◎カムニャック
1人気- 通過
- 8→8 差
- 上り3F
- 33.4 1位
- 詰め幅
- +1.5
- 前走
- ヴィクトG1 2着 中21週
1番人気。8番手から上がり最速33.4、詰め幅1.5でG2制覇
川田将雅、1番人気。ヴィクトリアマイル2着から中21週の休み明け。基準より6.8速い前傾を4角8番手で受け、メンバー最速33.4で1.5秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。半年ぶりでこの内容なら、次走の上積みも見込める。
Race Review — 2026年10月11日
RPCI 49.6は東京芝1800m良の基準56.4を6.8も下回る、この開催で最も極端な前傾。2F目10.8・3F目11.1という異常な入りで前が総崩れになり、1番人気カムニャックが4角8番手からメンバー最速33.4、詰め幅1.5で差し切った。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 16 | カムニャック牝4・56kg | 川田将雅 | 1 | 1:44.4 | ― | 8→8差 | 33.41 | +1.5 | 496+4 |
| 2 | 15 | ジョスラン牝4・55kg | ルメール | 4 | 1:44.5 | 0.1 | 6→6差 | 33.76 | +1.2 | 480+2 |
| 3 | 11 | ラヴァンダ牝5・56kg | 横山和生 | 2 | 1:44.9 | 0.5 | 9→11追 | 33.64 | +1.3 | 490-4 |
| 4 | 5 | カネラフィーナ牝4・55kg | 石川裕紀 | 9 | 1:45.0 | 0.6 | 12→11追 | 33.64 | +1.3 | 490-6 |
| 5 | 12 | ミアネーロ牝5・55kg | 大野拓弥 | 11 | 1:45.1 | 0.7 | 12→13追 | 33.52 | +1.4 | 504+4 |
| 6 | 7 | ミラビリスマジック牝5・55kg | 戸崎圭太 | 13 | 1:45.1 | 0.7 | 9→8差 | 34.19 | +0.8 | 458+0 |
| 7 | 1 | ニシノティアモ牝5・55kg | 津村明秀 | 7 | 1:45.3 | 0.9 | 9→8差 | 34.310 | +0.6 | 446-6 |
| 8 | 3 | クイーンズウォーク牝5・55kg | 西村淳也 | 3 | 1:45.3 | 0.9 | 7→6差 | 34.511 | +0.4 | 544+0 |
| 9 | 14 | ハワイアンティアレ牝5・55kg | M.デム | 15 | 1:45.4 | 1.0 | 15→15追 | 33.52 | +1.4 | 440+0 |
| 10 | 6 | ムイ牝4・55kg | 木幡巧也 | 16 | 1:45.4 | 1.0 | 14→13追 | 33.88 | +1.1 | 462-2 |
| 11 | 13 | ワタシマツワ牝4・55kg | 小林美駒 | 12 | 1:45.5 | 1.1 | 3→3先 | 34.913 | +0.0 | 430-8 |
| 12 | 2 | チェルビアット牝4・55kg | 吉村誠之 | 10 | 1:45.5 | 1.1 | 5→5差 | 34.812 | +0.1 | 490-8 |
| 13 | 8 | ルージュソリテール牝4・55kg | 横山武史 | 5 | 1:45.5 | 1.1 | 3→3先 | 34.913 | +0.0 | 448+10 |
| 14 | 9 | ウイントワイライト牝4・55kg | 横山典弘 | 8 | 1:45.9 | 1.5 | 16→16追 | 33.76 | +1.2 | 464+0 |
| 15 | 10 | セキトバイースト牝5・55kg | 浜中俊 | 6 | 1:46.2 | 1.8 | 1→1逃 | 36.716 | -1.8 | 474+6 |
| 16 | 4 | クランフォード牝5・55kg | 菊沢一樹 | 14 | 1:46.4 | 2.0 | 2→2先 | 36.015 | -1.1 | 470-2 |
単勝 320 / 複勝 140・190・160 / 枠連 1,030 / 馬連 1,110 / 馬単 1,860 / 3連複 2,100 / 3連単 7,740
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 34.3 | 36.33 | -2.0 |
| 後半3F | 34.9 | 34.3 | +0.6 |
| RPCI | 49.6 | 56.4 | -6.8 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(292走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 東京 | 36.1 | 35.1 | 1:59.5 | 9 | 1 | 差 |
| 2017 | 東京稍 | 36.8 | 33.7 | 1:48.1 | 1 | 6 | 逃 |
| 2018 | 東京 | 34.9 | 34.8 | 1:44.7 | 9 | 7 | 追 |
| 2019 | 東京稍 | 34.9 | 34.3 | 1:44.5 | 14 | 6 | 追 |
| 2020 | 東京重 | 35.9 | 36.2 | 1:48.5 | 3 | 6 | 先 |
| 2021 | 東京 | 35.3 | 34.4 | 1:45.6 | 14 | 2 | 追 |
| 2022 | 東京 | 34.4 | 34.7 | 1:44.5 | 12 | 5 | 追 |
| 2023 | 東京 | 35.9 | 33.9 | 1:46.1 | 1 | 8 | 逃 |
| 2024 | 東京 | 35.1 | 34.1 | 1:44.7 | 10 | 12 | 差 |
| 2025 | 東京 | 36.4 | 33.2 | 1:45.7 | 10 | 3 | 差 |
| 2026 | 東京 | 34.3 | 34.9 | 1:44.4 | 8 | 6 | 差 |
クッション値9.4-0.1平年並み芝含水率13.6%-0.3平年並み数値の傾き 平年並み
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 0.331 | 46 | |
| 2022 | 0.396 | 43 | |
| 2023 | 0.340 | 45 | |
| 2024 | 0.345 | 52 | |
| 2025 | 0.426 | 44 | |
| 2026 | 0.383 | 46 | |
| 基準 | 0.335 | 17,143 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/10 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:34.2 | n=84 | |
| 10/10 | 5R | 1800m 新馬良 | 1:50.6 | n=47 | |
| 10/10 | 6R | 1600m 新馬良 | 1:36.2 | n=63 | |
| 10/10 | 8R | 2000m 1勝良 | 2:00.2 | n=31 | |
| 10/10 | 9R | 2400m 2勝良 | 2:24.4 | n=29 | |
| 10/10 | 11R | 1600m G3良 | 1:34.4 | n=16 | |
| 10/11 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:34.3 | n=84 | |
| 10/11 | 3R | 2000m 未勝利良 | 2:01.5 | n=61 | |
| 10/11 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:02.4 | n=23 | |
| 10/11 | 8R | 2400m 1勝良 | 2:26.2 | n=33 | |
| 10/11 | 9R | 1600m 2勝良 | 1:33.2 | n=39 | |
| 10/11 | 11R | 1800m G2良 | 1:44.4 | n=15 | |
| 10/12 | 2R | 1400m 未勝利良 | 1:22.6 | n=55 | |
| 10/12 | 3R | 1800m 未勝利良 | 1:48.9 | n=79 | |
| 10/12 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:36.3 | n=63 | |
| 10/12 | 9R | 1600m 1勝良 | 1:33.6 | n=63 | |
| 10/12 | 10R | 2400m 3勝良 | 2:24.8 | n=14 | |
| 10/12 | 11R | 2000m OP(L)良 | 1:58.1 | n=13 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.4-10.8-11.1-11.9-11.7-11.6-11.8-11.5-11.6。2F目10.8・3F目11.1は芝1800mの数字ではない。前半3F 34.3は同日の芝1600m(鷹巣山特別 35.3)より1.0秒速く、基準との差 -6.8はこの開催18レースで最大だった。
この開催の東京芝はもともと明確な差し有利(先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍)。そこへこの流れが重なれば、前は残らない。逃げたセキトバイースト(前走・府中牝馬ステークス1着)は上がり36.7(16位)・詰め幅 -1.8で15着まで下がっている。この敗戦は度外視してよい。
上位5頭の4角位置は8番手・6番手・11番手・11番手・13番手。全員が中団から後ろで、詰め幅も1.2〜1.5と大きい。勝ったカムニャックの1.5はメンバー最大で、ヴィクトリアマイル2着からの休み明けを考えれば文句のない内容。5着ミアネーロ(11番人気)も13番手から1.4秒詰めており、人気ほど差はなかった。
1番人気。8番手から上がり最速33.4、詰め幅1.5でG2制覇
川田将雅、1番人気。ヴィクトリアマイル2着から中21週の休み明け。基準より6.8速い前傾を4角8番手で受け、メンバー最速33.4で1.5秒詰めて差し切った。詰め幅はメンバー最大。半年ぶりでこの内容なら、次走の上積みも見込める。
4番人気2着。6番手から1.2秒詰め
ルメール、4番人気。ヴィクトリアマイル8着から中21週。4角6番手から上がり33.7(6位)で1.2秒詰めての2着。勝ち馬よりやや前の位置で、休み明けを考えれば上々。
2番人気3着。11番手から上がり4位
横山和生、2番人気。中京記念1着から中8週。4角11番手から上がり33.6(4位)で1.3秒詰めての3着。位置も脚も上位で、順当な内容。
4角11番手(追)から上がり33.6(メンバー4位)。直線で1.3秒詰めた。490kg(-6)、前走は中京記念G3 8着(中8週)。
11番人気。13番手から上がり2位33.5で0.7秒差
大野拓弥、11番人気。関越ステークス3着から中9週。4角13番手から上がり33.5(2位)で1.4秒詰めての5着。人気薄で詰め幅1.4なら、着順より中身を取りたい。次走も人気がないようなら押さえておく。
4角8番手(差)から上がり34.1(メンバー9位)。直線で0.8秒詰めた。458kg(+0)、前走は阿武隈H・3勝 1着(中12週)。
4角8番手(差)から上がり34.3(メンバー10位)。直線で0.6秒詰めた。446kg(-6)、前走は府中牝馬HG3 10着(中16週)。
3番人気8着。6番手から上がり11位
西村淳也、3番人気。ヴィクトリアマイル3着から中21週。4角6番手と位置は悪くなかったが上がり34.5(11位)で0.9秒差の8着。休み明けのぶんはあるとしても、上がりが足りなかった。
4角15番手(追)から上がり33.5(メンバー2位)。直線で1.4秒詰めた。440kg(+0)、前走は豊橋SH・3勝 1着(中10週)。
4角13番手(追)から上がり33.8(メンバー8位)。直線で1.1秒詰めた。462kg(-2)、前走はエニフH(L) 12着(中5週)。
4角3番手(先)から上がり34.9(メンバー13位)。直線で変わらず。430kg(-8)、前走は日高S・3勝 1着(中6週)。
4角5番手(差)から上がり34.8(メンバー12位)。直線で0.1秒詰めた。490kg(-8)、前走は中京記念G3 7着(中8週)。
4角3番手(先)から上がり34.9(メンバー13位)。直線で変わらず。448kg(+10)、前走はクイーンG3 6着(中10週)。
4角16番手(追)から上がり33.7(メンバー6位)。直線で1.2秒詰めた。464kg(+0)、前走は府中牝馬HG3 2着(中16週)。
前走G3勝ちの逃げ馬が15着。流れが速すぎた
浜中俊、6番人気。府中牝馬ステークス1着から中16週。基準より6.8速い前傾を4角1番手で受け、上がり36.7(16位)・詰め幅 -1.8で15着。差し有利の馬場にこの流れでは逃げ馬に勝ち目がない。この敗戦は度外視し、ペースが落ち着く条件で見直したい。
4角2番手(先)から上がり36.0(メンバー15位)。直線で1.1秒失った。470kg(-2)、前走はオータムHG3 7着(中5週)。
基準より6.8速い前傾。この開催で最も極端な流れで、前は総崩れになった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| カムニャック | 上げ | 半年ぶりで上がり最速、詰め幅1.5はメンバー最大 |
| ミアネーロ | 上げ | 11番人気で13番手から上がり2位、詰め幅1.4 |
| セキトバイースト | 条件替わり | 前走G3勝ちの逃げ馬。この流れでは残れない。度外視してよい |
| クイーンズウォーク | 条件替わり | 3番人気8着。位置は取れていたので、休み明けの上積み待ち |