◎エコロディノス
11人気- 通過
- 2→2 先
- 上り3F
- 34.9 8位
- 詰め幅
- +0.0
- 前走
- 函館記念HG3 9着 中14週
11番人気がG2制覇。中だるみを2番手で立ち回った
田口貫太、11番人気。函館記念9着から中14週。中盤12.6-12.8の息の入るラップを4角2番手で運び、そのまま押し切った。上がり34.9はメンバー8位で、決め手で勝ったわけではない。展開を正確に突いた騎乗と、前が止まらない流れが噛み合った結果。同じ形が作れるかが次走の鍵。
Race Review — 2026年10月4日
11番人気エコロディノスが4角2番手から押し切り、2着も4角3番手のマイネルエンペラー(8番人気)。中盤が12.6-12.8と大きく緩み、ラスト4Fからの加速戦になったため、前にいた馬がそのまま止まらなかった。1番人気ダノンシーマは9着。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | エコロディノス牡4・57kg | 田口貫太 | 11 | 2:24.0 | ― | 2→2先 | 34.98 | +0.0 | 486-4 |
| 2 | 10 | マイネルエンペラー牡6・57kg | 吉村誠之 | 8 | 2:24.1 | 0.1 | 4→3先 | 34.73 | +0.2 | 488+2 |
| 3 | 6 | アクアヴァーナル牝5・55kg | 松山弘平 | 2 | 2:24.2 | 0.2 | 7→3先 | 34.73 | +0.2 | 476-2 |
| 4 | 3 | ディープモンスター牡8・58kg | 浜中俊 | 3 | 2:24.2 | 0.2 | 4→3先 | 34.85 | +0.1 | 468-4 |
| 5 | 4 | ヘデントール牡5・58kg | 吉田隼人 | 5 | 2:24.3 | 0.3 | 15→17追 | 34.21 | +0.7 | 488+6 |
| 6 | 1 | ウエストナウ牡5・57kg | 横山和生 | 4 | 2:24.4 | 0.4 | 7→7差 | 34.85 | +0.1 | 508+4 |
| 7 | 2 | ヴェルテンベルク牡6・57kg | 古川吉洋 | 7 | 2:24.7 | 0.7 | 16→7差 | 34.98 | +0.0 | ― |
| 8 | 13 | サフィラ牝5・55kg | 北村友一 | 15 | 2:24.7 | 0.7 | 16→15追 | 34.62 | +0.3 | 480+12 |
| 9 | 18 | ダノンシーマ牡4・57kg | 川田将雅 | 1 | 2:24.8 | 0.8 | 7→7差 | 35.212 | -0.3 | 496+6 |
| 10 | 16 | ショウナンラプンタ牡5・57kg | 池添謙一 | 13 | 2:24.9 | 0.9 | 13→7差 | 35.212 | -0.3 | 550+8 |
| 11 | 9 | ミステリーウェイセ8・58kg | 松本大輝 | 14 | 2:25.0 | 1.0 | 1→1逃 | 35.916 | -1.0 | 506+8 |
| 12 | 11 | ファミリータイム牡5・57kg | 鮫島克駿 | 9 | 2:25.0 | 1.0 | 11→12差 | 35.111 | -0.2 | 484+2 |
| 13 | 5 | ヴェルミセル牝6・55kg | 川又賢治 | 16 | 2:25.0 | 1.0 | 13→15追 | 35.010 | -0.1 | 478+6 |
| 14 | 7 | リビアングラス牡6・57kg | 小沢大仁 | 18 | 2:25.1 | 1.1 | 11→12差 | 35.314 | -0.4 | 500-2 |
| 15 | 15 | メイショウブレゲ牡7・57kg | 酒井学 | 17 | 2:25.1 | 1.1 | 18→17追 | 34.85 | +0.1 | 472-6 |
| 16 | 17 | キングスコール牡4・57kg | 吉田豊 | 12 | 2:25.3 | 1.3 | 2→3先 | 36.117 | -1.2 | 502+10 |
| 17 | 14 | サヴォーナ牡6・57kg | 斎藤新 | 10 | 2:25.3 | 1.3 | 10→12差 | 35.515 | -0.6 | 540+10 |
| 18 | 8 | ミクニインスパイア牡4・57kg | M.デム | 6 | 2:25.6 | 1.6 | 4→7差 | 36.117 | -1.2 | 500+2 |
単勝 2,900 / 複勝 850・510・210 / 枠連 8,100 / 馬連 19,520 / 馬単 37,490 / 3連複 55,890 / 3連単 357,300
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.0 | 35.58 | -0.6 |
| 後半3F | 34.9 | 35.27 | -0.4 |
| RPCI | 54.2 | 54.6 | -0.4 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(67走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 京都 | 36.2 | 33.7 | 2:25.5 | 2 | 3 | 先 |
| 2017 | 京都 | 35.6 | 34.4 | 2:23.0 | 14 | 2 | 追 |
| 2018 | 京都 | 35.7 | 35.1 | 2:25.4 | 4 | 9 | 先 |
| 2019 | 京都 | 35.4 | 35.2 | 2:23.5 | 3 | 1 | 先 |
| 2020 | 京都稍 | 35.5 | 35.0 | 2:25.6 | 5 | 7 | 差 |
| 2021 | 阪神 | 37.2 | 36.4 | 2:24.5 | 7 | 4 | 差 |
| 2022 | 阪神稍 | 35.8 | 33.9 | 2:24.3 | 10 | 7 | 差 |
| 2023 | 京都重 | 36.5 | 35.9 | 2:25.3 | 2 | 4 | 先 |
| 2024 | 京都 | 34.4 | 35.0 | 2:22.9 | 5 | 2 | 差 |
| 2025 | 京都稍 | 35.3 | 34.9 | 2:23.9 | 7 | 1 | 差 |
| 2026 | 京都稍 | 35.0 | 34.9 | 2:24.0 | 2 | 3 | 先 |
クッション値10.4+0.3硬め芝含水率7.6%-1.9乾燥数値の傾き やや前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 0.301 | 25 | |
| 2025 | 0.336 | 32 | |
| 2026 | 0.293 | 32 | |
| 基準 | 0.307 | 11,056 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/3 | 2R | 1800m 未勝利良 | 1:45.5 | n=42 | |
| 10/3 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:33.9 | n=26 | |
| 10/3 | 6R | 2000m 1勝良 | 1:57.2 | n=23 | |
| 10/3 | 8R | 2000m 2勝良 | 1:56.1 | n=21 | |
| 10/3 | 9R | 1400m 1勝良 | 1:21.7 | n=21 | |
| 10/3 | 11R | 1200m OP(L)良 | 1:06.7 | n=5 | |
| 10/4 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:32.9 | n=52 | |
| 10/4 | 4R | 1400m 新馬良 | 1:20.5 | n=11 | |
| 10/4 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:01.8 | n=17 | |
| 10/4 | 7R | 1200m 1勝良 | 1:08.1 | n=7 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.8-10.9-11.3-12.2-12.5-12.2-12.6-12.8-11.8-11.7-11.4-11.8。7〜8F目の12.6-12.8が決め手。ここで息が入ったことで、前にいた馬が余力を残したままラスト4Fの加速(11.8-11.7-11.4-11.8)に入れた。RPCI 54.2は京都芝2400m良の基準54.6とほぼ同じだが、ラップの形としては典型的な「中だるみ→前残り」。
上位4頭の4角位置は2番手・3番手・3番手・3番手。全員が前。対して5着ヘデントールは4角17番手からメンバー最速34.2で0.7秒詰め、8着サフィラ(15番人気)も4角15番手から上がり34.6(2位)で0.3秒詰めている。後方勢は位置の差だけで負けており、能力差ではない。
この日の京都芝のバイアスは位置差 -0.014でフラット。つまり馬場が前有利だったのではなく、このレースのラップが前有利を作った。1番人気ダノンシーマは4角7番手から上がり35.2(12位)・詰め幅 -0.3で9着。位置はそう悪くなかったのに伸びておらず、こちらは評価を下げる内容。
11番人気がG2制覇。中だるみを2番手で立ち回った
田口貫太、11番人気。函館記念9着から中14週。中盤12.6-12.8の息の入るラップを4角2番手で運び、そのまま押し切った。上がり34.9はメンバー8位で、決め手で勝ったわけではない。展開を正確に突いた騎乗と、前が止まらない流れが噛み合った結果。同じ形が作れるかが次走の鍵。
8番人気2着。3番手から上がり3位
吉村誠之助、8番人気。宝塚記念10着から中16週。4角3番手から上がり34.7(3位)で0.1秒差。位置の利はあったが、上がりも上位なので内容は悪くない。
2番人気3着。3番手から上がり3位タイ
松山弘平、2番人気。天皇賞(春)4着から中22週の休み明け。4角3番手から上がり34.7で0.2秒差の3着。休み明けで崩れず、位置も脚も及第点。順当な内容。
4角3番手(先)から上がり34.8(メンバー5位)。直線で0.1秒詰めた。468kg(-4)、前走はCCCG1 3着(中19週)。
4角17番手から上がり最速34.2で0.3秒差5着
吉田隼人、5番人気。天皇賞(春)5着から中22週の休み明け。18頭立ての4角17番手=ほぼ最後方から、メンバー最速34.2で0.7秒詰め。中だるみからの前残りという最も届きにくい形で、0.3秒差まで来た。休み明けも加味すると、この中では最も強い競馬。次走は要注目。
4角7番手(差)から上がり34.8(メンバー5位)。直線で0.1秒詰めた。508kg(+4)、前走は小倉記念HG3 8着(中11週)。
4角7番手(差)から上がり34.9(メンバー8位)。直線で変わらず。前走はキングG1 9着(中10週)。
15番人気で15番手から上がり2位34.6
北村友一、15番人気。小倉記念11着から中11週。4角15番手から上がり34.6(2位)で0.3秒詰めての8着。人気薄で前残りの展開、そのうえで上がり2位。次走も人気がないようなら押さえておきたい。
1番人気9着。4角7番手から伸びず
川田将雅、1番人気。新潟記念3着から中5週。4角7番手と位置は取れていたが、上がり35.2(12位)・詰め幅 -0.3で0.8秒差の9着。展開に泣いたわけではなく、単純に伸びなかった。次走も人気するようなら慎重に見たい。
4角7番手(差)から上がり35.2(メンバー12位)。直線で0.3秒失った。550kg(+8)、前走は京都大賞G2 5着(中52週)。
4角1番手(逃)から上がり35.9(メンバー16位)。直線で1.0秒失った。506kg(+8)、前走は宝塚記念G1 16着(中16週)。
4角12番手(差)から上がり35.1(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。484kg(+2)、前走は宝塚記念G1 6着(中16週)。
4角15番手(追)から上がり35.0(メンバー10位)。直線で0.1秒失った。478kg(+6)、前走は目黒記念HG2 12着(中18週)。
4角12番手(差)から上がり35.3(メンバー14位)。直線で0.4秒失った。500kg(-2)、前走はオールカG2 10着(中2週)。
4角17番手(追)から上がり34.8(メンバー5位)。直線で0.1秒詰めた。472kg(-6)、前走は障害未勝利 7着(中5週)。
4角3番手(先)から上がり36.1(メンバー17位)。直線で1.2秒失った。502kg(+10)、前走は目黒記念HG2 5着(中18週)。
4角12番手(差)から上がり35.5(メンバー15位)。直線で0.6秒失った。540kg(+10)、前走は新潟記念G3 4着(中5週)。
4角7番手(差)から上がり36.1(メンバー17位)。直線で1.2秒失った。500kg(+2)、前走は宝塚記念G1 12着(中16週)。
中盤12.6-12.8の中だるみからラスト4Fの加速戦。上位4頭はすべて4角3番手以内だった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ヘデントール | 上げ | 最後方17番手から上がり最速で0.3秒差。前残りの形で最も強い競馬 |
| サフィラ | 上げ | 15番人気で15番手から上がり2位。人気薄のうちに |
| エコロディノス | 条件替わり | G2勝ちだが上がりは8位。中だるみラップを突いた形で、再現には条件が要る |
| ダノンシーマ | 下げ | 1番人気で位置も取れて上がり12位。展開の言い訳が立たない |