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Race Review — 2026年10月12日

昇仙峡S・3勝3勝

東京 4回5日目 10R 芝2400m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 11頭 勝時計 2:24.8

ラスト4Fから11.9-11.8-11.2-11.5と加速する持続戦。1番人気レッドバンデが4角4番手からメンバー最速34.0で押し切り、2着バドリナートとの差は0.1秒だった。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 11 レッドバンデ牡4・58kg ルメール 1 2:24.8 ― 5→4差 34.01 +0.5 496+16
2 1 バドリナート牡3・55kg 横山和生 2 2:24.9 0.1 4→4差 34.22 +0.3 490-6
3 10 ロードガレリア牡4・58kg 丹内祐次 4 2:25.4 0.6 6→8追 34.43 +0.1 448-6
4 7 バレンタインガール牝5・56kg 内田博幸 5 2:25.4 0.6 6→6差 34.55 +0.0 490+12
5 8 ホウオウアートマン牡4・58kg 吉田豊 10 2:25.7 0.9 9→9追 34.66 -0.1 472-10
6 6 ベンサレム牡5・58kg 武藤雅 7 2:25.8 1.0 3→3先 35.29 -0.7 498-2
7 2 ショウナンサムデイ牝4・56kg 三浦皇成 8 2:25.8 1.0 6→6差 34.98 -0.4 442+0
8 5 オメガナビゲーターセ5・58kg 岩田康誠 3 2:26.0 1.2 10→10追 34.77 -0.2 488-8
9 4 プレシャスデイ牡4・58kg 荻野極 6 2:26.0 1.2 11→11追 34.43 +0.1 504+2
10 3 エラン牡5・58kg 江田照男 11 2:26.4 1.6 1→1逃 36.110 -1.6 470+4
11 9 ヴォンフレ牝4・56kg 松岡正海 9 2:28.7 3.9 2→2先 38.411 -3.9 492+12

単勝 150 / 複勝 110・140・190 / 枠連 280 / 馬連 350 / 馬単 480 / 3連複 1,130 / 3連単 2,290

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=178)

今回のペース

平均的な流れRPCI 56.6 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 56.2 基準より +0.4
指標今回コース基準差
前半3F36.6 36.86-0.3
後半3F34.5 34.73-0.2
RPCI56.6 56.2+0.4

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.2 12.9 12.7111.7212.2312.4412.4512.7612.4711.9811.9911.81011.21111.512ハロン

今回同コース・同距離の平均(178走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2024東京 38.434.1 2:25.8 75 追
2025東京 37.934.5 2:26.7 58 差
2026東京 36.634.5 2:24.8 44 先

トラックバイアス

4回東京 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
差し有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 +0.047 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.68倍

クッション値9.6+0.1平年並み芝含水率13.2%-0.7乾燥数値の傾き 平年並み

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.331 32.6% 46
2022 0.396 25.6% 43
2023 0.340 44.4% 45
2024 0.345 32.7% 52
2025 0.426 27.3% 44
2026 0.383 23.9% 46
基準0.335 34.9% 17,143

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:34.2 -0.1 n=84
10/105R 1800m 新馬良 1:50.6 +1.5 n=47
10/106R 1600m 新馬良 1:36.2 +0.5 n=63
10/108R 2000m 1勝良 2:00.2 +0.5 n=31
10/109R 2400m 2勝良 2:24.4 -1.0 n=29
10/1011R 1600m G3良 1:34.4 +1.2 n=16
10/112R 1600m 未勝利良 1:34.3 -0.0 n=84
10/113R 2000m 未勝利良 2:01.5 +0.9 n=61
10/115R 2000m 新馬良 2:02.4 +0.3 n=23
10/118R 2400m 1勝良 2:26.2 +0.1 n=33
10/119R 1600m 2勝良 1:33.2 -0.3 n=39
10/1111R 1800m G2良 1:44.4 -1.2 n=15
10/122R 1400m 未勝利良 1:22.6 +0.9 n=55
10/123R 1800m 未勝利良 1:48.9 +1.3 n=79
10/125R 1600m 新馬良 1:36.3 +0.6 n=63
10/129R 1600m 1勝良 1:33.6 +0.2 n=63
10/1210R 2400m 3勝良 2:24.8 -0.4 n=14
10/1211R 2000m OP(L)良 1:58.1 -0.4 n=13

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.7-11.7-12.2-12.4-12.4-12.7-12.4-11.9-11.9-11.8-11.2-11.5。RPCI 56.6は東京芝2400m良の基準56.2とほぼ同じだが、ラスト4Fからの加速が鋭く、実質は末脚勝負になった。

この開催の東京芝は明確な差し有利(先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍)。ただしこのレースでは上位2頭がともに4角4番手と前めで、位置を取ったうえで上がり1位・2位を使っている。馬場の後押しに頼らない勝ち方で、評価はしやすい。

4角1番手のエランは上がり36.1(10位)・詰め幅 -1.6で10着、2番手のヴォンフレは3.9秒差の最下位。差し有利の日に前へ行った組はやはり苦しかった。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 11

◎レッドバンデ

1人気
通過
5→4 差
上り3F
34.0 1位
詰め幅
+0.5
前走
阪神大賞G2 7着 中29週

1番人気。4番手から上がり最速34.0で押し切り

ルメール、1番人気。阪神大賞典7着から中29週の長期休養明け。4角4番手から加速戦に乗り、メンバー最速34.0で0.5秒詰めて押し切った。半年以上の休み明けで位置も脚も最上位なら、次走の上積みも見込める。

2 1

○バドリナート

2人気
通過
4→4 差
上り3F
34.2 2位
詰め幅
+0.3
前走
セントラG2 8着 中4週

2番人気2着。同じ4番手から上がり2位

横山和生、2番人気。セントライト記念8着から中4週。4角4番手から上がり34.2(2位)で0.1秒差の2着。勝ち馬と同じ位置・同じ競馬で、力の差はわずか。

3 10

▲ロードガレリア

4人気
通過
6→8 追
上り3F
34.4 3位
詰め幅
+0.1
前走
キタサH・3勝 6着 中3週

4番人気3着。8番手から上がり3位

丹内祐次、4番人気。キタサンブラック記念6着から中3週。4角8番手から上がり34.4(3位)で0.6秒差の3着。位置も脚も及第点だが、上位2頭とは決め手の差が出た。

4 7

バレンタインガール

5人気
通過
6→6 差
上り3F
34.5 5位
詰め幅
+0.0
前走
江の島S・3勝 8着 中17週

4角6番手(差)から上がり34.5(メンバー5位)。直線で変わらず。490kg(+12)、前走は江の島S・3勝 8着(中17週)。

5 8

ホウオウアートマン

10人気
通過
9→9 追
上り3F
34.6 6位
詰め幅
-0.1
前走
大原S・3勝 14着 中1週

4角9番手(追)から上がり34.6(メンバー6位)。直線で0.1秒失った。472kg(-10)、前走は大原S・3勝 14着(中1週)。

6 6

ベンサレム

7人気
通過
3→3 先
上り3F
35.2 9位
詰め幅
-0.7
前走
日本海S・3勝 5着 中6週

4角3番手(先)から上がり35.2(メンバー9位)。直線で0.7秒失った。498kg(-2)、前走は日本海S・3勝 5着(中6週)。

7 2

ショウナンサムデイ

8人気
通過
6→6 差
上り3F
34.9 8位
詰め幅
-0.4
前走
レインH・3勝 6着 中4週

4角6番手(差)から上がり34.9(メンバー8位)。直線で0.4秒失った。442kg(+0)、前走はレインH・3勝 6着(中4週)。

8 5

オメガナビゲーター

3人気
通過
10→10 追
上り3F
34.7 7位
詰め幅
-0.2
前走
烏丸SH・3勝 7着 中22週

4角10番手(追)から上がり34.7(メンバー7位)。直線で0.2秒失った。488kg(-8)、前走は烏丸SH・3勝 7着(中22週)。

9 4

プレシャスデイ

6人気
通過
11→11 追
上り3F
34.4 3位
詰め幅
+0.1
前走
天皇賞春G1 13着 中23週

4角11番手(追)から上がり34.4(メンバー3位)。直線で0.1秒詰めた。504kg(+2)、前走は天皇賞春G1 13着(中23週)。

10 3

エラン

11人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.1 10位
詰め幅
-1.6
前走
佐渡S・3勝 7着 中9週

4角1番手(逃)から上がり36.1(メンバー10位)。直線で1.6秒失った。470kg(+4)、前走は佐渡S・3勝 7着(中9週)。

11 9

ヴォンフレ

9人気
通過
2→2 先
上り3F
38.4 11位
詰め幅
-3.9
前走
関越SH 5着 中9週

4角2番手(先)から上がり38.4(メンバー11位)。直線で3.9秒失った。492kg(+12)、前走は関越SH 5着(中9週)。

次走に向けて

ラスト4Fからの加速戦。上位2頭は位置を取ったうえで上がり1〜2位だった。

馬評価理由
レッドバンデ 上げ 7か月ぶりで4番手から上がり最速。位置も脚も最上位
バドリナート 上げ 同じ位置・同じ競馬で0.1秒差。力の差はわずか
差し有利の馬場でも、前めで運んで最速上がりを使えれば最も強い。この2頭はその形で、馬場に頼らない内容だった。