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Race Review — 2026年10月11日

鷹巣山特・2勝2勝

東京 4回4日目 9R 芝1600m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 12頭 勝時計 1:33.2

明確な差し有利に出ていた東京芝で、1番人気クレパスキュラーが4角先頭のまま押し切った。上がり最速はともに4角10番手以降の馬で、前から残ったのは勝ち馬だけ。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 9 クレパスキュラー牡3・56kg ルメール 1 1:33.2 ― 2→1逃 34.710 +0.0 496+14
2 11 フジガイフウ牡3・56kg 横山武史 3 1:33.2 0.0 6→6差 33.73 +1.0 508+4
3 4 エーデルヴェーグ牝4・56kg 川田将雅 4 1:33.4 0.2 3→3先 34.58 +0.2 450+2
4 12 エラルディーク牝3・54kg 荻野極 2 1:33.4 0.2 4→4差 34.35 +0.4 490+4
5 8 レッドレナート牡5・58kg 横山和生 9 1:33.5 0.3 1→2先 34.911 -0.2 502+6
6 3 ポペット牝3・54kg 永島まな 6 1:33.7 0.5 10→10追 33.61 +1.1 418+0
7 5 クールデイトナ牡3・56kg 吉村誠之 5 1:33.7 0.5 4→4差 34.69 +0.1 492+10
8 7 フミサウンド牡6・58kg ミシェル 10 1:33.8 0.6 6→6差 34.47 +0.3 456+4
9 10 シャンパンマークセ5・58kg 大野拓弥 8 1:34.0 0.8 9→8差 34.35 +0.4 476-12
10 1 ツルマウカタチ牡5・58kg 嶋田純次 11 1:34.0 0.8 12→12追 33.61 +1.1 474-6
11 6 ソニックラインセ5・58kg 岩田康誠 7 1:34.2 1.0 10→10追 34.14 +0.6 492+2
12 2 ジッピーレーサーセ9・58kg 木幡巧也 12 1:35.2 2.0 8→8差 35.512 -0.8 486+8

単勝 310 / 複勝 140・140・160 / 枠連 320 / 馬連 730 / 馬単 1,300 / 3連複 1,090 / 3連単 4,560

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=331)

今回のペース

ハイペースRPCI 51.2 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 54.5 基準より -3.3
指標今回コース基準差
前半3F35.3 35.66-0.4
後半3F34.7 34.31+0.4
RPCI51.2 54.5-3.3

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.1 12.6 12.6111.1211.6311.7411.5511.4611.4711.98ハロン

今回同コース・同距離の平均(331走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2017東京 36.133.3 1:34.7 31 先
2018東京 36.433.5 1:33.4 42 先
2019東京 36.033.5 1:33.3 58 差
2026東京 35.334.7 1:33.2 16 先

トラックバイアス

4回東京 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
差し有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 +0.047 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.68倍

クッション値9.4-0.1平年並み芝含水率13.6%-0.3平年並み数値の傾き 平年並み

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.331 32.6% 46
2022 0.396 25.6% 43
2023 0.340 44.4% 45
2024 0.345 32.7% 52
2025 0.426 27.3% 44
2026 0.383 23.9% 46
基準0.335 34.9% 17,143

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:34.2 -0.1 n=84
10/105R 1800m 新馬良 1:50.6 +1.5 n=47
10/106R 1600m 新馬良 1:36.2 +0.5 n=63
10/108R 2000m 1勝良 2:00.2 +0.5 n=31
10/109R 2400m 2勝良 2:24.4 -1.0 n=29
10/1011R 1600m G3良 1:34.4 +1.2 n=16
10/112R 1600m 未勝利良 1:34.3 -0.0 n=84
10/113R 2000m 未勝利良 2:01.5 +0.9 n=61
10/115R 2000m 新馬良 2:02.4 +0.3 n=23
10/118R 2400m 1勝良 2:26.2 +0.1 n=33
10/119R 1600m 2勝良 1:33.2 -0.3 n=39
10/1111R 1800m G2良 1:44.4 -1.2 n=15
10/122R 1400m 未勝利良 1:22.6 +0.9 n=55
10/123R 1800m 未勝利良 1:48.9 +1.3 n=79
10/125R 1600m 新馬良 1:36.3 +0.6 n=63
10/129R 1600m 1勝良 1:33.6 +0.2 n=63
10/1210R 2400m 3勝良 2:24.8 -0.4 n=14
10/1211R 2000m OP(L)良 1:58.1 -0.4 n=13

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.6-11.1-11.6-11.7-11.5-11.4-11.4-11.9。RPCI 51.2は東京芝1600m良の基準54.5を3.3下回る前傾で、中盤も緩まないまま最後まで11秒台が続いた。前にいた馬には楽ではない流れ。

この開催の東京芝は先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍という明確な差し有利。前傾ラップ+差し有利という二重の逆風を4角先頭で押し切ったのだから、クレパスキュラーの内容は着差(ハナ差)以上に強い。

上がり上位は後方勢。最速33.6のポペットが4角10番手(0.5秒差6着)、同タイムのツルマウカタチが12番手(0.8秒差10着)。2着フジガイフウも4角6番手から上がり33.7(3位)で1.0秒詰めている。この3頭は着順より中身を見たい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 9

◎クレパスキュラー

1人気
通過
2→1 逃
上り3F
34.7 10位
詰め幅
+0.0
前走
相模湖特・2勝 5着 中16週

差し有利+前傾ラップを逃げ切った

ルメール、1番人気。相模湖特別5着から中16週の休み明け。先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍という差し有利の日に、基準より3.3速い前傾を4角先頭で受けて押し切った。上がりは34.7のメンバー10位だが、二重の逆風での勝利は額面以上。

2 11

○フジガイフウ

3人気
通過
6→6 差
上り3F
33.7 3位
詰め幅
+1.0
前走
芦ノ湖特・2勝 3着 中17週

4角6番手から上がり3位で1.0秒詰め

横山武史、3番人気。芦ノ湖特別3着から中17週。4角6番手から上がり33.7(3位)で1.0秒詰めてハナ差の2着。位置も脚も上位で、次走は勝ち切れる。

3 4

エーデルヴェーグ

4人気
通過
3→3 先
上り3F
34.5 8位
詰め幅
+0.2
前走
桑名特別・2勝 3着 中6週

4角3番手(先)から上がり34.5(メンバー8位)。直線で0.2秒詰めた。450kg(+2)、前走は桑名特別・2勝 3着(中6週)。

4 12

エラルディーク

2人気
通過
4→4 差
上り3F
34.3 5位
詰め幅
+0.4
前走
1勝クラス 1着 中9週

4角4番手(差)から上がり34.3(メンバー5位)。直線で0.4秒詰めた。490kg(+4)、前走は1勝クラス 1着(中9週)。

5 8

レッドレナート

9人気
通過
1→2 先
上り3F
34.9 11位
詰め幅
-0.2
前走
ディー・2勝 3着 中3週

4角2番手(先)から上がり34.9(メンバー11位)。直線で0.2秒失った。502kg(+6)、前走はディー・2勝 3着(中3週)。

6 3

▲ポペット

6人気
通過
10→10 追
上り3F
33.6 1位
詰め幅
+1.1
前走
1勝クラス 1着 中7週

4角10番手から上がり最速33.6

永島まなみ、6番人気。1勝クラス勝ちからの昇級初戦で中7週。12頭立ての4角10番手からメンバー最速33.6で1.1秒詰め、0.5秒差の6着。昇級初戦で後方から最速なら、次走は条件次第で一変する。

7 5

クールデイトナ

5人気
通過
4→4 差
上り3F
34.6 9位
詰め幅
+0.1
前走
芦ノ湖特・2勝 2着 中17週

4角4番手(差)から上がり34.6(メンバー9位)。直線で0.1秒詰めた。492kg(+10)、前走は芦ノ湖特・2勝 2着(中17週)。

8 7

フミサウンド

10人気
通過
6→6 差
上り3F
34.4 7位
詰め幅
+0.3
前走
ディー・2勝 2着 中3週

4角6番手(差)から上がり34.4(メンバー7位)。直線で0.3秒詰めた。456kg(+4)、前走はディー・2勝 2着(中3週)。

9 10

シャンパンマーク

8人気
通過
9→8 差
上り3F
34.3 5位
詰め幅
+0.4
前走
2勝クラス 4着 中27週

4角8番手(差)から上がり34.3(メンバー5位)。直線で0.4秒詰めた。476kg(-12)、前走は2勝クラス 4着(中27週)。

10 1

ツルマウカタチ

11人気
通過
12→12 追
上り3F
33.6 1位
詰め幅
+1.1
前走
赤倉特H・2勝 10着 中6週

11番人気。最後方から上がり最速タイ

嶋田純次、11番人気。赤倉特別10着から中6週。4角12番手=最後方から33.6(最速タイ)で1.1秒詰めての10着。着順は見栄えしないが、詰め幅はメンバー最大タイ。

11 6

ソニックライン

7人気
通過
10→10 追
上り3F
34.1 4位
詰め幅
+0.6
前走
豊栄特別・2勝 6着 中11週

4角10番手(追)から上がり34.1(メンバー4位)。直線で0.6秒詰めた。492kg(+2)、前走は豊栄特別・2勝 6着(中11週)。

12 2

ジッピーレーサー

12人気
通過
8→8 差
上り3F
35.5 12位
詰め幅
-0.8
前走
瀬戸内海・2勝 9着 中4週

4角8番手(差)から上がり35.5(メンバー12位)。直線で0.8秒失った。486kg(+8)、前走は瀬戸内海・2勝 9着(中4週)。

次走に向けて

差し有利の馬場に前傾ラップ。前から残ったのは勝ち馬だけだった。

馬評価理由
クレパスキュラー 上げ 差し有利+前傾という二重の逆風を逃げ切り
ポペット 上げ 昇級初戦で10番手から上がり最速、詰め幅1.1
フジガイフウ 上げ 6番手から上がり3位で1.0秒詰め。位置も脚も上位
ツルマウカタチ 上げ 11番人気で最後方から上がり最速タイ
馬場の傾向に逆らって勝った馬は、額面以上に強い。クレパスキュラーは次走で人気になっても逆らいにくい。