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Race Review — 2026年10月12日

オクトH(L)L

東京 4回5日目 11R 芝2000m(Aコース) 馬場 良・天候 晴 18頭 勝時計 1:58.1

18頭立ての芝2000m。RPCI 52.6は基準56.4を3.8下回る前傾で、明確な差し有利の馬場と重なって上位が後方勢で占められた。1番人気アスクセクシーモアが4角7番手から押し切り、1〜3着が0.1秒差。

結果

詰め幅=上り3F地点の先頭との差 − ゴール着差
着馬番馬名騎手人気タイム着差 3角→4角上り3F詰め馬体重
1 2 アスクセクシーモア牡4・55kg 岩田康誠 1 1:58.1 ― 7→7差 34.23 +0.6 486+6
2 16 ミッキーゴールドセ4・55kg 三浦皇成 4 1:58.1 0.0 5→6差 34.35 +0.5 492+4
3 10 ジュンブロッサム牡7・57.5kg 杉原誠人 8 1:58.2 0.1 10→9差 34.12 +0.7 474+2
4 1 メイショウハチコウ牡3・54kg 丹内祐次 3 1:58.5 0.4 3→3先 34.911 -0.1 514+2
5 9 ディマイザキッド牡5・56kg 菊沢一樹 5 1:58.5 0.4 15→15追 34.01 +0.8 464-4
6 15 メリオーレム牡5・55kg 石橋脩 13 1:58.6 0.5 13→13追 34.23 +0.6 498+0
7 6 ブレイヴロッカーセ6・56kg 長浜鴻緒 15 1:58.9 0.8 10→12差 34.78 +0.1 448-8
8 17 コスモブッドレア牡5・53kg 柴田大知 18 1:59.0 0.9 13→13追 34.78 +0.1 492+6
9 5 ボーンディスウェイ牡7・56kg 木幡巧也 6 1:59.1 1.0 8→7差 35.212 -0.4 496+6
10 7 シルトホルン牡6・57kg 石田拓郎 10 1:59.1 1.0 5→5差 35.413 -0.6 482+2
11 3 ニシノレヴナントセ6・56.5kg 内田博幸 11 1:59.2 1.1 15→15追 34.78 +0.1 482+0
12 8 シルブロンセ8・55kg 武藤雅 17 1:59.3 1.2 17→17追 34.46 +0.4 484-28
13 13 ナムラエイハブ牡5・56kg 横山和生 9 1:59.3 1.2 17→17追 34.57 +0.3 508-2
14 18 トーセンリョウ牡7・56kg 浜中俊 7 1:59.4 1.3 8→9差 35.413 -0.6 450-10
15 4 テリオスララ牝4・53kg 松岡正海 12 1:59.7 1.6 1→1逃 36.415 -1.6 532+24
16 14 グランドカリナン牡6・54kg 吉田豊 14 2:00.5 2.4 10→9差 36.415 -1.6 458-2
17 12 ジュタ牡4・56kg 荻野極 2 2:00.7 2.6 3→3先 37.117 -2.3 506-10
18 11 セイウンプラチナ牡7・53kg 野中悠太 16 2:01.6 3.5 2→2先 38.218 -3.4 496-4

単勝 340 / 複勝 160・300・400 / 枠連 770 / 馬連 2,430 / 馬単 4,120 / 3連複 8,570 / 3連単 37,190

ラップとペース

基準=同コース・馬場良の平均(n=204)

今回のペース

ハイペースRPCI 52.6 50 = 前後半おなじ速さ このコースの平常 56.4 基準より -3.8
指標今回コース基準差
前半3F35.5 36.69-1.2
後半3F34.8 34.43+0.4
RPCI52.6 56.4-3.8

RPCI は前半3Fと後半3Fの速さを比べた指数で、秒ではない。 前後半がまったく同じ速さなら ちょうど 50 になり、 50より大きいほど後半が速い=前半が緩い(スロー)、小さいほど前半から速い(ハイペース)。 ただし平常値はコースごとに違う(ダートは50前後、芝の長距離は55を超える)ので、 このサイトでは絶対値ではなくそのコースの平常との差で判定している。 前半3F・後半3Fは秒で、実測ラップから取る。ラップ未取得のレースは1200m戦のみ RPCI から逆算し(誤差 MAE 0.025秒で検証済み)、それ以外の距離は「―」と表示する。 コース基準は同じ競馬場・同じ距離・同じ馬場状態の平均。

上がり3F11.3 13.0 12.7111.3211.5311.7412.0512.1612.0711.8811.5911.510ハロン

今回同コース・同距離の平均(204走)縦軸は上ほど速い。線が上がった区間がペースアップ。

同じレースの過去

このレースが過去にどう流れたか。前3F・後3Fは実測ラップで、決まり手の横の 「推」はラップ未取得のため RPCI から逆算した値であることを示す。

年場前3F後3F勝時計 1着4角2着4角決まり手
2016東京 37.334.2 2:27.8 84 追
2025東京 35.834.2 1:57.5 149 追
2026東京 35.534.8 1:58.1 76 差

トラックバイアス

4回東京 3〜5日目(10/10〜12 計3日)の芝全レース
差し有利確度: 明確3着内の4角位置率 基準比 +0.047 / 先行馬の複勝圏率 基準の0.68倍

クッション値9.6+0.1平年並み芝含水率13.2%-0.7乾燥数値の傾き 平年並み

クッション値と含水率はJRA発表の実測値。右の数字は同じ競馬場の直近3年・同じ月の平均との差で、絶対値は場ごとに常態が違うため見ない。過去17,103レースの集計では、芝は平年より硬いほど前が残り湿るほど差しが届き、ダートは湿るほど前が残る。ただし効き幅はバイアス判定の閾値には届かず、傾きを少し押す程度。

脚質バイアス(同じ開催週の年別比較)

4角位置率=(4角順位−1)÷(頭数−1)。0が先頭、1が最後方で、小さいほど前が有利。 複勝圏率は4角2番手以内につけた馬が3着以内に入った割合。最下段の「基準」は、この競馬場・ この馬場種別の全期間平均。

年1〜3着の4角位置率4角2番手以内の複勝圏率母数
2021 0.331 32.6% 46
2022 0.396 25.6% 43
2023 0.340 44.4% 45
2024 0.345 32.7% 52
2025 0.426 27.3% 44
2026 0.383 23.9% 46
基準0.335 34.9% 17,143

時計水準(比較できたレースのみ)

この開催週の全レース一覧ではない。同条件(距離×クラス×馬場状態)の 過去の勝ち時計が5件以上あるレースだけを載せている。少ない標本の中央値と比べても 偶然に振り回されるため。道悪の日は該当条件が少なく、載らないレースが多くなる。 マイナスは過去中央値より速い=時計の出る馬場。

日R条件勝時計同条件の過去中央値との差標本
10/102R 1600m 未勝利良 1:34.2 -0.1 n=84
10/105R 1800m 新馬良 1:50.6 +1.5 n=47
10/106R 1600m 新馬良 1:36.2 +0.5 n=63
10/108R 2000m 1勝良 2:00.2 +0.5 n=31
10/109R 2400m 2勝良 2:24.4 -1.0 n=29
10/1011R 1600m G3良 1:34.4 +1.2 n=16
10/112R 1600m 未勝利良 1:34.3 -0.0 n=84
10/113R 2000m 未勝利良 2:01.5 +0.9 n=61
10/115R 2000m 新馬良 2:02.4 +0.3 n=23
10/118R 2400m 1勝良 2:26.2 +0.1 n=33
10/119R 1600m 2勝良 1:33.2 -0.3 n=39
10/1111R 1800m G2良 1:44.4 -1.2 n=15
10/122R 1400m 未勝利良 1:22.6 +0.9 n=55
10/123R 1800m 未勝利良 1:48.9 +1.3 n=79
10/125R 1600m 新馬良 1:36.3 +0.6 n=63
10/129R 1600m 1勝良 1:33.6 +0.2 n=63
10/1210R 2400m 3勝良 2:24.8 -0.4 n=14
10/1211R 2000m OP(L)良 1:58.1 -0.4 n=13

上がり最速馬はどこまで来たか

この開催週の各レースで、メンバー最速の上がり3Fを使った馬の着順。 6着以下なら赤で示す。速い脚を使った馬が届いていないほど、前が止まらない馬場だったことになる。

レースの読み

ラップは 12.7-11.3-11.5-11.7-12.0-12.1-12.0-11.8-11.5-11.5。中盤が12秒台で落ち着いたあと、ラスト2Fで11.5-11.5と締まっている。RPCI 52.6は東京芝2000m良の基準56.4を3.8下回る前傾。

この開催の東京芝は先行馬の複勝圏率が基準の0.68倍という明確な差し有利。上位3頭の4角位置は7番手・6番手・9番手で、全員が中団から後ろ。対して4角1番手のテリオスララは詰め幅 -1.6で15着、2番手のセイウンプラチナは -3.4で最下位と、前へ行った組は総崩れだった。

最速上がりは5着ディマイザキッド(4角15番手・34.0・詰め幅0.8)。この馬を含め、4着から13着までが0.4〜1.2秒差の中にひしめいている。着順の差は実力差ではなく、どこから競馬をしたかの差。

全頭短評

着順・人気は結果、評価は内容ベース
1 2

◎アスクセクシーモア

1人気
通過
7→7 差
上り3F
34.2 3位
詰め幅
+0.6
前走
目黒記念HG2 6着 中19週

1番人気。7番手から上がり3位で押し切り

岩田康誠、1番人気。目黒記念6着から中19週の休み明け。差し有利の馬場で4角7番手から上がり34.2(3位)で0.6秒詰め、ハナ差で勝ち切った。位置も脚も上位だが、馬場の後押しもあるぶん額面どおりには取りにくい。

2 16

ミッキーゴールド

4人気
通過
5→6 差
上り3F
34.3 5位
詰め幅
+0.5
前走
チャレンHG3 8着 中4週

4番人気2着。6番手から上がり5位

三浦皇成、4番人気。チャレンジカップ8着から中4週。4角6番手から上がり34.3(5位)で0.5秒詰めてハナ差の2着。順当な内容で、崩れにくさはある。

3 10

▲ジュンブロッサム

8人気
通過
10→9 差
上り3F
34.1 2位
詰め幅
+0.7
前走
新潟記念G3 9着 中6週

8番人気3着。9番手から上がり2位

杉原誠人、8番人気。新潟記念9着から中6週。4角9番手から上がり34.1(2位)で0.7秒詰めての0.1秒差3着。人気薄での好走で、位置も脚も上位。

4 1

メイショウハチコウ

3人気
通過
3→3 先
上り3F
34.9 11位
詰め幅
-0.1
前走
東京優駿G1 13着 中19週

4角3番手(先)から上がり34.9(メンバー11位)。直線で0.1秒失った。514kg(+2)、前走は東京優駿G1 13着(中19週)。

5 9

○ディマイザキッド

5人気
通過
15→15 追
上り3F
34.0 1位
詰め幅
+0.8
前走
関越SH 7着 中9週

4角15番手から上がり最速34.0

菊沢一樹、5番人気。関越ステークス7着から中9週。18頭立ての4角15番手からメンバー最速34.0で0.8秒詰め、0.4秒差の5着。差し有利とはいえ最後方近くからで、内容は上位3頭と遜色ない。

6 15

メリオーレム

13人気
通過
13→13 追
上り3F
34.2 3位
詰め幅
+0.6
前走
七夕賞HG3 16着 中13週

4角13番手(追)から上がり34.2(メンバー3位)。直線で0.6秒詰めた。498kg(+0)、前走は七夕賞HG3 16着(中13週)。

7 6

ブレイヴロッカー

15人気
通過
10→12 差
上り3F
34.7 8位
詰め幅
+0.1
前走
丹頂SH 13着 中5週

4角12番手(差)から上がり34.7(メンバー8位)。直線で0.1秒詰めた。448kg(-8)、前走は丹頂SH 13着(中5週)。

8 17

コスモブッドレア

18人気
通過
13→13 追
上り3F
34.7 8位
詰め幅
+0.1
前走
オールカG2 8着 中3週

4角13番手(追)から上がり34.7(メンバー8位)。直線で0.1秒詰めた。492kg(+6)、前走はオールカG2 8着(中3週)。

9 5

ボーンディスウェイ

6人気
通過
8→7 差
上り3F
35.2 12位
詰め幅
-0.4
前走
新潟記念G3 7着 中6週

4角7番手(差)から上がり35.2(メンバー12位)。直線で0.4秒失った。496kg(+6)、前走は新潟記念G3 7着(中6週)。

10 7

シルトホルン

10人気
通過
5→5 差
上り3F
35.4 13位
詰め幅
-0.6
前走
巴賞 3着 中13週

4角5番手(差)から上がり35.4(メンバー13位)。直線で0.6秒失った。482kg(+2)、前走は巴賞 3着(中13週)。

11 3

ニシノレヴナント

11人気
通過
15→15 追
上り3F
34.7 8位
詰め幅
+0.1
前走
金鯱賞G2 12着 中30週

4角15番手(追)から上がり34.7(メンバー8位)。直線で0.1秒詰めた。482kg(+0)、前走は金鯱賞G2 12着(中30週)。

12 8

シルブロン

17人気
通過
17→17 追
上り3F
34.4 6位
詰め幅
+0.4
前走
ダイヤモHG3 11着 中33週

4角17番手(追)から上がり34.4(メンバー6位)。直線で0.4秒詰めた。484kg(-28)、前走はダイヤモHG3 11着(中33週)。

13 13

ナムラエイハブ

9人気
通過
17→17 追
上り3F
34.5 7位
詰め幅
+0.3
前走
小倉記念HG3 5着 中12週

4角17番手(追)から上がり34.5(メンバー7位)。直線で0.3秒詰めた。508kg(-2)、前走は小倉記念HG3 5着(中12週)。

14 18

トーセンリョウ

7人気
通過
8→9 差
上り3F
35.4 13位
詰め幅
-0.6
前走
ジューン 8着 中17週

4角9番手(差)から上がり35.4(メンバー13位)。直線で0.6秒失った。450kg(-10)、前走はジューン 8着(中17週)。

15 4

テリオスララ

12人気
通過
1→1 逃
上り3F
36.4 15位
詰め幅
-1.6
前走
府中牝馬HG3 16着 中16週

4角1番手(逃)から上がり36.4(メンバー15位)。直線で1.6秒失った。532kg(+24)、前走は府中牝馬HG3 16着(中16週)。

16 14

グランドカリナン

14人気
通過
10→9 差
上り3F
36.4 15位
詰め幅
-1.6
前走
丹頂SH 3着 中5週

4角9番手(差)から上がり36.4(メンバー15位)。直線で1.6秒失った。458kg(-2)、前走は丹頂SH 3着(中5週)。

17 12

ジュタ

2人気
通過
3→3 先
上り3F
37.1 17位
詰め幅
-2.3
前走
関屋記念HG3 7着 中11週

4角3番手(先)から上がり37.1(メンバー17位)。直線で2.3秒失った。506kg(-10)、前走は関屋記念HG3 7着(中11週)。

18 11

セイウンプラチナ

16人気
通過
2→2 先
上り3F
38.2 18位
詰め幅
-3.4
前走
オールカG2 13着 中3週

4角2番手(先)から上がり38.2(メンバー18位)。直線で3.4秒失った。496kg(-4)、前走はオールカG2 13着(中3週)。

次走に向けて

差し有利の馬場に前傾ラップ。上位3頭はすべて中団から後ろだった。

馬評価理由
ディマイザキッド 上げ 最後方近い15番手から上がり最速。内容は上位3頭と遜色ない
ジュンブロッサム 上げ 8番人気で9番手から上がり2位。人気薄のうちに
アスクセクシーモア 条件替わり 勝ったが馬場の後押しもある。流れる展開での再現を見たい
3日間を通して東京芝は差し有利が続いた。最終日のこのレースはその総まとめで、前にいた組の敗戦は割り引いて読みたい。