◎ヴィスマール
6人気- 通過
- 7→7 差
- 上り3F
- 34.8 5位
- 詰め幅
- +0.6
- 前走
- 博多S・3勝 12着 中13週
6番人気。極端な前傾を中団から差し切った
小沢大仁、6番人気。博多ステークス12着から中13週。基準より5.0速い前傾の中、4角7番手から上がり34.8(5位)で抜け出した。位置も脚も中庸だったことがそのまま噛み合った形。極端な流れでの勝利なので、平均ペースでどうかは次走で見たい。
Race Review — 2026年10月4日
RPCI 49.9は京都芝2000m稍重の基準54.9を5.0も下回る、この開催で最も極端な前傾ラップ。1番人気で逃げたロードフィレールが9着に沈み、6番人気ヴィスマールが中団から差し切った。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ヴィスマール牡5・58kg | 小沢大仁 | 6 | 1:57.9 | ― | 7→7差 | 34.85 | +0.6 | 458-2 |
| 2 | 14 | ミュージシャン牡4・58kg | 松山弘平 | 3 | 1:58.0 | 0.1 | 2→2先 | 35.413 | +0.0 | 488+4 |
| 3 | 4 | チェルノボーグセ7・58kg | 西塚洸二 | 9 | 1:58.0 | 0.1 | 5→3先 | 35.18 | +0.3 | 488+6 |
| 4 | 11 | ローベルクランツ牡3・56kg | 北村友一 | 2 | 1:58.0 | 0.1 | 14→13追 | 34.41 | +1.0 | 486+0 |
| 5 | 7 | カリーニョ牡5・58kg | 川田将雅 | 4 | 1:58.1 | 0.2 | 10→10差 | 34.85 | +0.6 | 472+4 |
| 6 | 3 | レディーミコノス牝4・56kg | 田山旺佑 | 5 | 1:58.2 | 0.3 | 7→7差 | 35.212 | +0.2 | 466+0 |
| 7 | 12 | ファームツエンティセ6・58kg | 酒井学 | 8 | 1:58.3 | 0.4 | 15→15追 | 34.62 | +0.8 | 446+6 |
| 8 | 6 | キントリヒ牡7・58kg | 田口貫太 | 16 | 1:58.3 | 0.4 | 10→10差 | 35.18 | +0.3 | 474-4 |
| 9 | 18 | ロードフィレール牡3・56kg | 横山和生 | 1 | 1:58.4 | 0.5 | 1→1逃 | 35.914 | -0.5 | 516-6 |
| 10 | 9 | ホウオウスーペリア牡6・58kg | 高杉吏麒 | 11 | 1:58.4 | 0.5 | 13→13追 | 34.97 | +0.5 | 498+8 |
| 11 | 15 | ミスタージーティー牡5・58kg | 斎藤新 | 7 | 1:58.5 | 0.6 | 12→10差 | 35.18 | +0.3 | 470-8 |
| 12 | 17 | シンゼンカガ牡4・58kg | 吉田隼人 | 18 | 1:58.6 | 0.7 | 17→15追 | 34.73 | +0.7 | 452+2 |
| 13 | 10 | スズカダブル牡6・58kg | 鮫島克駿 | 17 | 1:58.7 | 0.8 | 3→3先 | 35.914 | -0.5 | 500-4 |
| 14 | 1 | ホウオウアートマン牡4・58kg | 吉田豊 | 12 | 1:58.7 | 0.8 | 18→18追 | 34.73 | +0.7 | 482+22 |
| 15 | 2 | ナムラフッカー牡5・58kg | 菱田裕二 | 15 | 1:58.8 | 0.9 | 15→15追 | 35.18 | +0.3 | 494+8 |
| 16 | 16 | オールセインツセ5・58kg | 富田暁 | 13 | 1:58.8 | 0.9 | 5→3先 | 35.914 | -0.5 | 496+0 |
| 17 | 13 | リーティアコナル牡4・58kg | 小崎綾也 | 14 | 1:59.1 | 1.2 | 3→3先 | 36.417 | -1.0 | 490+6 |
| 18 | 5 | キュクヌス牝5・56kg | 吉村誠之 | 10 | 1:59.4 | 1.5 | 7→7差 | 36.417 | -1.0 | 464+14 |
単勝 3,610 / 複勝 720・240・720 / 枠連 1,520 / 馬連 9,660 / 馬単 31,520 / 3連複 45,060 / 3連単 450,280
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 34.4 | 36.69 | -2.3 |
| 後半3F | 35.4 | 35.26 | +0.1 |
| RPCI | 49.9 | 54.9 | -5.0 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(22走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 京都 | 37.7 | 33.5 | 2:00.8 | 1 | 2 | 逃 |
| 2018 | 京都 | 36.3 | 34.8 | 2:01.1 | 2 | 1 | 先 |
| 2019 | 京都稍 | 35.5 | 35.8 | 2:01.4 | 6 | 3 | 差 |
| 2020 | 京都稍 | 35.8 | 35.0 | 1:46.3 | 1 | 8 | 逃 |
| 2023 | 京都稍 | 34.4 | 35.6 | 1:47.0 | 2 | 4 | 先 |
| 2024 | 京都 | 34.7 | 34.6 | 1:44.0 | 1 | 2 | 逃 |
| 2025 | 京都稍 | 36.1 | 34.3 | 1:59.4 | 1 | 3 | 先 |
| 2026 | 京都稍 | 34.4 | 35.4 | 1:57.9 | 7 | 2 | 差 |
クッション値10.4+0.3硬め芝含水率7.6%-1.9乾燥数値の傾き やや前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 0.301 | 25 | |
| 2025 | 0.336 | 32 | |
| 2026 | 0.293 | 32 | |
| 基準 | 0.307 | 11,056 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/3 | 2R | 1800m 未勝利良 | 1:45.5 | n=42 | |
| 10/3 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:33.9 | n=26 | |
| 10/3 | 6R | 2000m 1勝良 | 1:57.2 | n=23 | |
| 10/3 | 8R | 2000m 2勝良 | 1:56.1 | n=21 | |
| 10/3 | 9R | 1400m 1勝良 | 1:21.7 | n=21 | |
| 10/3 | 11R | 1200m OP(L)良 | 1:06.7 | n=5 | |
| 10/4 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:32.9 | n=52 | |
| 10/4 | 4R | 1400m 新馬良 | 1:20.5 | n=11 | |
| 10/4 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:01.8 | n=17 | |
| 10/4 | 7R | 1200m 1勝良 | 1:08.1 | n=7 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.6-11.4-12.1-11.9-12.3-11.8-11.7-11.6-12.1。2F目の10.6が異常に速い。芝2000mでこの入りは明らかに流れ過ぎで、前半3F 34.4・後半3F 35.4という前傾になった。基準との差 -5.0はこの開催12レースで最大。
結果、逃げたロードフィレール(1番人気)は上がり35.9(14位)・詰め幅 -0.5で0.5秒差の9着。この流れを先行した馬が止まるのは当然で、着順を能力と読んではいけない。
一方で4着ローベルクランツが4角13番手からメンバー最速34.4で1.0秒詰め、7着ファームツエンティも4角15番手から上がり34.6(2位)で0.8秒詰めている。勝ったヴィスマールは4角7番手・上がり34.8(5位)で、位置と脚の両方がちょうど噛み合った。この日の京都芝のバイアスは位置差 -0.014でフラットなので、前崩れは馬場ではなくラップの結果。
6番人気。極端な前傾を中団から差し切った
小沢大仁、6番人気。博多ステークス12着から中13週。基準より5.0速い前傾の中、4角7番手から上がり34.8(5位)で抜け出した。位置も脚も中庸だったことがそのまま噛み合った形。極端な流れでの勝利なので、平均ペースでどうかは次走で見たい。
3番人気2着。前傾ラップを2番手から粘った
松山弘平、3番人気。関ケ原ステークス4着から中10週。基準より5.0速い流れを4角2番手で追走して0.1秒差。上がりは35.4(13位)だが、この前傾で前から残ったのはこの馬だけ。評価してよい内容。
4角3番手(先)から上がり35.1(メンバー8位)。直線で0.3秒詰めた。488kg(+6)、前走は仲秋S・3勝 5着(中3週)。
4角13番手から上がり最速34.4。0.1秒差4着
北村友一、2番人気。ラジオNIKKEI賞11着から中14週。18頭立ての4角13番手からメンバー最速34.4を使い、1.0秒詰めて0.1秒差。詰め幅はメンバー最大で、内容は勝ち馬より上。休み明けだったことも考えると、次走は人気でも逆らいにくい。
4角10番手(差)から上がり34.8(メンバー5位)。直線で0.6秒詰めた。472kg(+4)、前走は浜名湖特・2勝 1着(中8週)。
4角7番手(差)から上がり35.2(メンバー12位)。直線で0.2秒詰めた。466kg(+0)、前走は西宮S・3勝 2着(中4週)。
4角15番手から上がり2位34.6。0.4秒差7着
酒井学、8番人気。キタサンブラック記念2着から中2週。4角15番手から上がり34.6(2位)で0.8秒詰めての7着。連闘に近い間隔でこの脚なら上々。差しが届く条件で狙いたい。
4角10番手(差)から上がり35.1(メンバー8位)。直線で0.3秒詰めた。474kg(-4)、前走はレインH・3勝 4着(中3週)。
1番人気で逃げて9着。流れが速すぎた
横山和生、1番人気。阿賀野川特別1着からの昇級初戦で中7週。4角1番手から上がり35.9(14位)、詰め幅 -0.5で0.5秒差の9着。基準より5.0速い前傾を逃げての結果で、この敗戦は度外視してよい。ペースが落ち着く条件なら一変の余地。
4角13番手(追)から上がり34.9(メンバー7位)。直線で0.5秒詰めた。498kg(+8)、前走は阿武隈H・3勝 2着(中11週)。
4角10番手(差)から上がり35.1(メンバー8位)。直線で0.3秒詰めた。470kg(-8)、前走はキタサH・3勝 7着(中2週)。
4角15番手(追)から上がり34.7(メンバー3位)。直線で0.7秒詰めた。452kg(+2)、前走はキタサH・3勝 8着(中2週)。
4角3番手(先)から上がり35.9(メンバー14位)。直線で0.5秒失った。500kg(-4)、前走は竹田城S・3勝 14着(中3週)。
4角18番手(追)から上がり34.7(メンバー3位)。直線で0.7秒詰めた。482kg(+22)、前走は六社S・3勝 12着(中20週)。
4角15番手(追)から上がり35.1(メンバー8位)。直線で0.3秒詰めた。494kg(+8)、前走は日本海S・3勝 11着(中5週)。
4角3番手(先)から上がり35.9(メンバー14位)。直線で0.5秒失った。496kg(+0)、前走は西宮S・3勝 6着(中4週)。
4角3番手(先)から上がり36.4(メンバー17位)。直線で1.0秒失った。490kg(+6)、前走はバーデン・3勝 9着(中14週)。
4角7番手(差)から上がり36.4(メンバー17位)。直線で1.0秒失った。464kg(+14)、前走はむらさH・3勝 外着(中18週)。
基準より5.0速い前傾ラップ。この開催で最も極端な流れだった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ローベルクランツ | 上げ | 13番手から上がり最速で1.0秒詰め。詰め幅メンバー最大 |
| ファームツエンティ | 上げ | 中2週で15番手から上がり2位。差しが届く条件で |
| ミュージシャン | 上げ | 極端な前傾を2番手から粘った唯一の馬 |
| ロードフィレール | 条件替わり | 1番人気で逃げて9着だが、流れが速すぎた。度外視でよい |