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Race Review — 2026年10月10日

紫菊賞・1勝*1勝

京都 4回3日目 8R 芝2000m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 6頭 勝時計 1:59.4

6頭立ての新馬・未勝利勝ち上がり組による一戦。中盤が12秒台で緩み、ラスト4Fから11.7-11.4-11.3-11.5と加速する形になった。6番人気ビップヴィーナスが4角2番手から押し切り、1〜6着が0.5秒差。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 5 ビップヴィーナス牝2・55kg 松若風馬 6 1:59.4 ― 2→2先 34.13 +0.1 470+18
2 6 ドラゴンバルド牡2・56kg 川田将雅 1 1:59.4 0.0 3→3先 33.92 +0.3 486+2
3 2 ホウオウワールド牡2・56kg 松山弘平 3 1:59.4 0.0 1→1逃 34.25 +0.0 532-4
4 1 ニシノフランケン牡2・56kg 幸英明 4 1:59.5 0.1 6→6追 33.61 +0.6 438+10
5 3 ポルトブルー牡2・56kg 西村淳也 5 1:59.8 0.4 3→3先 34.36 -0.1 492+10
6 4 ゴーイントゥノヴァ牝2・55kg 坂井瑠星 2 1:59.9 0.5 5→5追 34.13 +0.1 492-2

単勝 3,330 / 複勝 780・110 / 馬連 2,420 / 馬単 9,660 / 3連複 2,910 / 3連単 41,540

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=162)

今回のペース

平均的な流れRPCI 56.8 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 55.0 基準より +1.8
指標今回コース基準差
前半3F37.1 36.57+0.5
後半3F34.2 35.03-0.8
RPCI56.8 55.0+1.8

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.3 12.8 12.8111.9212.4312.1412.0512.3611.7711.4811.3911.510ハロン

今回同コース・同距離の平均(162走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016京都 36.135.0 2:00.9 14 逃
2017京都 35.735.3 2:00.4 63 追
2018京都 36.635.8 2:00.8 32 先
2019京都稍 37.635.1 2:03.4 14 逃
2020京都重 38.435.2 2:04.6 42 先
2021阪神 34.935.6 1:47.2 41 先
2022阪神 36.833.7 1:47.3 74 追
2023京都 37.034.0 1:47.2 15 逃
2024京都 37.233.6 1:48.8 32 先
2025京都 35.936.3 1:59.3 12 逃
2026京都 37.134.2 1:59.4 23 先

トラックバイアス

4回京都 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 +0.010 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.12倍

クッション値10.4+0.2硬め芝含水率7.9%-1.3乾燥数値の傾き やや前残り寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.314 38.5% 39
2025 0.287 49.0% 49
2026 0.317 46.2% 39
基準0.307 41.0% 11,245

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:32.1 -2.3 n=53
10/103R 1800m 未勝利良 1:46.6 -0.6 n=43
10/105R 1600m 新馬良 1:33.1 -2.3 n=27
10/108R 2000m 1勝良 1:59.4 -0.9 n=24
10/1010R 1400m 2勝良 1:19.7 -1.0 n=19
10/112R 2000m 未勝利良 1:59.1 -1.9 n=43
10/115R 2000m 新馬良 2:00.6 -1.5 n=18
10/117R 1800m 1勝良 1:44.6 -2.3 n=28
10/1110R 1600m 3勝良 1:31.8 -1.1 n=12
10/1112R 1600m 1勝良 1:32.3 -1.4 n=32
10/123R 1400m 未勝利良 1:20.8 -0.5 n=24
10/125R 1800m 新馬良 1:48.3 -0.8 n=15
10/128R 2000m 1勝良 1:57.5 -2.8 n=24
10/1210R 1800m 2勝良 1:43.4 -2.9 n=17

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.8-11.9-12.4-12.1-12.0-12.3-11.7-11.4-11.3-11.5。RPCI 56.8は京都芝2000m良の基準55.0を1.8上回る後傾で、中盤で息が入ってからの持続戦。6頭立てで位置も取りやすく、紛れの少ない流れだった。

上位3頭の4角位置は2番手・3番手・1番手。前にいた馬がそのまま残った形で、この日の京都芝のバイアスは位置差 +0.010でフラット。馬場ではなく頭数と流れが前有利を作っている。

唯一の例外が4着ニシノフランケン。4角6番手=最後方からメンバー最速33.6で0.6秒詰め、勝ち馬と0.1秒差まで来た。6頭立ての最後方は最も届きにくい位置で、内容は上位。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 5

◎ビップヴィーナス

6人気
通過
2→2 先
上り3F
34.1 3位
詰め幅
+0.1
前走
未勝利* 1着 中12週

6番人気。好位から押し切って連勝

松若風馬、6番人気。未勝利勝ちから中12週、馬体を18kg増やしての一戦だった。4角2番手から上がり34.1(3位)で押し切った。位置も脚も上位で、勝ち方に危なげがない。

2 6

▲ドラゴンバルド

1人気
通過
3→3 先
上り3F
33.9 2位
詰め幅
+0.3
前走
新馬 1着 中9週

1番人気2着。3番手から上がり2位

川田将雅、1番人気。新馬勝ちから中9週。4角3番手から上がり33.9(2位)でハナ差の2着。位置も脚も悪くないが、勝ち馬を捉えきれなかった。

3 2

ホウオウワールド

3人気
通過
1→1 逃
上り3F
34.2 5位
詰め幅
+0.0
前走
新馬 1着 中8週

4角1番手(逃)から上がり34.2(メンバー5位)。直線で変わらず。532kg(-4)、前走は新馬 1着(中8週)。

4 1

○ニシノフランケン

4人気
通過
6→6 追
上り3F
33.6 1位
詰め幅
+0.6
前走
未勝利* 1着 中12週

最後方から上がり最速33.6。0.1秒差4着

幸英明、4番人気。未勝利勝ちから中12週。6頭立ての4角6番手という最も届きにくい位置からメンバー最速33.6を使い、0.6秒詰めた。頭数が増えて流れが速くなれば、この脚はもっと生きる。

5 3

ポルトブルー

5人気
通過
3→3 先
上り3F
34.3 6位
詰め幅
-0.1
前走
新馬 1着 中14週

4角3番手(先)から上がり34.3(メンバー6位)。直線で0.1秒失った。492kg(+10)、前走は新馬 1着(中14週)。

6 4

ゴーイントゥノヴァ

2人気
通過
5→5 追
上り3F
34.1 3位
詰め幅
+0.1
前走
新馬 1着 中6週

4角5番手(追)から上がり34.1(メンバー3位)。直線で0.1秒詰めた。492kg(-2)、前走は新馬 1着(中6週)。

次走に向けて

6頭立ての緩い流れ。前3頭がそのまま残った。

馬評価理由
ニシノフランケン 上げ 最後方から上がり最速で0.1秒差。頭数が増えたほうが向く
ビップヴィーナス 上げ 好位から上がり3位。位置と脚のバランスが良い
少頭数のスローで差がつきにくい一戦。ニシノフランケンだけが位置の不利を背負って同等の脚を使っており、次走の条件次第で逆転がある。