◎サイモンシュバリエ
5人気- 通過
- 1→1 逃
- 上り3F
- 36.1 7位
- 詰め幅
- +0.0
- 前走
- 宮崎SH・3勝 7着 中12週
超スローを4角先頭で押し切った
吉村誠之助、5番人気。宮崎ステークス7着から中12週。基準より4.3遅い超スローを自ら作って押し切った。上がり36.1はメンバー7位で、流れとバイアスの両方に恵まれた形。次走で流れが速くなったときが試金石。
Race Review — 2026年10月10日
RPCI 53.6は京都ダ1800m良の基準49.3を4.3も上回る超スロー。3F目に13.2が入るほど緩み、5番人気サイモンシュバリエが4角先頭のまま押し切った。1番人気サンライズケヴィンは2.8秒差の最下位。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 11 | サイモンシュバリエ牡4・56kg | 吉村誠之 | 5 | 1:50.9 | ― | 1→1逃 | 36.17 | +0.0 | 510+10 |
| 2 | 10 | ベルダイナフェロー牝5・52kg | 角田大和 | 12 | 1:50.9 | 0.0 | 2→2先 | 35.96 | +0.2 | 484+6 |
| 3 | 4 | ショウサンジョージ牡4・55kg | 国分優作 | 7 | 1:51.0 | 0.1 | 4→4差 | 35.83 | +0.3 | 502+2 |
| 4 | 1 | ダンツシタン牡3・55kg | 松山弘平 | 2 | 1:51.2 | 0.3 | 8→7差 | 35.83 | +0.3 | 540+2 |
| 5 | 8 | メイショウコガシラ牡6・55kg | 高倉稜 | 9 | 1:51.6 | 0.7 | 10→12追 | 35.61 | +0.5 | 496+2 |
| 6 | 12 | ゲキザル牡7・55kg | 小林脩斗 | 6 | 1:51.9 | 1.0 | 8→9追 | 36.38 | -0.2 | 482+4 |
| 7 | 5 | リベッチオ牡3・55kg | 川田将雅 | 3 | 1:51.9 | 1.0 | 12→10追 | 35.72 | +0.4 | 498+2 |
| 8 | 9 | ラオラシオンセ5・55kg | 鮫島克駿 | 10 | 1:51.9 | 1.0 | 7→7差 | 36.59 | -0.4 | 490-2 |
| 9 | 7 | テーオールビー牝5・52kg | 秋山稔樹 | 11 | 1:51.9 | 1.0 | 12→13追 | 35.83 | +0.3 | 478+18 |
| 10 | 6 | オリーブグリーン牡4・55kg | 坂井瑠星 | 8 | 1:52.0 | 1.1 | 2→2先 | 37.110 | -1.0 | 532+8 |
| 11 | 3 | ドラゴン牡4・56kg | 武豊 | 4 | 1:52.4 | 1.5 | 4→4差 | 37.311 | -1.2 | 504+4 |
| 12 | 2 | ミカッテヨンデイイ牝6・51kg | 永島まな | 13 | 1:53.2 | 2.3 | 10→11追 | 37.311 | -1.2 | 444+8 |
| 13 | 13 | サンライズケヴィン牡3・55kg | 松若風馬 | 1 | 1:53.7 | 2.8 | 4→6差 | 38.513 | -2.4 | 494-6 |
単勝 1,080 / 複勝 340・1,310・490 / 枠連 20,930 / 馬連 29,610 / 馬単 49,860 / 3連複 124,950 / 3連単 693,400
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 37.4 | 36.89 | +0.5 |
| 後半3F | 36.1 | 38.01 | -1.9 |
| RPCI | 53.6 | 49.3 | +4.3 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(585走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 京都 | 35.0 | 37.9 | 1:50.9 | 3 | 5 | 先 |
| 2017 | 京都不 | 34.8 | 38.9 | 1:50.1 | 5 | 6 | 差 |
| 2018 | 京都 | 36.8 | 36.7 | 1:51.8 | 7 | 1 | 追 |
| 2019 | 京都稍 | 35.9 | 37.8 | 1:56.4 | 8 | 3 | 差 |
| 2024 | 京都 | 36.4 | 36.6 | 1:52.4 | 6 | 1 | 差 |
| 2025 | 京都 | 36.4 | 37.7 | 1:57.6 | 7 | 2 | 差 |
| 2026 | 京都 | 37.4 | 36.1 | 1:50.9 | 1 | 2 | 逃 |
クッション値10.4+0.2硬めダ含水率3.9%-1.9乾燥数値の傾き 差し寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 0.237 | 43 | |
| 2025 | 0.208 | 48 | |
| 2026 | 0.228 | 52 | |
| 基準 | 0.249 | 13,954 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/10 | 1R | 1800m 未勝利良 | 1:53.8 | n=106 | |
| 10/10 | 4R | 3170m オープン良 | 3:34.1 | n=12 | |
| 10/10 | 6R | 1200m 新馬良 | 1:12.2 | n=12 | |
| 10/10 | 7R | 1800m 1勝良 | 1:52.2 | n=74 | |
| 10/10 | 9R | 1400m 1勝良 | 1:23.1 | n=57 | |
| 10/10 | 11R | 1800m 3勝良 | 1:50.9 | n=19 | |
| 10/10 | 12R | 1400m 1勝良 | 1:23.4 | n=57 | |
| 10/11 | 1R | 1200m 未勝利良 | 1:11.8 | n=51 | |
| 10/11 | 3R | 1400m 新馬良 | 1:25.2 | n=17 | |
| 10/11 | 4R | 2910m 未勝利良 | 3:17.6 | n=16 | |
| 10/11 | 6R | 1800m 1勝良 | 1:51.2 | n=74 | |
| 10/11 | 8R | 1800m 2勝良 | 1:52.6 | n=45 | |
| 10/11 | 9R | 1200m 2勝良 | 1:10.2 | n=26 | |
| 10/11 | 11R | 1800m オープン良 | 1:50.2 | n=6 | |
| 10/12 | 1R | 1400m 未勝利良 | 1:24.6 | n=63 | |
| 10/12 | 2R | 1800m 未勝利良 | 1:54.6 | n=106 | |
| 10/12 | 4R | 1800m 新馬良 | 1:53.6 | n=33 | |
| 10/12 | 7R | 1900m 1勝良 | 1:58.5 | n=19 | |
| 10/12 | 9R | 1800m 2勝良 | 1:50.5 | n=45 | |
| 10/12 | 12R | 1200m 1勝良 | 1:11.3 | n=35 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.3-11.9-13.2-12.5-12.6-12.3-11.9-11.9-12.3。3F目の13.2が決定的。ここで完全に息が入り、前にいた馬が余力を残したまま直線を迎えた。前半37.4に対して後半36.1と後傾で、この条件としては異例に緩い流れ。
この日の京都ダートは先行馬の複勝圏率が基準の1.20倍と前有利に出ていた。超スロー+前有利が重なれば、4角1番手・2番手・4番手で上位3頭が決まるのは自然。勝ち馬の上がりは36.1でメンバー7位しかなく、決め手で勝ったわけではない。
後方からでは5着メイショウコガシラが4角12番手からメンバー最速35.6で0.5秒詰め、0.7秒差まで押し上げた。1番人気サンライズケヴィンは4角6番手と位置は取れていたが上がり38.5(13位)で2.8秒差の最下位。昇級初戦での大敗で、この流れを前めで受けて止まったのだから、距離かクラスの壁を疑いたい。
超スローを4角先頭で押し切った
吉村誠之助、5番人気。宮崎ステークス7着から中12週。基準より4.3遅い超スローを自ら作って押し切った。上がり36.1はメンバー7位で、流れとバイアスの両方に恵まれた形。次走で流れが速くなったときが試金石。
12番人気で2番手から0.0秒差
角田大和、12番人気。柳都ステークス9着から中10週。4角2番手から上がり35.9(6位)でハナ差の2着。人気を大きく覆したが、前有利と超スローの利も大きい。
4角4番手(差)から上がり35.8(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。502kg(+2)、前走は柳都SH・3勝 10着(中10週)。
4角7番手(差)から上がり35.8(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。540kg(+2)、前走は堺S・3勝 7着(中2週)。
4角12番手から上がり最速35.6
高倉稜、9番人気。堺ステークス5着から中2週。超スローの前残り戦という最も届きにくい形で、4角12番手からメンバー最速35.6を使い0.5秒詰めた。流れが速くなる条件なら一変の余地がある。
4角9番手(追)から上がり36.3(メンバー8位)。直線で0.2秒失った。482kg(+4)、前走はJRAアH・3勝 5着(中2週)。
4角10番手(追)から上がり35.7(メンバー2位)。直線で0.4秒詰めた。498kg(+2)、前走は揖斐川特・2勝 1着(中9週)。
4角7番手(差)から上がり36.5(メンバー9位)。直線で0.4秒失った。490kg(-2)、前走はJRAアH・3勝 11着(中2週)。
4角13番手(追)から上がり35.8(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。478kg(+18)、前走は宮崎SH・3勝 12着(中12週)。
4角2番手(先)から上がり37.1(メンバー10位)。直線で1.0秒失った。532kg(+8)、前走は鶴ヶ城S・3勝 10着(中15週)。
4角4番手(差)から上がり37.3(メンバー11位)。直線で1.2秒失った。504kg(+4)、前走は桃山SH・3勝 9着(中19週)。
4角11番手(追)から上がり37.3(メンバー11位)。直線で1.2秒失った。444kg(+8)、前走は道頓堀S・3勝 11着(中3週)。
1番人気が2.8秒差の最下位
松若風馬、1番人気。鳥取特別1着からの昇級初戦で中3週。4角6番手と位置は取れていたが上がり38.5(13位)で総崩れ。緩い流れを前めで受けて止まっており、展開の言い訳は立たない。ただし昇級初戦の一度きりの大敗なので、次走の内容を見てから判断したい。
基準より4.3遅い超スロー。前有利のバイアスと重なって完全な前残りになった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| メイショウコガシラ | 上げ | 最も届きにくい形で12番手から上がり最速 |
| サイモンシュバリエ | 条件替わり | 勝ったが上がり7位。スローと前有利に恵まれており再現には条件が要る |
| サンライズケヴィン | 条件替わり | 1番人気で2.8秒差。昇級初戦の一戦だけで決めつけず次走を見る |