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Race Review — 2026年10月4日

赤富士S・3勝3勝

東京 4回2日目 10R ダ1600m(nanコース) 馬場 良・天候 曇 16頭 勝時計 1:35.8

差し有利に出ていた東京ダートで、8番人気クールブロンが4角7番手から差し切り。1番人気オンザムービーはハナ差2着。逃げたターコイズフリンジは上がり38.4(12位)で11着まで下がった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 6 クールブロン牡6・58kg 三浦皇成 8 1:35.8 ― 7→7差 35.93 +0.6 548+2
2 5 オンザムービー牡3・56kg 横山典弘 1 1:35.8 0.0 4→4先 36.25 +0.3 490-2
3 8 ルグランヴァン牡4・58kg 原優介 2 1:36.0 0.2 4→4先 36.37 +0.2 498+8
4 14 エイブラムス牡5・58kg 木幡巧也 15 1:36.2 0.4 11→11追 35.71 +0.8 478+0
5 12 ジョディーズマロン牡8・58kg 戸崎圭太 10 1:36.5 0.7 15→14追 35.71 +0.8 468+6
6 3 ブレトワルダセ4・58kg 津村明秀 5 1:36.7 0.9 14→13追 36.14 +0.4 500-4
7 15 サトミノエンジェル牡4・58kg 横山武史 7 1:36.7 0.9 9→9差 36.58 +0.0 532+0
8 16 トウカイポワール牝5・56kg 佐々木大 11 1:36.9 1.1 9→9差 36.79 -0.2 468+8
9 4 アラレタバシル牡5・58kg 丸山元気 4 1:37.0 1.2 15→14追 36.25 +0.3 464+0
10 2 リネアグローリア牡5・58kg 松若風馬 14 1:37.5 1.7 13→14追 36.810 -0.3 484-2
11 1 ターコイズフリンジセ5・58kg 坂井瑠星 9 1:37.7 1.9 1→1逃 38.412 -1.9 530-4
12 10 トクシーカイザー牡6・58kg 菊沢一樹 3 1:38.4 2.6 2→2先 39.014 -2.5 490+2
13 11 チギリ牝4・56kg ミシェル 13 1:38.4 2.6 4→4先 38.713 -2.2 474+4
14 9 ブロッケンボウ牡5・58kg 木幡育也 16 1:38.5 2.7 11→11追 38.011 -1.5 474+0
15 7 チュウワチーフ牡4・58kg 西村淳也 12 1:38.5 2.7 2→2先 39.115 -2.6 470-13
16 13 スニーカースキル牝4・56kg 荻野極 6 1:42.3 6.5 7→7差 42.316 -5.8 508-2

単勝 3,150 / 複勝 510・130・190 / 枠連 4,270 / 馬連 4,450 / 馬単 12,810 / 3連複 6,550 / 3連単 75,000

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=697)

今回のペース

平均的な流れRPCI 47.5 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 47.7 基準より -0.2
指標今回コース基準差
前半3F35.0 35.59-0.6
後半3F36.5 37.32-0.8
RPCI47.5 47.7-0.2

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.0 12.7 12.2111.0211.8312.0412.3512.4612.1712.08ハロン

今回同コース・同距離の平均(697走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2019東京重 38.035.5 2:08.3 42 先
2021東京稍 36.238.6 2:10.1 913 差
2022東京 36.437.3 2:11.0 21 先
2025東京 34.837.1 1:36.3 313 先
2026東京 35.036.5 1:35.8 74 差

トラックバイアス

4回東京 1〜2日目(10/3〜4 計2日)のダ全レース
差し有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 +0.023 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.76倍

クッション値9.7+0.2硬めダ含水率4.7%-0.6平年並み数値の傾き 平年並み

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.269 48.1% 27
2022 0.292 37.0% 27
2023 0.261 51.9% 27
2024 0.336 29.6% 27
2025 0.275 33.3% 27
2026 0.316 29.6% 27
基準0.293 38.9% 20,328

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/31R 1600m 未勝利良 1:38.1 -0.6 n=123
10/36R 1400m 1勝良 1:25.2 +0.2 n=79
10/38R 1600m 1勝良 1:37.5 +0.0 n=105
10/311R 1600m OP(L)良 1:35.1 -1.6 n=7
10/312R 1400m 2勝良 1:22.4 -1.9 n=51
10/43R 1600m 新馬良 1:39.9 +0.3 n=32
10/44R 3000m 未勝利良 3:21.4 -2.8 n=17
10/47R 1400m 1勝良 1:24.9 -0.1 n=79
10/410R 1600m 3勝良 1:35.8 -0.5 n=24
10/412R 1600m 2勝良 1:36.5 -0.6 n=43

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.2-11.0-11.8-12.0-12.3-12.4-12.1-12.0。中盤で12.3-12.4と緩んだあと最後まで12秒台が続く、淀みの少ない流れ。RPCI 47.5は東京ダ1600m良の基準47.7とほぼ同じで、ペース自体は標準的だった。

この開催の東京ダートは先行馬の複勝圏率が基準の0.76倍と差し有利。実際、1〜5着の4角位置は7番手・4番手・4番手・11番手・14番手で、前にいた馬は残れていない。逃げたターコイズフリンジは詰め幅 -1.9の11着、2番手だったトクシーカイザーも -2.5の12着と、先行勢は総崩れだった。

後方では4着エイブラムス(15番人気・4角11番手・上がり最速35.7・詰め幅0.8)と5着ジョディーズマロン(10番人気・4角14番手・上がり35.7=1位タイ・詰め幅0.8)が目立つ。人気薄2頭がメンバー最速タイの上がりを使っている。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 6

◎クールブロン

8人気
通過
7→7 差
上り3F
35.9 3位
詰め幅
+0.6
前走
伊賀S・3勝 9着 中6週

8番人気。差し有利の馬場を7番手から差し切り

三浦皇成、8番人気。伊賀ステークス9着から中6週。4角7番手から上がり35.9(3位)で0.6秒詰めての勝利。差し有利の日に差して勝った、という素直な内容。馬場の後押しがあったぶん、額面どおりには取りにくい。

2 5

▲オンザムービー

1人気
通過
4→4 先
上り3F
36.2 5位
詰め幅
+0.3
前走
千歳特別・2勝 1着 中5週

1番人気2着。昇級初戦でハナ差

横山典弘、1番人気。千歳特別1着からの昇級初戦で中5週。4角4番手から上がり36.2(5位)でハナ差の2着。差し有利の日に前めから粘ったので、内容は着順以上。次走も素直に。

3 8

ルグランヴァン

2人気
通過
4→4 先
上り3F
36.3 7位
詰め幅
+0.2
前走
伊賀S・3勝 7着 中6週

4角4番手(先)から上がり36.3(メンバー7位)。直線で0.2秒詰めた。498kg(+8)、前走は伊賀S・3勝 7着(中6週)。

4 14

○エイブラムス

15人気
通過
11→11 追
上り3F
35.7 1位
詰め幅
+0.8
前走
柳都SH・3勝 7着 中9週

15番人気で上がり最速35.7。0.4秒差4着

木幡巧也、15番人気。柳都ステークス7着から中9週。4角11番手からメンバー最速タイの35.7で0.8秒詰め、0.4秒差の4着。15番人気でこの脚は見逃せない。次走も人気がないなら押さえたい。

5 12

ジョディーズマロン

10人気
通過
15→14 追
上り3F
35.7 1位
詰め幅
+0.8
前走
ARF杯・3勝 4着 中18週

10番人気。14番手から上がり最速タイ

戸崎圭太、10番人気。ARF杯4着から中18週の休み明け。4角14番手から35.7(1位タイ)で0.8秒詰めての5着。休み明けでこれなら、叩いた次走で上積みが見込める。

6 3

ブレトワルダ

5人気
通過
14→13 追
上り3F
36.1 4位
詰め幅
+0.4
前走
古町S・3勝 3着 中6週

4角13番手(追)から上がり36.1(メンバー4位)。直線で0.4秒詰めた。500kg(-4)、前走は古町S・3勝 3着(中6週)。

7 15

サトミノエンジェル

7人気
通過
9→9 差
上り3F
36.5 8位
詰め幅
+0.0
前走
天の川S・3勝 5着 中12週

4角9番手(差)から上がり36.5(メンバー8位)。直線で変わらず。532kg(+0)、前走は天の川S・3勝 5着(中12週)。

8 16

トウカイポワール

11人気
通過
9→9 差
上り3F
36.7 9位
詰め幅
-0.2
前走
大阪スポ・3勝 5着 中2週

4角9番手(差)から上がり36.7(メンバー9位)。直線で0.2秒失った。468kg(+8)、前走は大阪スポ・3勝 5着(中2週)。

9 4

アラレタバシル

4人気
通過
15→14 追
上り3F
36.2 5位
詰め幅
+0.3
前走
古町S・3勝 2着 中6週

4角14番手(追)から上がり36.2(メンバー5位)。直線で0.3秒詰めた。464kg(+0)、前走は古町S・3勝 2着(中6週)。

10 2

リネアグローリア

14人気
通過
13→14 追
上り3F
36.8 10位
詰め幅
-0.3
前走
夏至S・3勝 13着 中16週

4角14番手(追)から上がり36.8(メンバー10位)。直線で0.3秒失った。484kg(-2)、前走は夏至S・3勝 13着(中16週)。

11 1

ターコイズフリンジ

9人気
通過
1→1 逃
上り3F
38.4 12位
詰め幅
-1.9
前走
下総S・3勝 13着 中24週

4角1番手(逃)から上がり38.4(メンバー12位)。直線で1.9秒失った。530kg(-4)、前走は下総S・3勝 13着(中24週)。

12 10

トクシーカイザー

3人気
通過
2→2 先
上り3F
39.0 14位
詰め幅
-2.5
前走
夏至S・3勝 2着 中16週

4角2番手(先)から上がり39.0(メンバー14位)。直線で2.5秒失った。490kg(+2)、前走は夏至S・3勝 2着(中16週)。

13 11

チギリ

13人気
通過
4→4 先
上り3F
38.7 13位
詰め幅
-2.2
前走
天の川S・3勝 10着 中12週

4角4番手(先)から上がり38.7(メンバー13位)。直線で2.2秒失った。474kg(+4)、前走は天の川S・3勝 10着(中12週)。

14 9

ブロッケンボウ

16人気
通過
11→11 追
上り3F
38.0 11位
詰め幅
-1.5
前走
JRAアH・3勝 14着 中2週

4角11番手(追)から上がり38.0(メンバー11位)。直線で1.5秒失った。474kg(+0)、前走はJRAアH・3勝 14着(中2週)。

15 7

チュウワチーフ

12人気
通過
2→2 先
上り3F
39.1 15位
詰め幅
-2.6
前走
東京C 1着 中5週

4角2番手(先)から上がり39.1(メンバー15位)。直線で2.6秒失った。470kg(-13)、前走は東京C 1着(中5週)。

16 13

スニーカースキル

6人気
通過
7→7 差
上り3F
42.3 16位
詰め幅
-5.8
前走
桶狭間S・3勝 14着 中9週

4角7番手(差)から上がり42.3(メンバー16位)。直線で5.8秒失った。508kg(-2)、前走は桶狭間S・3勝 14着(中9週)。

次走に向けて

先行馬の複勝圏率が基準の0.76倍。先行勢は総崩れで、差した馬が上位を占めた。

馬評価理由
エイブラムス 上げ 15番人気で上がり最速タイ、詰め幅0.8で0.4秒差
ジョディーズマロン 上げ 休み明けで14番手から上がり最速タイ。叩いた次走で
オンザムービー 上げ 差し有利の日に4番手から粘ってハナ差。内容は着順以上
差し有利の日に差した馬は額面どおりには取れない。むしろ前で粘ったオンザムービーと、人気薄で最速上がりを使った2頭を次につなげたい。