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Race Review — 2026年10月12日

スワンSG2G2

京都 4回5日目 11R 芝1400m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 18頭 勝時計 1:19.2

前半3F 33.6の速い流れ。18頭立てで1着から12着までが0.5秒という超大混戦になり、2番人気ダイヤモンドノットが4角4番手から押し切った。2着スズハロームは4角16番手からメンバー最速32.7、詰め幅1.6でハナ差まで迫っている。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 1 ダイヤモンドノット牡3・55kg 横山武史 2 1:19.2 ― 4→4先 33.89 +0.5 480-4
2 4 スズハローム牡6・57kg 藤懸貴志 8 1:19.2 0.0 16→16追 32.71 +1.6 462-6
3 9 オフトレイル牡5・58kg 菅原明良 1 1:19.2 0.0 11→11差 33.23 +1.1 468+6
4 8 サンダーストラック牡3・55kg 吉村誠之 13 1:19.4 0.2 6→6差 33.89 +0.5 518-12
5 15 ジョイフルニュース牝4・55kg 大野拓弥 4 1:19.5 0.3 11→11差 33.55 +0.8 458+4
6 13 マイネルチケット牡4・57kg 津村明秀 5 1:19.5 0.3 8→9差 33.78 +0.6 468-6
7 5 ビッグシーザー牡6・57kg M.デム 15 1:19.5 0.3 10→10差 33.67 +0.7 520+2
8 18 エリカエクスプレス牝4・55kg 武豊 3 1:19.5 0.3 3→3先 34.312 +0.0 472+0
9 16 ランフォーヴァウ牝4・55kg 石川裕紀 16 1:19.5 0.3 2→2先 34.515 -0.2 454-2
10 11 レザベーション牡3・56kg 原優介 12 1:19.5 0.3 16→16追 33.02 +1.3 468+6
11 17 ミニトランザット牡4・57kg 西村淳也 9 1:19.5 0.3 13→13追 33.34 +1.0 466-6
12 14 ワイドラトゥール牝5・55kg 北村友一 11 1:19.7 0.5 13→13追 33.55 +0.8 440-6
13 6 ウインマーベル牡7・57kg 松山弘平 7 1:19.8 0.6 4→4先 34.413 -0.1 478-6
14 10 ララマセラシオン牡5・57kg 横山琉人 14 1:20.1 0.9 13→13追 33.911 +0.4 526-4
15 3 レイベリング牡6・57kg 鮫島克駿 17 1:20.3 1.1 6→6差 34.716 -0.4 480-6
16 12 アイサンサン牝4・55kg 幸英明 6 1:20.4 1.2 1→1逃 35.518 -1.2 458+4
17 2 ショウナンザナドゥ牝4・55kg 池添謙一 10 1:20.6 1.4 8→6差 35.017 -0.7 460+0
18 7 ネオトキオ牡6・57kg 安藤洋一 18 1:21.5 2.3 18→18追 34.413 -0.1 454-7

単勝 610 / 複勝 230・480・160 / 枠連 4,110 / 馬連 8,550 / 馬単 13,850 / 3連複 9,380 / 3連単 64,430

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=143)

今回のペース

ハイペースRPCI 48.2 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 51.5 基準より -3.3
指標今回コース基準差
前半3F33.6 35.18-1.6
後半3F34.3 34.62-0.3
RPCI48.2 51.5-3.3

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F10.6 12.4 12.0110.6211.0311.3411.6511.3611.47ハロン

今回同コース・同距離の平均(143走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016京都 34.434.5 1:20.7 138 追
2017京都重 34.935.8 1:22.4 93 差
2018京都 34.735.5 1:21.5 108 追
2019京都稍 34.635.0 1:21.3 119 差
2020京都 35.534.3 1:21.2 15 逃
2021阪神 34.135.1 1:20.7 910 差
2022阪神 34.134.6 1:19.8 58 差
2023京都 34.134.5 1:19.9 24 先
2024京都 34.035.0 1:20.5 1116 差
2025京都 33.534.0 1:18.9 1111 差
2026京都 33.634.3 1:19.2 416 先

トラックバイアス

4回京都 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
フラット確度: 判定なし3着内の4角位置率 基準比 +0.010 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.12倍

クッション値10.7+0.5硬め芝含水率6.6%-2.5かなり乾燥数値の傾き 前残り寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.314 38.5% 39
2025 0.287 49.0% 49
2026 0.317 46.2% 39
基準0.307 41.0% 11,245

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:32.1 -2.3 n=53
10/103R 1800m 未勝利良 1:46.6 -0.6 n=43
10/105R 1600m 新馬良 1:33.1 -2.3 n=27
10/108R 2000m 1勝良 1:59.4 -0.9 n=24
10/1010R 1400m 2勝良 1:19.7 -1.0 n=19
10/112R 2000m 未勝利良 1:59.1 -1.9 n=43
10/115R 2000m 新馬良 2:00.6 -1.5 n=18
10/117R 1800m 1勝良 1:44.6 -2.3 n=28
10/1110R 1600m 3勝良 1:31.8 -1.1 n=12
10/1112R 1600m 1勝良 1:32.3 -1.4 n=32
10/123R 1400m 未勝利良 1:20.8 -0.5 n=24
10/125R 1800m 新馬良 1:48.3 -0.8 n=15
10/128R 2000m 1勝良 1:57.5 -2.8 n=24
10/1210R 1800m 2勝良 1:43.4 -2.9 n=17

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.0-10.6-11.0-11.3-11.6-11.3-11.4。RPCI 48.2は京都芝1400m良の基準51.5を3.3下回る前傾で、2F目10.6から入りながらラスト1Fも11.4で止まっていない。芝含水率6.6%(平年比 -2.5)という乾いた高速馬場が時計を支えた。

この日の京都芝のバイアスは位置差 +0.010でフラット。1着が4角4番手、2着が16番手、3着が11番手と前後どちらからも届いており、位置による有利不利はほとんどなかった。

注目は2着スズハローム。18頭立ての4角16番手からメンバー最速32.7で1.6秒詰め、ハナ差まで迫った。詰め幅1.6はメンバー最大。10着レザベーション(12番人気)も16番手から上がり2位32.9で1.3秒詰めており、0.5秒に12頭という混戦では、位置の差がそのまま着順の差になっている。11着ミニトランザットも13番手から上がり4位で1.0秒詰め。この3頭は着順より中身を取りたい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 1

◎ダイヤモンドノット

2人気
通過
4→4 先
上り3F
33.8 9位
詰め幅
+0.5
前走
セントウG2 8着 中5週

2番人気。好位から押し切ってG2制覇

横山武史、2番人気。セントウルステークス8着から中5週。前半33.6の流れを4角4番手で運び、上がり33.8(9位)で押し切った。決め手ではなく位置取りで勝ったレース。高速馬場の恩恵もあり、時計のかかる条件での再現性は次走で見たい。

2 4

○スズハローム

8人気
通過
16→16 追
上り3F
32.7 1位
詰め幅
+1.6
前走
安田記念G1 17着 中18週

4角16番手から上がり最速32.7。詰め幅1.6でハナ差2着

藤懸貴志、8番人気。安田記念17着から中18週。18頭立ての4角16番手からメンバー最速32.7を使い、1.6秒詰めてハナ差。詰め幅はメンバー最大で、位置を考えれば最も強い競馬。次走は人気になっても逆らいにくい。

3 9

▲オフトレイル

1人気
通過
11→11 差
上り3F
33.2 3位
詰め幅
+1.1
前走
安田記念G1 6着 中18週

1番人気3着。11番手から上がり3位

菅原明良、1番人気。安田記念6着から中18週の休み明け。4角11番手から上がり33.2(3位)で1.1秒詰めてハナ差の3着。半年ぶりでこの内容なら、叩いた次走での上積みが見込める。

4 8

サンダーストラック

13人気
通過
6→6 差
上り3F
33.8 9位
詰め幅
+0.5
前走
関屋記念HG3 9着 中11週

4角6番手(差)から上がり33.8(メンバー9位)。直線で0.5秒詰めた。518kg(-12)、前走は関屋記念HG3 9着(中11週)。

5 15

ジョイフルニュース

4人気
通過
11→11 差
上り3F
33.5 5位
詰め幅
+0.8
前走
福島牝馬G3 2着 中25週

4角11番手(差)から上がり33.5(メンバー5位)。直線で0.8秒詰めた。458kg(+4)、前走は福島牝馬G3 2着(中25週)。

6 13

マイネルチケット

5人気
通過
8→9 差
上り3F
33.7 8位
詰め幅
+0.6
前走
パラダH(L) 1着 中17週

4角9番手(差)から上がり33.7(メンバー8位)。直線で0.6秒詰めた。468kg(-6)、前走はパラダH(L) 1着(中17週)。

7 5

ビッグシーザー

15人気
通過
10→10 差
上り3F
33.6 7位
詰め幅
+0.7
前走
セントウG2 13着 中5週

4角10番手(差)から上がり33.6(メンバー7位)。直線で0.7秒詰めた。520kg(+2)、前走はセントウG2 13着(中5週)。

8 18

エリカエクスプレス

3人気
通過
3→3 先
上り3F
34.3 12位
詰め幅
+0.0
前走
クイーンG3 4着 中10週

4角3番手(先)から上がり34.3(メンバー12位)。直線で変わらず。472kg(+0)、前走はクイーンG3 4着(中10週)。

9 16

ランフォーヴァウ

16人気
通過
2→2 先
上り3F
34.5 15位
詰め幅
-0.2
前走
朱鷺S(L) 16着 中7週

4角2番手(先)から上がり34.5(メンバー15位)。直線で0.2秒失った。454kg(-2)、前走は朱鷺S(L) 16着(中7週)。

10 11

レザベーション

12人気
通過
16→16 追
上り3F
33.0 2位
詰め幅
+1.3
前走
オータムHG3 11着 中5週

12番人気。16番手から上がり2位32.9で1.3秒詰め

原優介、12番人気。オータムハンデ11着から中5週。4角16番手から上がり33.0(2位)で1.3秒詰めての10着。0.3秒差の10着なので、着順は位置の差でしかない。人気薄のうちに押さえたい。

11 17

ミニトランザット

9人気
通過
13→13 追
上り3F
33.3 4位
詰め幅
+1.0
前走
中京記念G3 2着 中8週

9番人気。13番手から上がり4位で1.0秒詰め

西村淳也、9番人気。中京記念2着から中8週。4角13番手から上がり33.3(4位)で1.0秒詰めての11着。こちらも0.3秒差で、後方から来たぶんの不利を背負っている。

12 14

ワイドラトゥール

11人気
通過
13→13 追
上り3F
33.5 5位
詰め幅
+0.8
前走
ヴィクトG1 15着 中21週

4角13番手(追)から上がり33.5(メンバー5位)。直線で0.8秒詰めた。440kg(-6)、前走はヴィクトG1 15着(中21週)。

13 6

ウインマーベル

7人気
通過
4→4 先
上り3F
34.4 13位
詰め幅
-0.1
前走
マイルチG1 18着 中46週

4角4番手(先)から上がり34.4(メンバー13位)。直線で0.1秒失った。478kg(-6)、前走はマイルチG1 18着(中46週)。

14 10

ララマセラシオン

14人気
通過
13→13 追
上り3F
33.9 11位
詰め幅
+0.4
前走
朱鷺S(L) 3着 中7週

4角13番手(追)から上がり33.9(メンバー11位)。直線で0.4秒詰めた。526kg(-4)、前走は朱鷺S(L) 3着(中7週)。

15 3

レイベリング

17人気
通過
6→6 差
上り3F
34.7 16位
詰め幅
-0.4
前走
安土城H(L) 6着 中19週

4角6番手(差)から上がり34.7(メンバー16位)。直線で0.4秒失った。480kg(-6)、前走は安土城H(L) 6着(中19週)。

16 12

アイサンサン

6人気
通過
1→1 逃
上り3F
35.5 18位
詰め幅
-1.2
前走
スプリンG1 11着 中2週

4角1番手(逃)から上がり35.5(メンバー18位)。直線で1.2秒失った。458kg(+4)、前走はスプリンG1 11着(中2週)。

17 2

ショウナンザナドゥ

10人気
通過
8→6 差
上り3F
35.0 17位
詰め幅
-0.7
前走
朱鷺S(L) 1着 中7週

4角6番手(差)から上がり35.0(メンバー17位)。直線で0.7秒失った。460kg(+0)、前走は朱鷺S(L) 1着(中7週)。

18 7

ネオトキオ

18人気
通過
18→18 追
上り3F
34.4 13位
詰め幅
-0.1
前走
カーネ 1着 中12週

4角18番手(追)から上がり34.4(メンバー13位)。直線で0.1秒失った。454kg(-7)、前走はカーネ 1着(中12週)。

次走に向けて

前半33.6の速い流れ。1〜12着が0.5秒差という超大混戦になった。

馬評価理由
スズハローム 上げ 16番手から上がり最速32.7、詰め幅1.6はメンバー最大
レザベーション 上げ 12番人気で16番手から上がり2位。10着は位置の差でしかない
オフトレイル 上げ 半年ぶりで11番手から上がり3位。叩いた上積みに期待
ミニトランザット 上げ 13番手から上がり4位で0.3秒差。着順ほど負けていない
0.5秒に12頭。着順表を上から読むと序列を完全に読み違えるレースで、4角位置と詰め幅で組み直すとスズハロームが頭ひとつ抜けている。