◎アクセス
1人気- 通過
- 2→2 先
- 上り3F
- 34.7 1位
- 詰め幅
- +0.5
- 前走
- 1勝クラス 1着 中4週
基準比 -7.7の激流を2番手から0.7秒差で圧勝
北村友一、1番人気。1勝クラス勝ちからの昇級初戦で中4週。前半3F 33.6という芝1800mではあり得ない流れを4角2番手で受けながら、メンバー最速34.7で0.7秒差をつけた。同じ流れを先行した馬が最下位まで下がっていることを考えると、この内容は破格。重賞でも通用する。
Race Review — 2026年10月12日
2F目10.5・3F目10.8という芝1800mとは思えない入り。RPCI 46.9は基準54.6を7.7も下回り、この開催で最も極端な前傾になった。1番人気アクセスが4角2番手から0.7秒差の圧勝。逃げたホウオウトランプは3.0秒差の最下位。
| 着 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 | タイム | 着差 | 3角→4角 | 上り3F | 詰め | 馬体重 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | アクセス牡3・56kg | 北村友一 | 1 | 1:43.4 | ― | 2→2先 | 34.71 | +0.5 | 478+0 |
| 2 | 2 | カムアップローゼス牡3・56kg | 西村淳也 | 2 | 1:44.1 | 0.7 | 5→3先 | 35.24 | +0.0 | 476+2 |
| 3 | 9 | ミリタリータトゥー牝3・54kg | 西塚洸二 | 3 | 1:44.1 | 0.7 | 5→6差 | 34.92 | +0.3 | 498-12 |
| 4 | 4 | エリカアンディーヴ牝4・56kg | 原優介 | 5 | 1:44.5 | 1.1 | 7→7追 | 35.13 | +0.1 | 504-8 |
| 5 | 7 | キシダンチョウ牡3・56kg | 高杉吏麒 | 4 | 1:44.5 | 1.1 | 3→3先 | 35.66 | -0.4 | 518-4 |
| 6 | 1 | アンヘリータス牝3・54kg | 菅原明良 | 9 | 1:45.0 | 1.6 | 7→7追 | 35.55 | -0.3 | 424+6 |
| 7 | 6 | ウインリベラシオン牡4・58kg | 田口貫太 | 7 | 1:45.2 | 1.8 | 9→9追 | 35.66 | -0.4 | 494-4 |
| 8 | 8 | キーウェーブ牡5・58kg | 藤懸貴志 | 10 | 1:45.3 | 1.9 | 9→9追 | 35.66 | -0.4 | 438+4 |
| 9 | 3 | ハイディージェンセ5・58kg | 幸英明 | 8 | 1:46.2 | 2.8 | 3→3先 | 37.39 | -2.1 | 470-4 |
| 10 | 10 | ホウオウトランプ牡5・58kg | 松山弘平 | 6 | 1:46.4 | 3.0 | 1→1逃 | 38.210 | -3.0 | 524-10 |
単勝 190 / 複勝 110・120・130 / 枠連 290 / 馬連 220 / 馬単 360 / 3連複 420 / 3連単 1,210
今回のペース
| 指標 | 今回 | コース基準 | 差 |
|---|---|---|---|
| 前半3F | 33.6 | 35.76 | -2.2 |
| 後半3F | 35.2 | 34.73 | +0.5 |
| RPCI | 46.9 | 54.6 | -7.7 |
RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。
今回同コース・同距離の平均(166走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。
同じレースの過去
このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。
| 年 | 場 | 前3F | 後3F | 勝時計 | 1着4角 | 2着4角 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 京都 | 36.8 | 33.9 | 1:46.2 | 3 | 5 | 先 |
| 2017 | 京都不 | 36.4 | 38.5 | 1:52.5 | 7 | 7 | 追 |
| 2018 | 京都 | 36.0 | 35.4 | 1:46.4 | 4 | 8 | 先 |
| 2019 | 京都不 | 37.5 | 35.5 | 1:50.3 | 2 | 1 | 先 |
| 2023 | 京都 | 36.5 | 33.4 | 1:47.9 | 3 | 5 | 先 |
| 2025 | 京都 | 35.7 | 33.5 | 1:45.8 | 4 | 2 | 先 |
| 2026 | 京都 | 33.6 | 35.2 | 1:43.4 | 2 | 3 | 先 |
クッション値10.7+0.5硬め芝含水率6.6%-2.5かなり乾燥数値の傾き 前残り寄り
クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。
脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)
4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。
| 年 | 1〜3着の4角位置率 | 4角2番手以内の複勝圏率 | 母数 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 0.314 | 39 | |
| 2025 | 0.287 | 49 | |
| 2026 | 0.317 | 39 | |
| 基準 | 0.307 | 11,245 |
時計水準(比較できたレースのみ)
この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。
| 日 | R | 条件 | 勝時計 | 同条件の過去中央値との差 | 標本 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/10 | 2R | 1600m 未勝利良 | 1:32.1 | n=53 | |
| 10/10 | 3R | 1800m 未勝利良 | 1:46.6 | n=43 | |
| 10/10 | 5R | 1600m 新馬良 | 1:33.1 | n=27 | |
| 10/10 | 8R | 2000m 1勝良 | 1:59.4 | n=24 | |
| 10/10 | 10R | 1400m 2勝良 | 1:19.7 | n=19 | |
| 10/11 | 2R | 2000m 未勝利良 | 1:59.1 | n=43 | |
| 10/11 | 5R | 2000m 新馬良 | 2:00.6 | n=18 | |
| 10/11 | 7R | 1800m 1勝良 | 1:44.6 | n=28 | |
| 10/11 | 10R | 1600m 3勝良 | 1:31.8 | n=12 | |
| 10/11 | 12R | 1600m 1勝良 | 1:32.3 | n=32 | |
| 10/12 | 3R | 1400m 未勝利良 | 1:20.8 | n=24 | |
| 10/12 | 5R | 1800m 新馬良 | 1:48.3 | n=15 | |
| 10/12 | 8R | 2000m 1勝良 | 1:57.5 | n=24 | |
| 10/12 | 10R | 1800m 2勝良 | 1:43.4 | n=17 |
上がり最速馬はどこまで来たか
この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。
ラップは 12.3-10.5-10.8-11.2-11.6-11.8-12.3-11.4-11.5。2F目10.5、3F目10.8は芝1400mの数字。前半3F 33.6に対して後半35.2で、1.6秒の落差。基準との差 -7.7はこの開催18レース中で最大だった。
普通ならこの流れを先行した馬は壊滅する。実際、4角1番手のホウオウトランプは上がり38.2(10位)・詰め幅 -3.0で最下位まで下がった。それでいて勝ったのは4角2番手のアクセス。しかもメンバー最速34.7を使い、2着に0.7秒差をつけている。この条件でこの勝ち方は、能力差としか説明がつかない。
この日の京都芝のバイアスは位置差 +0.010でフラット。また芝含水率はゴール前6.6%と平年より2.5ポイント低く、この開催で最も乾いた状態だった。時計が出やすい馬場でさらに流れが速くなった、というのがこのレースの正体。
基準比 -7.7の激流を2番手から0.7秒差で圧勝
北村友一、1番人気。1勝クラス勝ちからの昇級初戦で中4週。前半3F 33.6という芝1800mではあり得ない流れを4角2番手で受けながら、メンバー最速34.7で0.7秒差をつけた。同じ流れを先行した馬が最下位まで下がっていることを考えると、この内容は破格。重賞でも通用する。
2番人気2着。3番手から粘った
西村淳也、2番人気。神戸新聞杯9着から中3週。基準より7.7速い流れを4角3番手で受けて0.7秒差の2着。前にいてこの着差に収めたのは勝ち馬に次ぐ評価。
3番人気3着。6番手から上がり2位
西塚洸二、3番人気。ローズステークス5着から中4週。4角6番手から上がり34.9(2位)で0.3秒詰めての3着。激流を中団で受けて崩れておらず、内容は堅実。
4角7番手(追)から上がり35.1(メンバー3位)。直線で0.1秒詰めた。504kg(-8)、前走は月岡温泉・2勝 7着(中10週)。
4角3番手(先)から上がり35.6(メンバー6位)。直線で0.4秒失った。518kg(-4)、前走は1勝クラス 1着(中8週)。
4角7番手(追)から上がり35.5(メンバー5位)。直線で0.3秒失った。424kg(+6)、前走は霧島賞 5着(中12週)。
4角9番手(追)から上がり35.6(メンバー6位)。直線で0.4秒失った。494kg(-4)、前走は三木特別・2勝 1着(中18週)。
4角9番手(追)から上がり35.6(メンバー6位)。直線で0.4秒失った。438kg(+4)、前走は月岡温泉・2勝 10着(中10週)。
4角3番手(先)から上がり37.3(メンバー9位)。直線で2.1秒失った。470kg(-4)、前走は鳥取特別・2勝 15着(中3週)。
逃げて3.0秒差の最下位。流れが速すぎた
松山弘平、6番人気。月岡温泉特別11着から中10週。前半3F 33.6を4角1番手で作り、上がり38.2(10位)・詰め幅 -3.0で最下位。この流れを逃げての結果なので度外視してよい。ペースが落ち着く条件で見直したい。
基準比 -7.7はこの開催最大。芝1800mで前半3F 33.6という異常な流れだった。
| 馬 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| アクセス | 上げ | 激流を2番手で受けながら上がり最速で0.7秒差。昇級初戦で破格 |
| カムアップローゼス | 上げ | 同じく前めで受けて0.7秒差。前にいた組では勝ち馬に次ぐ |
| ホウオウトランプ | 条件替わり | この流れを逃げての最下位。度外視し、落ち着く条件で見直す |