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Race Review — 2026年10月4日

tvk賞・2勝2勝

東京 4回2日目 9R 芝1400m(Aコース) 馬場 良・天候 曇 15頭 勝時計 1:20.8

2F目に10.5が入る速い流れ。前有利に出ていた東京芝で、4番人気ウフドゥウフが4角13番手から上がり最速33.3で差し切った。2着も4角12番手のラパンチュールで、この日の東京芝では珍しい後方決着。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 11 ウフドゥウフ牡4・58kg 田辺裕信 4 1:20.8 ― 13→13追 33.31 +1.1 492-2
2 15 ラパンチュール牝4・56kg 丹内祐次 5 1:21.0 0.2 10→12追 33.62 +0.8 468+10
3 10 スペルーチェ牡3・56kg ルメール 2 1:21.3 0.5 8→8差 34.24 +0.2 452+4
4 2 レイユール牝4・56kg 長浜鴻緒 8 1:21.4 0.6 10→10差 34.13 +0.3 426+2
5 8 メイケイバートン牡7・58kg 三浦皇成 10 1:21.5 0.7 4→5差 34.711 -0.3 464-10
6 13 ハクサンイーグル牡5・58kg 佐々木大 12 1:21.6 0.8 1→1逃 35.213 -0.8 474+6
7 14 カガラプンツェル牝3・54kg 原田和真 11 1:21.6 0.8 8→9差 34.48 +0.0 500+6
8 9 フェルミアーク牝3・54kg 坂井瑠星 1 1:21.6 0.8 6→6差 34.69 -0.2 466+6
9 1 ララバニュルス牡4・58kg 藤懸貴志 6 1:21.6 0.8 10→10差 34.36 +0.1 542+0
10 3 イヌボウノウタゴエ牝3・54kg 横山武史 3 1:21.6 0.8 6→6差 34.69 -0.2 488+2
11 5 サーナーティオン牡5・58kg 戸崎圭太 9 1:21.7 0.9 2→2先 35.112 -0.7 494-4
12 7 セルズパワー牡4・58kg 岩田康誠 7 1:21.8 1.0 13→13追 34.24 +0.2 476-6
13 12 ハルオーブ牡6・58kg 石神深道 15 1:22.0 1.2 15→15追 34.36 +0.1 478+2
14 6 エイヨーアメジスト牝4・56kg 幸英明 14 1:22.0 1.2 4→3先 35.314 -0.9 460+8
15 4 ルージュブリッツ牝3・54kg 荻野極 13 1:23.0 2.2 3→3先 36.315 -1.9 444+6

単勝 800 / 複勝 270・300・160 / 枠連 1,180 / 馬連 4,270 / 馬単 7,410 / 3連複 3,790 / 3連単 31,630

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=264)

今回のペース

平均的な流れRPCI 51.2 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 53.0 基準より -1.8
指標今回コース基準差
前半3F34.3 35.27-1.0
後半3F34.4 34.29+0.1
RPCI51.2 53.0-1.8

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F10.5 12.5 12.3110.5211.5312.1411.7511.5611.27ハロン

今回同コース・同距離の平均(264走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016東京 38.333.8 1:50.1 41 先
2017東京 36.734.1 1:47.1 64 差
2018東京 36.233.7 1:46.1 93 追
2019東京 36.834.0 1:47.6 83 追
2020東京 34.737.8 1:46.9 35 先
2021東京 33.736.3 1:59.0 35 先
2022東京 36.533.8 2:00.7 122 追
2023東京 36.533.0 1:47.1 58 差
2024東京稍 37.733.8 2:00.3 64 追
2025東京 33.934.3 1:19.8 108 差
2026東京 34.334.4 1:20.8 1312 追

トラックバイアス

4回東京 1〜2日目(10/3〜4 計2日)の芝全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 -0.055 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.99倍

クッション値9.7+0.2硬め芝含水率13.1%-1.0乾燥数値の傾き やや前残り寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.354 32.3% 31
2022 0.357 34.5% 29
2023 0.363 18.5% 27
2024 0.439 26.7% 30
2025 0.285 32.3% 31
2026 0.281 34.5% 29
基準0.336 34.9% 17,126

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/32R 2000m 未勝利良 2:01.8 +1.2 n=61
10/33R 1400m 新馬良 1:22.8 -0.1 n=33
10/35R 1800m 新馬良 1:46.5 -2.6 n=47
10/37R 1400m 1勝良 1:20.6 -0.5 n=40
10/39R 1800m 2勝良 1:44.0 -2.4 n=32
10/310R 1400m 3勝良 1:20.4 -0.2 n=28
10/41R 1800m 未勝利良 1:46.7 -0.9 n=79
10/42R 1400m 未勝利良 1:21.8 +0.1 n=55
10/45R 2000m 新馬良 2:03.9 +1.8 n=23
10/46R 1600m 新馬良 1:35.6 -0.1 n=63
10/48R 1800m 1勝良 1:46.8 +0.2 n=46
10/49R 1400m 2勝良 1:20.8 -0.1 n=44
10/411R 1800m G2良 1:45.5 -0.1 n=15

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.3-10.5-11.5-12.1-11.7-11.5-11.2。2F目10.5は前日の白秋ステークス(11.3)より0.8速い。RPCI 51.2は東京芝1400m良の基準53.0を1.8下回る前傾で、同じ開催・同じ条件の白秋ステークス(54.5=後傾)とは正反対の流れになった。

この日の東京芝のバイアス自体は前有利(位置差 -0.055・先行馬の複勝圏率は基準の0.99倍)。その中で1着・2着が4角13番手と12番手というのは、ペースの差がバイアスを上回ったということ。逆に4角1番手のハクサンイーグルは上がり35.2(13位)で6着まで。

勝ったウフドゥウフは1勝クラスを勝ってからの昇級初戦で中7週。詰め幅1.1はメンバー最大で、位置・脚ともに文句のない内容だった。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 11

◎ウフドゥウフ

4人気
通過
13→13 追
上り3F
33.3 1位
詰め幅
+1.1
前走
1勝クラス 1着 中7週

昇級初戦。13番手から上がり最速33.3で差し切り

田辺裕信、4番人気。1勝クラス勝ちからの昇級初戦で中7週。前有利の馬場で4角13番手という最も不利な位置から、メンバー最速33.3で1.1秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。昇級初戦でこれなら、まだ上がありそう。

2 15

○ラパンチュール

5人気
通過
10→12 追
上り3F
33.6 2位
詰め幅
+0.8
前走
飯豊特別・2勝 2着 中6週

5番人気2着。12番手から上がり2位33.6

丹内祐次、5番人気。飯豊特別2着から中6週。4角12番手から上がり33.6(2位)で0.8秒詰めての2着。勝ち馬と同じく後方から。安定して脚を使えており、条件が合えば勝ち上がる。

3 10

▲スペルーチェ

2人気
通過
8→8 差
上り3F
34.2 4位
詰め幅
+0.2
前走
ラジオNIHG3 14着 中14週

2番人気3着。中団から上がり4位

ルメール、2番人気。ラジオNIKKEI賞14着から中14週。4角8番手から上がり34.2(4位)で0.5秒差の3着。位置・脚ともに中庸で、上位2頭とは決め手の差がそのまま出た。

4 2

レイユール

8人気
通過
10→10 差
上り3F
34.1 3位
詰め幅
+0.3
前走
御宿特別・2勝 4着 中3週

4角10番手(差)から上がり34.1(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。426kg(+2)、前走は御宿特別・2勝 4着(中3週)。

5 8

メイケイバートン

10人気
通過
4→5 差
上り3F
34.7 11位
詰め幅
-0.3
前走
テレビH・2勝 11着 中17週

4角5番手(差)から上がり34.7(メンバー11位)。直線で0.3秒失った。464kg(-10)、前走はテレビH・2勝 11着(中17週)。

6 13

ハクサンイーグル

12人気
通過
1→1 逃
上り3F
35.2 13位
詰め幅
-0.8
前走
飯豊特別・2勝 9着 中58週

4角1番手(逃)から上がり35.2(メンバー13位)。直線で0.8秒失った。474kg(+6)、前走は飯豊特別・2勝 9着(中58週)。

7 14

カガラプンツェル

11人気
通過
8→9 差
上り3F
34.4 8位
詰め幅
+0.0
前走
HBCH・2勝 7着 中5週

4角9番手(差)から上がり34.4(メンバー8位)。直線で変わらず。500kg(+6)、前走はHBCH・2勝 7着(中5週)。

8 9

フェルミアーク

1人気
通過
6→6 差
上り3F
34.6 9位
詰め幅
-0.2
前走
郡山特H・2勝 3着 中13週

1番人気8着。6番手から上がり9位で伸びず

坂井瑠星、1番人気。郡山特別3着から中13週。4角6番手から上がり34.6(9位)、詰め幅 -0.2で0.8秒差の8着。ハイペースを好位で追走したぶんは割り引けるが、上がりが9位では評価しづらい。次走の流れ次第。

9 1

ララバニュルス

6人気
通過
10→10 差
上り3F
34.3 6位
詰め幅
+0.1
前走
札幌スポ・2勝 2着 中4週

4角10番手(差)から上がり34.3(メンバー6位)。直線で0.1秒詰めた。542kg(+0)、前走は札幌スポ・2勝 2着(中4週)。

10 3

イヌボウノウタゴエ

3人気
通過
6→6 差
上り3F
34.6 9位
詰め幅
-0.2
前走
1勝クラス・牝 1着 中9週

4角6番手(差)から上がり34.6(メンバー9位)。直線で0.2秒失った。488kg(+2)、前走は1勝クラス・牝 1着(中9週)。

11 5

サーナーティオン

9人気
通過
2→2 先
上り3F
35.1 12位
詰め幅
-0.7
前走
丹波特別・2勝 6着 中24週

4角2番手(先)から上がり35.1(メンバー12位)。直線で0.7秒失った。494kg(-4)、前走は丹波特別・2勝 6着(中24週)。

12 7

セルズパワー

7人気
通過
13→13 追
上り3F
34.2 4位
詰め幅
+0.2
前走
1勝クラス 1着 中7週

4角13番手(追)から上がり34.2(メンバー4位)。直線で0.2秒詰めた。476kg(-6)、前走は1勝クラス 1着(中7週)。

13 12

ハルオーブ

15人気
通過
15→15 追
上り3F
34.3 6位
詰め幅
+0.1
前走
北摂特別・2勝 13着 中2週

4角15番手(追)から上がり34.3(メンバー6位)。直線で0.1秒詰めた。478kg(+2)、前走は北摂特別・2勝 13着(中2週)。

14 6

エイヨーアメジスト

14人気
通過
4→3 先
上り3F
35.3 14位
詰め幅
-0.9
前走
中京スポ・2勝 9着 中9週

4角3番手(先)から上がり35.3(メンバー14位)。直線で0.9秒失った。460kg(+8)、前走は中京スポ・2勝 9着(中9週)。

15 4

ルージュブリッツ

13人気
通過
3→3 先
上り3F
36.3 15位
詰め幅
-1.9
前走
南相馬特・2勝 14着 中11週

4角3番手(先)から上がり36.3(メンバー15位)。直線で1.9秒失った。444kg(+6)、前走は南相馬特・2勝 14着(中11週)。

次走に向けて

前有利の東京芝で、2F目10.5の前傾ラップ。バイアスよりペースが勝った。

馬評価理由
ウフドゥウフ 上げ 前有利の日に13番手から上がり最速、詰め幅メンバー最大
ラパンチュール 上げ 12番手から上がり2位。後方からでも確実に脚を使える
フェルミアーク 条件替わり 1番人気8着。ハイペース追走の分はあるが上がり9位は物足りない
同じ東京芝1400mでも、前日の白秋ステークスは後傾で前残り、こちらは前傾で差し決着。馬場の傾向だけでなく、レースごとのラップを必ず見る必要がある。