◎セイウンハーデス
5人気- 通過
- 3→3 先
- 上り3F
- 33.5 6位
- 詰め幅
- +0.4
- 前走
- 安田記念G1 4着 中17週
5番人気。中だるみラップを3番手で立ち回ってG2制覇
幸英明、5番人気。安田記念4着から中17週。4角3番手から上がり33.5(6位)でハナ差の勝利。前有利の馬場に中だるみラップという、最も恵まれる形を正確に突いた。決め手で勝ったわけではないので、流れる展開での再現は条件次第。
Race Review — 2026年10月4日
5番人気セイウンハーデスが4角3番手からハナ差で押し切り、2着は逃げたホウオウビスケッツ。中盤が12.3-12.2と緩んで前が余力を残し、1〜3着がすべて4角5番手以内で決まった。1番人気リアライズシリウスは7着。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | セイウンハーデス牡7・57kg | 幸英明 | 5 | 1:45.5 | ― | 3→3先 | 33.56 | +0.4 | 480+2 |
| 2 | 13 | ホウオウビスケッツ牡6・57kg | 岩田康誠 | 9 | 1:45.5 | 0.0 | 1→1逃 | 33.913 | +0.0 | 502-2 |
| 3 | 3 | レディネス牡4・57kg | 横山典弘 | 7 | 1:45.7 | 0.2 | 5→5差 | 33.56 | +0.4 | 494-6 |
| 4 | 14 | レイニング牡4・57kg | ルメール | 6 | 1:45.8 | 0.3 | 12→13追 | 32.91 | +1.0 | 462+0 |
| 5 | 6 | ライヒスアドラー牡3・55kg | 佐々木大 | 2 | 1:45.9 | 0.4 | 11→9差 | 33.24 | +0.7 | 514-6 |
| 6 | 4 | サトノシャイニング牡4・57kg | 西村淳也 | 3 | 1:45.9 | 0.4 | 6→6差 | 33.610 | +0.3 | 504+0 |
| 7 | 2 | リアライズシリウス牡3・55kg | 津村明秀 | 1 | 1:45.9 | 0.4 | 2→2先 | 34.116 | -0.2 | 538+10 |
| 8 | 17 | ダノンエアズロック牡5・57kg | 田辺裕信 | 12 | 1:46.0 | 0.5 | 3→3先 | 34.014 | -0.1 | 512+6 |
| 9 | 10 | エルトンバローズ牡6・57kg | 松若風馬 | 10 | 1:46.1 | 0.6 | 12→13追 | 33.35 | +0.6 | 516-4 |
| 10 | 12 | レガーロデルシエロ牡5・57kg | 戸崎圭太 | 11 | 1:46.1 | 0.6 | 15→15追 | 33.02 | +0.9 | 514-4 |
| 11 | 9 | ドラゴンブースト牡4・57kg | 丹内祐次 | 8 | 1:46.1 | 0.6 | 8→7差 | 33.712 | +0.2 | 476+0 |
| 12 | 5 | クルゼイロドスル牡6・57kg | 荻野極 | 15 | 1:46.1 | 0.6 | 17→15追 | 33.02 | +0.9 | 498+4 |
| 13 | 15 | シャンパンカラー牡6・58kg | 内田博幸 | 14 | 1:46.2 | 0.7 | 9→9差 | 33.56 | +0.4 | 514+2 |
| 14 | 7 | ロングランセ8・57kg | 菊沢一樹 | 17 | 1:46.3 | 0.8 | 12→9差 | 33.610 | +0.3 | 486+6 |
| 15 | 8 | ビーアストニッシド牡7・57kg | 原優介 | 16 | 1:46.6 | 1.1 | 15→15追 | 33.56 | +0.4 | 486+10 |
| 16 | 11 | ランスオブカオス牡4・57kg | 横山武史 | 13 | 1:46.6 | 1.1 | 6→7差 | 34.217 | -0.3 | 490-6 |
| 17 | 16 | アドマイヤクワッズ牡3・55kg | 坂井瑠星 | 4 | 1:46.6 | 1.1 | 9→9差 | 34.014 | -0.1 | 478+0 |
単勝 1,120 / 複勝 400・720・590 / 枠連 1,070 / 馬連 12,480 / 馬単 24,340 / 3連複 50,820 / 3連単 347,930
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 35.3 | 36.33 | -1.0 |
| 後半3F | 33.9 | 34.3 | -0.4 |
| RPCI | 55.6 | 56.4 | -0.8 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(291走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 東京稍 | 35.8 | 34.5 | 1:46.6 | 11 | 9 | 追 |
| 2017 | 東京 | 35.6 | 33.5 | 1:45.6 | 7 | 8 | 差 |
| 2018 | 東京 | 35.3 | 33.8 | 1:44.5 | 1 | 8 | 逃 |
| 2019 | 東京 | 35.5 | 34.3 | 1:44.4 | 9 | 1 | 追 |
| 2020 | 東京稍 | 34.5 | 35.4 | 1:45.5 | 4 | 3 | 先 |
| 2021 | 東京 | 34.8 | 34.6 | 1:44.8 | 10 | 5 | 追 |
| 2022 | 東京 | 34.5 | 34.4 | 1:44.1 | 6 | 8 | 差 |
| 2023 | 東京 | 36.0 | 34.1 | 1:45.3 | 4 | 6 | 先 |
| 2024 | 東京 | 35.3 | 33.7 | 1:45.1 | 4 | 1 | 先 |
| 2025 | 東京 | 34.8 | 33.7 | 1:44.0 | 3 | 1 | 先 |
| 2026 | 東京 | 35.3 | 33.9 | 1:45.5 | 3 | 1 | 先 |
クッション値9.7+0.2硬め芝含水率13.1%-1.0乾燥数値の傾き やや前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.354 | 31 | |
| 2022 | 0.357 | 29 | |
| 2023 | 0.363 | 27 | |
| 2024 | 0.439 | 30 | |
| 2025 | 0.285 | 31 | |
| 2026 | 0.281 | 29 | |
| 基準 | 0.336 | 17,126 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/3 | 2R | 2000m 未勝利良 | 2:01.8 | n=61 | |
| 10/3 | 3R | 1400m 新馬良 | 1:22.8 | n=33 | |
| 10/3 | 5R | 1800m 新馬良 | 1:46.5 | n=47 | |
| 10/3 | 7R | 1400m 1勝良 | 1:20.6 | n=40 | |
| 10/3 | 9R | 1800m 2勝良 | 1:44.0 | n=32 | |
| 10/3 | 10R | 1400m 3勝良 | 1:20.4 | n=28 | |
| 10/4 | 1R | 1800m 未勝利良 | 1:46.7 | n=79 | |
| 10/4 | 2R | 1400m 未勝利良 | 1:21.8 | n=55 | |
| 10/4 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:03.9 | n=23 | |
| 10/4 | 6R | 1600m 新馬良 | 1:35.6 | n=63 | |
| 10/4 | 8R | 1800m 1勝良 | 1:46.8 | n=46 | |
| 10/4 | 9R | 1400m 2勝良 | 1:20.8 | n=44 | |
| 10/4 | 11R | 1800m G2良 | 1:45.5 | n=15 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.9-12.0-12.3-12.2-11.8-11.1-11.2-11.6。2F目に10.9が入ったあと4〜5F目が12.3-12.2と緩み、残り3Fから11.1-11.2で加速している。RPCI 55.6は東京芝1800m良の基準56.4をわずかに下回る程度で、数字上はほぼ標準。ただし形は「速く入って緩んで、最後だけ速い」。前にいた馬が息を入れられる流れだった。
この日の東京芝は前有利(位置差 -0.055・先行馬の複勝圏率は基準の0.99倍)。1着セイウンハーデス(4角3番手)、2着ホウオウビスケッツ(4角1番手)、3着レディネス(4角5番手)と、掲示板上位は前で決まった。中だるみ+前有利が重なれば、こうなるのは自然。
対して上がり上位は後方勢。最速32.9のレイニングが4角13番手(0.3秒差4着)、2位32.9〜33.0のレガーロデルシエロが15番手(0.6秒差10着)、クルゼイロドスルも15番手(0.6秒差12着)。4着から17着までが0.8秒の中にひしめいており、着順の差はほとんど位置の差。1番人気リアライズシリウスは4角2番手と位置を取りながら上がり34.1(16位)・詰め幅 -0.2で7着。前有利の恩恵を受けられる位置にいて伸びておらず、こちらは評価を下げたい。
5番人気。中だるみラップを3番手で立ち回ってG2制覇
幸英明、5番人気。安田記念4着から中17週。4角3番手から上がり33.5(6位)でハナ差の勝利。前有利の馬場に中だるみラップという、最も恵まれる形を正確に突いた。決め手で勝ったわけではないので、流れる展開での再現は条件次第。
9番人気で逃げてハナ差2着
岩田康誠、9番人気。札幌記念10着から中7週。4角1番手から上がり33.9(13位)・詰め幅0.0でハナ差の2着。自分で緩いラップを作れたことが大きい。人気を覆したが、展開の利は差し引いて見たい。
4角5番手(差)から上がり33.5(メンバー6位)。直線で0.4秒詰めた。494kg(-6)、前走は札幌記念G2 3着(中7週)。
4角13番手から上がり最速32.9。0.3秒差4着
ルメール、6番人気。関越ステークス4着から中8週。前有利+中だるみという最も届きにくい形で、4角13番手からメンバー最速32.9を使い1.0秒詰めて0.3秒差。詰め幅はメンバー最大。重賞でも足りる内容で、次走は中心視したい。
2番人気5着。9番手から上がり4位
佐々木大輔、2番人気。佐渡ステークス1着からの格上挑戦で中8週。4角9番手から上がり33.2(4位)で0.7秒詰めての0.4秒差5着。オープン・重賞の初挑戦でこの内容なら上々。次走も注目。
4角6番手(差)から上がり33.6(メンバー10位)。直線で0.3秒詰めた。504kg(+0)、前走は中京記念G3 3着(中7週)。
1番人気7着。2番手から上がり16位
津村明秀、1番人気。東京優駿7着から中18週の休み明け。前有利の日に4角2番手という絶好の位置から、上がり34.1(16位)・詰め幅 -0.2で0.4秒差の7着。展開の言い訳が立たない敗戦。休み明けのぶんを見るとしても、次走も人気するなら慎重に。
4角3番手(先)から上がり34.0(メンバー14位)。直線で0.1秒失った。512kg(+6)、前走はジューン 3着(中16週)。
4角13番手(追)から上がり33.3(メンバー5位)。直線で0.6秒詰めた。516kg(-4)、前走は関屋記念HG3 5着(中10週)。
11番人気。15番手から上がり2位で0.6秒差
戸崎圭太、11番人気。関越ステークス12着から中8週。4角15番手から上がり33.0(2位)で0.9秒詰めての10着。着順は10着でも、位置と脚を見れば掲示板級の中身。人気薄のうちに拾っておきたい。
4角7番手(差)から上がり33.7(メンバー12位)。直線で0.2秒詰めた。476kg(+0)、前走は安田記念G1 8着(中17週)。
4角15番手(追)から上がり33.0(メンバー2位)。直線で0.9秒詰めた。498kg(+4)、前走はオータムHG3 10着(中4週)。
4角9番手(差)から上がり33.5(メンバー6位)。直線で0.4秒詰めた。514kg(+2)、前走は安田記念G1 12着(中17週)。
4角9番手(差)から上がり33.6(メンバー10位)。直線で0.3秒詰めた。486kg(+6)、前走は安田記念G1 16着(中17週)。
4角15番手(追)から上がり33.5(メンバー6位)。直線で0.4秒詰めた。486kg(+10)、前走は朱鷺S(L) 13着(中6週)。
4角7番手(差)から上がり34.2(メンバー17位)。直線で0.3秒失った。490kg(-6)、前走は関屋記念HG3 13着(中10週)。
4番人気17着。位置は取れたが上がり14位
坂井瑠星、4番人気。NHKマイルC 3着から中21週の休み明け。4角9番手から上がり34.0(14位)で1.1秒差の最下位。ただし4着から17着までが0.8秒差の中にあり、着順ほどの大敗ではない。半年ぶりだったことも含め、一度は度外視したい。
中だるみ+前有利。1〜3着は4角5番手以内で、上がり上位は全員が後方だった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| レイニング | 上げ | 最も届きにくい形で13番手から上がり最速、詰め幅メンバー最大 |
| レガーロデルシエロ | 上げ | 11番人気で15番手から上がり2位。10着は位置の差でしかない |
| ライヒスアドラー | 上げ | 重賞初挑戦で9番手から上がり4位。通用の目処は立った |
| リアライズシリウス | 下げ | 1番人気で絶好の2番手から上がり16位。展開の言い訳が立たない |
| アドマイヤクワッズ | 条件替わり | 17着だが4〜17着が0.8秒差。半年ぶりも含め一度は度外視 |