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Race Review — 2026年10月4日

藤森Sオープン

京都 4回2日目 10R ダ1200m(nanコース) 馬場 稍・天候 雨 16頭 勝時計 1:09.8

1番人気ゼットエールが4角2番手から押し切り、2着も4角2番手のルージュラナキラ、3着は逃げたメイショウホウレン。上位3頭がすべて前にいた、わかりやすい前残りの決着。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 14 ゼットエール牡4・57kg 松本大輝 1 1:09.8 ― 3→2先 35.46 +0.2 508+2
2 15 ルージュラナキラ牝4・55kg 斎藤新 8 1:09.9 0.1 5→2先 35.46 +0.2 456-6
3 7 メイショウホウレン牡5・58kg 浜中俊 2 1:10.2 0.4 1→1逃 36.011 -0.4 514-4
4 12 サトノカルナバル牡4・57kg 菱田裕二 5 1:10.5 0.7 11→11追 34.92 +0.7 538+4
5 2 グッジョブ牡6・57kg M.デム 15 1:10.6 0.8 9→9差 35.35 +0.3 454+0
6 5 ロードフロンティア牡5・57kg 川須栄彦 4 1:10.7 0.9 14→14追 35.03 +0.6 466-2
7 9 エンヤラヴフェイス牡5・57kg 松山弘平 9 1:10.7 0.9 16→14追 34.81 +0.8 504-6
8 6 ペプチドヤマト牡7・58kg 高倉稜 13 1:10.8 1.0 7→7差 35.710 -0.1 504+2
9 13 ドンレパルス牡7・57kg 田山旺佑 10 1:10.9 1.1 14→14追 35.14 +0.5 524+0
10 10 スマートフォルス牡6・57kg 鮫島克駿 7 1:10.9 1.1 11→10差 35.59 +0.1 492+4
11 8 コンクイスタセ6・59kg 北村友一 3 1:11.0 1.2 13→11追 35.46 +0.2 492-2
12 16 エコロエイト牡5・57kg 江田照男 12 1:11.6 1.8 3→5差 37.114 -1.5 508+2
13 3 アガシセ5・57kg 田口貫太 11 1:11.8 2.0 10→11追 36.312 -0.7 494-6
14 11 ケイアイアニラ牡6・57kg 高杉吏麒 16 1:12.1 2.3 7→7差 37.013 -1.4 536+6
15 4 ロードアウォードセ6・58kg 横山和生 6 1:12.4 2.6 2→2先 38.216 -2.6 488+8
16 1 ロードラディウス牡6・57kg 吉村誠之 14 1:12.6 2.8 6→6差 37.915 -2.3 506+18

単勝 310 / 複勝 150・450・180 / 枠連 1,870 / 馬連 3,720 / 馬単 5,560 / 3連複 6,330 / 3連単 33,270

ラップとペース

基準=同コース・馬場稍の平均(n=71)

今回のペース

平均的な流れRPCI 46.1 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 45.6 基準より +0.5
指標今回コース基準差
前半3F34.2 35.22-1.0
後半3F35.6 36.84-1.2
RPCI46.1 45.6+0.5

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.0 12.6 12.1111.0211.1311.4411.8512.46ハロン

今回同コース・同距離の平均(71走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016京都 35.535.5 1:11.0 79 差
2017京都重 33.937.2 1:11.1 39 先
2018京都 35.436.0 1:11.4 136 追
2019京都 34.636.1 1:10.7 1112 追
2020京都重 33.936.1 1:10.0 18 先
2023京都 34.636.3 1:10.9 35 先
2024京都 34.736.6 1:11.3 105 差
2025京都重 34.634.8 1:09.4 21 先
2026京都稍 34.235.6 1:09.8 22 先

トラックバイアス

4回京都 1〜2日目(10/3〜4 計2日)のダ全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 -0.018 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.97倍

クッション値10.4+0.3硬めダ含水率2.7%-3.3かなり乾燥数値の傾き 差し寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.238 60.0% 30
2025 0.251 46.4% 28
2026 0.231 48.3% 29
基準0.249 49.6% 13,791

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/31R 1400m 未勝利良 1:25.0 -0.7 n=62
10/33R 1400m 1勝良 1:23.4 -1.4 n=55
10/34R 1800m 新馬良 1:54.5 -0.3 n=32
10/37R 1400m 1勝良 1:23.6 -1.2 n=55
10/310R 1200m 3勝良 1:10.5 -0.5 n=8
10/312R 1800m 2勝良 1:51.0 -1.5 n=44
10/41R 1800m 未勝利良 1:54.0 -0.5 n=105
10/43R 1400m 新馬良 1:25.2 -1.1 n=16
10/46R 1800m 1勝良 1:50.6 -2.8 n=73
10/48R 1400m 2勝稍 1:23.5 +0.1 n=9

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.1-11.0-11.1-11.4-11.8-12.4。前半が速く後半が落ちるダート1200mらしい形で、RPCI 46.1は京都ダ1200m稍重の基準45.6とほぼ同じ。ペースとしては標準的だった。

それでも上位3頭が4角1〜2番手で占められた。この日の京都ダートのバイアスは位置差 -0.018でフラットなので、馬場が前有利だったわけではない。前に行った馬の力が単に上だった、という読みになる。

後方からは7着エンヤラヴフェイス(4角14番手・上がり最速34.8・詰め幅0.8)と4着サトノカルナバル(4角11番手・上がり34.9=2位・詰め幅0.7)が目立った。なおこの日の京都のダート含水率はゴール前2.7%で、同時期の直近3年平均より3.3ポイント低い。かなり乾いたダートで、時計の出方には注意が要る。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 14

◎ゼットエール

1人気
通過
3→2 先
上り3F
35.4 6位
詰め幅
+0.2
前走
陽春SH・3勝 1着 中24週

1番人気に応えて好位から押し切り

松本大輝、1番人気。陽春ステークス1着からの昇級初戦で中24週。半年ぶりでも4角2番手から0.1秒差で押し切った。上がりは35.4(6位)で特別に速いわけではないが、休み明けでこれなら上々。ただし前残りの決着に乗った面もあり、次走は流れ次第。

2 15

○ルージュラナキラ

8人気
通過
5→2 先
上り3F
35.4 6位
詰め幅
+0.2
前走
青函SH 12着 中14週

8番人気2着。同じ4角2番手から粘った

斎藤新、8番人気。青函ステークス12着から中14週。勝ち馬と同じ4角2番手から同じ上がり35.4で0.1秒差。人気を覆したが、位置取りの利も大きい。

3 7

メイショウホウレン

2人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.0 11位
詰め幅
-0.4
前走
福島テレ 4着 中11週

4角1番手(逃)から上がり36.0(メンバー11位)。直線で0.4秒失った。514kg(-4)、前走は福島テレ 4着(中11週)。

4 12

▲サトノカルナバル

5人気
通過
11→11 追
上り3F
34.9 2位
詰め幅
+0.7
前走
谷川岳S(L) 5着 中21週

4角11番手から上がり2位で0.7秒差4着

菱田裕二、5番人気。谷川岳ステークス5着から中21週の休み明け。4角11番手から上がり34.9(2位)で0.7秒詰めての4着。叩いた上積みと、流れる展開があれば。

5 2

グッジョブ

15人気
通過
9→9 差
上り3F
35.3 5位
詰め幅
+0.3
前走
福島テレ 10着 中11週

4角9番手(差)から上がり35.3(メンバー5位)。直線で0.3秒詰めた。454kg(+0)、前走は福島テレ 10着(中11週)。

6 5

ロードフロンティア

4人気
通過
14→14 追
上り3F
35.0 3位
詰め幅
+0.6
前走
ラジオ日 3着 中3週

4角14番手(追)から上がり35.0(メンバー3位)。直線で0.6秒詰めた。466kg(-2)、前走はラジオ日 3着(中3週)。

7 9

エンヤラヴフェイス

9人気
通過
16→14 追
上り3F
34.8 1位
詰め幅
+0.8
前走
上越S・3勝 1着 中7週

4角14番手から上がり最速34.8。0.9秒差7着

松山弘平、9番人気。上越ステークス1着からの昇級初戦で中7週。前が止まらない決着の中、4角14番手からメンバー最速34.8で0.8秒詰め。オープン初戦で最速上がりなら見限れない。

8 6

ペプチドヤマト

13人気
通過
7→7 差
上り3F
35.7 10位
詰め幅
-0.1
前走
CBC賞HG3 15着 中8週

4角7番手(差)から上がり35.7(メンバー10位)。直線で0.1秒失った。504kg(+2)、前走はCBC賞HG3 15着(中8週)。

9 13

ドンレパルス

10人気
通過
14→14 追
上り3F
35.1 4位
詰め幅
+0.5
前走
初風S・3勝 1着 中3週

4角14番手(追)から上がり35.1(メンバー4位)。直線で0.5秒詰めた。524kg(+0)、前走は初風S・3勝 1着(中3週)。

10 10

スマートフォルス

7人気
通過
11→10 差
上り3F
35.5 9位
詰め幅
+0.1
前走
天保山S 8着 中15週

4角10番手(差)から上がり35.5(メンバー9位)。直線で0.1秒詰めた。492kg(+4)、前走は天保山S 8着(中15週)。

11 8

コンクイスタ

3人気
通過
13→11 追
上り3F
35.4 6位
詰め幅
+0.2
前走
NST賞H 4着 中7週

4角11番手(追)から上がり35.4(メンバー6位)。直線で0.2秒詰めた。492kg(-2)、前走はNST賞H 4着(中7週)。

12 16

エコロエイト

12人気
通過
3→5 差
上り3F
37.1 14位
詰め幅
-1.5
前走
京葉S(L) 9着 中24週

4角5番手(差)から上がり37.1(メンバー14位)。直線で1.5秒失った。508kg(+2)、前走は京葉S(L) 9着(中24週)。

13 3

アガシ

11人気
通過
10→11 追
上り3F
36.3 12位
詰め幅
-0.7
前走
水無月SH 14着 中17週

4角11番手(追)から上がり36.3(メンバー12位)。直線で0.7秒失った。494kg(-6)、前走は水無月SH 14着(中17週)。

14 11

ケイアイアニラ

16人気
通過
7→7 差
上り3F
37.0 13位
詰め幅
-1.4
前走
福島テレ 15着 中11週

4角7番手(差)から上がり37.0(メンバー13位)。直線で1.4秒失った。536kg(+6)、前走は福島テレ 15着(中11週)。

15 4

ロードアウォード

6人気
通過
2→2 先
上り3F
38.2 16位
詰め幅
-2.6
前走
福島テレ 8着 中11週

4角2番手(先)から上がり38.2(メンバー16位)。直線で2.6秒失った。488kg(+8)、前走は福島テレ 8着(中11週)。

16 1

ロードラディウス

14人気
通過
6→6 差
上り3F
37.9 15位
詰め幅
-2.3
前走
令月S 12着 中32週

4角6番手(差)から上がり37.9(メンバー15位)。直線で2.3秒失った。506kg(+18)、前走は令月S 12着(中32週)。

次走に向けて

ペースは標準的。それでも上位3頭が4角1〜2番手で、前にいた馬の力が上だった。

馬評価理由
エンヤラヴフェイス 上げ オープン初戦で14番手から上がり最速。前残りの中では最も価値がある
サトノカルナバル 上げ 休み明けで11番手から上がり2位。叩いた次走で
この日の京都ダートは含水率2.7%(平年比 -3.3)とかなり乾いていた。時計を他の開催と直接比べるときは割り引いて見たい。