1200m OP(L)良 1:06.7 -1.9 n=5
10/42R 1600m 未勝利良 1:32.9 -1.5 n=52
10/44R 1400m 新馬良 1:20.5 -2.0 n=11
10/45R 2000m 新馬良 2:01.8 -0.3 n=17
10/47R 1200m 1勝良 1:08.1 -0.2 n=7

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.2-10.9-12.0-12.1-12.0-11.3-11.2。2F目に10.9が入ったあと12秒台が3つ続き、そこから加速している。RPCI 52.6は京都芝1400m良の基準51.5をわずかに上回る程度で、数字上はほぼ標準。ただしラップの形は「速く入って緩んで、最後だけ速い」典型的な瞬発戦で、上がりの差がそのまま着順に出やすい流れだった。

実際、上がり上位4頭のうち3頭が掲示板に乗っている。勝ったラムラベイが34.3(1位)、4着ベニバナも34.3で同タイム。ただしベニバナは4角6番手と勝ち馬より3つ後ろからで、0.3秒差まで詰めている。8頭立てで位置を取りやすい条件だったことを考えると、後ろからの0.3秒差は見かけより価値がある。

この日の京都芝のバイアスは位置差 -0.014・先行馬の複勝圏率は基準の0.91倍で、脚質的にはフラット。前が特別有利でも不利でもない中での決着なので、着順はそのまま能力差として読んでよい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 7

◎ラムラベイ

1人気
通過
3→3 先
上り3F
34.3 1位
詰め幅
+0.2
前走
新馬・牝 1着 中9週

新馬勝ちから連勝。上がり最速34.3で差し切り

松若風馬、1番人気。新馬勝ちから中9週。4角3番手の好位から上がり最速34.3で抜け出した。位置も取れて決め手もあるので、距離延長でも対応しそう。ただし8頭立てで流れも平均的、相手なりの面もある。次走の相手強化で見極めたい。

2 6

ヴィヴェローネ

2人気
通過
3→3 先
上り3F
34.4 3位
詰め幅
+0.1
前走
未勝利* 1着 中5週

4角3番手(先)から上がり34.4(メンバー3位)。直線で0.1秒詰めた。438kg(-10)、前走は未勝利* 1着(中5週)。

3 4

▲セイウンリリーナ

7人気
通過
1→1 逃
上り3F
34.7 4位
詰め幅
-0.2
前走
未勝利* 1着 中4週

7番人気で逃げて3着。0.2秒差に粘った

幸英明、7番人気。4角1番手から上がり34.7(4位)で0.2秒差の3着。詰め幅は -0.2 で最後は差されているが、緩んだ流れを自分で作って粘り込んだ形。人気薄での好走なので、同型が手薄な条件なら再現の目はある。

4 1

○ベニバナ

3人気
通過
8→6 追
上り3F
34.3 1位
詰め幅
+0.2
前走
未勝利・牝* 1着 中6週

4角6番手から上がり最速タイ34.3。0.3秒差

田山旺佑、3番人気。未勝利勝ちから中6週。勝ち馬より3つ後ろの4角6番手から、同じ34.3を使って0.3秒差の4着。8頭立てでこの位置からなら、展開がもう少し流れれば逆転の余地がある。次走で人気が落ちるなら狙える。

5 5

ショウナンカノア

5人気
通過
2→2 先
上り3F
34.8 5位
詰め幅
-0.3
前走
函館2歳G3 6着 中11週

函館2歳S6着の実績馬が5着。0.4秒差

吉村誠之助、5番人気。函館2歳ステークス6着から中11週。4角2番手から上がり34.8(5位)で0.4秒差。重賞で揉まれた経験のわりに伸びを欠いた。休み明けのぶんと見るか、距離短縮が合わなかったと見るか、次走の内容待ち。

6 3

ギャルズマインド

4人気
通過
3→3 先
上り3F
36.1 6位
詰め幅
-1.6
前走
未勝利* 1着 中5週

4角3番手(先)から上がり36.1(メンバー6位)。直線で1.6秒失った。424kg(-8)、前走は未勝利* 1着(中5週)。

7 2

エストレアボニータ

6人気
通過
6→8 追
上り3F
36.6 7位
詰め幅
-2.1
前走
未勝利* 1着 中9週

4角8番手(追)から上がり36.6(メンバー7位)。直線で2.1秒失った。434kg(+2)、前走は未勝利* 1着(中9週)。

8 8

ルジュエ

8人気
通過
6→6 追
上り3F
37.4 8位
詰め幅
-2.9
前走
2歳未 1着 中6週

4角6番手(追)から上がり37.4(メンバー8位)。直線で2.9秒失った。470kg(-5)、前走は2歳未 1着(中6週)。

次走に向けて

緩んだ流れからの瞬発戦。上がり上位がそのまま上位に来た。

馬評価理由
ベニバナ 上げ 4角6番手から上がり最速タイで0.3秒差。位置の差を考えれば内容は勝ち馬に近い
ラムラベイ 上げ 好位から上がり最速。位置も脚も使える
ショウナンカノア 条件替わり 函館2歳S6着の実績に対して物足りない。休み明けの一度叩いた次走で
8頭立てで紛れが少なく、上がりの順位がほぼそのまま着順になったレース。ベニバナだけが位置の不利を背負って同じ脚を使っており、次走で見直したい。