← 一覧に戻る

Race Review — 2026年10月12日

蹴上特別・2勝2勝

京都 4回5日目 9R ダ1800m(nanコース) 馬場 良・天候 晴 12頭 勝時計 1:50.5

12秒台半ばが続く淡々とした流れ。3番人気ソルチェリアが4角先頭のまま押し切り、上がり最速の1番人気テイエムサンレーヴは4角8番手から0.3秒差の3着まで。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 4 ソルチェリア牡3・56kg 幸英明 3 1:50.5 ― 1→1逃 37.14 +0.0 502+0
2 3 クロノスバレット牡4・58kg 松山弘平 4 1:50.5 0.0 7→5差 36.52 +0.6 514-2
3 12 テイエムサンレーヴ牡3・56kg 鮫島良太 1 1:50.8 0.3 9→8差 36.41 +0.7 520+8
4 1 イプシロンナンバー牡4・58kg 松若風馬 7 1:51.3 0.8 7→8差 37.25 -0.1 510+2
5 2 ロードソルスティス牡4・58kg 横山琉人 10 1:51.3 0.8 4→2先 37.67 -0.5 522-2
6 7 トゥーザムーン牝4・56kg 菅原明良 8 1:51.3 0.8 5→5差 37.56 -0.4 494-6
7 5 ゼンエスポワール牡4・58kg 横山典弘 5 1:51.3 0.8 11→11追 36.63 +0.5 526+8
8 6 マシン牡3・56kg 坂井瑠星 6 1:52.0 1.5 2→2先 38.510 -1.4 472-2
9 8 シグムンド牡5・58kg 藤懸貴志 11 1:52.2 1.7 9→10追 37.78 -0.6 510+0
10 11 レッドボブ牡4・58kg 亀田温心 9 1:52.5 2.0 5→5差 38.711 -1.6 526-2
11 10 ニホンピロデヴィン牡4・58kg 田口貫太 2 1:53.0 2.5 2→2先 39.412 -2.3 456+8
12 9 サザンウォリアー牡3・56kg 秋山稔樹 12 1:55.6 5.1 12→12追 37.99 -0.8 476+2

単勝 480 / 複勝 150・190・140 / 枠連 1,900 / 馬連 1,840 / 馬単 3,010 / 3連複 1,880 / 3連単 13,540

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=585)

今回のペース

平均的な流れRPCI 48.9 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 49.3 基準より -0.4
指標今回コース基準差
前半3F36.2 36.89-0.7
後半3F37.1 38.01-0.9
RPCI48.9 49.3-0.4

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.4 13.0 12.3111.4212.5312.3412.5512.4612.4712.4812.39ハロン

今回同コース・同距離の平均(585走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2017京都不 36.136.9 1:56.0 19 逃
2018京都 36.737.5 1:59.0 23 先
2019京都 36.637.5 1:58.5 13 逃
2020京都重 37.336.5 1:51.1 33 先
2023京都重 35.737.8 1:52.3 61 差
2024京都 36.139.0 1:52.2 215 先
2025京都 35.638.4 1:51.9 61 差
2026京都 36.237.1 1:50.5 15 逃

トラックバイアス

4回京都 3〜5日目(10/10〜12 計3日)のダ全レース
前有利確度: やや3着内の4角位置率 基準比 -0.021 / 先行馬の複勝圏率 基準の1.2倍

クッション値10.7+0.5硬めダ含水率2.0%-3.7かなり乾燥数値の傾き 差し寄り

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2024 0.237 44.2% 43
2025 0.208 52.1% 48
2026 0.228 59.6% 52
基準0.249 49.6% 13,954

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/101R 1800m 未勝利良 1:53.8 -0.7 n=106
10/104R 3170m オープン良 3:34.1 -1.3 n=12
10/106R 1200m 新馬良 1:12.2 -0.9 n=12
10/107R 1800m 1勝良 1:52.2 -1.1 n=74
10/109R 1400m 1勝良 1:23.1 -1.7 n=57
10/1011R 1800m 3勝良 1:50.9 -0.9 n=19
10/1012R 1400m 1勝良 1:23.4 -1.4 n=57
10/111R 1200m 未勝利良 1:11.8 -1.2 n=51
10/113R 1400m 新馬良 1:25.2 -1.1 n=17
10/114R 2910m 未勝利良 3:17.6 -2.3 n=16
10/116R 1800m 1勝良 1:51.2 -2.1 n=74
10/118R 1800m 2勝良 1:52.6 +0.2 n=45
10/119R 1200m 2勝良 1:10.2 -1.6 n=26
10/1111R 1800m オープン良 1:50.2 -0.7 n=6
10/121R 1400m 未勝利良 1:24.6 -1.1 n=63
10/122R 1800m 未勝利良 1:54.6 +0.1 n=106
10/124R 1800m 新馬良 1:53.6 -1.2 n=33
10/127R 1900m 1勝良 1:58.5 -1.8 n=19
10/129R 1800m 2勝良 1:50.5 -1.9 n=45
10/1212R 1200m 1勝良 1:11.3 -1.1 n=35

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.3-11.4-12.5-12.3-12.5-12.4-12.4-12.4-12.3。2F目以降はほぼ12秒台半ばで一定し、RPCI 48.9は京都ダ1800m良の基準49.3とほぼ同じ。緩みも締まりもない流れで、位置取りの差がそのまま出やすい。

この開催の京都ダートは先行馬の複勝圏率が基準の1.20倍と前有利。4角1番手のソルチェリアがそのまま押し切り、2着は5番手、3着が8番手。前から順に決まったと言ってよい。

3着テイエムサンレーヴは4角8番手からメンバー最速36.4で0.7秒詰めている。1番人気で昇級初戦、しかも中40週の長期休養明けだったことを考えれば内容は悪くない。叩いた次走での上積みを見たい。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 4

◎ソルチェリア

3人気
通過
1→1 逃
上り3F
37.1 4位
詰め幅
+0.0
前走
鳥取特別・2勝 2着 中3週

3番人気。前有利の流れを4角先頭で押し切り

幸英明、3番人気。鳥取特別2着から中3週。淡々とした流れを4角1番手で運び、上がり37.1(4位)で押し切った。前有利の馬場と緩みのない流れに恵まれた形。次走でペースが速くなったときが試金石。

2 3

▲クロノスバレット

4人気
通過
7→5 差
上り3F
36.5 2位
詰め幅
+0.6
前走
出石特別・2勝 2着 中5週

4番人気2着。5番手から上がり2位

松山弘平、4番人気。出石特別2着から中5週。4角5番手から上がり36.5(2位)で0.6秒詰めてハナ差の2着。位置も脚も上位で、勝ち上がりは近い。

3 12

○テイエムサンレーヴ

1人気
通過
9→8 差
上り3F
36.4 1位
詰め幅
+0.7
前走
1勝クラス* 1着 中40週

1番人気3着。8番手から上がり最速36.4

鮫島良太、1番人気。1勝クラス勝ちからの昇級初戦で中40週。前有利の日に4角8番手から0.7秒詰めての3着。10か月ぶりでメンバー最速を使えたのは収穫。叩いた次走での上積みに期待したい。

4 1

イプシロンナンバー

7人気
通過
7→8 差
上り3F
37.2 5位
詰め幅
-0.1
前走
印西特H・2勝 3着 中26週

4角8番手(差)から上がり37.2(メンバー5位)。直線で0.1秒失った。510kg(+2)、前走は印西特H・2勝 3着(中26週)。

5 2

ロードソルスティス

10人気
通過
4→2 先
上り3F
37.6 7位
詰め幅
-0.5
前走
2勝クラス 3着 中2週

4角2番手(先)から上がり37.6(メンバー7位)。直線で0.5秒失った。522kg(-2)、前走は2勝クラス 3着(中2週)。

6 7

トゥーザムーン

8人気
通過
5→5 差
上り3F
37.5 6位
詰め幅
-0.4
前走
両津湾特・2勝 2着 中6週

4角5番手(差)から上がり37.5(メンバー6位)。直線で0.4秒失った。494kg(-6)、前走は両津湾特・2勝 2着(中6週)。

7 5

ゼンエスポワール

5人気
通過
11→11 追
上り3F
36.6 3位
詰め幅
+0.5
前走
鳥取特別・2勝 9着 中3週

4角11番手(追)から上がり36.6(メンバー3位)。直線で0.5秒詰めた。526kg(+8)、前走は鳥取特別・2勝 9着(中3週)。

8 6

マシン

6人気
通過
2→2 先
上り3F
38.5 10位
詰め幅
-1.4
前走
鳥取特別・2勝 3着 中3週

4角2番手(先)から上がり38.5(メンバー10位)。直線で1.4秒失った。472kg(-2)、前走は鳥取特別・2勝 3着(中3週)。

9 8

シグムンド

11人気
通過
9→10 追
上り3F
37.7 8位
詰め幅
-0.6
前走
障害未勝利 7着 中5週

4角10番手(追)から上がり37.7(メンバー8位)。直線で0.6秒失った。510kg(+0)、前走は障害未勝利 7着(中5週)。

10 11

レッドボブ

9人気
通過
5→5 差
上り3F
38.7 11位
詰め幅
-1.6
前走
2勝クラス 4着 中2週

4角5番手(差)から上がり38.7(メンバー11位)。直線で1.6秒失った。526kg(-2)、前走は2勝クラス 4着(中2週)。

11 10

ニホンピロデヴィン

2人気
通過
2→2 先
上り3F
39.4 12位
詰め幅
-2.3
前走
與杼特別・2勝 2着 中19週

4角2番手(先)から上がり39.4(メンバー12位)。直線で2.3秒失った。456kg(+8)、前走は與杼特別・2勝 2着(中19週)。

12 9

サザンウォリアー

12人気
通過
12→12 追
上り3F
37.9 9位
詰め幅
-0.8
前走
2勝クラス 12着 中4週

4角12番手(追)から上がり37.9(メンバー9位)。直線で0.8秒失った。476kg(+2)、前走は2勝クラス 12着(中4週)。

次走に向けて

緩みも締まりもない流れ。前有利のバイアスどおり前から決まった。

馬評価理由
テイエムサンレーヴ 上げ 10か月ぶりの昇級初戦で8番手から上がり最速
クロノスバレット 上げ 5番手から上がり2位でハナ差。位置も脚も上位
前有利の日に前から決まった、読みどおりのレース。そのうえで休み明けで最速を使った馬だけを拾っておきたい。