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Race Review — 2026年10月11日

テレビ静・3勝3勝

東京 4回4日目 10R ダ1400m(nanコース) 馬場 良・天候 晴 16頭 勝時計 1:23.8

1番人気ヤマニンアストロンが16頭立ての4角15番手からメンバー最速34.7で差し切った。詰め幅1.2はメンバー最大。3着カルパも4角16番手=最後方からで、後ろから来た2頭が上位に食い込んだ。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 15 ヤマニンアストロン牡5・58kg 岩田康誠 1 1:23.8 ― 14→15追 34.71 +1.2 498-8
2 12 レッドラパルマセ7・58kg 原優介 11 1:24.1 0.3 3→2先 36.16 -0.2 498+0
3 7 カルパ牡5・58kg ルメール 3 1:24.3 0.5 16→16追 35.12 +0.8 452-6
4 3 クインズデネブ牝5・56kg 吉田豊 7 1:24.5 0.7 14→13追 35.63 +0.3 432+0
5 8 セギレエルビエント牝4・56kg 荻野極 2 1:24.5 0.7 6→5差 36.27 -0.3 482+8
6 13 エイプリルインパリ牝4・56kg 小崎綾也 14 1:24.5 0.7 4→4先 36.48 -0.5 472+16
7 10 シャパリュセ5・58kg 三浦皇成 9 1:24.6 0.8 11→8差 36.04 -0.1 538+4
8 6 メイショウタムシバ牝5・56kg 横山和生 8 1:24.7 0.9 1→1逃 36.813 -0.9 460+12
9 5 ガンウルフ牡6・58kg M.デム 10 1:24.9 1.1 8→8差 36.48 -0.5 496+18
10 14 サンドブラスト牡5・58kg 丹内祐次 12 1:24.9 1.1 8→5差 36.510 -0.6 500-2
11 1 キョウエイカンセ牡5・58kg 津村明秀 6 1:24.9 1.1 11→13追 36.04 -0.1 492-6
12 9 ゴールデンオスカー牡5・58kg 松岡正海 16 1:25.1 1.3 8→8差 36.612 -0.7 500+0
13 16 アジアミッション牡5・58kg 丸田恭介 15 1:25.2 1.4 11→11追 36.510 -0.6 506+2
14 11 フウセツ牡4・58kg 大野拓弥 4 1:25.3 1.5 2→2先 37.416 -1.5 496+0
15 2 アスクアイルビゼア牡5・58kg 横山武史 5 1:25.5 1.7 4→5差 37.215 -1.3 460+2
16 4 スペイドアン牡5・58kg 菊沢一樹 13 1:25.7 1.9 6→11追 37.014 -1.1 510-2

単勝 280 / 複勝 170・870・240 / 枠連 1,410 / 馬連 4,330 / 馬単 5,820 / 3連複 9,460 / 3連単 34,650

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=479)

今回のペース

スローRPCI 50.1 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 47.4 基準より +2.7
指標今回コース基準差
前半3F35.7 35.72-0.0
後半3F35.9 37.06-1.2
RPCI50.1 47.4+2.7

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.1 12.6 12.4111.1212.2312.2412.0511.8612.17ハロン

今回同コース・同距離の平均(479走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016東京不 35.334.7 1:22.2 23 先
2017東京稍 34.735.5 1:21.9 310 先
2018東京 35.336.6 1:24.0 93 差
2020東京重 34.836.3 1:23.1 86 差
2021東京稍 34.936.3 1:23.1 814 差
2022東京 35.137.1 1:23.9 61 差
2023東京不 34.435.5 1:21.9 43 先
2024東京 34.536.0 1:22.7 710 差
2025東京 36.036.3 1:23.9 13 逃
2026東京 35.735.9 1:23.8 152 追

トラックバイアス

4回東京 3〜5日目(10/10〜12 計3日)のダ全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 +0.046 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.02倍

クッション値9.4-0.1平年並みダ含水率1.8%-3.4かなり乾燥数値の傾き 差し寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.374 34.1% 41
2022 0.261 50.0% 40
2023 0.308 45.0% 40
2024 0.275 45.2% 31
2025 0.253 59.5% 42
2026 0.339 39.5% 38
基準0.293 38.7% 20,331

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/101R 1300m 未勝利良 1:20.0 +0.7 n=38
10/103R 1600m 未勝利良 1:37.9 -0.8 n=123
10/104R 1400m 新馬良 1:26.5 -0.1 n=23
10/107R 1600m 1勝良 1:36.6 -0.9 n=105
10/1010R 2100m 2勝良 2:09.8 -1.8 n=23
10/1012R 1400m 1勝良 1:24.9 -0.1 n=80
10/111R 1600m 未勝利良 1:40.0 +1.3 n=123
10/114R 1600m 新馬良 1:38.7 -0.9 n=32
10/116R 1400m 1勝良 1:25.0 +0.0 n=80
10/117R 1600m 1勝良 1:37.4 -0.1 n=105
10/1110R 1400m 3勝良 1:23.8 -0.1 n=22
10/1112R 1300m 2勝良 1:17.8 +0.1 n=13
10/121R 1400m 未勝利良 1:25.5 -0.7 n=97
10/124R 3000m 未勝利良 3:20.4 -3.7 n=18
10/126R 1300m 新馬良 1:20.6 +0.2 n=7
10/127R 2100m 1勝良 2:11.8 -0.8 n=22
10/128R 1600m 1勝良 1:37.4 -0.1 n=105
10/1212R 1300m 1勝良 1:18.7 +0.0 n=16

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.4-11.1-12.2-12.2-12.0-11.8-12.1。RPCI 50.1は東京ダ1400m良の基準47.4を2.7上回る後傾で、数字の上では前が止まりにくい流れ。それでも差しが決まった。

この日の東京ダートのバイアスは位置差 +0.046ながら先行馬の複勝圏率は基準の1.02倍で、判定としてはフラット。つまり馬場でも流れでもなく、後ろから来た2頭の脚が単純に抜けていた。

勝ったヤマニンアストロンは4角15番手から34.7で1.2秒詰め、3着カルパは最後方16番手から35.1(2位)で0.8秒詰め。2着レッドラパルマは4角2番手で詰め幅 -0.2なので、前で粘った馬と後ろから来た馬が入り混じる珍しい決着だった。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 15

◎ヤマニンアストロン

1人気
通過
14→15 追
上り3F
34.7 1位
詰め幅
+1.2
前走
桶狭間S・3勝 4着 中10週

4角15番手から上がり最速34.7で差し切り

岩田康誠、1番人気。桶狭間ステークス4着から中10週。後傾ラップで前が止まりにくい中、16頭立ての4角15番手からメンバー最速34.7を使い1.2秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。1番人気に応えた強い内容。

2 12

▲レッドラパルマ

11人気
通過
3→2 先
上り3F
36.1 6位
詰め幅
-0.2
前走
ARF杯・3勝 6着 中19週

11番人気。2番手から粘って2着

原優介、11番人気。ARF杯6着から中19週。4角2番手から詰め幅 -0.2で0.3秒差の2着。差しが決まった中で前から残っており、人気薄での好走としては価値がある。

3 7

○カルパ

3人気
通過
16→16 追
上り3F
35.1 2位
詰め幅
+0.8
前走
大阪スポ・3勝 3着 中3週

最後方16番手から上がり2位35.1

ルメール、3番人気。大阪スポニチ賞3着から中3週。4角16番手=最後方から35.1(2位)で0.8秒詰めての3着。勝ち馬と同じく後方からで、脚質は固まっている。

4 3

クインズデネブ

7人気
通過
14→13 追
上り3F
35.6 3位
詰め幅
+0.3
前走
麦秋SH・3勝 6着 中18週

4角13番手(追)から上がり35.6(メンバー3位)。直線で0.3秒詰めた。432kg(+0)、前走は麦秋SH・3勝 6着(中18週)。

5 8

セギレエルビエント

2人気
通過
6→5 差
上り3F
36.2 7位
詰め幅
-0.3
前走
ARF杯・3勝 12着 中19週

4角5番手(差)から上がり36.2(メンバー7位)。直線で0.3秒失った。482kg(+8)、前走はARF杯・3勝 12着(中19週)。

6 13

エイプリルインパリ

14人気
通過
4→4 先
上り3F
36.4 8位
詰め幅
-0.5
前走
麦秋SH・3勝 14着 中18週

4角4番手(先)から上がり36.4(メンバー8位)。直線で0.5秒失った。472kg(+16)、前走は麦秋SH・3勝 14着(中18週)。

7 10

シャパリュ

9人気
通過
11→8 差
上り3F
36.0 4位
詰め幅
-0.1
前走
麦秋SH・3勝 11着 中18週

4角8番手(差)から上がり36.0(メンバー4位)。直線で0.1秒失った。538kg(+4)、前走は麦秋SH・3勝 11着(中18週)。

8 6

メイショウタムシバ

8人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.8 13位
詰め幅
-0.9
前走
大垣特別・2勝 1着 中8週

4角1番手(逃)から上がり36.8(メンバー13位)。直線で0.9秒失った。460kg(+12)、前走は大垣特別・2勝 1着(中8週)。

9 5

ガンウルフ

10人気
通過
8→8 差
上り3F
36.4 8位
詰め幅
-0.5
前走
ARF杯・3勝 9着 中19週

4角8番手(差)から上がり36.4(メンバー8位)。直線で0.5秒失った。496kg(+18)、前走はARF杯・3勝 9着(中19週)。

10 14

サンドブラスト

12人気
通過
8→5 差
上り3F
36.5 10位
詰め幅
-0.6
前走
富嶽賞・2勝 1着 中19週

4角5番手(差)から上がり36.5(メンバー10位)。直線で0.6秒失った。500kg(-2)、前走は富嶽賞・2勝 1着(中19週)。

11 1

キョウエイカンセ

6人気
通過
11→13 追
上り3F
36.0 4位
詰め幅
-0.1
前走
甲州街道・2勝 1着 中16週

4角13番手(追)から上がり36.0(メンバー4位)。直線で0.1秒失った。492kg(-6)、前走は甲州街道・2勝 1着(中16週)。

12 9

ゴールデンオスカー

16人気
通過
8→8 差
上り3F
36.6 12位
詰め幅
-0.7
前走
桶狭間S・3勝 11着 中10週

4角8番手(差)から上がり36.6(メンバー12位)。直線で0.7秒失った。500kg(+0)、前走は桶狭間S・3勝 11着(中10週)。

13 16

アジアミッション

15人気
通過
11→11 追
上り3F
36.5 10位
詰め幅
-0.6
前走
BSイレ・3勝 5着 中21週

4角11番手(追)から上がり36.5(メンバー10位)。直線で0.6秒失った。506kg(+2)、前走はBSイレ・3勝 5着(中21週)。

14 11

フウセツ

4人気
通過
2→2 先
上り3F
37.4 16位
詰め幅
-1.5
前走
上越S・3勝 3着 中8週

4角2番手(先)から上がり37.4(メンバー16位)。直線で1.5秒失った。496kg(+0)、前走は上越S・3勝 3着(中8週)。

15 2

アスクアイルビゼア

5人気
通過
4→5 差
上り3F
37.2 15位
詰め幅
-1.3
前走
BSイレ・3勝 4着 中21週

4角5番手(差)から上がり37.2(メンバー15位)。直線で1.3秒失った。460kg(+2)、前走はBSイレ・3勝 4着(中21週)。

16 4

スペイドアン

13人気
通過
6→11 追
上り3F
37.0 14位
詰め幅
-1.1
前走
障害未勝利 9着 中8週

4角11番手(追)から上がり37.0(メンバー14位)。直線で1.1秒失った。510kg(-2)、前走は障害未勝利 9着(中8週)。

次走に向けて

後傾ラップで前が止まりにくい中、後方2頭が上位に来た。

馬評価理由
ヤマニンアストロン 上げ 15番手から上がり最速、詰め幅1.2はメンバー最大
カルパ 上げ 最後方から上がり2位。脚質が固まっている
レッドラパルマ 上げ 11番人気で2番手から粘って2着
バイアスも流れも差しを後押ししていないのに差しが決まったレース。上位2頭の決め手は額面どおり評価してよい。