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Race Review — 2026年10月10日

サウジアG3G3

東京 4回3日目 11R 芝1600m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 11頭 勝時計 1:34.4

2歳重賞。中盤が12.3-12.3で緩み、ラスト3Fから11.8-11.2-11.3と加速する瞬発戦になった。3番人気アゴルディーノが4角9番手からメンバー最速33.4で差し切り、1番人気フィリオソラーレは3着。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 4 アゴルディーノ牡2・56kg 横山和生 3 1:34.4 ― 9→9追 33.41 +0.9 440+2
2 3 サトノハクマイ牡2・56kg 戸崎圭太 6 1:34.4 0.0 3→4差 34.03 +0.3 454+0
3 5 フィリオソラーレ牡2・56kg ルメール 1 1:34.6 0.2 7→7差 33.92 +0.4 496+12
4 8 グルーヴェンス牡2・56kg 横山武史 10 1:34.7 0.3 1→1逃 34.69 -0.3 426+2
5 6 ベルウッドディープ牡2・56kg 三浦皇成 2 1:34.8 0.4 5→5差 34.36 +0.0 444+0
6 9 ジップスパーク牡2・56kg 田辺裕信 5 1:34.8 0.4 2→2先 34.69 -0.3 416-4
7 10 アイファーマーリン牡2・56kg 松岡正海 8 1:34.9 0.5 6→5差 34.48 -0.1 438+0
8 1 ギブリ牡2・56kg 横山典弘 9 1:35.0 0.6 7→7差 34.36 +0.0 464-2
9 2 デミアン牡2・56kg 斎藤新 4 1:35.2 0.8 10→9追 34.24 +0.1 486+6
10 7 ニシノトラノスケ牡2・56kg 菊沢一樹 11 1:35.2 0.8 11→9追 34.24 +0.1 422+6
11 11 ハンサム牡2・56kg 丹内祐次 7 1:35.2 0.8 3→2先 34.911 -0.6 462+4

単勝 660 / 複勝 200・300・120 / 枠連 5,320 / 馬連 5,180 / 馬単 8,800 / 3連複 3,400 / 3連単 30,580

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=331)

今回のペース

平均的な流れRPCI 55.1 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 54.5 基準より +0.6
指標今回コース基準差
前半3F35.5 35.66-0.2
後半3F34.3 34.31-0.0
RPCI55.1 54.5+0.6

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.1 12.6 12.6111.1211.8312.3412.3511.8611.2711.38ハロン

今回同コース・同距離の平均(331走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016東京稍 35.034.4 1:34.5 76 追
2017東京稍 34.334.7 1:33.0 216 先
2018東京 36.834.1 1:34.0 27 先
2019東京 35.133.5 1:32.7 35 先
2020東京不 35.637.7 1:39.6 94 追
2021東京 37.733.8 1:36.4 23 先
2022東京 34.835.6 1:33.4 21 先
2023東京 34.934.2 1:33.4 96 追
2024東京稍 34.035.3 1:33.0 67 追
2025東京 35.734.0 1:33.8 83 追
2026東京 35.534.3 1:34.4 94 追

トラックバイアス

4回東京 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
差し有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 +0.047 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.68倍

クッション値9.6+0.1平年並み芝含水率13.3%-0.7平年並み数値の傾き 平年並み

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.331 32.6% 46
2022 0.396 25.6% 43
2023 0.340 44.4% 45
2024 0.345 32.7% 52
2025 0.426 27.3% 44
2026 0.383 23.9% 46
基準0.335 34.9% 17,143

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:34.2 -0.1 n=84
10/105R 1800m 新馬良 1:50.6 +1.5 n=47
10/106R 1600m 新馬良 1:36.2 +0.5 n=63
10/108R 2000m 1勝良 2:00.2 +0.5 n=31
10/109R 2400m 2勝良 2:24.4 -1.0 n=29
10/1011R 1600m G3良 1:34.4 +1.2 n=16
10/112R 1600m 未勝利良 1:34.3 -0.0 n=84
10/113R 2000m 未勝利良 2:01.5 +0.9 n=61
10/115R 2000m 新馬良 2:02.4 +0.3 n=23
10/118R 2400m 1勝良 2:26.2 +0.1 n=33
10/119R 1600m 2勝良 1:33.2 -0.3 n=39
10/1111R 1800m G2良 1:44.4 -1.2 n=15
10/122R 1400m 未勝利良 1:22.6 +0.9 n=55
10/123R 1800m 未勝利良 1:48.9 +1.3 n=79
10/125R 1600m 新馬良 1:36.3 +0.6 n=63
10/129R 1600m 1勝良 1:33.6 +0.2 n=63
10/1210R 2400m 3勝良 2:24.8 -0.4 n=14
10/1211R 2000m OP(L)良 1:58.1 -0.4 n=13

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.6-11.1-11.8-12.3-12.3-11.8-11.2-11.3。RPCI 55.1は東京芝1600m良の基準54.5とほぼ同じだが、形としては中だるみからの瞬発戦。上がりの差が着順に直結する流れだった。

この開催の東京芝は先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍という明確な差し有利。上がり1〜3位がそのまま1着・3着・2着に入っており、バイアスと流れの両方が差し馬を後押しした。

勝ったアゴルディーノは11頭立ての4角9番手から33.4で0.9秒詰め。詰め幅はメンバー最大で、2歳のこの時期にこの脚を使えるのは素直に強い。一方4着グルーヴェンスは10番人気で4角1番手から詰め幅 -0.3の0.3秒差。差し有利の日に逃げてこの着差なら、こちらも見どころがある。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 4

◎アゴルディーノ

3人気
通過
9→9 追
上り3F
33.4 1位
詰め幅
+0.9
前走
コスモス 2着 中8週

4角9番手から上がり最速33.4で差し切り

横山和生、3番人気。コスモス賞2着から中8週。11頭立ての4角9番手からメンバー最速33.4を使い、0.9秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。差し有利の馬場には乗ったが、2歳のこの時期にこの脚を使えること自体に価値がある。

2 3

○サトノハクマイ

6人気
通過
3→4 差
上り3F
34.0 3位
詰め幅
+0.3
前走
新馬 1着 中4週

新馬勝ちからの重賞挑戦でハナ差2着

戸崎圭太、6番人気。新馬勝ちから中4週。4角4番手から上がり34.0(3位)で0.3秒詰めてハナ差の2着。キャリア1戦でこの内容なら、まだ伸びしろがありそう。

3 5

▲フィリオソラーレ

1人気
通過
7→7 差
上り3F
33.9 2位
詰め幅
+0.4
前走
新馬 1着 中18週

1番人気3着。7番手から上がり2位

ルメール、1番人気。新馬勝ちから中18週。4角7番手から上がり33.9(2位)で0.2秒差の3着。休み明けで大きく崩れておらず、力は足りている。

4 8

グルーヴェンス

10人気
通過
1→1 逃
上り3F
34.6 9位
詰め幅
-0.3
前走
未勝利* 1着 中9週

10番人気で逃げて0.3秒差4着

横山武史、10番人気。未勝利勝ちから中9週。差し有利の日に4角1番手から粘って0.3秒差。上がりは34.6のメンバー9位だが、この馬場で前から残ったのは評価できる。

5 6

ベルウッドディープ

2人気
通過
5→5 差
上り3F
34.3 6位
詰め幅
+0.0
前走
新馬 1着 中17週

4角5番手(差)から上がり34.3(メンバー6位)。直線で変わらず。444kg(+0)、前走は新馬 1着(中17週)。

6 9

ジップスパーク

5人気
通過
2→2 先
上り3F
34.6 9位
詰め幅
-0.3
前走
新馬 1着 中7週

4角2番手(先)から上がり34.6(メンバー9位)。直線で0.3秒失った。416kg(-4)、前走は新馬 1着(中7週)。

7 10

アイファーマーリン

8人気
通過
6→5 差
上り3F
34.4 8位
詰め幅
-0.1
前走
未勝利* 1着 中4週

4角5番手(差)から上がり34.4(メンバー8位)。直線で0.1秒失った。438kg(+0)、前走は未勝利* 1着(中4週)。

8 1

ギブリ

9人気
通過
7→7 差
上り3F
34.3 6位
詰め幅
+0.0
前走
新馬 1着 中2週

4角7番手(差)から上がり34.3(メンバー6位)。直線で変わらず。464kg(-2)、前走は新馬 1着(中2週)。

9 2

デミアン

4人気
通過
10→9 追
上り3F
34.2 4位
詰め幅
+0.1
前走
新馬 1着 中17週

4角9番手(追)から上がり34.2(メンバー4位)。直線で0.1秒詰めた。486kg(+6)、前走は新馬 1着(中17週)。

10 7

ニシノトラノスケ

11人気
通過
11→9 追
上り3F
34.2 4位
詰め幅
+0.1
前走
新馬 1着 中10週

4角9番手(追)から上がり34.2(メンバー4位)。直線で0.1秒詰めた。422kg(+6)、前走は新馬 1着(中10週)。

11 11

ハンサム

7人気
通過
3→2 先
上り3F
34.9 11位
詰め幅
-0.6
前走
未勝利* 1着 中2週

4角2番手(先)から上がり34.9(メンバー11位)。直線で0.6秒失った。462kg(+4)、前走は未勝利* 1着(中2週)。

次走に向けて

中だるみからの瞬発戦。上がり1〜3位がそのまま上位を占めた。

馬評価理由
アゴルディーノ 上げ 9番手から上がり最速、詰め幅メンバー最大
グルーヴェンス 上げ 差し有利の日に逃げて0.3秒差。前から残った価値がある
サトノハクマイ 上げ キャリア1戦で重賞ハナ差。伸びしろがある
差し有利の馬場で差した馬と、それに逆らって前で粘った馬。2歳戦ではどちらも次につながるので、両方を記録しておきたい。